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私は朝早くに目覚めた。サラが来る前にラファルを連れて食堂でご飯を食べ、ダンジョンへ向かう格好をする。今日はラファルが付いてきてくれるらしい。
何も魔法使いになるのは王宮魔法使いでなくてもいい。
もし、もしも自力で生活しなくてはいけなくなったらどうするか。
最悪の事態も想定して動いていくべきだと思うの。
足にある印に触れ、覚悟を決める。
サラにはダンジョンで修行してくるとメモ書きを残し、邸を出た。
用意していた仮面を付け、髪色を変え、ラファルは犬に見えるような偽装魔法を掛ける。私は犬のラファルとギルドを訪れた。
私は新たにギルドカードを作りたいとギルドに話をすると了承された。
どうやら貴族での登録は色々と足枷があるようで、内密で平民としてのギルドカードを作る人も多いのだとか。
私は新たにイーズと言う名で登録し、カードを発行してもらう。Eランクは街道に出てくる小さな魔物をひたすら狩るみたいね。
あまり気にはしていなかったけれど、ランクは倒した魔物の数と、魔物のランク、依頼書を数値化し、一定の数が貯まるとランクが上がるみたい。
AランクとSランクは点数が付く魔物のランクがAランク以上と決まっているらしい。
まぁ、スライム百万匹倒してもAランクにはならないわよね。
私はラファルを連れて街道へ向かった。
初めて一人で街を出たので少し、不安と緊張があったのだけれど、ラファルが私に寄り添ってくれたおかげで不安な気持ちが和らいだわ。
街道では小さなスライムや魔兎、魔鳥が現れ、サクサクと討伐していく。ここで学院の討伐訓練が役立つとは思わなかったわ。ラファルも魔兎を狩るのが楽しい様で、見つけては何匹も倒していたわ。
魔兎を捌くとラファルは美味しそうに食べていて、やはり野生の魔物なんだなって実感させられるわ。
ふふっ。楽しく狩りをしていると、いつの間にか夕方になっていた。
そろそろ戻らなくてはいけないわね。
ラファルと私は清浄魔法で身体を綺麗にし、狩った魔物を浮かせてギルドへ持ち帰る。ギルドでは倒した魔物を引き取ってくれたわ。
「イーズ様。規定数の魔物を討伐したのでランクがDランクとなりました。それと本日の魔物の引き取り額は二万ギルとなります。カードに入金しますか?」
「お願いします」
どうしよう。二万ギルが高いか安いかも分からないわ。とりあえず、黙ってカードにお金を貯めていく事にする。後から物の値段を勉強しなくてはね。
ギルドを出て、邸前まで歩いて帰る途中、髪色を元に戻し、仮面を外す。
もちろんラファルに掛かっている魔法も解いた。ラファルは魔物を沢山食べてお腹がぷっくりになりちょっと愛らしいわ。
「ただいま戻りました」
「お帰りなさいませ。ソフィア様。心配していたんですよ」
「ふふっ、サラ。心配してくれてありがとう。でも、私、これでも強いのよ?」
自室に戻り、ワンピースに着替える。ラファルはもうベッドに入り、寝るみたい。
「サラ、明日からの予定は?」
「本日、大旦那様と旦那様、レオン様と三人で話し合いがありましたが、未だ決まらず、結婚準備は未定となりました」
「そう。ありがとう。では明日も私はラファルと出かけてくるわ」
「了解致しました」
お父様達は話し合いをしている事もあり、私は部屋で食事を取り、少し早いけれど、就寝する。
ベッドに入り、今日の街道での討伐を思い出してみる。初めて一人で討伐してみたけれど、ラファルとならやっていけそうね。
明日はギルドの掲示板を覗いてみようかしら。
翌日も朝早くにラファルを連れてギルドへ向かった。もちろん擬装も忘れず行う。
依頼書を見ると、魔猪の討伐や魔熊、虎や蛇型の魔物もあった。魔熊と魔猪の依頼書を取り、受付に渡す。
「おはようございます。イーズ様。魔熊と魔猪の二つの依頼ですね。気をつけて行ってらっしゃい」
最近、東の街外れで魔熊が目撃されているらしい。現地へと向かうと、ラファルがクルルッと短く鳴いて一方を見ている。
「ラファル、あっちにいるのね」
ラファルの視線の先を追うと、いたわ。魔熊は何かを食べようとしているようだ。敵に気付かれない間に魔力を練り上げ、風刃を唱える。呆気なく二つになった。
どうやら魔熊は魔鳥を食べようとしていたみたい。ラファルは魔鳥の胸元を突き、ペッと魔石を取り出すと、魔鳥を嘴で放り投げぱくっと一口で食べてしまった。
「ラファル、魔鳥も食べられるのね。食べ方は本能で知っていたのかしら」
ラファルに驚きながらも魔熊を処理してから魔猪を探す。ラファルは飛び上がると上空から魔猪を探してくれているみたい。
キュイっと鳴くと、地上へ降り、私と一緒に歩き出す。
どうやらこの方向で合っているのね。いたいた。ラファル、優秀過ぎよ! 可愛過ぎる。魔猪は討伐訓練で討伐した物より随分と大きく、依頼が出るのも納得だわ。
蔦で拘束し、雷撃弾で魔猪の頭を撃ち抜く。やったわ。魔猪も難なく討伐が出来たわ。魔猪も処理をしてから浮かせて熊と共にギルドへと運んだ。
途中でラファルが魔猪を突きだしたので、魔猪の肉を切り分けて食べさせた。
ラファルは美味しかったようでもっと、もっと、と催促して魔猪の半分はラファルのお腹に消えてしまったわ。ラファルの食事後にギルドへ依頼達成報告をする。
「お帰りなさい。イーズ様。二件の依頼の達成しましたのでCランクに移行しました。続いて、魔物の引き取り価格は四万ギルとなります。カードに入金しますか?」
「お願いします」
冒険者として一歩を踏み出せたわ。勇気がでた。これなら自分の力で生きていける気がするわ。まだ私は分からないことばかり。私はもっと知らなければいけない。
何も魔法使いになるのは王宮魔法使いでなくてもいい。
もし、もしも自力で生活しなくてはいけなくなったらどうするか。
最悪の事態も想定して動いていくべきだと思うの。
足にある印に触れ、覚悟を決める。
サラにはダンジョンで修行してくるとメモ書きを残し、邸を出た。
用意していた仮面を付け、髪色を変え、ラファルは犬に見えるような偽装魔法を掛ける。私は犬のラファルとギルドを訪れた。
私は新たにギルドカードを作りたいとギルドに話をすると了承された。
どうやら貴族での登録は色々と足枷があるようで、内密で平民としてのギルドカードを作る人も多いのだとか。
私は新たにイーズと言う名で登録し、カードを発行してもらう。Eランクは街道に出てくる小さな魔物をひたすら狩るみたいね。
あまり気にはしていなかったけれど、ランクは倒した魔物の数と、魔物のランク、依頼書を数値化し、一定の数が貯まるとランクが上がるみたい。
AランクとSランクは点数が付く魔物のランクがAランク以上と決まっているらしい。
まぁ、スライム百万匹倒してもAランクにはならないわよね。
私はラファルを連れて街道へ向かった。
初めて一人で街を出たので少し、不安と緊張があったのだけれど、ラファルが私に寄り添ってくれたおかげで不安な気持ちが和らいだわ。
街道では小さなスライムや魔兎、魔鳥が現れ、サクサクと討伐していく。ここで学院の討伐訓練が役立つとは思わなかったわ。ラファルも魔兎を狩るのが楽しい様で、見つけては何匹も倒していたわ。
魔兎を捌くとラファルは美味しそうに食べていて、やはり野生の魔物なんだなって実感させられるわ。
ふふっ。楽しく狩りをしていると、いつの間にか夕方になっていた。
そろそろ戻らなくてはいけないわね。
ラファルと私は清浄魔法で身体を綺麗にし、狩った魔物を浮かせてギルドへ持ち帰る。ギルドでは倒した魔物を引き取ってくれたわ。
「イーズ様。規定数の魔物を討伐したのでランクがDランクとなりました。それと本日の魔物の引き取り額は二万ギルとなります。カードに入金しますか?」
「お願いします」
どうしよう。二万ギルが高いか安いかも分からないわ。とりあえず、黙ってカードにお金を貯めていく事にする。後から物の値段を勉強しなくてはね。
ギルドを出て、邸前まで歩いて帰る途中、髪色を元に戻し、仮面を外す。
もちろんラファルに掛かっている魔法も解いた。ラファルは魔物を沢山食べてお腹がぷっくりになりちょっと愛らしいわ。
「ただいま戻りました」
「お帰りなさいませ。ソフィア様。心配していたんですよ」
「ふふっ、サラ。心配してくれてありがとう。でも、私、これでも強いのよ?」
自室に戻り、ワンピースに着替える。ラファルはもうベッドに入り、寝るみたい。
「サラ、明日からの予定は?」
「本日、大旦那様と旦那様、レオン様と三人で話し合いがありましたが、未だ決まらず、結婚準備は未定となりました」
「そう。ありがとう。では明日も私はラファルと出かけてくるわ」
「了解致しました」
お父様達は話し合いをしている事もあり、私は部屋で食事を取り、少し早いけれど、就寝する。
ベッドに入り、今日の街道での討伐を思い出してみる。初めて一人で討伐してみたけれど、ラファルとならやっていけそうね。
明日はギルドの掲示板を覗いてみようかしら。
翌日も朝早くにラファルを連れてギルドへ向かった。もちろん擬装も忘れず行う。
依頼書を見ると、魔猪の討伐や魔熊、虎や蛇型の魔物もあった。魔熊と魔猪の依頼書を取り、受付に渡す。
「おはようございます。イーズ様。魔熊と魔猪の二つの依頼ですね。気をつけて行ってらっしゃい」
最近、東の街外れで魔熊が目撃されているらしい。現地へと向かうと、ラファルがクルルッと短く鳴いて一方を見ている。
「ラファル、あっちにいるのね」
ラファルの視線の先を追うと、いたわ。魔熊は何かを食べようとしているようだ。敵に気付かれない間に魔力を練り上げ、風刃を唱える。呆気なく二つになった。
どうやら魔熊は魔鳥を食べようとしていたみたい。ラファルは魔鳥の胸元を突き、ペッと魔石を取り出すと、魔鳥を嘴で放り投げぱくっと一口で食べてしまった。
「ラファル、魔鳥も食べられるのね。食べ方は本能で知っていたのかしら」
ラファルに驚きながらも魔熊を処理してから魔猪を探す。ラファルは飛び上がると上空から魔猪を探してくれているみたい。
キュイっと鳴くと、地上へ降り、私と一緒に歩き出す。
どうやらこの方向で合っているのね。いたいた。ラファル、優秀過ぎよ! 可愛過ぎる。魔猪は討伐訓練で討伐した物より随分と大きく、依頼が出るのも納得だわ。
蔦で拘束し、雷撃弾で魔猪の頭を撃ち抜く。やったわ。魔猪も難なく討伐が出来たわ。魔猪も処理をしてから浮かせて熊と共にギルドへと運んだ。
途中でラファルが魔猪を突きだしたので、魔猪の肉を切り分けて食べさせた。
ラファルは美味しかったようでもっと、もっと、と催促して魔猪の半分はラファルのお腹に消えてしまったわ。ラファルの食事後にギルドへ依頼達成報告をする。
「お帰りなさい。イーズ様。二件の依頼の達成しましたのでCランクに移行しました。続いて、魔物の引き取り価格は四万ギルとなります。カードに入金しますか?」
「お願いします」
冒険者として一歩を踏み出せたわ。勇気がでた。これなら自分の力で生きていける気がするわ。まだ私は分からないことばかり。私はもっと知らなければいけない。
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