85 / 87
85
しおりを挟む
馬車は王宮へ到着すると、私はお父様達の後に続くようにヴィシュヌ様のエスコートで会場に入っていく。
この日を待ちわびたように舞踏会は人で溢れている。魔法で煌びやかに彩られたホールは貴族達の心まで明るくし、談笑も弾んでいるようだ。
『オリヴェタン侯爵家、入場!』という案内係の声にドキリとする。入場すると既に沢山の貴族が談笑していたが、私達家族に視線が集まり、静かに人がさっと避けていく。
「ヴィシュヌ様。皆、お兄様やヴィシュヌ様を見ているわ。凄いですね」
「何を言っているんだい。見られているのはソフィアの方だよ」
ヴィシュヌ様はクスクスと笑っている。
「ソフィア、あの大臣はソフィアの事を崇拝している一人だぞ?」
レオンお兄様は振り向いて微笑んでいる。
「さあ。陛下達への挨拶が先だ」
お父様に促されてクリフォード陛下と第一王子へ挨拶に向かう。
「本日はお招きありがとうございます」
「ようやく来たな。ソフィアはこちらへ」
言われるがままに控室に連れられていく。
侍女達に聞いても「大丈夫ですよ」と返ってくるばかりでそれ以上は答えてくれはしないようだ。
舞踏会が始まる時間となり、私は少し焦った。えっと、本当に大丈夫かしら。少ししてからヴィシュヌ様が迎えにきた。
「さあ、ソフィア。行こう」
ヴィシュヌ様のエスコートで舞台の袖から出てきてクリフォード陛下の側に立った。
会場は静まり返り、陛下は一歩前へ立ち、ゆっくりと口を開いた。
「この度、王家の落ち度でオリヴェタン侯爵家には迷惑をかけた。その影響でオリヴェタン侯爵家令嬢のソフィアは待ちに待っていた学院の卒業パーティーに参加する事も叶わず、婚姻も白紙となる事態となった。
皆には秘匿としていたが、ソフィア嬢はこの国において唯一の原始魔法が使える魔法使いである。
そしてソフィア嬢の横にいるヴィシュヌ・ロゼーヌ・フォン・シルヴィード・オリヴェタン殿は魔法使いの始祖の一人である。嬉しいことにこの度、ソフィア嬢と婚姻することが決まった。
王家はこれからソフィア嬢の後ろ盾となる事とする。
さあ、ソフィア嬢。踊っておいで」
陛下の言葉でヴィシュヌ様は私をエスコートし、ホールの中心へと歩く。ホールにはお父様が立ってこちらを見て微笑んで手を差し出す。
「お父様」
「義娘よ。私と踊って頂けますか」
「喜んで」
お父様の手を取ると、音楽が始まった。
「ソフィア、今まで頑張ったね。これからはもっと我慢せずにどんどん我儘を言うんだよ」
「お父様。ありがとうございます」
お父様は和かに私とダンスをしている。私が居なくなってからはお父様にはとても苦労を掛けたと思う。
国中を探し回り、陛下の謁見にも臆せずに話をしていたと聞いた。本当の父親のように接してくれて感謝しか無いわ。
曲が終わると、拍手と共に皆がダンスを始める。
私は会場の壁際に一人立っていたグリーン伯爵の元に向かった。
「お父様、私と踊っていただけますか?」
「……ああ、もちろんだ」
お実父様は私の手を取り、ダンスをしている人の波に加わった。
「お久しぶりです。お父様、少し痩せたのではありませんか?」
「そうか? ソフィア、綺麗になったな。アルマもきっと喜んでいるに違いない。苦労を掛けてすまなかった」
「お父様、あれは仕方がないんです。お父様は操られていたのですから。私はお父様とお母様の子供で良かったと思っています。今度、ヴィシュヌ様と会ってくださいね」
「ああ、もちろんだ。ソフィア、幸せになるんだよ」
「……はい」
短い会話だったけれど、幸せだった頃の父を思い出して涙が出そうになるのをぐっと我慢する。
あんなことがなければ父と離れることはなかったと思う。色んな感情が湧き上がってきた。
「ソフィア、ここで泣いては皆が心配するぞ。ほらっ、彼が迎えにきた。さあ、いきなさい」
ダンスが終わり、父はそっとヴィシュヌ様の元へ連れて行ってくれる。そしてヴィシュヌ様に挨拶をして『娘をお願いします』と頭を下げた。
「ソフィアさんを必ず幸せにします」
そうしてヴィシュヌ様は私に向き直って微笑んだ。
「ソフィア、私と踊って頂けますか」
「はいっ」
私は彼の手を取りダンスを始めた。
「ヴィシュヌ様は踊れたんですね」
「踊れなかったけど、君たちの記憶を覗いてダンスはあらかた理解しているよ」
「理解するだけで踊れるなんて凄いです」
「褒めてくれてありがとう。ソフィア、見てごらん。皆がソフィアと踊りたいと待っているよ。今日のソフィアは本当に女神のようだ。今日のダンスでまたソフィアの信者が増えてしまうんじゃないかな」
「ふふっ。陛下のように私に跪き、愛を乞うて貢いでもらわねばなりませんね」
するとヴィシュヌ様は魔法を使い、優しい光がふわりと私達を包む。
「やはり女神は光輝いていないとね」
「ヴィシュヌ様も素敵です。凄く格好良くて、他の令嬢方に見せたくないです」
「このまま音楽が終わらなければ良いのに」
お兄様と踊ろうと思ったけれど、令嬢たちの相手でそれどころではないみたい。おじい様もおばあ様と踊っているわ。
私はヴィシュヌ様と一緒にジュースを飲んでいると。
「ソフィアちゃん、久しぶり! 元気にしてた?」
「ルイ様。お久しぶりです」
「やっぱりソフィアちゃんは美女だね。相手が魔法使いの始祖って聞いて驚いた。彼じゃなかったら攫ってしまうところだったのに残念だ」
「ふふっ。ルイ様、ご冗談が上手ですわ」
「あー信じてないな」
ふとルイ様の後を見ると、モニカ様とリナ様が婚約者の方とこちらに来ています。あ、もう旦那様でしたね。
久々の再会に目に涙を浮かべてしまいました。どうやら陛下の計らいでクラスの方々も招待されたようです。私のために嬉しいやら申し訳ないやら。
その後、クラスの方々とお話しして何名かとも踊り、華やかな舞踏会を楽しみました。
ダンスホールは着飾った令息、令嬢達で煌びやかに彩られ、幼かった頃の夢が叶った気がするわ。
お兄様達は相変わらず御令嬢に人気で囲まれていた。
「ヴィシュヌ様、少し風に当たりませんか?」
「ああ、そうだね。先に行っておいで。飲み物を取ってくる」
「はい」
この日を待ちわびたように舞踏会は人で溢れている。魔法で煌びやかに彩られたホールは貴族達の心まで明るくし、談笑も弾んでいるようだ。
『オリヴェタン侯爵家、入場!』という案内係の声にドキリとする。入場すると既に沢山の貴族が談笑していたが、私達家族に視線が集まり、静かに人がさっと避けていく。
「ヴィシュヌ様。皆、お兄様やヴィシュヌ様を見ているわ。凄いですね」
「何を言っているんだい。見られているのはソフィアの方だよ」
ヴィシュヌ様はクスクスと笑っている。
「ソフィア、あの大臣はソフィアの事を崇拝している一人だぞ?」
レオンお兄様は振り向いて微笑んでいる。
「さあ。陛下達への挨拶が先だ」
お父様に促されてクリフォード陛下と第一王子へ挨拶に向かう。
「本日はお招きありがとうございます」
「ようやく来たな。ソフィアはこちらへ」
言われるがままに控室に連れられていく。
侍女達に聞いても「大丈夫ですよ」と返ってくるばかりでそれ以上は答えてくれはしないようだ。
舞踏会が始まる時間となり、私は少し焦った。えっと、本当に大丈夫かしら。少ししてからヴィシュヌ様が迎えにきた。
「さあ、ソフィア。行こう」
ヴィシュヌ様のエスコートで舞台の袖から出てきてクリフォード陛下の側に立った。
会場は静まり返り、陛下は一歩前へ立ち、ゆっくりと口を開いた。
「この度、王家の落ち度でオリヴェタン侯爵家には迷惑をかけた。その影響でオリヴェタン侯爵家令嬢のソフィアは待ちに待っていた学院の卒業パーティーに参加する事も叶わず、婚姻も白紙となる事態となった。
皆には秘匿としていたが、ソフィア嬢はこの国において唯一の原始魔法が使える魔法使いである。
そしてソフィア嬢の横にいるヴィシュヌ・ロゼーヌ・フォン・シルヴィード・オリヴェタン殿は魔法使いの始祖の一人である。嬉しいことにこの度、ソフィア嬢と婚姻することが決まった。
王家はこれからソフィア嬢の後ろ盾となる事とする。
さあ、ソフィア嬢。踊っておいで」
陛下の言葉でヴィシュヌ様は私をエスコートし、ホールの中心へと歩く。ホールにはお父様が立ってこちらを見て微笑んで手を差し出す。
「お父様」
「義娘よ。私と踊って頂けますか」
「喜んで」
お父様の手を取ると、音楽が始まった。
「ソフィア、今まで頑張ったね。これからはもっと我慢せずにどんどん我儘を言うんだよ」
「お父様。ありがとうございます」
お父様は和かに私とダンスをしている。私が居なくなってからはお父様にはとても苦労を掛けたと思う。
国中を探し回り、陛下の謁見にも臆せずに話をしていたと聞いた。本当の父親のように接してくれて感謝しか無いわ。
曲が終わると、拍手と共に皆がダンスを始める。
私は会場の壁際に一人立っていたグリーン伯爵の元に向かった。
「お父様、私と踊っていただけますか?」
「……ああ、もちろんだ」
お実父様は私の手を取り、ダンスをしている人の波に加わった。
「お久しぶりです。お父様、少し痩せたのではありませんか?」
「そうか? ソフィア、綺麗になったな。アルマもきっと喜んでいるに違いない。苦労を掛けてすまなかった」
「お父様、あれは仕方がないんです。お父様は操られていたのですから。私はお父様とお母様の子供で良かったと思っています。今度、ヴィシュヌ様と会ってくださいね」
「ああ、もちろんだ。ソフィア、幸せになるんだよ」
「……はい」
短い会話だったけれど、幸せだった頃の父を思い出して涙が出そうになるのをぐっと我慢する。
あんなことがなければ父と離れることはなかったと思う。色んな感情が湧き上がってきた。
「ソフィア、ここで泣いては皆が心配するぞ。ほらっ、彼が迎えにきた。さあ、いきなさい」
ダンスが終わり、父はそっとヴィシュヌ様の元へ連れて行ってくれる。そしてヴィシュヌ様に挨拶をして『娘をお願いします』と頭を下げた。
「ソフィアさんを必ず幸せにします」
そうしてヴィシュヌ様は私に向き直って微笑んだ。
「ソフィア、私と踊って頂けますか」
「はいっ」
私は彼の手を取りダンスを始めた。
「ヴィシュヌ様は踊れたんですね」
「踊れなかったけど、君たちの記憶を覗いてダンスはあらかた理解しているよ」
「理解するだけで踊れるなんて凄いです」
「褒めてくれてありがとう。ソフィア、見てごらん。皆がソフィアと踊りたいと待っているよ。今日のソフィアは本当に女神のようだ。今日のダンスでまたソフィアの信者が増えてしまうんじゃないかな」
「ふふっ。陛下のように私に跪き、愛を乞うて貢いでもらわねばなりませんね」
するとヴィシュヌ様は魔法を使い、優しい光がふわりと私達を包む。
「やはり女神は光輝いていないとね」
「ヴィシュヌ様も素敵です。凄く格好良くて、他の令嬢方に見せたくないです」
「このまま音楽が終わらなければ良いのに」
お兄様と踊ろうと思ったけれど、令嬢たちの相手でそれどころではないみたい。おじい様もおばあ様と踊っているわ。
私はヴィシュヌ様と一緒にジュースを飲んでいると。
「ソフィアちゃん、久しぶり! 元気にしてた?」
「ルイ様。お久しぶりです」
「やっぱりソフィアちゃんは美女だね。相手が魔法使いの始祖って聞いて驚いた。彼じゃなかったら攫ってしまうところだったのに残念だ」
「ふふっ。ルイ様、ご冗談が上手ですわ」
「あー信じてないな」
ふとルイ様の後を見ると、モニカ様とリナ様が婚約者の方とこちらに来ています。あ、もう旦那様でしたね。
久々の再会に目に涙を浮かべてしまいました。どうやら陛下の計らいでクラスの方々も招待されたようです。私のために嬉しいやら申し訳ないやら。
その後、クラスの方々とお話しして何名かとも踊り、華やかな舞踏会を楽しみました。
ダンスホールは着飾った令息、令嬢達で煌びやかに彩られ、幼かった頃の夢が叶った気がするわ。
お兄様達は相変わらず御令嬢に人気で囲まれていた。
「ヴィシュヌ様、少し風に当たりませんか?」
「ああ、そうだね。先に行っておいで。飲み物を取ってくる」
「はい」
275
あなたにおすすめの小説
初恋を諦めたあなたが、幸せでありますように
ぽんちゃん
恋愛
『あなたのヒーローをお返しします。末永くお幸せに』
運命の日。
ルキナは婚約者候補のロミオに、早く帰ってきてほしいとお願いしていた。
(私がどんなに足掻いても、この先の未来はわかってる。でも……)
今頃、ロミオは思い出の小屋で、初恋の人と偶然の再会を果たしているだろう。
ロミオが夕刻までに帰ってくれば、サプライズでルキナとの婚約発表をする。
もし帰ってこなければ、ある程度のお金と文を渡し、お別れするつもりだ。
そしてルキナは、両親が決めた相手と婚姻することになる。
ただ、ルキナとロミオは、友人以上、恋人未満のような関係。
ルキナは、ロミオの言葉を信じて帰りを待っていた。
でも、帰ってきたのは護衛のみ。
その後に知らされたのは、ロミオは初恋の相手であるブリトニーと、一夜を共にしたという報告だった――。
《登場人物》
☆ルキナ(16) 公爵令嬢。
☆ジークレイン(24) ルキナの兄。
☆ロミオ(18) 男爵子息、公爵家で保護中。
★ブリトニー(18) パン屋の娘。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
自業自得じゃないですか?~前世の記憶持ち少女、キレる~
浅海 景
恋愛
前世の記憶があるジーナ。特に目立つこともなく平民として普通の生活を送るものの、本がない生活に不満を抱く。本を買うため前世知識を利用したことから、とある貴族の目に留まり貴族学園に通うことに。
本に釣られて入学したものの王子や侯爵令息に興味を持たれ、婚約者の座を狙う令嬢たちを敵に回す。本以外に興味のないジーナは、平穏な読書タイムを確保するために距離を取るが、とある事件をきっかけに最も大切なものを奪われることになり、キレたジーナは報復することを決めた。
※2024.8.5 番外編を2話追加しました!
辺境伯へ嫁ぎます。
アズやっこ
恋愛
私の父、国王陛下から、辺境伯へ嫁げと言われました。
隣国の王子の次は辺境伯ですか… 分かりました。
私は第二王女。所詮国の為の駒でしかないのです。 例え父であっても国王陛下には逆らえません。
辺境伯様… 若くして家督を継がれ、辺境の地を護っています。
本来ならば第一王女のお姉様が嫁ぐはずでした。
辺境伯様も10歳も年下の私を妻として娶らなければいけないなんて可哀想です。
辺境伯様、大丈夫です。私はご迷惑はおかけしません。
それでも、もし、私でも良いのなら…こんな小娘でも良いのなら…貴方を愛しても良いですか?貴方も私を愛してくれますか?
そんな望みを抱いてしまいます。
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 設定はゆるいです。
(言葉使いなど、優しい目で読んで頂けると幸いです)
❈ 誤字脱字等教えて頂けると幸いです。
(出来れば望ましいと思う字、文章を教えて頂けると嬉しいです)
【完結】どうやら私は婚約破棄されるそうです。その前に舞台から消えたいと思います
りまり
恋愛
私の名前はアリスと言います。
伯爵家の娘ですが、今度妹ができるそうです。
母を亡くしてはや五年私も十歳になりましたし、いい加減お父様にもと思った時に後妻さんがいらっしゃったのです。
その方にも九歳になる娘がいるのですがとてもかわいいのです。
でもその方たちの名前を聞いた時ショックでした。
毎日見る夢に出てくる方だったのです。
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
二度目の子育て~我が子を可愛がったら溺愛されました
三園 七詩
恋愛
私は一人娘の優里亜の母親だった。
優里亜は幼い頃から体が弱く病院でほとんどの時間を過ごしていた。
優里亜は本が好きでよく私にも本の話をしてくれた。
そんな優里亜の病状が悪化して幼くして亡くなってしまう。
絶望に打ちひしがれている時事件に巻き込まれ私も命を落とした。
そして気がつくと娘の優里亜が大好きだった本の世界に入り込んでいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる