276 / 625
9章
255話 バーチカル八つ裂きスパーク
しおりを挟む
「だからぁ、コーラとペプシは物が違う上に、ダイエットやカロリーゼロを飲む奴は水かお茶でも飲んでろって話になるんすよ、大体なんすかね、痩せたいくせにコーラ飲んでんじゃねえっておもうんすよ」
「あー、わかるー、痩せたいのに炭酸って意味わかんない」
レイドボスと戦いながら心底どうでも良い話をしながら戦っているのが見える。
忍者のくせにべらべらとしゃべる奴を筆頭に、ゲラゲラと笑い反応しているのが1人、他のはまた始まったよと言う感じの対応をしている。
「しかしうちのクランには足りない戦力と『斬る』事が出来るのが強みだぞ」
「確かになあ……まあ、うざいけど実力はあるからな、あいつ……うざいけど」
とりあえずうちのクランが全員合流できたので、何時までもずっとしゃべくりまくっているおしゃべり忍者に1発撃ち込んでこっちに気が付かせる。勿論だけどFFはないのでノーダメージなので問題なし。
ぐえっと蛙が潰れたような声を出してから別のクラン員に指示を出してしゃべくりまくっていた2人がこっちにやってくる。
こっちにやってくる途中でもしっかり攻撃避けたり反撃の手裏剣を飛ばしたりと、中々器用な事をするな。ああいう器用な所は素直に関心出来る、うざいけど。
「いてーんすけど!」
「あ、おねーさんじゃん」
どっかで見たと思ったら、一緒に脱獄したあの紫髪か。相変わらずやたらと刃物を装備しているから、傍から見たら明らかに危ない人なんだよな。
「大丈夫よ、死にはしないんだからさ」
「そうっすけど、戦闘中にはやめてもらっていいっすか?」
「はいはい、気を付ける気を付ける」
さて、そんな事よりもどこまで説明したかを確認し、作戦の詰めを始める。当たり前だがその時にも攻撃は飛んでくるのでうちの盾役が攻撃を受けて唸る。
持っている武器がでかくて受けやすい、ついでに言えばステータス的に避ける事もしにくいって理由でニーナを盾役にしているわけだが、ちゃんとした盾役もそろそろスカウトしないと駄目か。
「とりあえず、私はあいつを転ばしたうえで首を落として、クランハウスに飾りたい、だから協力しろ」
「懐かしいっていうもんじゃないっすけど、足狙うのすきっすよね……いいっすよ、いまクラン員に指示を送るっす」
うんうん、仕事の速い奴は好きだ。とにかく連絡を取り合っている間にも飛んでくる攻撃はそれぞれで捌きつつ、少しすると「よし」と一言。
「協力できるっす、やり方はゾンビを吹っ飛ばした時と同じでいいっすか」
「そういえばあんたあの時にいたわねぇ……爆弾やっぱもってくりゃ良かったわ」
「あの一件やったあと、しばらく爆弾がどうとかめっちゃ言われたっすから、こりごりっすわ」
そういえば色々と押し付けて私が使ったのがばれないようにしていたっけか。あの時はまだ、こんなやつだと思っていなかったから、任せたってのは大きいな。
「まあ、一緒になって足殴るってだけだから、難しい注文でもないでしょ」
「倒すタイミングはもう仕込んでるんすよね?」
「もちろん、抜かりはないわ」
流石と、一言言いながら拳を合わせて、その場をさっと離れて、それぞれのクランでの攻勢に入る。
『HPバーも殆ど削り切っているし、これで最後になるだろうな』
『どうにかあいつの事を釣って、歩かせたいんだけど、マイカ、頼める?』
『おーう、まかせろぉ』
『他はマイカの援護で良いわ、私は他クランとの連絡とタイミングを取るから攻撃が難しいと思うから、よろしこ』
いつもの事だろうと言った感じの返事をされ、すぐに動き始める。こういう時に余計な事をあれこれ指示を出すよりも、方針を決めて後は適当にやるってのが正解と言う訳ではないが、出来るってのは強みになるな。
『そっちの状況は?』
『マスターがさっさと連絡しろって煩いな、そろそろ仕掛けるか?』
『今日はご馳走だな』
『違いない』
『一二三、やるわよ』
『了解っす』
もう少し協力者が欲しい所だけど、しょうがない、そろそろ倒せそうだし、時間的にもこの辺りが目いっぱい。とりあえずタイミングやら含めては各々に任せているから、強く当たって後は流れでって奴だな。
連絡も完了したし、私も攻勢に出るか。
それにしたって2クランで足を狙いまくって殴る蹴る斬る撃つとひたすら攻撃しまくっているわけだが、壮絶なイジメ現場みたいな状態だな。
あまり動かないとはいえ、方向転換したり、多少の移動はしてくるので、そのタイミングでどこまでダメージが入っているかを観察。結構引きずってるような感じもあるし、大分行けると思う。
『マイカ、膝裏蹴りぬいて体勢崩して』
『りょーかいー』
『体勢崩れたら動いて良いわ』
『はいはい』
『倒したら首狙い』
『ういっす』
ああー、こうやってあれこれ指示するの本当に楽しい。FPS対戦ゲームなのに、なぜか指揮官ってのがあって、動いている連中の援護や指示を飛ばすモードを思い出す。せっかく復活したシステムなのに続編はクソゲーですぐに過疎化、それ以降は時代逆行でそもそもそう言うのが出来ないって流れになったのは残念すぎる。と、話が逸れた。
指示を出した後、マイカが全身から稲妻を発して自己強化をすると共に高速移動からの強力膝かっくん。自己強化系格闘職って見栄えも威力もなかなか羨ましい。
そんな事を思っていたら落雷の音が響くと共にぐらりとレイドボスが傾く。流石に苛め抜いた足に膝裏に強烈に蹴り入れたら多少はぐらつくか。
『いいぞ、やれ』
合図と共にさらに大きくレイドボスがぐらついてさらに体勢を崩してくる。やはりもう一押し、足りない。
しょうがないと言いながらインベントリから110m対艦ライフルを抜き出し、ぐらついて斜めになっている方向の反対側へ少し回り、しゃがみ撃ちで追撃し押し込む。
だが、それでも足りないのでバイパー、ももえの銃撃追撃、合わせて他プレイヤーの援護攻撃でようやく大きくぐらついて、倒れそうになってくるが、やっぱり微妙に堪えている。
「ああ、クソ、こんな事ならFWS残しておけばよかったよ!」
常識の範囲内の奥義にイベント時に修正が入ったが、クールタイムにまでは手が入っていなかったので連射が出来ない。あと数時間は使えないし、でかい砲身で殴るってのも考えたが、あんなでかぶつにびょんびょん飛び乗って殴りかかかるのは無理よ。
確かにこのゲームは超人的な動きや、飛び回ったりすることは出来るのだが、それはそれでスキルが必要。私が出来るのは曲芸撃ちや、2丁拳銃で、軽業師の様な動きは出来ないから堅実に撃ち込むしか能がない。
「あと一押しが足りねえ、十兵衛なんかないか!」
「無茶を……!パワータイプじゃない儂に言うな!」
ニーナはベースが木工で戦闘タイプじゃないから、あれだけやっているだけで十分やっている。マイカは自己強化後のクールタイムでへばっているし、どちらかというとテクニカルタイプの多い一二三のクランでも追撃が難しい。
銃弾ばっかり作って継戦能力を増やしてきた訳だが、やはり爆発物、手榴弾なんかも作るようにしないとダメだ、FWSばっかり使ってきた弊害だな、完全に怠慢していた私が悪い。
悪いわけだが、こんな所で諦めると言うのはもっとない。
「熱くなるなんてらしくないわ、ほんとっ!」
スキルメニューを開き、残っていたSPを投入。
1発が弱いと言うなら連射してやりゃいいんだろう。
今まで上げていなかった二度撃ちに8P投入してフル強化、と、共にスキルが進化。まあ、これに関してはある程度目星がついていたので驚くほどでもない。
スキル名:三度撃ち レベル:1
詳細:【アクティブ】【MP消費5】
:発動すると即時に最大3連射する。任意で2発までの連射も可
備考:フルオート、前装銃の場合使用不可
単純に上位互換化したが、消費は増えているからその辺でバランスを取っているって事か。とは言え、この連射スキル、装弾さえ入っていれば射撃が出来るわけで、110mm対艦ライフルが3発装填。
ぐらついて、よたよたとしながらもブレスで辺りを攻撃しているレイドボスの、傾いている反対側からライフルを構えて三度撃ち。
ストレートプル方式ではあるのだが、そんなの知らんがなと言った感じに三重に銃声が響くと、しっかり中に入っていた銃弾全てを出し切って直撃する。が、ダメ。
それなりに横に押し込んではいるのだが、やっぱり押しが足りない。
「此処に来て火力不足っ」
装填スキルで3発同時に入れなおしている途中、ブレスに焼かれて瀕死に。
炎耐性のあるコート作っておいて本当に良かったが、今はそんな事よりも追撃しきれないのがネック過ぎる。
「おねーさんおねーさん、攻撃合わせてくんない?」
「何するか知らんけど、やるならとっとと行きなさい」
「もぉー、いけずぅー」
そう言うやいなや、レイドボスを飛び上っていき、自分の持っている刃物を集めると大剣化、首のあたりを思いっきり斬りつけて力を込めている。
「なーるほど、そういうこと」
装填しきったライフルで三度撃ち使い、大剣の峰の方を狙い、撃ち押し込んでいく。
『もう、とにかく殴って押し込んで、はっ倒せ!』
『急に雑な作戦になったな』
『いいからいくぞ!』
『また火山マラソンだなあ、こりゃ』
『銃で殴るしかないんだけどなー』
『うし、あたしもいけるぅー』
絶対に首斬り落としてやる。
「あー、わかるー、痩せたいのに炭酸って意味わかんない」
レイドボスと戦いながら心底どうでも良い話をしながら戦っているのが見える。
忍者のくせにべらべらとしゃべる奴を筆頭に、ゲラゲラと笑い反応しているのが1人、他のはまた始まったよと言う感じの対応をしている。
「しかしうちのクランには足りない戦力と『斬る』事が出来るのが強みだぞ」
「確かになあ……まあ、うざいけど実力はあるからな、あいつ……うざいけど」
とりあえずうちのクランが全員合流できたので、何時までもずっとしゃべくりまくっているおしゃべり忍者に1発撃ち込んでこっちに気が付かせる。勿論だけどFFはないのでノーダメージなので問題なし。
ぐえっと蛙が潰れたような声を出してから別のクラン員に指示を出してしゃべくりまくっていた2人がこっちにやってくる。
こっちにやってくる途中でもしっかり攻撃避けたり反撃の手裏剣を飛ばしたりと、中々器用な事をするな。ああいう器用な所は素直に関心出来る、うざいけど。
「いてーんすけど!」
「あ、おねーさんじゃん」
どっかで見たと思ったら、一緒に脱獄したあの紫髪か。相変わらずやたらと刃物を装備しているから、傍から見たら明らかに危ない人なんだよな。
「大丈夫よ、死にはしないんだからさ」
「そうっすけど、戦闘中にはやめてもらっていいっすか?」
「はいはい、気を付ける気を付ける」
さて、そんな事よりもどこまで説明したかを確認し、作戦の詰めを始める。当たり前だがその時にも攻撃は飛んでくるのでうちの盾役が攻撃を受けて唸る。
持っている武器がでかくて受けやすい、ついでに言えばステータス的に避ける事もしにくいって理由でニーナを盾役にしているわけだが、ちゃんとした盾役もそろそろスカウトしないと駄目か。
「とりあえず、私はあいつを転ばしたうえで首を落として、クランハウスに飾りたい、だから協力しろ」
「懐かしいっていうもんじゃないっすけど、足狙うのすきっすよね……いいっすよ、いまクラン員に指示を送るっす」
うんうん、仕事の速い奴は好きだ。とにかく連絡を取り合っている間にも飛んでくる攻撃はそれぞれで捌きつつ、少しすると「よし」と一言。
「協力できるっす、やり方はゾンビを吹っ飛ばした時と同じでいいっすか」
「そういえばあんたあの時にいたわねぇ……爆弾やっぱもってくりゃ良かったわ」
「あの一件やったあと、しばらく爆弾がどうとかめっちゃ言われたっすから、こりごりっすわ」
そういえば色々と押し付けて私が使ったのがばれないようにしていたっけか。あの時はまだ、こんなやつだと思っていなかったから、任せたってのは大きいな。
「まあ、一緒になって足殴るってだけだから、難しい注文でもないでしょ」
「倒すタイミングはもう仕込んでるんすよね?」
「もちろん、抜かりはないわ」
流石と、一言言いながら拳を合わせて、その場をさっと離れて、それぞれのクランでの攻勢に入る。
『HPバーも殆ど削り切っているし、これで最後になるだろうな』
『どうにかあいつの事を釣って、歩かせたいんだけど、マイカ、頼める?』
『おーう、まかせろぉ』
『他はマイカの援護で良いわ、私は他クランとの連絡とタイミングを取るから攻撃が難しいと思うから、よろしこ』
いつもの事だろうと言った感じの返事をされ、すぐに動き始める。こういう時に余計な事をあれこれ指示を出すよりも、方針を決めて後は適当にやるってのが正解と言う訳ではないが、出来るってのは強みになるな。
『そっちの状況は?』
『マスターがさっさと連絡しろって煩いな、そろそろ仕掛けるか?』
『今日はご馳走だな』
『違いない』
『一二三、やるわよ』
『了解っす』
もう少し協力者が欲しい所だけど、しょうがない、そろそろ倒せそうだし、時間的にもこの辺りが目いっぱい。とりあえずタイミングやら含めては各々に任せているから、強く当たって後は流れでって奴だな。
連絡も完了したし、私も攻勢に出るか。
それにしたって2クランで足を狙いまくって殴る蹴る斬る撃つとひたすら攻撃しまくっているわけだが、壮絶なイジメ現場みたいな状態だな。
あまり動かないとはいえ、方向転換したり、多少の移動はしてくるので、そのタイミングでどこまでダメージが入っているかを観察。結構引きずってるような感じもあるし、大分行けると思う。
『マイカ、膝裏蹴りぬいて体勢崩して』
『りょーかいー』
『体勢崩れたら動いて良いわ』
『はいはい』
『倒したら首狙い』
『ういっす』
ああー、こうやってあれこれ指示するの本当に楽しい。FPS対戦ゲームなのに、なぜか指揮官ってのがあって、動いている連中の援護や指示を飛ばすモードを思い出す。せっかく復活したシステムなのに続編はクソゲーですぐに過疎化、それ以降は時代逆行でそもそもそう言うのが出来ないって流れになったのは残念すぎる。と、話が逸れた。
指示を出した後、マイカが全身から稲妻を発して自己強化をすると共に高速移動からの強力膝かっくん。自己強化系格闘職って見栄えも威力もなかなか羨ましい。
そんな事を思っていたら落雷の音が響くと共にぐらりとレイドボスが傾く。流石に苛め抜いた足に膝裏に強烈に蹴り入れたら多少はぐらつくか。
『いいぞ、やれ』
合図と共にさらに大きくレイドボスがぐらついてさらに体勢を崩してくる。やはりもう一押し、足りない。
しょうがないと言いながらインベントリから110m対艦ライフルを抜き出し、ぐらついて斜めになっている方向の反対側へ少し回り、しゃがみ撃ちで追撃し押し込む。
だが、それでも足りないのでバイパー、ももえの銃撃追撃、合わせて他プレイヤーの援護攻撃でようやく大きくぐらついて、倒れそうになってくるが、やっぱり微妙に堪えている。
「ああ、クソ、こんな事ならFWS残しておけばよかったよ!」
常識の範囲内の奥義にイベント時に修正が入ったが、クールタイムにまでは手が入っていなかったので連射が出来ない。あと数時間は使えないし、でかい砲身で殴るってのも考えたが、あんなでかぶつにびょんびょん飛び乗って殴りかかかるのは無理よ。
確かにこのゲームは超人的な動きや、飛び回ったりすることは出来るのだが、それはそれでスキルが必要。私が出来るのは曲芸撃ちや、2丁拳銃で、軽業師の様な動きは出来ないから堅実に撃ち込むしか能がない。
「あと一押しが足りねえ、十兵衛なんかないか!」
「無茶を……!パワータイプじゃない儂に言うな!」
ニーナはベースが木工で戦闘タイプじゃないから、あれだけやっているだけで十分やっている。マイカは自己強化後のクールタイムでへばっているし、どちらかというとテクニカルタイプの多い一二三のクランでも追撃が難しい。
銃弾ばっかり作って継戦能力を増やしてきた訳だが、やはり爆発物、手榴弾なんかも作るようにしないとダメだ、FWSばっかり使ってきた弊害だな、完全に怠慢していた私が悪い。
悪いわけだが、こんな所で諦めると言うのはもっとない。
「熱くなるなんてらしくないわ、ほんとっ!」
スキルメニューを開き、残っていたSPを投入。
1発が弱いと言うなら連射してやりゃいいんだろう。
今まで上げていなかった二度撃ちに8P投入してフル強化、と、共にスキルが進化。まあ、これに関してはある程度目星がついていたので驚くほどでもない。
スキル名:三度撃ち レベル:1
詳細:【アクティブ】【MP消費5】
:発動すると即時に最大3連射する。任意で2発までの連射も可
備考:フルオート、前装銃の場合使用不可
単純に上位互換化したが、消費は増えているからその辺でバランスを取っているって事か。とは言え、この連射スキル、装弾さえ入っていれば射撃が出来るわけで、110mm対艦ライフルが3発装填。
ぐらついて、よたよたとしながらもブレスで辺りを攻撃しているレイドボスの、傾いている反対側からライフルを構えて三度撃ち。
ストレートプル方式ではあるのだが、そんなの知らんがなと言った感じに三重に銃声が響くと、しっかり中に入っていた銃弾全てを出し切って直撃する。が、ダメ。
それなりに横に押し込んではいるのだが、やっぱり押しが足りない。
「此処に来て火力不足っ」
装填スキルで3発同時に入れなおしている途中、ブレスに焼かれて瀕死に。
炎耐性のあるコート作っておいて本当に良かったが、今はそんな事よりも追撃しきれないのがネック過ぎる。
「おねーさんおねーさん、攻撃合わせてくんない?」
「何するか知らんけど、やるならとっとと行きなさい」
「もぉー、いけずぅー」
そう言うやいなや、レイドボスを飛び上っていき、自分の持っている刃物を集めると大剣化、首のあたりを思いっきり斬りつけて力を込めている。
「なーるほど、そういうこと」
装填しきったライフルで三度撃ち使い、大剣の峰の方を狙い、撃ち押し込んでいく。
『もう、とにかく殴って押し込んで、はっ倒せ!』
『急に雑な作戦になったな』
『いいからいくぞ!』
『また火山マラソンだなあ、こりゃ』
『銃で殴るしかないんだけどなー』
『うし、あたしもいけるぅー』
絶対に首斬り落としてやる。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる