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翌日からの数日は、昨日の授業でパートナーへの魔法具を作成することが決まった。
討伐時や普段使いにあると便利な物を作る、という授業でパートナーの事を考えながら作るため、チャームでも指輪でも腕輪でもなんでも良いらしい。
私達が魔法具を作っている間、騎士科は魔法使いのパートナーをどのように守るか等のディスカッションや魔物の討伐方法を勉強しているのだとか。
魔石を使った魔法具は、作成者の魔力と魔石の質により完成度が違うらしい。
どうせ作るなら一級品を作ってみたいわ。
魔石は基本的に魔物から出るので、良い魔石を得るには強い敵を倒す必要が出てくる。
良質な魔石の為にダンジョンへ潜る人も多いのだとか。学院で用意されているのはゴブリン魔石。その名の通り、ゴブリンから取れる魔石。討伐で一番手軽な事もあり、価格も安価で取り引きされている。
今はまだ自分一人でダンジョンへ行って高価な魔石を取り、魔法具を作る事が出来ないのが歯痒い。
今度お父様にお願いしてみようかな。
モニカ様とリナ様は指輪を作る事に決めていたけれど、どんな魔法を込めるのか悩んでいるらしく、しばらく図書館に通うと言っていたわ。
私は伯爵家の跡取りとして育てられたので、淑女教育は幼い頃から行っていたけれど、魔法教育は全然触れさせて貰えなかったのよね。
邸を燃やしかけたせいもあるけれど。
勿論、魔石の存在は知っていても触れた事はなかった。他の魔石も見てみたいし、作るならより良い物を作りたいわ。
やはりお父様に聞いてみようと思い立ち、モニカ様達と別れて先に帰宅する。
邸に帰り、さっと自室でワンピースに着替えた。
「サラ、お父様かお兄様は戻っているかしら?」
「旦那様方は王宮へ行っており、不在です。大旦那様はいらっしゃいます」
「分かったわ。おじい様の所へ行ってくるわ」
侯爵家のおじい様とおばあ様は普段、国の仕事で王都を離れていることが多く、私も数度しか会ったことがない。
おじい様たちも優秀な魔法使いだ。仕事を終えて邸に戻ってきたのだろう。二人は仲良くサロンで優雅にお茶をしていた。
「おじい様、おばあ様。只今、学院から戻ってまいりました。一緒にお茶をしてもいいですか?」
「おかえりなさい。こちらにいらっしゃい」
おばあ様は優しく隣へ来るように手招きする。
「ソフィア、学院はどうだい?」
「とても楽しく過ごしています。先日、三年生として騎士科とパートナーを組む事になったんです。他は騎士科の生徒と二人組なのに私は三人組で行動することになったんです」
「そうかそうか。楽しそうで何よりだ」
二人とも優しい笑顔で話を聞いてくれている。
「おじい様、聞いてもいいですか? 今日は騎士科のパートナーに魔法具を作る授業があったのですが、魔力や魔石の質により魔法具の出来が違うと言っていました。私、質の良い魔道具を作りたいのですが、どうすれば良いかさっぱりわからないのです」
「そうか、魔道具を作る訓練をしているのか。例えば、これを見てごらん」
おじい様は指先に一粒の水の塊を出しました。
「これは良く見る水魔法の【ウォーター】だ。これに考えず魔力を足すとどうなる?」
「水の塊が大きくなります」
「正解だ。ただ魔法を唱えて魔力を使っただけでは、魔力を消費した分だけ大きくなる。魔法の質を上げるには大きさはそのままで、このように魔力を注いでいくんだ」
指先の水の塊を見ると、透明な水の塊がサファイアのように煌めき始めた。
「おじい様、すごいです!」
「だろう? 魔力の質を上げる練習をすると全ての魔法の質もあがるぞ? 次の練習はこれが良いかも知れないな。カインにはそう話しておく」
「おじい様! 有難う御座います! 早速、練習してきます!」
よし! いいことを教えて貰った。練習に励もう! 私はおじい様から教えて貰った方法を忘れないうちにやりたくなり気分は既に練習に向かっていた。
「おやおや。わし達とのお茶はこれでお仕舞いかい? またいつでも待っているから来なさい。わし達は暇をしているからな」
おじい様とおばあ様にお礼を言い、サロンを後にした。
おじい様は簡単にやっていたけれど、あれほど水が輝いているのは初めてみた。私にも出来るのかな。
部屋に戻って早速やってみるが、中々上手くいかない。魔法具を渡すまで数日あるからギリギリまで頑張るしかない。
私は何度も何度も練習を重ねた。
討伐時や普段使いにあると便利な物を作る、という授業でパートナーの事を考えながら作るため、チャームでも指輪でも腕輪でもなんでも良いらしい。
私達が魔法具を作っている間、騎士科は魔法使いのパートナーをどのように守るか等のディスカッションや魔物の討伐方法を勉強しているのだとか。
魔石を使った魔法具は、作成者の魔力と魔石の質により完成度が違うらしい。
どうせ作るなら一級品を作ってみたいわ。
魔石は基本的に魔物から出るので、良い魔石を得るには強い敵を倒す必要が出てくる。
良質な魔石の為にダンジョンへ潜る人も多いのだとか。学院で用意されているのはゴブリン魔石。その名の通り、ゴブリンから取れる魔石。討伐で一番手軽な事もあり、価格も安価で取り引きされている。
今はまだ自分一人でダンジョンへ行って高価な魔石を取り、魔法具を作る事が出来ないのが歯痒い。
今度お父様にお願いしてみようかな。
モニカ様とリナ様は指輪を作る事に決めていたけれど、どんな魔法を込めるのか悩んでいるらしく、しばらく図書館に通うと言っていたわ。
私は伯爵家の跡取りとして育てられたので、淑女教育は幼い頃から行っていたけれど、魔法教育は全然触れさせて貰えなかったのよね。
邸を燃やしかけたせいもあるけれど。
勿論、魔石の存在は知っていても触れた事はなかった。他の魔石も見てみたいし、作るならより良い物を作りたいわ。
やはりお父様に聞いてみようと思い立ち、モニカ様達と別れて先に帰宅する。
邸に帰り、さっと自室でワンピースに着替えた。
「サラ、お父様かお兄様は戻っているかしら?」
「旦那様方は王宮へ行っており、不在です。大旦那様はいらっしゃいます」
「分かったわ。おじい様の所へ行ってくるわ」
侯爵家のおじい様とおばあ様は普段、国の仕事で王都を離れていることが多く、私も数度しか会ったことがない。
おじい様たちも優秀な魔法使いだ。仕事を終えて邸に戻ってきたのだろう。二人は仲良くサロンで優雅にお茶をしていた。
「おじい様、おばあ様。只今、学院から戻ってまいりました。一緒にお茶をしてもいいですか?」
「おかえりなさい。こちらにいらっしゃい」
おばあ様は優しく隣へ来るように手招きする。
「ソフィア、学院はどうだい?」
「とても楽しく過ごしています。先日、三年生として騎士科とパートナーを組む事になったんです。他は騎士科の生徒と二人組なのに私は三人組で行動することになったんです」
「そうかそうか。楽しそうで何よりだ」
二人とも優しい笑顔で話を聞いてくれている。
「おじい様、聞いてもいいですか? 今日は騎士科のパートナーに魔法具を作る授業があったのですが、魔力や魔石の質により魔法具の出来が違うと言っていました。私、質の良い魔道具を作りたいのですが、どうすれば良いかさっぱりわからないのです」
「そうか、魔道具を作る訓練をしているのか。例えば、これを見てごらん」
おじい様は指先に一粒の水の塊を出しました。
「これは良く見る水魔法の【ウォーター】だ。これに考えず魔力を足すとどうなる?」
「水の塊が大きくなります」
「正解だ。ただ魔法を唱えて魔力を使っただけでは、魔力を消費した分だけ大きくなる。魔法の質を上げるには大きさはそのままで、このように魔力を注いでいくんだ」
指先の水の塊を見ると、透明な水の塊がサファイアのように煌めき始めた。
「おじい様、すごいです!」
「だろう? 魔力の質を上げる練習をすると全ての魔法の質もあがるぞ? 次の練習はこれが良いかも知れないな。カインにはそう話しておく」
「おじい様! 有難う御座います! 早速、練習してきます!」
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「おやおや。わし達とのお茶はこれでお仕舞いかい? またいつでも待っているから来なさい。わし達は暇をしているからな」
おじい様とおばあ様にお礼を言い、サロンを後にした。
おじい様は簡単にやっていたけれど、あれほど水が輝いているのは初めてみた。私にも出来るのかな。
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私は何度も何度も練習を重ねた。
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