171 / 625
5章
161話 ステージ6
しおりを挟む
余裕のある時の撃ち合いってのは楽しいわ。
個人的にバトロワ物は別パとか気にしなきゃいけなくて、疲れるんだよね。別に漁夫が悪いって事じゃないし、漁夫される方が悪いってのは大正義だけどね。
「あいつどんだけ、弾抱えてんだろ」
数十メートルでの撃ち合いをしているわけだが、相手は相手で銃弾か?ぱっとみた構造的には火縄銃っぽいんだけど、トカゲの奴って事は刻印銃か。
それにしても私が発見って言うか作り始めた刻印銃ってすごい発明じゃないか。火薬が湿気る事が無ければ確実に発火して撃てるって物凄い使えると思うのよ。
「流石に一発がでかいな、ガンナーってああいうのばっかりか」
「拳銃で20~30かな、パイプライフルが30~40ってとこ」
「通りで痛いわけだ」
流石に撃ち合いしている近くに他のプレイヤーは近づいてこない。
まあ、そりゃそうだよね、流れ弾で死ぬのも嫌だし、巻き込まれの余計なダメージってのも避けておきたい終盤戦なんだし。
「まー……ガンナーになったのかガンスミスになったのかは分からんけど……私以外の銃持ちを見たのは2人目かな」
壁の横から撃ってくる相手をちらっと見て、すぐに隠れ直して葉巻で一息。
横やりしてこないだけマシだけど、たまに別方向から魔法が飛んでくるのだけは気を付けておきたい。
「本当は移動したいんだけど、マイカの奴が来ないし、動くにしても動けないわねぇ」
相手の出方と言うか銃口の向いている方向を見ながら火炎瓶に火を付ける。
障害物裏に攻撃するのにやっぱ便利だわ、これ。
「炙り出して攻撃するか、移動するかだが……隠れられそうなのは南西の方にあるな」
「どうやったらこんなに廃墟が出来るのか不思議なんだけど」
火炎瓶の投げ入れるタイミングを計りつつ、どうするかを考える。
混戦と言うか、この撃ち合いをしている周りでも戦いは続いているし、移動中にやられる可能性も考えられる。余計な所に首突っ込んできた気がするわ。
そんな考えを吹っ飛ばすかのように銃声が響き、隠れている所の壁を一部吹っ飛ばす。やけに威力が高い気もするけど、銃ってそういう物か。
とりあえず連射できるのかどうか、どのくらいの間隔で射撃してくるのかを計算しつつ、リロードタイミングで火炎瓶を投げ入れて、移動してポジション取っていくのがベストか。
「やっぱ読み合いするの苦手だわ」
「混戦で他のプレイヤーもこっちに来ないってのがまだ救いだがな」
『そろそろそっち着けるよー』
合流できるのはいいんだが、タイミングが良くも悪くもあるな。
このままマイカの奴に相手の裏を取って強襲を仕掛けさせ、火炎瓶と援護射撃で殲滅していく方に切り替えるか。
いや、それでも駄目か、トカゲがいるって事は鍛冶クランの連中がいるとして、あいつら馬鹿だから極振り装備とか持ってそうだし。
「マイカの奴、どういう突破力をしているんだ」
「私に聞いても知らんわよ」
撃ち返させるために軽く顔を出して、あまり狙いの付けない雑な感じに撃ち、そのまま構えた状態で眺める。
流石に撃って来いって誘ってるうちには撃って来ないか、多少なりと心得はあるみたいじゃない。
私だったら確実に撃ち殺すために喜んで撃ち込むってのになあ。
「こんなに誘ってるのに撃って来ないのはどういう事だと思う?」
「装填しているか、移動したか、やられたか」
「どっちにしろ火炎瓶放り込んで移動しよう」
こういう時にトラッカーを使っておくべきなんだろうけど、トカゲ以外も引っかけるからあんまりここじゃ効果的じゃないんだよな。
そんな事を考えつつ、火を付けた火炎瓶を一度十兵衛に手渡して投擲でうまい事放り込んでもらう。
いつものようにガラスが割れる音と、燃え盛る音を聞いて、一度周りを確認してからすぐに移動を開始。
北西から西寄りの障害物に走り、また隠れて周辺の確認。
なるべく他のプレイヤーがいない、少ない所を狙って移動するの結構大変だってのに。
『ちょっと、今どこにいるのよ!』
『えーっと、西の方に進んでるけど、鍛冶クランの連中強いんだもん!』
「トカゲ頭とエルフ、ドワーフがこっちに寄ってきてるぞ」
「ああ、もう鬱陶しいな……こっちはこっちで忙しいってのに!」
パイプ爆弾に火を付けて近づいてきている顔見知りの所に放り込んで爆破。
相変わらずの轟音と土煙、叫び声を上げさせながら余裕の葉巻を一息。
「キルログ出てないし、耐えたっぽいけど、暫くこっちには手を出さないと思ってくれんと割には合わんな」
これ以上西に移動すれば、マップ収縮の関係で逃げ道が無くなるし、地味に追い詰められているのはこっちだったりする。
それにしても辺り一面にデスボックスが出るけど、すぐに処理されているのはもったいない。
あー、あれに銃弾とポーションどれくらい入っているのか気になるわ。
『ごめーん、やっぱそっちいけんわ』
『北西側に抜けそうな方に突破して、マップ外周回って合流な』
『普通に一撃重すぎて相手してらんないんだけどー!』
AD2極型だからそんなにきつい事は無いと思っていたが、そうでもないのか。
回避しきれないとか、受けたときのダメージが大きいのか、どっちにしろマイカがきついっていう相手なんだからまともにやってりゃ勝ち目薄くない?
「やっぱ西に来たの失敗だったかな……っと」
手持無沙汰になった他プレイヤーが1人こっちに来るので、銃撃、体勢が崩れながらも切りこんでくるのでいつも通りと言うか、対モンスター用に使っていた立ち回り。銃剣と銃身での受け防御を使う。
素直な剣なら結構受けやすいからあまりダメージは抜けないけど、やっぱり結構体勢としては押し込まれる。
十兵衛のカットを、と思ったが、別の相手に苦心しているのでたまには自力で戦わないといけないな。
まあいくらゲームで補正が掛かっているとしても変則的な軌道じゃないし、普通の振り下ろし攻撃なら銃身受けで耐えて、引いたのを見計らって押し返し、すぐに接射に移るだけの作業に近いんだが。
「思い出したかのように銃剣、格闘使ってるわ」
ガンガンと振り下ろされてる剣戟を耐え、上から押さえつけられる状態になった所で、銃格闘を使って蹴り飛ばして距離を開けさせてからDボアを抜いて速射2発。やっぱり接近戦には拳銃だな。
ADS移動と構え速度の関係で機動力の高い銃と遠距離用の銃で二つ持つのが基本だし、それに準じてるって事だろうな。
あとは何よりも連射出来るってのが強いので、瞬間的にダメージを与えられる量が違うのよ。
スキルでバフ掛けたり、強襲して来ないのなら案外余裕じゃね?
ポリゴン状になって消失して、デスボックスを漁ろうにも、次々……と言う訳ではないが、それなりにプレイヤーが入れ替わり立ち替わりで戦闘になるので、ゆっくり物色するのも難しい。
「タイマンなら簡単だってのになあ……ちょっとぎりぎりまで北西まで下がろうか」
「追撃はどうするんだ」
「まあ、どうにかなるでしょ、ここでやられるよりかはね」
また次のプレイヤーの攻撃を受けていると、十兵衛がカットし、槍で一突き。やっぱり火力高いよな。
『あんたの回収難しいから、必死こいて抜けてきてくんない?』
『えー、ひどくないー?』
『こっちが持たないからしょーがないでしょ』
『しょうがないなぁ……じゃあ頑張ってそっちいくわぁ』
こっちがしょうがねえんだぞ、まったく。
「よし、逃げよう、消耗がきついわ」
「で、どっちに抜ける?」
「北寄りの北西に一旦抜けて、そこから様子見て再アタックとしよう」
油2個と松明2個取り出して、目線で投げろと合図を送る。
初めて共闘して、そんなに時間は立っていないけど、私の考えている事を理解してるのか、すぐに追撃出来ないようにする地点に投げこんで、炎上させる。
こんなに動けるのに何でファーマーやってんだろうな。
個人的にバトロワ物は別パとか気にしなきゃいけなくて、疲れるんだよね。別に漁夫が悪いって事じゃないし、漁夫される方が悪いってのは大正義だけどね。
「あいつどんだけ、弾抱えてんだろ」
数十メートルでの撃ち合いをしているわけだが、相手は相手で銃弾か?ぱっとみた構造的には火縄銃っぽいんだけど、トカゲの奴って事は刻印銃か。
それにしても私が発見って言うか作り始めた刻印銃ってすごい発明じゃないか。火薬が湿気る事が無ければ確実に発火して撃てるって物凄い使えると思うのよ。
「流石に一発がでかいな、ガンナーってああいうのばっかりか」
「拳銃で20~30かな、パイプライフルが30~40ってとこ」
「通りで痛いわけだ」
流石に撃ち合いしている近くに他のプレイヤーは近づいてこない。
まあ、そりゃそうだよね、流れ弾で死ぬのも嫌だし、巻き込まれの余計なダメージってのも避けておきたい終盤戦なんだし。
「まー……ガンナーになったのかガンスミスになったのかは分からんけど……私以外の銃持ちを見たのは2人目かな」
壁の横から撃ってくる相手をちらっと見て、すぐに隠れ直して葉巻で一息。
横やりしてこないだけマシだけど、たまに別方向から魔法が飛んでくるのだけは気を付けておきたい。
「本当は移動したいんだけど、マイカの奴が来ないし、動くにしても動けないわねぇ」
相手の出方と言うか銃口の向いている方向を見ながら火炎瓶に火を付ける。
障害物裏に攻撃するのにやっぱ便利だわ、これ。
「炙り出して攻撃するか、移動するかだが……隠れられそうなのは南西の方にあるな」
「どうやったらこんなに廃墟が出来るのか不思議なんだけど」
火炎瓶の投げ入れるタイミングを計りつつ、どうするかを考える。
混戦と言うか、この撃ち合いをしている周りでも戦いは続いているし、移動中にやられる可能性も考えられる。余計な所に首突っ込んできた気がするわ。
そんな考えを吹っ飛ばすかのように銃声が響き、隠れている所の壁を一部吹っ飛ばす。やけに威力が高い気もするけど、銃ってそういう物か。
とりあえず連射できるのかどうか、どのくらいの間隔で射撃してくるのかを計算しつつ、リロードタイミングで火炎瓶を投げ入れて、移動してポジション取っていくのがベストか。
「やっぱ読み合いするの苦手だわ」
「混戦で他のプレイヤーもこっちに来ないってのがまだ救いだがな」
『そろそろそっち着けるよー』
合流できるのはいいんだが、タイミングが良くも悪くもあるな。
このままマイカの奴に相手の裏を取って強襲を仕掛けさせ、火炎瓶と援護射撃で殲滅していく方に切り替えるか。
いや、それでも駄目か、トカゲがいるって事は鍛冶クランの連中がいるとして、あいつら馬鹿だから極振り装備とか持ってそうだし。
「マイカの奴、どういう突破力をしているんだ」
「私に聞いても知らんわよ」
撃ち返させるために軽く顔を出して、あまり狙いの付けない雑な感じに撃ち、そのまま構えた状態で眺める。
流石に撃って来いって誘ってるうちには撃って来ないか、多少なりと心得はあるみたいじゃない。
私だったら確実に撃ち殺すために喜んで撃ち込むってのになあ。
「こんなに誘ってるのに撃って来ないのはどういう事だと思う?」
「装填しているか、移動したか、やられたか」
「どっちにしろ火炎瓶放り込んで移動しよう」
こういう時にトラッカーを使っておくべきなんだろうけど、トカゲ以外も引っかけるからあんまりここじゃ効果的じゃないんだよな。
そんな事を考えつつ、火を付けた火炎瓶を一度十兵衛に手渡して投擲でうまい事放り込んでもらう。
いつものようにガラスが割れる音と、燃え盛る音を聞いて、一度周りを確認してからすぐに移動を開始。
北西から西寄りの障害物に走り、また隠れて周辺の確認。
なるべく他のプレイヤーがいない、少ない所を狙って移動するの結構大変だってのに。
『ちょっと、今どこにいるのよ!』
『えーっと、西の方に進んでるけど、鍛冶クランの連中強いんだもん!』
「トカゲ頭とエルフ、ドワーフがこっちに寄ってきてるぞ」
「ああ、もう鬱陶しいな……こっちはこっちで忙しいってのに!」
パイプ爆弾に火を付けて近づいてきている顔見知りの所に放り込んで爆破。
相変わらずの轟音と土煙、叫び声を上げさせながら余裕の葉巻を一息。
「キルログ出てないし、耐えたっぽいけど、暫くこっちには手を出さないと思ってくれんと割には合わんな」
これ以上西に移動すれば、マップ収縮の関係で逃げ道が無くなるし、地味に追い詰められているのはこっちだったりする。
それにしても辺り一面にデスボックスが出るけど、すぐに処理されているのはもったいない。
あー、あれに銃弾とポーションどれくらい入っているのか気になるわ。
『ごめーん、やっぱそっちいけんわ』
『北西側に抜けそうな方に突破して、マップ外周回って合流な』
『普通に一撃重すぎて相手してらんないんだけどー!』
AD2極型だからそんなにきつい事は無いと思っていたが、そうでもないのか。
回避しきれないとか、受けたときのダメージが大きいのか、どっちにしろマイカがきついっていう相手なんだからまともにやってりゃ勝ち目薄くない?
「やっぱ西に来たの失敗だったかな……っと」
手持無沙汰になった他プレイヤーが1人こっちに来るので、銃撃、体勢が崩れながらも切りこんでくるのでいつも通りと言うか、対モンスター用に使っていた立ち回り。銃剣と銃身での受け防御を使う。
素直な剣なら結構受けやすいからあまりダメージは抜けないけど、やっぱり結構体勢としては押し込まれる。
十兵衛のカットを、と思ったが、別の相手に苦心しているのでたまには自力で戦わないといけないな。
まあいくらゲームで補正が掛かっているとしても変則的な軌道じゃないし、普通の振り下ろし攻撃なら銃身受けで耐えて、引いたのを見計らって押し返し、すぐに接射に移るだけの作業に近いんだが。
「思い出したかのように銃剣、格闘使ってるわ」
ガンガンと振り下ろされてる剣戟を耐え、上から押さえつけられる状態になった所で、銃格闘を使って蹴り飛ばして距離を開けさせてからDボアを抜いて速射2発。やっぱり接近戦には拳銃だな。
ADS移動と構え速度の関係で機動力の高い銃と遠距離用の銃で二つ持つのが基本だし、それに準じてるって事だろうな。
あとは何よりも連射出来るってのが強いので、瞬間的にダメージを与えられる量が違うのよ。
スキルでバフ掛けたり、強襲して来ないのなら案外余裕じゃね?
ポリゴン状になって消失して、デスボックスを漁ろうにも、次々……と言う訳ではないが、それなりにプレイヤーが入れ替わり立ち替わりで戦闘になるので、ゆっくり物色するのも難しい。
「タイマンなら簡単だってのになあ……ちょっとぎりぎりまで北西まで下がろうか」
「追撃はどうするんだ」
「まあ、どうにかなるでしょ、ここでやられるよりかはね」
また次のプレイヤーの攻撃を受けていると、十兵衛がカットし、槍で一突き。やっぱり火力高いよな。
『あんたの回収難しいから、必死こいて抜けてきてくんない?』
『えー、ひどくないー?』
『こっちが持たないからしょーがないでしょ』
『しょうがないなぁ……じゃあ頑張ってそっちいくわぁ』
こっちがしょうがねえんだぞ、まったく。
「よし、逃げよう、消耗がきついわ」
「で、どっちに抜ける?」
「北寄りの北西に一旦抜けて、そこから様子見て再アタックとしよう」
油2個と松明2個取り出して、目線で投げろと合図を送る。
初めて共闘して、そんなに時間は立っていないけど、私の考えている事を理解してるのか、すぐに追撃出来ないようにする地点に投げこんで、炎上させる。
こんなに動けるのに何でファーマーやってんだろうな。
20
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
もふもふと味わうVRグルメ冒険記 〜遅れて始めたけど、料理だけは最前線でした〜
きっこ
ファンタジー
五感完全再現のフルダイブVRMMO《リアルコード・アース》。
遅れてゲームを始めた童顔ちびっ子キャラの主人公・蓮は、戦うことより“料理”を選んだ。
作るたびに懐いてくるもふもふ、微笑むNPC、ほっこりする食卓――
今日も炊事場でクッキーを焼けば、なぜか神様にまで目をつけられて!?
ただ料理しているだけなのに、気づけば伝説級。
癒しと美味しさが詰まった、もふもふ×グルメなスローゲームライフ、ここに開幕!
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
本物の聖女じゃないと追放されたので、隣国で竜の巫女をします。私は聖女の上位存在、神巫だったようですがそちらは大丈夫ですか?
今川幸乃
ファンタジー
ネクスタ王国の聖女だったシンシアは突然、バルク王子に「お前は本物の聖女じゃない」と言われ追放されてしまう。
バルクはアリエラという聖女の加護を受けた女を聖女にしたが、シンシアの加護である神巫(かんなぎ)は聖女の上位存在であった。
追放されたシンシアはたまたま隣国エルドラン王国で竜の巫女を探していたハリス王子にその力を見抜かれ、巫女候補として招かれる。そこでシンシアは神巫の力は神や竜など人外の存在の意志をほぼ全て理解するという恐るべきものだということを知るのだった。
シンシアがいなくなったバルクはアリエラとやりたい放題するが、すぐに神の怒りに触れてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる