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離宮は王都から離れていて、隣国の方が近いかもしれない。深い森の中にポツンと忘れられたようにあるため、誰も見向きはしないような場所。
馬車で走ること十日間。
ようやく離宮に辿り着いた。
「お嬢様、ようやく辿り着きましたね」
「そうね。ここならゆっくり休めそうね」
ダリアと会話しながら、部屋へと入っていく。離宮には管理人と護衛騎士がいるだけで他に人は居ない。
管理人も街から月に一度掃除に来る程度で、護衛騎士も管理人と同じ村で雇われた者たちだった。ダリア一家が一緒に来てくれて本当に良かった。
ダリアの夫、ロンは王宮庭師の一人。娘のモニカ。モニカの弟、ティポーだ。
ティポーは執事科を専攻していて来年学院を卒業する予定だったが、離宮へいくために卒業までの試験を一気に受け、卒業してきたらしい。
優秀だからできたこと。感謝しかない。
そして、私のために学院生活を終わらせてしまったことを申し訳なく思う。
ティポーは『一国の王女様に仕える事ができるのはほんの一握り。栄誉なことです』と笑顔で話してくれる。
そこから私の離宮での生活が始まった。
毎日執務も勉強もすることはない。ロンが育てる庭の花を眺めたり、モニカと刺繍をしたり、ティポーとボードゲームをしたり、読書もしたわ。この離宮では私を打つ王妃も嫌味を言う家族もいない。
……私、今、一番幸せかもしれない。
ずっと我慢ばかりしてきたように感じる。
リヴィアはダリア家族と過ごすうちに優しく明るい性格になりつつあった。
日を置かずに気になったのでティポーに聞いてみたが、離宮から王宮へ日々の報告をしろという話もないし、向こうからも連絡がないらしい。
つまり今、こちら側の状況も王都がどうなっているかも分からない状態なの。
最初こそリヴィアは不安だった。『ああ、本当に見放されたのね』と感じてしまったけれど、離宮で過ごすうちに王都や家族のことなどどうでも良くなっていた。
そんなある日。
「ねぇ、モニカ。庭の向こうに小川があるわよね。天気も良いし、ティポーと三人でピクニックしない?」
「リヴィア様、離宮が管理している森とはいえ、護衛も連れて行きましょう」
「そうね」
私達はダリアに飲み物を用意してもらい小川の方へ出掛けた。
邸から五分程度歩いた場所にあるこの川を何十キロと辿っていけば宗主国のカインディール国とシューンエイゼット国の国境付近に着くらしい。
直接シューンエイゼット国と接しているわけではないけれど、小国なりに交易はある。
一昔前は治安も悪く、戦争もしていたため、この離宮も要塞として使われていた。
今はカインディール国の属国になったので戦争もなく治安も安定しているため、こうして安心してピクニックをすることができる。
私達は敷布を敷いて、小川の音を聞きながらお茶を飲む。
「ティポー、この川には魚がいると思う?」
「いると思いますよ? 今度釣り道具を用意して釣りをするのも良いですね」
「釣り! やってみたいわ! ……あら? あそこに何かが引っかかっている気がするのだけど」
私は何かが引っかかっているところを指差す。近くにいた護衛が引っかかった物を確認しにいくと、どうやら人が枝に引っかかっているようだ。
「お嬢様、見ない方がいいです」
「モニカ、大丈夫よ」
護衛は二人掛かりで枝から降ろし、抱えながら私の確認を取りに来た。
「リヴィア様、この者、息をしておりますがどうしますか?」
身なりはカインディール国の商人のような格好をしているが、所々血が付いている。
暴漢に襲われたのだろうか?周りに荷物が落ちていなかったことから、命からがら逃げ延びてきたのかもしれない。
「この辺に野盗がいるのかしら?」
「この辺りに野盗が出たと聞いたことがないですが、一度村に相談し、野盗がいるか捜索して警備を強化しましょう。もし野盗がいれば危ない。ピクニックは中止した方が良さそうですね」
「ええ、そうね。彼を離宮で預かることにするわ」
「村に預けた方が良いのでは?」
「もし、カインディール国の人なら村の人たちは言葉が通じないでしょう? それに、怪我が良くなれば色々な話が聞けそうだもの。離宮にいるのは苦痛じゃないけれど、他の国の人がどんな生活をしているのか聞いてみたいわ」
「わかりました。離宮の客間にお連れしましょう。村から医者を呼んでおきます」
護衛達に担がれた彼。
ダリアはピクニックに行ったと思ったのにすぐ帰ってきた私たちに驚いていたけれど、怪我人を見てすぐに客間の準備や医師の手配をしていた。
その後すぐに医者が彼を診察して言ったのだが、怪我をしてから日にちが経っているらしい。深くはないが、斬られた傷があり止血した跡もあった。
倒れた原因は怪我ではなく疲労と空腹ということらしい。目覚めるには数日かかるかもしれないと言っていた。
私は彼を看病することに決めた。
モニカたちが反対していたけれど、他にやることもないし、世話をする人もいないと話すと渋々許可が下りた感じだ。
看病と言っても一人で全部するのは難しいのでモニカやダリアの指導のもとですることになった。もちろん着替えなどはティポーに手伝ってもらいながら。
目覚めていない彼の食事は固形物のないスープをスプーンで少しずつ流し込んでいくことから始めた。
意識は無いながらももぐもぐと口を動かす様子から固形物を食べても大丈夫そうだ。
だが突然固形物を食べると胃が驚くらしいので少しずつ固形物を入れていくことになった。
身体を拭いたり、怪我のチェックも忘れない。
こういう時に勉強して良かったと思えるわ。
様々なことを勉強してきた中で医術も多少の知識は叩き込まれているの。外交や視察で様々な人と話をするのに知識は不可欠だからね。
馬車で走ること十日間。
ようやく離宮に辿り着いた。
「お嬢様、ようやく辿り着きましたね」
「そうね。ここならゆっくり休めそうね」
ダリアと会話しながら、部屋へと入っていく。離宮には管理人と護衛騎士がいるだけで他に人は居ない。
管理人も街から月に一度掃除に来る程度で、護衛騎士も管理人と同じ村で雇われた者たちだった。ダリア一家が一緒に来てくれて本当に良かった。
ダリアの夫、ロンは王宮庭師の一人。娘のモニカ。モニカの弟、ティポーだ。
ティポーは執事科を専攻していて来年学院を卒業する予定だったが、離宮へいくために卒業までの試験を一気に受け、卒業してきたらしい。
優秀だからできたこと。感謝しかない。
そして、私のために学院生活を終わらせてしまったことを申し訳なく思う。
ティポーは『一国の王女様に仕える事ができるのはほんの一握り。栄誉なことです』と笑顔で話してくれる。
そこから私の離宮での生活が始まった。
毎日執務も勉強もすることはない。ロンが育てる庭の花を眺めたり、モニカと刺繍をしたり、ティポーとボードゲームをしたり、読書もしたわ。この離宮では私を打つ王妃も嫌味を言う家族もいない。
……私、今、一番幸せかもしれない。
ずっと我慢ばかりしてきたように感じる。
リヴィアはダリア家族と過ごすうちに優しく明るい性格になりつつあった。
日を置かずに気になったのでティポーに聞いてみたが、離宮から王宮へ日々の報告をしろという話もないし、向こうからも連絡がないらしい。
つまり今、こちら側の状況も王都がどうなっているかも分からない状態なの。
最初こそリヴィアは不安だった。『ああ、本当に見放されたのね』と感じてしまったけれど、離宮で過ごすうちに王都や家族のことなどどうでも良くなっていた。
そんなある日。
「ねぇ、モニカ。庭の向こうに小川があるわよね。天気も良いし、ティポーと三人でピクニックしない?」
「リヴィア様、離宮が管理している森とはいえ、護衛も連れて行きましょう」
「そうね」
私達はダリアに飲み物を用意してもらい小川の方へ出掛けた。
邸から五分程度歩いた場所にあるこの川を何十キロと辿っていけば宗主国のカインディール国とシューンエイゼット国の国境付近に着くらしい。
直接シューンエイゼット国と接しているわけではないけれど、小国なりに交易はある。
一昔前は治安も悪く、戦争もしていたため、この離宮も要塞として使われていた。
今はカインディール国の属国になったので戦争もなく治安も安定しているため、こうして安心してピクニックをすることができる。
私達は敷布を敷いて、小川の音を聞きながらお茶を飲む。
「ティポー、この川には魚がいると思う?」
「いると思いますよ? 今度釣り道具を用意して釣りをするのも良いですね」
「釣り! やってみたいわ! ……あら? あそこに何かが引っかかっている気がするのだけど」
私は何かが引っかかっているところを指差す。近くにいた護衛が引っかかった物を確認しにいくと、どうやら人が枝に引っかかっているようだ。
「お嬢様、見ない方がいいです」
「モニカ、大丈夫よ」
護衛は二人掛かりで枝から降ろし、抱えながら私の確認を取りに来た。
「リヴィア様、この者、息をしておりますがどうしますか?」
身なりはカインディール国の商人のような格好をしているが、所々血が付いている。
暴漢に襲われたのだろうか?周りに荷物が落ちていなかったことから、命からがら逃げ延びてきたのかもしれない。
「この辺に野盗がいるのかしら?」
「この辺りに野盗が出たと聞いたことがないですが、一度村に相談し、野盗がいるか捜索して警備を強化しましょう。もし野盗がいれば危ない。ピクニックは中止した方が良さそうですね」
「ええ、そうね。彼を離宮で預かることにするわ」
「村に預けた方が良いのでは?」
「もし、カインディール国の人なら村の人たちは言葉が通じないでしょう? それに、怪我が良くなれば色々な話が聞けそうだもの。離宮にいるのは苦痛じゃないけれど、他の国の人がどんな生活をしているのか聞いてみたいわ」
「わかりました。離宮の客間にお連れしましょう。村から医者を呼んでおきます」
護衛達に担がれた彼。
ダリアはピクニックに行ったと思ったのにすぐ帰ってきた私たちに驚いていたけれど、怪我人を見てすぐに客間の準備や医師の手配をしていた。
その後すぐに医者が彼を診察して言ったのだが、怪我をしてから日にちが経っているらしい。深くはないが、斬られた傷があり止血した跡もあった。
倒れた原因は怪我ではなく疲労と空腹ということらしい。目覚めるには数日かかるかもしれないと言っていた。
私は彼を看病することに決めた。
モニカたちが反対していたけれど、他にやることもないし、世話をする人もいないと話すと渋々許可が下りた感じだ。
看病と言っても一人で全部するのは難しいのでモニカやダリアの指導のもとですることになった。もちろん着替えなどはティポーに手伝ってもらいながら。
目覚めていない彼の食事は固形物のないスープをスプーンで少しずつ流し込んでいくことから始めた。
意識は無いながらももぐもぐと口を動かす様子から固形物を食べても大丈夫そうだ。
だが突然固形物を食べると胃が驚くらしいので少しずつ固形物を入れていくことになった。
身体を拭いたり、怪我のチェックも忘れない。
こういう時に勉強して良かったと思えるわ。
様々なことを勉強してきた中で医術も多少の知識は叩き込まれているの。外交や視察で様々な人と話をするのに知識は不可欠だからね。
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