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16章
415話 合体変形
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相変わらず特に何かしらの変化も無くボスエリアらしいところで立ち往生。
サンダースが前回と同じようにせかせかと他のプレイヤーに取り入って情報を聞いている間に、私らは私らで辺りを調べまわる。それにしてもこういう事ばっかりやってるな……って事も毎回毎回思ってるわ。
「なんかあったか?」
「何も」
組み合わせ的に何かあった場合に前後で戦えるように、パーティ内でも3分けしている状態。シャールアオメの組み合わせと、私とベギー、サンダースはあっちこっち行ってるので単独行動中。
「こうも何も無いと逆に怪しすぎるわ」
「ボスの出現位置がエリア中央って感じはあるけど」
中央だけやけに広がっているというか、何もない所が多いので怪しいと言うだけだったりする。上から湧いてくるからと思って空を見てみるが、特に其方にも無いし、ここでがっつりと足止めになる。何にも手掛かりがないってのも中々やらしい。さて、どうしたら良い物か。
「それでどうするの?」
「倒した敵が残ってたってのもキーっぽいんだけど、なんとも言えんわ。少しくらいヒントがあれば良いんだけど」
残り10本を切った煙草を咥え、上下にぴこぴこと揺らしつつどうするかなと考える。流石に他の連中と違ってすぐに火を付けてくることは……あったわ。ガンナーが生活火魔法を覚えるのってそこまで必須じゃないと思うんだが、覚えているの多いんだよな。
そもそも私がこの生活火魔法を覚えた理由って何だったかな。火縄銃だったり、グレネードを使う為だったかな?いや、煙草吸う為か。ロールプレイってのも大変だわ。吸引出来る回復アイテムの開発するのに調合スキル伸ばすのもありだな。
「なあ、リアルでも煙草吸うのか?」
「ぜーんぜん、ゲーム内でも効果も無いし、風向き気にするほどの遠距離射撃も無いけど」
「けど?」
「銃と煙草ってセットで使うもんでしょ」
どこぞの後ろを取られたら嫌がる殺し屋だったり、常に帽子を被ってる早撃ち0.3秒のガンマンだったり、タイの辺りにある犯罪都市の連中もそうだけど、とにかく銃と煙草って浪漫があるから、どっちかっていとロールプレイの一環なんだよな。文字通りと言うか、狙い通りに私と言えば銃と煙草ってイメージが付いたし。
「アカメの咥えた煙草に火を付けるって、知ってるプレイヤーからしたら、かなりの憧れですけど」
「どこのアホがそんな事言い始めたんだ」
そう言われても困るが、悪い気はしないので良しとしよう。
そんな事を思っていたらサンダースの奴が戻ってきて情報をまとめて持ってくる。
「やっぱりボスの出現に関して特に分かった事はないですね!」
「ヒントらしいものもか」
「雑魚が怪しいと当たりを付けて倒しまわっているパーティも居ますけど、進展はないらしいです!」
やっぱりか。
雑魚に関しては私も怪しいと思っているけど、何がキーになっているかが分からないから手の出しようがない。そう考えるとやっぱりトータルの撃破数が関係してくる?ただ、私達よりも先にプレイヤーがいたってのを考えれば結構撃破数は稼いでいると思う。だから、その条件でならもう十分な数を倒している……倒している?
「あのゴーレム、消えた所見た奴いるか?」
「見ていないが、機能停止したらそれで問題ないんじゃ」
「そういえば消えたってのはないですね!」
本当はあのまま機能停止した後に、殴りまくって倒さないといけないモンスターだったり?でもその場合のメリットとデメリットはなんだ?機能停止後に復活するのがメリットではあるけど、復活したからって言ってもまた倒すだけだし、そこに意味はあまりない気がする。
「私の悪い予感って大体当たるって前提で聞いて欲しいんだけど」
紫煙を吐きだしてから煙草を咥えたまま、忍者刀の鞘鐺で地面にがりがりと線を書いて行く。
「あくまでも予想だけど、大前提としてあのゴーレム群は倒せていなかったのが1つ。して倒したと思わせる、消耗をさせるのが目的で、ボスエリアに誘導」
くるりと中央に円を描いてから、周りにぽつぽつとくぼみをつけていく。
「して、このゴーレムの特性が一定範囲内のプレイヤーを探知、それと合わせて攻撃を貰っているゴーレムへの増援掛けつけ。プレイヤーは倒したと思ってボスに一直線」
くぼみの何個から円に向かって矢印を引く。
「倒されたゴーレムはそのまま復活し、増援か、一定範囲にいるプレイヤーに向かって更に進軍」
何も触っていなかったくぼみから更に円に向かって矢印を引いて。
「プレイヤーは倒したと思っているからボスエリアにまっしぐら……そうなると、マップ中央にもあるこのボスエリアに雑魚もプレイヤーも大集合、みんなで仲良くボス戦開始、ひたすらに強いボスが出現して大苦戦ってのが想定していた悪い予感」
「良い予感ってのはなんですか!」
「この想定が当たってボス戦が開始されるってのが良い予感」
そんな話をしているといきなりビービーと警告音のような物が発される。
音の発生源をすぐさま探りつつ、上下左右辺りを見回している時にシャールとアオメも合流する。
『やっぱり何にもねーぞ、つーかいきなりなんだよ』
『何の警告音ですかね……?』
明らかに何か出てきますって合図だろうけど、何だろうな。
辺りは特に問題ないし、出てくるとしたら上か下か、流石にいきなり異次元から出現って事はないかな?なんて思ってたら異次元から何か出現してくるんだから期待をあっさり裏切ってくれるよね。出てきたのは毎度お馴染みの様にはっ倒してきた小型ゴーレムだが、今まで出てきていたのとは色が違って少し黒い感じか?ちなみにベースの色は薄い茶色のような物になっている。
他のプレイヤーはアホ面……って言うのは言い過ぎだな、ゆったり出現した色違いのゴーレムを眺めている。ので、先手必勝。色違いを視認し、アデレラを抜いて速射。マガジン内の8発全てを叩き込んで、速攻撃破。って事はいかずに、バリアのような物で弾かれちゃりちゃりと弾丸が落ちる。
『アカメさん様子見ってのは!』
『する前に倒せば全部良いだろ?』
いきなりの銃声で私のパーティ含めて周りのプレイヤーが引いている間に、バチバチと何かしらのバリアのような物を発しつつ、ブザーのような警告音はいまだに鳴り響いている。
その様子を見て軽く舌打ちをしてマガジンを入れ替え、グレネードに煙草の火で着火、すぱっと投げつつ距離を取る。当たり前だけど爆破でもノーダメージなので変化無し。
『ボス出現前に倒すのはNGか……前は通用したのに』
そろそろグレネードも無くなってきているし、無駄な銃弾も撃てないから速攻を狙ったけどそんな事は許しませんって感じだ。そうしてとりあえずなすすべ無しなので状況を見つめてどうなるかを見守る。
『エリア外から何か飛んできてますね!』
『他の所からもわらわら湧いてきてるぞ』
『合体は浪漫』
『僕らのパーティは浪漫ばっかり求めすぎでは?』
気が付けば辺りから小型、中型、大型のそれぞれのゴーレムが色違いのゴーレムに集まっていき、1体のゴーレムになっていく。
『やっぱりちゃんと消失するまでモンスターを倒すのって大事だよな』
合体ロボやゴーレムと言えば世代によって色々変わるよなあ。いまだにシリーズが続いているツインアンテナのだったり、スーパーロボットって言われるごつめのタイプもあるし、人型にかなり近づけたものとかもあるし?目の前で合体したのはどっちかって言うと、バリってるスーパーロボット系のゴーレムなんだけど。肝心のボスの特徴は小型のゴーレムが随所にくっついているから、ビーム発射口がかなりあるって所だ。大きさも20~25mくらいはあるっぽい。
『ホンコン辺りでビルからのっそり出てきそうだ』
『それじゃあ大型輸送機で体当たりしないと駄目ですよ!』
『……何言ってんだ?』
『分かる人にしか分からないネタ』
『弱点は頭部か胸部でしょうけど、相手するのは骨が折れますね』
しっかり人型だし、でかいし、雑魚の感じから言えばビームでの遠距離攻撃が主体なんだろうな。
サンダースが前回と同じようにせかせかと他のプレイヤーに取り入って情報を聞いている間に、私らは私らで辺りを調べまわる。それにしてもこういう事ばっかりやってるな……って事も毎回毎回思ってるわ。
「なんかあったか?」
「何も」
組み合わせ的に何かあった場合に前後で戦えるように、パーティ内でも3分けしている状態。シャールアオメの組み合わせと、私とベギー、サンダースはあっちこっち行ってるので単独行動中。
「こうも何も無いと逆に怪しすぎるわ」
「ボスの出現位置がエリア中央って感じはあるけど」
中央だけやけに広がっているというか、何もない所が多いので怪しいと言うだけだったりする。上から湧いてくるからと思って空を見てみるが、特に其方にも無いし、ここでがっつりと足止めになる。何にも手掛かりがないってのも中々やらしい。さて、どうしたら良い物か。
「それでどうするの?」
「倒した敵が残ってたってのもキーっぽいんだけど、なんとも言えんわ。少しくらいヒントがあれば良いんだけど」
残り10本を切った煙草を咥え、上下にぴこぴこと揺らしつつどうするかなと考える。流石に他の連中と違ってすぐに火を付けてくることは……あったわ。ガンナーが生活火魔法を覚えるのってそこまで必須じゃないと思うんだが、覚えているの多いんだよな。
そもそも私がこの生活火魔法を覚えた理由って何だったかな。火縄銃だったり、グレネードを使う為だったかな?いや、煙草吸う為か。ロールプレイってのも大変だわ。吸引出来る回復アイテムの開発するのに調合スキル伸ばすのもありだな。
「なあ、リアルでも煙草吸うのか?」
「ぜーんぜん、ゲーム内でも効果も無いし、風向き気にするほどの遠距離射撃も無いけど」
「けど?」
「銃と煙草ってセットで使うもんでしょ」
どこぞの後ろを取られたら嫌がる殺し屋だったり、常に帽子を被ってる早撃ち0.3秒のガンマンだったり、タイの辺りにある犯罪都市の連中もそうだけど、とにかく銃と煙草って浪漫があるから、どっちかっていとロールプレイの一環なんだよな。文字通りと言うか、狙い通りに私と言えば銃と煙草ってイメージが付いたし。
「アカメの咥えた煙草に火を付けるって、知ってるプレイヤーからしたら、かなりの憧れですけど」
「どこのアホがそんな事言い始めたんだ」
そう言われても困るが、悪い気はしないので良しとしよう。
そんな事を思っていたらサンダースの奴が戻ってきて情報をまとめて持ってくる。
「やっぱりボスの出現に関して特に分かった事はないですね!」
「ヒントらしいものもか」
「雑魚が怪しいと当たりを付けて倒しまわっているパーティも居ますけど、進展はないらしいです!」
やっぱりか。
雑魚に関しては私も怪しいと思っているけど、何がキーになっているかが分からないから手の出しようがない。そう考えるとやっぱりトータルの撃破数が関係してくる?ただ、私達よりも先にプレイヤーがいたってのを考えれば結構撃破数は稼いでいると思う。だから、その条件でならもう十分な数を倒している……倒している?
「あのゴーレム、消えた所見た奴いるか?」
「見ていないが、機能停止したらそれで問題ないんじゃ」
「そういえば消えたってのはないですね!」
本当はあのまま機能停止した後に、殴りまくって倒さないといけないモンスターだったり?でもその場合のメリットとデメリットはなんだ?機能停止後に復活するのがメリットではあるけど、復活したからって言ってもまた倒すだけだし、そこに意味はあまりない気がする。
「私の悪い予感って大体当たるって前提で聞いて欲しいんだけど」
紫煙を吐きだしてから煙草を咥えたまま、忍者刀の鞘鐺で地面にがりがりと線を書いて行く。
「あくまでも予想だけど、大前提としてあのゴーレム群は倒せていなかったのが1つ。して倒したと思わせる、消耗をさせるのが目的で、ボスエリアに誘導」
くるりと中央に円を描いてから、周りにぽつぽつとくぼみをつけていく。
「して、このゴーレムの特性が一定範囲内のプレイヤーを探知、それと合わせて攻撃を貰っているゴーレムへの増援掛けつけ。プレイヤーは倒したと思ってボスに一直線」
くぼみの何個から円に向かって矢印を引く。
「倒されたゴーレムはそのまま復活し、増援か、一定範囲にいるプレイヤーに向かって更に進軍」
何も触っていなかったくぼみから更に円に向かって矢印を引いて。
「プレイヤーは倒したと思っているからボスエリアにまっしぐら……そうなると、マップ中央にもあるこのボスエリアに雑魚もプレイヤーも大集合、みんなで仲良くボス戦開始、ひたすらに強いボスが出現して大苦戦ってのが想定していた悪い予感」
「良い予感ってのはなんですか!」
「この想定が当たってボス戦が開始されるってのが良い予感」
そんな話をしているといきなりビービーと警告音のような物が発される。
音の発生源をすぐさま探りつつ、上下左右辺りを見回している時にシャールとアオメも合流する。
『やっぱり何にもねーぞ、つーかいきなりなんだよ』
『何の警告音ですかね……?』
明らかに何か出てきますって合図だろうけど、何だろうな。
辺りは特に問題ないし、出てくるとしたら上か下か、流石にいきなり異次元から出現って事はないかな?なんて思ってたら異次元から何か出現してくるんだから期待をあっさり裏切ってくれるよね。出てきたのは毎度お馴染みの様にはっ倒してきた小型ゴーレムだが、今まで出てきていたのとは色が違って少し黒い感じか?ちなみにベースの色は薄い茶色のような物になっている。
他のプレイヤーはアホ面……って言うのは言い過ぎだな、ゆったり出現した色違いのゴーレムを眺めている。ので、先手必勝。色違いを視認し、アデレラを抜いて速射。マガジン内の8発全てを叩き込んで、速攻撃破。って事はいかずに、バリアのような物で弾かれちゃりちゃりと弾丸が落ちる。
『アカメさん様子見ってのは!』
『する前に倒せば全部良いだろ?』
いきなりの銃声で私のパーティ含めて周りのプレイヤーが引いている間に、バチバチと何かしらのバリアのような物を発しつつ、ブザーのような警告音はいまだに鳴り響いている。
その様子を見て軽く舌打ちをしてマガジンを入れ替え、グレネードに煙草の火で着火、すぱっと投げつつ距離を取る。当たり前だけど爆破でもノーダメージなので変化無し。
『ボス出現前に倒すのはNGか……前は通用したのに』
そろそろグレネードも無くなってきているし、無駄な銃弾も撃てないから速攻を狙ったけどそんな事は許しませんって感じだ。そうしてとりあえずなすすべ無しなので状況を見つめてどうなるかを見守る。
『エリア外から何か飛んできてますね!』
『他の所からもわらわら湧いてきてるぞ』
『合体は浪漫』
『僕らのパーティは浪漫ばっかり求めすぎでは?』
気が付けば辺りから小型、中型、大型のそれぞれのゴーレムが色違いのゴーレムに集まっていき、1体のゴーレムになっていく。
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