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10章
264話 欲望は人の数
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一応4属性の魔法を覚えている訳で、それぞれの魔法を試してみる……と時間が食うし、今回に関しては火魔法のみを使い続けてやっとそれなりに使えるようになった。それにしても何だかんだで使い続けて習熟度は3に上がりようやく、付与魔法を手に入れる事ができたよ。
スキル名:火魔法 レベル:1 習熟度:3
詳細:【アクティブ】
:Lv1:ファイア(消費MP5)・ファイアボール(消費MP5)・ファイアエンチャント(消費MP5)
:発動条件:呪文の名前を唱える・指向性を持たせる・対象物を選択
「すげえ回数撃ちまくったよ、全く……」
暫くは火を放ち続け、その次は火球を撃ちだし、ようやく付与が出来るレベルになるまで、リアルタイム1時間ちょい、とにかく魔法を使い続ける羽目になるとは思わなかったけどな。
「ボス、コートは?」
「ん、ああ、これ」
横から声を掛けられたので、そういえばと言う様に随分とくたびれてしまったコートを脱いで渡す。
「耐火付与以外は特に何にもないね……デザインとか付けてほしい物ってある?」
「デザインはそうねー……任せるけど、可能なら少しでも防御力を上げたいわね」
「それじゃあ金属糸でも織り込んでみるかな」
「ようやくこのゲームの醍醐味ってのを分かってきたじゃない?」
「まあね、そのおかげでこの間の仕事も上手くいったし」
出来たら呼ぶって言いつつ、そのまま上に戻っていく。
何だろうな、あいつも結構この環境に慣れてきたのか、結構図太くなってきた感じがある……うちのクランに入ると図太くなるってジンクスでもあるんかね
やっべー、害悪クランみてーじゃん、ただでさえ爆破したり炎上させたり、マフィアの烙印押されてるってのに、これ以上ヤバい話出ると運営に目付けられるんじゃねーかな?いや、別に悪い事してないけど、噂って悪い方向に広がっていくし、どんどん心配になってくるわ。
「さーてと、後は付与魔法っと……」
毎度お馴染みG4を取り出してマガジンを抜いて射撃台の上に置いてやると自動装填。
あーあ、この弾を持ち出せるって言うなら良いんだけど、そういうずるい事は徹底的に出来ないように潰しまくってるからなあ。
デバックはしっかりやっているし、グリッチらしいグリッチも特にないみたいだし、真っ当にゲームをするしかない。いや「しかない」って、普通はそんな事する必要もないし、故意でやってるのはNGだっての。
「んー、銃本体に付与して撃ったら火属性になるって事か、ねっ」
とりあえずファイアエンチャントを銃に掛けてみるが特に変化なし。コッキングして一発中に入れてから一度マガジンを抜いて、弾の状態を見ても特に変化も無し。ま、こういうのはサクッと撃ってみようや。
さくっとマガジン戻して引き金を絞って一発。
「……普通だな」
そのまま1マガジン全部空になるまで的のに撃ち込むのだが、特に変わり映え無し。
「もしかして付与時間が短すぎて、あれこれ確認している間に効果切れか?」
とりあえず空になったマガジンを抜き、射撃台に置いて自動装填。
ああ、便利、こういうのあったらすげー楽なんだけど、手詰めってのも結構趣があっていいんだけど。
自動装填が完了してからマガジンを入れ、エンチャントを掛けて直ぐに撃つ。
明らかに弾に火が纏い、文字通り火弾になって的が当たるのを確認しつつ、そのまま連射すると10発撃ったくらいで効果が切れる。んー、効果時間で言えば5秒くらいか?ちょっと効果時間が短すぎる気がするな。
本当に一時的に属性を付与して攻撃すると言うのに特化しているって事か?
それとも付与魔法は付与魔法としてあって、あくまでも補助として最低限のものかもしれん。まあ、公式Wikiのデータを見ればいいんだろうけど、何でもかんでも攻略Wikiやデータを見るって、味気ない。
けど、別に魔法職でもないから見ちゃうんだな、これが。
「ふむ、なるほど……魔法職じゃないと効果時間が短いのか」
こんな所で変な拘り見せる必要も無いのでさくさくっと確認。
データを見る限りでは全員が覚えられる魔法ではあるが、本職じゃないのが使うと弱体化されるのが基本ルールみたいだ。何て言うか、魔法職は魔法職で結構複雑なルールと仕様がネックっぽい。
この間教えて貰った通りだが、このゲームの魔法ルール面白いな。
『ポンコツいる?』
『なーに?』
『クランハウスの射撃場に来てくれんかな、ちょっとした実験をしたい』
『いいよー、すぐいくー』
もしかしたら自分じゃなくて他人に付与した方が効果時間が延びるとかあるかもしれんし、こういう効果確認って大事。
しばらく、付与して撃って装填してを繰り返しているとポンコツピンクが手甲の具合を確かめながら降りてくる。あいつ、先にガンシールド貰いやがったな。
「で、何するの?」
「付与魔法を試してるんだけど、他人に掛けた場合どうかって所の実験ね。付与るからとりあえず撃ちまくってくれればいいわ」
「そう?じゃあとりあえずっと」
ポンコツピンクの服装と言うか装備だが、私と違ってカジュアル服装……と言うかキラキラドレス?アイドルとかが来てそうな装飾の多い、スカートって感じだ。代わりに腰だったり脇の下にしっかりガンベルトを付けているから、何かアンバランスなんだよな。
「結構色々あるわね、あんたの銃」
「ギルドレベル上げてるのとイベント参加でオートマチックは各2本くらい揃えてるよ」
腰に2丁、脇の下に2丁、ついでに袖口から1丁、すげえ持ってるな。
で、がちゃがちゃとそれを台の上に置いてリロードを済ませてそのうちの1丁を手に取って構える。ああそうか、ガンフーだから、銃が多い方が立ち回れるのか。
ついでに言えばマガジンも腰から引き出して台の上に並べて置いて、スピードリロードの準備完了。
「良いよ、ボス」
「掛けたらすぐ撃っていいからな。えーっと『ファイアエンチャント』」
ポンコツピンクの持っている銃に手をかざして呪文を唱えると共に遠慮なしに撃ちまくり。物の数秒でマガジンが空になったのか、撃ち尽くすと共にマガジンを落とす。
ガンフーとは言うが、基本は銃格闘で素早く撃ち、装填しなおす事で攻撃を途切れさせないって事なんだな。
落としたマガジンが転がっている途中で、置いたマガジンにそのままグリップ下部をドンっと叩きつけるように装填し直してすぐに撃ちこむ。
早撃ちに関しては負けるわ、私。
「んー……今のワンセットで30発なんだけど、10発くらいで効果が切れたなあ……ボスの時は?」
「いや、私も10発くらいで、同じ連射力ってのを考えたら5秒ちょいって所かな」
「にゃるにゃる……これと別に弾自体に属性を付与するって話はどうしたの?」
「あれは魔法素材が手に入らないから頓挫してる。元々対物理特化相手の対策だからこれくらいでいいかなって」
「5秒で10発なら大体の敵は倒せると思うけど……ダメージはあんまり変わんないね、通常ダメージが火属性攻撃で固定ダメージは据え置きみたい」
備え付きのダメージログを確認する端末でチェックしながら、ポンコツがマガジンを入れなおした銃をまたばんばんと撃ち込む。
「うん、やっぱダメージは据え置きだねー、単純に攻撃力=属性攻撃に変換されてるから、対物理相手ならこれくらいの方がいいんじゃない?」
「まあ確かになあ、バフ効果は任意で消せるけど、長すぎると余計な手間が増えるし、か」
メモ帳にポンコツの感想を書き、使用感含めて纏めておく。後でサイオン姉妹に渡して、トカゲの奴にも情報を共有しておくか。
「あ、そーだ、ボスのライフル貸してくんない?」
「無くすんじゃないわよ」
トレードを開いて110mm対艦ライフルを渡し、代わりに銃弾20発を受け取る。
「あんがとー、配信するときじっくり使ってみたかったんだよねぇ」
「直したばっかりだから、壊すんじゃないわよ」
呑気な返事をして、射撃場で試射を始めるポンコツを後にして上に。
とりあえず付与魔法の実験もできたし、このまま魔法弾、属性弾を弾無しで撃てるようになればいいんだけど、何となく望み薄な気がしてきた。
「まあ、暫く使いこんでみるかな」
ふいーっと息を吐き出し、伸びてからいつもの様にクランハウス2Fのリビングに……行く途中でサイオンに止められる。
「アカメ様にお客様です」
「おねーさん、いるー?」
「騒がしいのが来たわね……何か用?」
そのまま2Fに案内して、いつものお気に入りの椅子に座りつつ、横にサイオンを控えつつ、正面向き合って相対すると、跪いてこっちを見据えてくる。
「おねーさん、私の事、クランにいれてくんない?」
「……あんたおしゃべり忍者の事はいいの?」
「もともとプラプラしてたし、おねーさんのとこのほうが、楽しそうだから?」
またこういうバトルジャンキー系がやってくるとは、うちのクラン呪われてるんじゃねえかな。
「ま、いいけどね」
クラン申請を送ってすぐに受理。
「しばらく共有ボックスの中身を出せない様にロックはしてるけど、他はいいわ」
「何かやっちゃいけない事とかある?」
「迷惑行為をしなきゃいいわ、後はご自由に」
「やりっ、そういうとこ好き!」
立ち上がって私の手を取ると口付け1つ。こいつ単純にリアルで女好きってだけじゃねえのかな。
うちのクラン、欲望に忠実な奴が揃ってる気がしてきた。
スキル名:火魔法 レベル:1 習熟度:3
詳細:【アクティブ】
:Lv1:ファイア(消費MP5)・ファイアボール(消費MP5)・ファイアエンチャント(消費MP5)
:発動条件:呪文の名前を唱える・指向性を持たせる・対象物を選択
「すげえ回数撃ちまくったよ、全く……」
暫くは火を放ち続け、その次は火球を撃ちだし、ようやく付与が出来るレベルになるまで、リアルタイム1時間ちょい、とにかく魔法を使い続ける羽目になるとは思わなかったけどな。
「ボス、コートは?」
「ん、ああ、これ」
横から声を掛けられたので、そういえばと言う様に随分とくたびれてしまったコートを脱いで渡す。
「耐火付与以外は特に何にもないね……デザインとか付けてほしい物ってある?」
「デザインはそうねー……任せるけど、可能なら少しでも防御力を上げたいわね」
「それじゃあ金属糸でも織り込んでみるかな」
「ようやくこのゲームの醍醐味ってのを分かってきたじゃない?」
「まあね、そのおかげでこの間の仕事も上手くいったし」
出来たら呼ぶって言いつつ、そのまま上に戻っていく。
何だろうな、あいつも結構この環境に慣れてきたのか、結構図太くなってきた感じがある……うちのクランに入ると図太くなるってジンクスでもあるんかね
やっべー、害悪クランみてーじゃん、ただでさえ爆破したり炎上させたり、マフィアの烙印押されてるってのに、これ以上ヤバい話出ると運営に目付けられるんじゃねーかな?いや、別に悪い事してないけど、噂って悪い方向に広がっていくし、どんどん心配になってくるわ。
「さーてと、後は付与魔法っと……」
毎度お馴染みG4を取り出してマガジンを抜いて射撃台の上に置いてやると自動装填。
あーあ、この弾を持ち出せるって言うなら良いんだけど、そういうずるい事は徹底的に出来ないように潰しまくってるからなあ。
デバックはしっかりやっているし、グリッチらしいグリッチも特にないみたいだし、真っ当にゲームをするしかない。いや「しかない」って、普通はそんな事する必要もないし、故意でやってるのはNGだっての。
「んー、銃本体に付与して撃ったら火属性になるって事か、ねっ」
とりあえずファイアエンチャントを銃に掛けてみるが特に変化なし。コッキングして一発中に入れてから一度マガジンを抜いて、弾の状態を見ても特に変化も無し。ま、こういうのはサクッと撃ってみようや。
さくっとマガジン戻して引き金を絞って一発。
「……普通だな」
そのまま1マガジン全部空になるまで的のに撃ち込むのだが、特に変わり映え無し。
「もしかして付与時間が短すぎて、あれこれ確認している間に効果切れか?」
とりあえず空になったマガジンを抜き、射撃台に置いて自動装填。
ああ、便利、こういうのあったらすげー楽なんだけど、手詰めってのも結構趣があっていいんだけど。
自動装填が完了してからマガジンを入れ、エンチャントを掛けて直ぐに撃つ。
明らかに弾に火が纏い、文字通り火弾になって的が当たるのを確認しつつ、そのまま連射すると10発撃ったくらいで効果が切れる。んー、効果時間で言えば5秒くらいか?ちょっと効果時間が短すぎる気がするな。
本当に一時的に属性を付与して攻撃すると言うのに特化しているって事か?
それとも付与魔法は付与魔法としてあって、あくまでも補助として最低限のものかもしれん。まあ、公式Wikiのデータを見ればいいんだろうけど、何でもかんでも攻略Wikiやデータを見るって、味気ない。
けど、別に魔法職でもないから見ちゃうんだな、これが。
「ふむ、なるほど……魔法職じゃないと効果時間が短いのか」
こんな所で変な拘り見せる必要も無いのでさくさくっと確認。
データを見る限りでは全員が覚えられる魔法ではあるが、本職じゃないのが使うと弱体化されるのが基本ルールみたいだ。何て言うか、魔法職は魔法職で結構複雑なルールと仕様がネックっぽい。
この間教えて貰った通りだが、このゲームの魔法ルール面白いな。
『ポンコツいる?』
『なーに?』
『クランハウスの射撃場に来てくれんかな、ちょっとした実験をしたい』
『いいよー、すぐいくー』
もしかしたら自分じゃなくて他人に付与した方が効果時間が延びるとかあるかもしれんし、こういう効果確認って大事。
しばらく、付与して撃って装填してを繰り返しているとポンコツピンクが手甲の具合を確かめながら降りてくる。あいつ、先にガンシールド貰いやがったな。
「で、何するの?」
「付与魔法を試してるんだけど、他人に掛けた場合どうかって所の実験ね。付与るからとりあえず撃ちまくってくれればいいわ」
「そう?じゃあとりあえずっと」
ポンコツピンクの服装と言うか装備だが、私と違ってカジュアル服装……と言うかキラキラドレス?アイドルとかが来てそうな装飾の多い、スカートって感じだ。代わりに腰だったり脇の下にしっかりガンベルトを付けているから、何かアンバランスなんだよな。
「結構色々あるわね、あんたの銃」
「ギルドレベル上げてるのとイベント参加でオートマチックは各2本くらい揃えてるよ」
腰に2丁、脇の下に2丁、ついでに袖口から1丁、すげえ持ってるな。
で、がちゃがちゃとそれを台の上に置いてリロードを済ませてそのうちの1丁を手に取って構える。ああそうか、ガンフーだから、銃が多い方が立ち回れるのか。
ついでに言えばマガジンも腰から引き出して台の上に並べて置いて、スピードリロードの準備完了。
「良いよ、ボス」
「掛けたらすぐ撃っていいからな。えーっと『ファイアエンチャント』」
ポンコツピンクの持っている銃に手をかざして呪文を唱えると共に遠慮なしに撃ちまくり。物の数秒でマガジンが空になったのか、撃ち尽くすと共にマガジンを落とす。
ガンフーとは言うが、基本は銃格闘で素早く撃ち、装填しなおす事で攻撃を途切れさせないって事なんだな。
落としたマガジンが転がっている途中で、置いたマガジンにそのままグリップ下部をドンっと叩きつけるように装填し直してすぐに撃ちこむ。
早撃ちに関しては負けるわ、私。
「んー……今のワンセットで30発なんだけど、10発くらいで効果が切れたなあ……ボスの時は?」
「いや、私も10発くらいで、同じ連射力ってのを考えたら5秒ちょいって所かな」
「にゃるにゃる……これと別に弾自体に属性を付与するって話はどうしたの?」
「あれは魔法素材が手に入らないから頓挫してる。元々対物理特化相手の対策だからこれくらいでいいかなって」
「5秒で10発なら大体の敵は倒せると思うけど……ダメージはあんまり変わんないね、通常ダメージが火属性攻撃で固定ダメージは据え置きみたい」
備え付きのダメージログを確認する端末でチェックしながら、ポンコツがマガジンを入れなおした銃をまたばんばんと撃ち込む。
「うん、やっぱダメージは据え置きだねー、単純に攻撃力=属性攻撃に変換されてるから、対物理相手ならこれくらいの方がいいんじゃない?」
「まあ確かになあ、バフ効果は任意で消せるけど、長すぎると余計な手間が増えるし、か」
メモ帳にポンコツの感想を書き、使用感含めて纏めておく。後でサイオン姉妹に渡して、トカゲの奴にも情報を共有しておくか。
「あ、そーだ、ボスのライフル貸してくんない?」
「無くすんじゃないわよ」
トレードを開いて110mm対艦ライフルを渡し、代わりに銃弾20発を受け取る。
「あんがとー、配信するときじっくり使ってみたかったんだよねぇ」
「直したばっかりだから、壊すんじゃないわよ」
呑気な返事をして、射撃場で試射を始めるポンコツを後にして上に。
とりあえず付与魔法の実験もできたし、このまま魔法弾、属性弾を弾無しで撃てるようになればいいんだけど、何となく望み薄な気がしてきた。
「まあ、暫く使いこんでみるかな」
ふいーっと息を吐き出し、伸びてからいつもの様にクランハウス2Fのリビングに……行く途中でサイオンに止められる。
「アカメ様にお客様です」
「おねーさん、いるー?」
「騒がしいのが来たわね……何か用?」
そのまま2Fに案内して、いつものお気に入りの椅子に座りつつ、横にサイオンを控えつつ、正面向き合って相対すると、跪いてこっちを見据えてくる。
「おねーさん、私の事、クランにいれてくんない?」
「……あんたおしゃべり忍者の事はいいの?」
「もともとプラプラしてたし、おねーさんのとこのほうが、楽しそうだから?」
またこういうバトルジャンキー系がやってくるとは、うちのクラン呪われてるんじゃねえかな。
「ま、いいけどね」
クラン申請を送ってすぐに受理。
「しばらく共有ボックスの中身を出せない様にロックはしてるけど、他はいいわ」
「何かやっちゃいけない事とかある?」
「迷惑行為をしなきゃいいわ、後はご自由に」
「やりっ、そういうとこ好き!」
立ち上がって私の手を取ると口付け1つ。こいつ単純にリアルで女好きってだけじゃねえのかな。
うちのクラン、欲望に忠実な奴が揃ってる気がしてきた。
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