418 / 625
16章
388話 変わった取り巻き
しおりを挟む
「新しい物は特に無し、と……此処まであげてもまだ上があるってんだから、何個用意してんのやら」
マイハウスからガンナーギルドに素早くやって来て、商品のラインナップ確認。クランを抜けてからここに来てから動くようになった。しかも何だかんだでもうガンナーのGLvも15だし、サブ上げてる最中にちょっとだけ忍者ギルドのLvも上げていたりする。
トカゲ、銃工房、射撃場含めて銃を製造するという事に関してはクランの施設や人材が完璧に揃っていたが、今ではそれがないので購入するという方法に移した結果が、これ。
灯台下暗しと言う訳ではないが、ギルドのレベルを上げて、受付NPCの好感度を上げ、信頼と実績を掴んでいく、なんともしっかりとしたゲーム進行をする事になるとは……思ってた。レベルとスキルを上げるだけのゲームってのも嫌いではないが、ちゃんとシナリオあるんだな。
私が見つけたのでいえば、ガンナーギルドの受付から直接クエストを受け、達成する事で大幅に貢献度を稼げるというものだった。あと、いつもぶっきらぼうな対応から、そこそこまともな対応になったというのもある。
「もうちょっと良い銃ないの?」
「……もっと貢献してくれないと無理に決まってんだろ」
ぶっきらぼうに知らねえよと言ってきたり、何にも言って来ない、そういう事も無くなったので口の悪い友人くらいの付き合いになったのは良い事だ。
「あ、アカメさん、またクエストですか?」
「新しい銃見つけに来ただけよ」
「この間も探しに来てたのにすぐ追加されるわけないだろ」
「こういうのはチェックするもんなの」
受付と他愛もない話をしている横で、2人ガンナーがやってくる。クランを抜けてガンナーギルドに入り浸り始めて、新しい銃をとっかえひっかえ使ってはダメだったのをどう処分するかなと思ってた時に、投げ渡したのがこの2人。
2人ともあのポンコツクランのメンバーだからって言うし、あんまし無下にするわけにもいかんと言う訳で付き合っている。1人はポンコツピンクと同じようなピンク髪のポニーテールが特徴のヒューマンで、ショットガンをメインに使っている。もう1人はいかにもなカウボーイ姿でリボルバーしか使わない拘り用。格好と風貌的に、どこぞの怪盗の相棒みたいだ。名前は知らんので、ポニテとカウボーイって私の中で言っている。
そういえばガンナー系クランとしてポンコツの所って結構でかくなっているらしい。視聴者が全員ガンナーと言う訳ではないので、色んな職がいるわけだがポンコツの戦いっぷりを見て、クランに加入してあれこれ聞いてるとかどうとか。
人口も増加傾向、ガンナーもちょくちょく増えているので私の知らない所で結構集まって細々とクランが出来上がっているらしい。らしいってのも聞いた話で、パチモンの奴から話を聞いただけになる。あいつの所も結構大きいガンナー専用クランとしてうちの分家みたいな感じだ。
「とりあえず、今日もガンナークエストを受けるかな……GLv20あたりまで行ったらどうなるか気になるし」
「アカメさん、付いて行っていいです?あたしも丁度クエストしたいし」
「お前なあ……って言うけど、俺も付いて行きたいんだけど、いいか?」
「別にいいけど、あんた達、そんなに強くないじゃないの」
煙草……は、火気厳禁なので咥えられないので、少し大きめにため息を吐きだす。ガンナーギルドで受けられるクエストは複数人で受けると達成しやすいので、よっぽどの理由が無い限りはパーティを組んで受けた方が良い。
「ええー、良いじゃないですか新しいショットガン欲しいですし」
「俺もリボルバー増やしたい」
ガンナーギルドを行動の中心にしたというのもあるので、こういう臨時のパーティを組むことが多くなった。そもそも名前を聞いた所で覚える気が無いので、分かりやすいあだ名をつけるのだが。
「この間みたいに銃弾は貸さないわよ、今日は通常弾持ってきてないし」
「またまたー、そんな事いって貸してくれるんだから」
「付いてこさせるだけありがたいと思いなさい」
ポニテ掴んでつるし上げてやろうと思ったが、フレンドも組んでないから接触出来なかったわ。カウボーイの方はやれやれと言った感じでポニテの奴を見ている。別にリアルがどうとか詮索する気もないし、興味もないが、この感じだと知り合いなのかね。
「で、いいのか?」
「弾避けくらいにはなるだろうし、良いわよ」
「悪いな」
深めに被った帽子から見える口元が緩んでいる。まあ、私がこういう返事をするって大体わかっていたって事か。何かムカつくから帽子すっ飛ばしたくなったが大人なので我慢。いちいち張り合っていてもしょうがないし、ここは割り切っておこう。
「あ、お前らまたアカメさんとクエストかよ」
「大会チャンピオンを連れまわせるのいいなあ」
「無茶苦茶な所行ってボコられてこいよ!」
クラン所属の有無にかかわらずガンナーのたまり場にもなっているギルド。名前も顔も覚えていないような奴がちらほらといるが、有名税ってこういう事だよな。
「それで、今日はどこ行くんですか?」
「そういえば何にも聞いてないのに付いていくって言ってしまったな」
「今日はヴィエまで行って、採掘と合わせてクエスト、HSで30回クエストだから1人10回ノルマ」
ガンナーギルドを抜け、歩きながらパーティを組み、転移地点まで来てさくっとヴィエに飛ぶ。忍者修行と尻尾操作を良くするために高レベル帯のモンスターを狩ろうと思った時に、第4の街まで開放しておいた。の、だが。
「あたしまでヴィエまで飛べない」
「右に同じく」
「……これだからのんびりしている奴らは……」
これから転移って所で水を差されるとは。仕方がないので2人の最高到達地点でもあるドルイテンに飛んでから楽な北ルートを3人で進行する。
「ところでアカメさん、大会優勝おめでとうございます」
「目的の闘技場ランクの停滞に繋がったのが足引っ張ってるけどな」
「雑魚がいるから迂回するぞ……ガンナーはマークがきついってのによくやるよ」
「だから火力があんでしょ、ポニテ、次のトラッカー」
ガンナーだけの構成でマップをクリアする際の定番の動きで誰かが1人がトラッカーを使って先導、MPをある程度保持して、残りが戦闘要員として動く。大体のガンナーはトラッカーを持っているし、持っていないのは今すぐ取れと言われるので、通用する立ち回り……と、言いたいのだが、あのポンコツの奴がまともな教育をしていなかったので必須スキルの装填Lvは上げてないし、トラッカーも持っていないしで、みっちりしごいた経緯もあったりする。
「まったく、今日はさっさと採掘して弾作る予定だったってのに……さっさと突破するぞ」
「あたしこんなとこで通用するレベルじゃないのに……」
「文句を言うな、お願いしたのは俺たちだろ」
カウボーイの方は、まだ常識人で良かったよ。
「こんな事ならあんた達に銃なんて渡さなきゃよかったわ」
「文句言いながらも付き合ってくれる所が良い所だろ」
「此れでも感謝してるんですよー」
はいはい……さっさとヴィエに言って採掘しつつクエストこなしたいよ。
マイハウスからガンナーギルドに素早くやって来て、商品のラインナップ確認。クランを抜けてからここに来てから動くようになった。しかも何だかんだでもうガンナーのGLvも15だし、サブ上げてる最中にちょっとだけ忍者ギルドのLvも上げていたりする。
トカゲ、銃工房、射撃場含めて銃を製造するという事に関してはクランの施設や人材が完璧に揃っていたが、今ではそれがないので購入するという方法に移した結果が、これ。
灯台下暗しと言う訳ではないが、ギルドのレベルを上げて、受付NPCの好感度を上げ、信頼と実績を掴んでいく、なんともしっかりとしたゲーム進行をする事になるとは……思ってた。レベルとスキルを上げるだけのゲームってのも嫌いではないが、ちゃんとシナリオあるんだな。
私が見つけたのでいえば、ガンナーギルドの受付から直接クエストを受け、達成する事で大幅に貢献度を稼げるというものだった。あと、いつもぶっきらぼうな対応から、そこそこまともな対応になったというのもある。
「もうちょっと良い銃ないの?」
「……もっと貢献してくれないと無理に決まってんだろ」
ぶっきらぼうに知らねえよと言ってきたり、何にも言って来ない、そういう事も無くなったので口の悪い友人くらいの付き合いになったのは良い事だ。
「あ、アカメさん、またクエストですか?」
「新しい銃見つけに来ただけよ」
「この間も探しに来てたのにすぐ追加されるわけないだろ」
「こういうのはチェックするもんなの」
受付と他愛もない話をしている横で、2人ガンナーがやってくる。クランを抜けてガンナーギルドに入り浸り始めて、新しい銃をとっかえひっかえ使ってはダメだったのをどう処分するかなと思ってた時に、投げ渡したのがこの2人。
2人ともあのポンコツクランのメンバーだからって言うし、あんまし無下にするわけにもいかんと言う訳で付き合っている。1人はポンコツピンクと同じようなピンク髪のポニーテールが特徴のヒューマンで、ショットガンをメインに使っている。もう1人はいかにもなカウボーイ姿でリボルバーしか使わない拘り用。格好と風貌的に、どこぞの怪盗の相棒みたいだ。名前は知らんので、ポニテとカウボーイって私の中で言っている。
そういえばガンナー系クランとしてポンコツの所って結構でかくなっているらしい。視聴者が全員ガンナーと言う訳ではないので、色んな職がいるわけだがポンコツの戦いっぷりを見て、クランに加入してあれこれ聞いてるとかどうとか。
人口も増加傾向、ガンナーもちょくちょく増えているので私の知らない所で結構集まって細々とクランが出来上がっているらしい。らしいってのも聞いた話で、パチモンの奴から話を聞いただけになる。あいつの所も結構大きいガンナー専用クランとしてうちの分家みたいな感じだ。
「とりあえず、今日もガンナークエストを受けるかな……GLv20あたりまで行ったらどうなるか気になるし」
「アカメさん、付いて行っていいです?あたしも丁度クエストしたいし」
「お前なあ……って言うけど、俺も付いて行きたいんだけど、いいか?」
「別にいいけど、あんた達、そんなに強くないじゃないの」
煙草……は、火気厳禁なので咥えられないので、少し大きめにため息を吐きだす。ガンナーギルドで受けられるクエストは複数人で受けると達成しやすいので、よっぽどの理由が無い限りはパーティを組んで受けた方が良い。
「ええー、良いじゃないですか新しいショットガン欲しいですし」
「俺もリボルバー増やしたい」
ガンナーギルドを行動の中心にしたというのもあるので、こういう臨時のパーティを組むことが多くなった。そもそも名前を聞いた所で覚える気が無いので、分かりやすいあだ名をつけるのだが。
「この間みたいに銃弾は貸さないわよ、今日は通常弾持ってきてないし」
「またまたー、そんな事いって貸してくれるんだから」
「付いてこさせるだけありがたいと思いなさい」
ポニテ掴んでつるし上げてやろうと思ったが、フレンドも組んでないから接触出来なかったわ。カウボーイの方はやれやれと言った感じでポニテの奴を見ている。別にリアルがどうとか詮索する気もないし、興味もないが、この感じだと知り合いなのかね。
「で、いいのか?」
「弾避けくらいにはなるだろうし、良いわよ」
「悪いな」
深めに被った帽子から見える口元が緩んでいる。まあ、私がこういう返事をするって大体わかっていたって事か。何かムカつくから帽子すっ飛ばしたくなったが大人なので我慢。いちいち張り合っていてもしょうがないし、ここは割り切っておこう。
「あ、お前らまたアカメさんとクエストかよ」
「大会チャンピオンを連れまわせるのいいなあ」
「無茶苦茶な所行ってボコられてこいよ!」
クラン所属の有無にかかわらずガンナーのたまり場にもなっているギルド。名前も顔も覚えていないような奴がちらほらといるが、有名税ってこういう事だよな。
「それで、今日はどこ行くんですか?」
「そういえば何にも聞いてないのに付いていくって言ってしまったな」
「今日はヴィエまで行って、採掘と合わせてクエスト、HSで30回クエストだから1人10回ノルマ」
ガンナーギルドを抜け、歩きながらパーティを組み、転移地点まで来てさくっとヴィエに飛ぶ。忍者修行と尻尾操作を良くするために高レベル帯のモンスターを狩ろうと思った時に、第4の街まで開放しておいた。の、だが。
「あたしまでヴィエまで飛べない」
「右に同じく」
「……これだからのんびりしている奴らは……」
これから転移って所で水を差されるとは。仕方がないので2人の最高到達地点でもあるドルイテンに飛んでから楽な北ルートを3人で進行する。
「ところでアカメさん、大会優勝おめでとうございます」
「目的の闘技場ランクの停滞に繋がったのが足引っ張ってるけどな」
「雑魚がいるから迂回するぞ……ガンナーはマークがきついってのによくやるよ」
「だから火力があんでしょ、ポニテ、次のトラッカー」
ガンナーだけの構成でマップをクリアする際の定番の動きで誰かが1人がトラッカーを使って先導、MPをある程度保持して、残りが戦闘要員として動く。大体のガンナーはトラッカーを持っているし、持っていないのは今すぐ取れと言われるので、通用する立ち回り……と、言いたいのだが、あのポンコツの奴がまともな教育をしていなかったので必須スキルの装填Lvは上げてないし、トラッカーも持っていないしで、みっちりしごいた経緯もあったりする。
「まったく、今日はさっさと採掘して弾作る予定だったってのに……さっさと突破するぞ」
「あたしこんなとこで通用するレベルじゃないのに……」
「文句を言うな、お願いしたのは俺たちだろ」
カウボーイの方は、まだ常識人で良かったよ。
「こんな事ならあんた達に銃なんて渡さなきゃよかったわ」
「文句言いながらも付き合ってくれる所が良い所だろ」
「此れでも感謝してるんですよー」
はいはい……さっさとヴィエに言って採掘しつつクエストこなしたいよ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました
鳥山正人
ファンタジー
フルダイブ型VRMMOゲームの『スペードのクイーン』のオープンベータ版が終わり、正式リリースされる事になったので早速やってみたら、いきなりのサーバーダウン。
だけどボクだけ知らずにそのままチュートリアルをやっていた。
チュートリアルが終わってさぁ冒険の始まり。と思ったらもう一度チュートリアルから開始。
2度目のチュートリアルでも同じようにクリアしたら隠し要素を発見。
そこから怒涛の快進撃で最強になりました。
鍛冶、錬金で主人公がまったり最強になるお話です。
※この作品は「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過した【第1章完結】デスペナのないVRMMOで〜をブラッシュアップして、続きの物語を描いた作品です。
その事を理解していただきお読みいただければ幸いです。
───────
自筆です。
アルファポリス、第18回ファンタジー小説大賞、奨励賞受賞
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
────────
自筆です。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
ゲーム内転移ー俺だけログアウト可能!?ゲームと現実がごちゃ混ぜになった世界で成り上がる!ー
びーぜろ
ファンタジー
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
オネエ伯爵、幼女を拾う。~実はこの子、逃げてきた聖女らしい~
雪丸
ファンタジー
アタシ、アドルディ・レッドフォード伯爵。
突然だけど今の状況を説明するわ。幼女を拾ったの。
多分年齢は6~8歳くらいの子。屋敷の前にボロ雑巾が落ちてると思ったらびっくり!人だったの。
死んでる?と思ってその辺りに落ちている木で突いたら、息をしていたから屋敷に運んで手当てをしたのよ。
「道端で倒れていた私を助け、手当を施したその所業。賞賛に値します。(盛大なキャラ作り中)」
んま~~~尊大だし図々しいし可愛くないわ~~~!!
でも聖女様だから変な扱いもできないわ~~~!!
これからアタシ、どうなっちゃうのかしら…。
な、ラブコメ&ファンタジーです。恋の進展はスローペースです。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(敬称略)
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる