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ラファルを部屋に残してまた買い物へ出かける。
ラファルは食後のせいもあってのんびりと部屋でごろ寝を決めているわ。
日も高くなると人も多くなってきており、部屋を出るとギルドは賑やかになっていた。
私は庶民の格好で仮面を付けているせいかしら。みんなの視線が気になる。王都では様々な人が居たから目立つことはなかったけれど、村では人が少なく目立ってしまっている
これは盲点だった。
急いで防具屋に向かい、ローブを買うとその場で着たわ。認識阻害の魔法も掛けておく事にする。見つかれば、あのサロンに連れていかれる身だしね。
賑やかな掛け声がする露店ですぐに食べられる食料をいくつか買い、部屋に戻ると、ラファルがお利口にして待っていてくれた。
可愛い。
朝と昼を兼用で食べる食事って初めてだ。
庶民はこのようなご飯を食べているのね。あまり一つの所には長く居ない方が良いと思うけれど、生活の仕方を学ばなければいけないのよね。
隣町は徒歩で二日かかる。ラファルの食事は大丈夫だけれど、私はその間どうやって過ごせばいいのかしら。
そうだ、さっき冒険者の店があったわ。そこで聞いてみるのが良いわね。
ラファルと一緒に冒険者の店に入る。店の中は魔獣討伐に必要な様々な品物が置いてあった。
「すみません。お伺いしたいのですが」
店員の男の人に声をかけると、気さくな感じで返事があった。
「嬢ちゃん、なんだい? 何か探し物かい?」
「私、冒険者になったばかりでよくわからないのだけど、今度、私のペットと一緒に隣町に行く予定なの。どんな用意をすれば良いのかしら?」
「女の一人旅はお勧めしないね。ペットも犬だろ? 襲われたら一溜まりもないぞ? どうしても行くのならこのテントと敷物、タオル類、簡易食器類、薪セットと聖結界が張れる杭を買う事だね。
後は数日分の食料だな。君に持てるのか? ペット用の小さな幌車を付けて運ばせるのも良いかもしれないが」
馬車ならぬグリフォン車。幌馬車が有れば宿に泊まらずにラファルと過ごせるけれど、まだラファルは馬車までの大きさにはなっていない。
それに全部買うと所持金がギリギリだわ。
とりあえず、幌ペット車は諦めて最低限の荷物を買い、荷物を抱えて自室へ戻った。
他の人の前では荷物を鞄に入れると問題になりそうだしね。魔法鞄は現在一個のみ。
魔石が無くて二個目は断念しなければいけなかったのよね。ラファルに付けてある鞄に食器やタオル等の生活用品を入れていく。テント等の大きな物も難無く入って良かったわ。
明日、ここに一泊した後、早朝から移動する事にするわ。
さて、ラファルの晩御飯も用意しなくてはいけないわね。部屋を出て依頼掲示板を見ると、魔狼の討伐か。
ラファルには少し、相性が悪いわ。
魔蛇サンドスネークの討伐?
私はよく、魔熊、魔鳥、魔犬だとカテゴリー名で呼んでいるけれど、実際には名前がある。面倒だから呼ばないだけなの。この蛇はまだ戦った事はない。
蛇ならラファルとも相性が良さそうだし、高額依頼だし、受けてみる。私は受付のお姉さんに依頼書を渡した。
「サンドスネークの依頼ですね。西側の森の二キロ先に巣があります。サンドスネークは尻尾の鈴に特徴があり、鈴が鳴ると惹きつけられるように近くの魔物が寄ってきます。
噛みつかれるとその部分は石化してしまうので注意して下さいね。イーズ様はこの依頼を達成するとBランクへ昇格します。ではいってらっしゃい」
ラファルと共に街を出て西の森を歩いていく。いたわ。巣に卵が沢山あるわ。どうやら卵を守っているのね。あの数が孵化するとここの森一帯は石化してしまうわね。そのための依頼かしら。
「ラファル準備はいい?」
キュイ! まず、厄介なのが尻尾と牙よね。塒を巻いていて尻尾は攻撃が出来ないのてサンドスネークの口に向かって水槍で貫き、雷撃弾を打ち込んだ。うん、石化に気を付ける事なく絶命してしまった。
魔力の質上げの練習をする毎に魔法が強くなっているのは気づいていたけれど、ある程度の魔物は私、倒せる自信が付いたわ。
沢山の卵とサンドスネークを持って帰ろうとしていると、ラファルがキュイッと鳴いて殻を割り始め、啄んでいるわ。
ラファルは巣の卵が好物なのかもしれない。
「ラファル、お腹一杯食べても良いわよ」
キュイ!
そう声を出してまた啄みはじめた。
ラファルを待っている間、巣を観察していると、卵と卵の間に魔石が落ちていることに気づいた。
もしかして、卵に効率よく魔素を取り込ませるために置いてある?
ちょうど魔石が欲しいと思っていたのよね。
私はちまちまと二十個ほどの魔石を拾ったわ。拾い終わる間にラファルの食事も終わったようでラファルは毛繕いを始めている。
「さて、ラファル。帰るよー」
残りの卵とサンドスネークを浮かせてギルドへ持ち帰る。
「イーズ様お帰りなさい。サンドスネークの依頼完了です。沢山の卵もありがとうございます。続いて、卵とサンドスネークと魔石十個の買い取り価格は三十万ギルです。それと、イーズ様はBランクへ昇格しました。おめでとうございます」
三十万ギル!
今までで一番高く買い取ってもらえたわ!
部屋に戻ってラファルとごろ寝をする。ごろ寝をしても怒られないって素敵ね。
今日の活動はおしまい。お休みなさい。
ラファルは食後のせいもあってのんびりと部屋でごろ寝を決めているわ。
日も高くなると人も多くなってきており、部屋を出るとギルドは賑やかになっていた。
私は庶民の格好で仮面を付けているせいかしら。みんなの視線が気になる。王都では様々な人が居たから目立つことはなかったけれど、村では人が少なく目立ってしまっている
これは盲点だった。
急いで防具屋に向かい、ローブを買うとその場で着たわ。認識阻害の魔法も掛けておく事にする。見つかれば、あのサロンに連れていかれる身だしね。
賑やかな掛け声がする露店ですぐに食べられる食料をいくつか買い、部屋に戻ると、ラファルがお利口にして待っていてくれた。
可愛い。
朝と昼を兼用で食べる食事って初めてだ。
庶民はこのようなご飯を食べているのね。あまり一つの所には長く居ない方が良いと思うけれど、生活の仕方を学ばなければいけないのよね。
隣町は徒歩で二日かかる。ラファルの食事は大丈夫だけれど、私はその間どうやって過ごせばいいのかしら。
そうだ、さっき冒険者の店があったわ。そこで聞いてみるのが良いわね。
ラファルと一緒に冒険者の店に入る。店の中は魔獣討伐に必要な様々な品物が置いてあった。
「すみません。お伺いしたいのですが」
店員の男の人に声をかけると、気さくな感じで返事があった。
「嬢ちゃん、なんだい? 何か探し物かい?」
「私、冒険者になったばかりでよくわからないのだけど、今度、私のペットと一緒に隣町に行く予定なの。どんな用意をすれば良いのかしら?」
「女の一人旅はお勧めしないね。ペットも犬だろ? 襲われたら一溜まりもないぞ? どうしても行くのならこのテントと敷物、タオル類、簡易食器類、薪セットと聖結界が張れる杭を買う事だね。
後は数日分の食料だな。君に持てるのか? ペット用の小さな幌車を付けて運ばせるのも良いかもしれないが」
馬車ならぬグリフォン車。幌馬車が有れば宿に泊まらずにラファルと過ごせるけれど、まだラファルは馬車までの大きさにはなっていない。
それに全部買うと所持金がギリギリだわ。
とりあえず、幌ペット車は諦めて最低限の荷物を買い、荷物を抱えて自室へ戻った。
他の人の前では荷物を鞄に入れると問題になりそうだしね。魔法鞄は現在一個のみ。
魔石が無くて二個目は断念しなければいけなかったのよね。ラファルに付けてある鞄に食器やタオル等の生活用品を入れていく。テント等の大きな物も難無く入って良かったわ。
明日、ここに一泊した後、早朝から移動する事にするわ。
さて、ラファルの晩御飯も用意しなくてはいけないわね。部屋を出て依頼掲示板を見ると、魔狼の討伐か。
ラファルには少し、相性が悪いわ。
魔蛇サンドスネークの討伐?
私はよく、魔熊、魔鳥、魔犬だとカテゴリー名で呼んでいるけれど、実際には名前がある。面倒だから呼ばないだけなの。この蛇はまだ戦った事はない。
蛇ならラファルとも相性が良さそうだし、高額依頼だし、受けてみる。私は受付のお姉さんに依頼書を渡した。
「サンドスネークの依頼ですね。西側の森の二キロ先に巣があります。サンドスネークは尻尾の鈴に特徴があり、鈴が鳴ると惹きつけられるように近くの魔物が寄ってきます。
噛みつかれるとその部分は石化してしまうので注意して下さいね。イーズ様はこの依頼を達成するとBランクへ昇格します。ではいってらっしゃい」
ラファルと共に街を出て西の森を歩いていく。いたわ。巣に卵が沢山あるわ。どうやら卵を守っているのね。あの数が孵化するとここの森一帯は石化してしまうわね。そのための依頼かしら。
「ラファル準備はいい?」
キュイ! まず、厄介なのが尻尾と牙よね。塒を巻いていて尻尾は攻撃が出来ないのてサンドスネークの口に向かって水槍で貫き、雷撃弾を打ち込んだ。うん、石化に気を付ける事なく絶命してしまった。
魔力の質上げの練習をする毎に魔法が強くなっているのは気づいていたけれど、ある程度の魔物は私、倒せる自信が付いたわ。
沢山の卵とサンドスネークを持って帰ろうとしていると、ラファルがキュイッと鳴いて殻を割り始め、啄んでいるわ。
ラファルは巣の卵が好物なのかもしれない。
「ラファル、お腹一杯食べても良いわよ」
キュイ!
そう声を出してまた啄みはじめた。
ラファルを待っている間、巣を観察していると、卵と卵の間に魔石が落ちていることに気づいた。
もしかして、卵に効率よく魔素を取り込ませるために置いてある?
ちょうど魔石が欲しいと思っていたのよね。
私はちまちまと二十個ほどの魔石を拾ったわ。拾い終わる間にラファルの食事も終わったようでラファルは毛繕いを始めている。
「さて、ラファル。帰るよー」
残りの卵とサンドスネークを浮かせてギルドへ持ち帰る。
「イーズ様お帰りなさい。サンドスネークの依頼完了です。沢山の卵もありがとうございます。続いて、卵とサンドスネークと魔石十個の買い取り価格は三十万ギルです。それと、イーズ様はBランクへ昇格しました。おめでとうございます」
三十万ギル!
今までで一番高く買い取ってもらえたわ!
部屋に戻ってラファルとごろ寝をする。ごろ寝をしても怒られないって素敵ね。
今日の活動はおしまい。お休みなさい。
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