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18章
459話 報告書
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1日目報告
ガンナー5人の実力を確認。
全体的な実力としては普通、それより少し上程度で、面白みのあるスキル構成だったり銃を使っているわけではないので、量産型ガンナー状態。この辺は私が知り合ったガンナーが悉く癖のある連中ばっかりだったので、仕方がないとは言え、普通が過ぎる。犬野郎の欲しがっているレベルに引き上げるには結構な矯正が必要か。
本日の課題は一つ目は火薬の製造。
材料とレシピは既に公開済みの情報なので、甘めの設定でリアル1時間で作ってもらう。はっきり言って今更火薬を自作出来ないってのは問題外だ。結果から言えば、1時間で全員が作って持って来れた。案外言われた事は出来るんだな、と此処で再認識。
二つ目の課題としてグレネードの製造。
作った火薬を使ってどんな形でも、どういう威力でも良いから一つ以上作る。一番簡単な製法は私が初めに作った鉄パイプベースの物だが、こればかりはレシピがほとんど存在していないので自力で作る事になる。これは課題として次の日以降にも引継ぎ。現状本日中の達成は不可能とみる。
2日目報告
前日の課題を確認。
5人中3人がグレネードの作成の課題を達成。出来としては最低限、火薬を丸めて布で撒いたもの、何処からか仕入れたガラスコップに詰めたもの、木箱に詰めて蓋を封したもの。それぞれがグレネードの基本構造を理解したうえでの作成をしていた。その上で試したかどうかを聞いたが、どれも制作して終わりだったので説教を数分食らわせる。出来なかった2人は試作が上手くいかなかったと言ったので、その場で形でも作らせて課題をクリアした事にする。
本日の課題を提示。
火薬、グレネードと来たので、薬莢と弾丸を作らせる。これも特に難しい事もないのでリアル1時間の時間制限を付けて、さっと作らせる。これに関しては全員すぐに出来ず。火薬が出来たのに何で、と思ったのだが調合で火薬が作れるからスキル2の存在を気にしてなかったという事なのが分かった。速攻で鍛冶ギルドに行ってスキルを覚えさせ、その場で薬莢と弾丸の作成講座をする。
その後モンスター相手への接近戦、それとスキル構成の把握。
ガンナー5人、それぞれの得物がどこまで使えるかを確認して、それぞれにあったスキルの組み方や戦闘方法を考え、記録しながらエルスタン周辺の雑魚モンスターを掃討していく。全員自分の持っている武器をしっかり使えているのは良いのだが、無駄弾がやはり多すぎる。私の様に1発囮に使って移動先を絞らせて撃つと言う事も無く、本当にばら撒いて相手の移動先に対してまたばら撒く。この辺は以前犬野郎に報告した通り、根本的な立ち回り矯正が必要になってくる。
引き続き、火薬、グレネード、薬莢、弾丸は作らせるとして、少しでもいいので鍛冶レベルを上げておくことも合わせて課題にしておく。
3日目報告
前日の課題は引き続き行う。また火薬、弾丸、薬莢はクランのアイテムボックスに収納させ、資材を溜めておくこと促す。この辺りで何で?と言う疑問の声が上がったので、金の無い時に銃弾が足りなくなったらどうするか、ギルドに行って購入するのとすぐに引き出せる状況どっちが手早いか等、改めて教え込む。
本日の課題は2日目に引き続き近接戦闘をメインに、無駄弾を使わないような立ち回りの仕方を教え、実践させる。5人中3人が長物を使っているのでやはり、接近された時が弱いので、その3人は重点的に。残り2人はハンドガンとサブマシンガンを使っているので、接近戦をしている時の癖を見つけて指摘。これに関しては主にばら撒きすぎる例の問題点を改善させることに重きを置く。目標としては使用銃器の1マガジン半分以下で1体を仕留める様にする。あれこれ詰め過ぎてもしょうがないので、本日の課題を常に意識する事として解散。
また犬野郎に前借りしてこっちの防具を揃え直す。
4日目報告
特にやる事は変わらず、反復練習しつつ、パーティを組ませて手頃なボスを倒しに行く。
火力のあるガンナーが5人もいれば大体は片付けれるだろうと踏んだので、平均レベル40のガンナー5人を50くらいの所へ。ボスは犬野郎に場所を聞いたうえで向かい、討伐を開始。これに関してはパーティ状態の立ち回りとコンビネーションを見るのが重要になる。
結果はボスは討伐完了、消費弾薬は5人で150発前後。あまりにも雑な立ち回りと言うか、どうしても癖でばら撒いて、装填隙を晒し余計なダメージを受けるのが問題になる。その上でそれぞれの立ち回りも、カバーすると言う事が無いのも問題の二つ目。単純に声を掛けて、装填隙をそれぞれ補い、ボスの出鼻をくじいたりすることが出来ないのは単純にガンナー云々ではなくパーティの立ち回りが悪いだけか。
新しい課題として自分のレベル下あたりのボスを倒して回るというのを出しておく。その代わりボスに対してどれくらい銃弾を使ったか記録して提出するように指示。
7日目までは上記の製造と立ち回りを重点的に行う。
ガンナー5人の実力を確認。
全体的な実力としては普通、それより少し上程度で、面白みのあるスキル構成だったり銃を使っているわけではないので、量産型ガンナー状態。この辺は私が知り合ったガンナーが悉く癖のある連中ばっかりだったので、仕方がないとは言え、普通が過ぎる。犬野郎の欲しがっているレベルに引き上げるには結構な矯正が必要か。
本日の課題は一つ目は火薬の製造。
材料とレシピは既に公開済みの情報なので、甘めの設定でリアル1時間で作ってもらう。はっきり言って今更火薬を自作出来ないってのは問題外だ。結果から言えば、1時間で全員が作って持って来れた。案外言われた事は出来るんだな、と此処で再認識。
二つ目の課題としてグレネードの製造。
作った火薬を使ってどんな形でも、どういう威力でも良いから一つ以上作る。一番簡単な製法は私が初めに作った鉄パイプベースの物だが、こればかりはレシピがほとんど存在していないので自力で作る事になる。これは課題として次の日以降にも引継ぎ。現状本日中の達成は不可能とみる。
2日目報告
前日の課題を確認。
5人中3人がグレネードの作成の課題を達成。出来としては最低限、火薬を丸めて布で撒いたもの、何処からか仕入れたガラスコップに詰めたもの、木箱に詰めて蓋を封したもの。それぞれがグレネードの基本構造を理解したうえでの作成をしていた。その上で試したかどうかを聞いたが、どれも制作して終わりだったので説教を数分食らわせる。出来なかった2人は試作が上手くいかなかったと言ったので、その場で形でも作らせて課題をクリアした事にする。
本日の課題を提示。
火薬、グレネードと来たので、薬莢と弾丸を作らせる。これも特に難しい事もないのでリアル1時間の時間制限を付けて、さっと作らせる。これに関しては全員すぐに出来ず。火薬が出来たのに何で、と思ったのだが調合で火薬が作れるからスキル2の存在を気にしてなかったという事なのが分かった。速攻で鍛冶ギルドに行ってスキルを覚えさせ、その場で薬莢と弾丸の作成講座をする。
その後モンスター相手への接近戦、それとスキル構成の把握。
ガンナー5人、それぞれの得物がどこまで使えるかを確認して、それぞれにあったスキルの組み方や戦闘方法を考え、記録しながらエルスタン周辺の雑魚モンスターを掃討していく。全員自分の持っている武器をしっかり使えているのは良いのだが、無駄弾がやはり多すぎる。私の様に1発囮に使って移動先を絞らせて撃つと言う事も無く、本当にばら撒いて相手の移動先に対してまたばら撒く。この辺は以前犬野郎に報告した通り、根本的な立ち回り矯正が必要になってくる。
引き続き、火薬、グレネード、薬莢、弾丸は作らせるとして、少しでもいいので鍛冶レベルを上げておくことも合わせて課題にしておく。
3日目報告
前日の課題は引き続き行う。また火薬、弾丸、薬莢はクランのアイテムボックスに収納させ、資材を溜めておくこと促す。この辺りで何で?と言う疑問の声が上がったので、金の無い時に銃弾が足りなくなったらどうするか、ギルドに行って購入するのとすぐに引き出せる状況どっちが手早いか等、改めて教え込む。
本日の課題は2日目に引き続き近接戦闘をメインに、無駄弾を使わないような立ち回りの仕方を教え、実践させる。5人中3人が長物を使っているのでやはり、接近された時が弱いので、その3人は重点的に。残り2人はハンドガンとサブマシンガンを使っているので、接近戦をしている時の癖を見つけて指摘。これに関しては主にばら撒きすぎる例の問題点を改善させることに重きを置く。目標としては使用銃器の1マガジン半分以下で1体を仕留める様にする。あれこれ詰め過ぎてもしょうがないので、本日の課題を常に意識する事として解散。
また犬野郎に前借りしてこっちの防具を揃え直す。
4日目報告
特にやる事は変わらず、反復練習しつつ、パーティを組ませて手頃なボスを倒しに行く。
火力のあるガンナーが5人もいれば大体は片付けれるだろうと踏んだので、平均レベル40のガンナー5人を50くらいの所へ。ボスは犬野郎に場所を聞いたうえで向かい、討伐を開始。これに関してはパーティ状態の立ち回りとコンビネーションを見るのが重要になる。
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新しい課題として自分のレベル下あたりのボスを倒して回るというのを出しておく。その代わりボスに対してどれくらい銃弾を使ったか記録して提出するように指示。
7日目までは上記の製造と立ち回りを重点的に行う。
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