Gランク冒険者のレベル無双〜好き勝手に生きていたら各方面から敵認定されました〜

2nd kanta

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黄金の貴公子パーティ

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 冒険者ギルド本部から、我らの自治領キンロウに帰還する。勿論転移だ。

 ギルド本部は帝国の隣国だそうだ。行ったのが初めてだから、分からんがマリアが言っていた。

「お、丁度昼だ。みんな飯にしょう」
「「「は~い」」」

 残りのみんなもゾロゾロ食堂に集まって来る。

「貴方、お帰りなさい」
「ああ、ただいま君子」
チュッ!
「貴方、こっちに向いて」
ブチュウ!
「ぷっはー!久美子……」

レロレロと口の中を舌で蹂躙される。
「我慢出来なくなるって!里子!」
「うふ、良いのよ私を使っても」

ヤバいよエロすぎだー!

ブッチュー!ウングッウングッ!

ぷっふあーー!息が……
「貴方様、お帰りなさい」

「え、山田さん?」
「瑠美子って呼んでと言ってたでしょう」
「すみません、瑠美子さん」
「うふ、好きよ貴方様」
「えーー?!」

 俺は慌てて奥さん達を見ると目を逸らされた。なぜだ?

「きっと、枕営業のスキルが発動したのよ」

 ボソッと、つまらなそうに奥さんの一人里子さんが言った。

 あれなんか、なんちゃってスキルのネタだぞ!まさかこういう形で返ってくるとは思わんだ。

 ちなみに、クリスはオリビアに無理矢理城に連れて行かれた。
頑張れクリス、お前はやれば出来る子だ!

 俺の、今日の昼食はカツ丼だ。やっぱり米を食わないとな、力が出ない。

 他のみんなは、数はそんなに多くないがビッフェスタイルから好きな物を選んで食べている。勿論お代わり自由だ。

「あー!みんなそのままで聞いてくれ。
もう、知っている者もいるが、綾さん、萌さん、圭さんがメンバーから脱退した」

「えー!綾さん達がー?なぜですか?」
「ずうっと一緒に暮らしていくと思っていたのに……」

「理由は聞いていない」

 一瞬悔しそうな顔をするが、矢島は顔を上げハッキリと言った。

「彼女達の意思までは分からない。けど確かな意志を俺は感じた。だから、引き留めはしなかった」

「そうですか……」

 元々からの知り合いなんだろう。悲しそうな目をしている。

「それと、みんなと約束した事を実行した」

「えっ!それって……」

「そうだ、レベルを80にまで落とし俺達の記憶を消した」

誰かが唾を飲み込む音がした。

「みんなにも話したが、もし、我々と敵対する事になった場合みんなを危険に晒す事に俺は我慢ができないからだ!
だから、レベルを80にまで落とした」

「ふっ、やっぱり矢島さんは甘々だな」

女子高生のミカがニヤニヤしている。

「俺って、甘々なのか?」

「そうでしょう。レベル80はランクで言えばBランクよ、そして魔法、スキル使い放題。ただしレベルに相当した出力だけどね
更に、私達の事は忘れているけど日本の知識で無双が出来るわ!上手く立ち回れば、将来安泰!左手団扇じゃない!」

「あー、そうなるよな……頑張ればレベルも上がるだろうし……」

「まあ、バカな男に騙されなければ大丈夫だわよ」

「ミカ、それが一番心配だよ」とヨシミ。
「騙された実績もある」とナギサ。
「なんか、チョロそう」とアズサ。

コイツら本当に口が悪いな。

「あと、本当に抜けたい時は言ってくれ!
多少の資金も渡す。日本へ帰りたいのなら、日本にも送ってやる!
ただし、約束のレベルダウンと記憶を消す事は必ず実行する!」

「レベルダウンしても向こうじゃ無敵じゃね」
「亜空間収納だけでも無双出来るわよ」
「あー!私ラノベで読んだ事ある!」
「じゃ後で攻撃魔法収納出来るかやってみんべよ!」
「んだんだ」

「あはは、楽しそうだな……」

 ふっ!流石のマイ子ちゃんも、J Kにはついて行けないか、歳が離れすぎているからな。

ひぃ!ジロリと睨まれた!

その後俺達は帝都に飛んだ。

☆☆

綾達は混乱していた。
ここは、どこなんだろう?
手にしているのは冒険者のタグEランクだ。私は、冒険者になったのか?

萌と圭もポカンとしている。
何があった?

「おい!お前達、俺様のパーティーメンバーになったんだから、リーダーである俺様の命令は絶対だ。でないとすぐに死んでしまうからな」

ん?胡散臭いこの馬鹿は誰だ?

「誰だアンタは?」

「ふん!俺様は、黄金の貴公子のパーティーリーダーのトビーだ!」

「ふ~ん、雑魚ね。アンタ詳しく説明しなさいよ」

「テメェ!俺様はランクCなんだぞ!たった今冒険者になった奴に何がわかるー!」

「なんで、ランクCなのにレベルが20しかないんだよ?おかしいんじゃないか?
アンタらは、どう思う」

 綾は、振り返り酒場にたむろする冒険者達に意見を求めた。

「ああ、そうだな、レベル20なんてランクDになったばかりの評価だ。ランクCだと最低でもレベル40はないとおかしな話だ」

「やはりね」
「綾、どうするの?このパーティーに入るの」
「こんな雑魚パーティーじゃ私達が寄生されちゃうよ。だから、私達三人でパーティーを組もうよ」
「それしかないよね」

綾も萌も圭に苦笑いだ。

 その前にと、綾は酒場の冒険者達に聞いてみた。

「私達がここに来たのを見ていただろう?
なぜか、私達にはさっき迄の記憶が無いんだよ。何があったか教えてくれないか」

綾達三人は頭を下げて聞いてみた。

「おい!ふざけんなー!お前らは俺のパーティーに入ったんだから俺に従えばいいんだ!」

 いきなり綾の、左手首を掴み自分のところへ立たせようとするが、びくともしない。完全に力負けしている事に気が付かないようだ。

「雑魚が汚い手で触るな!」

 右手でトビーの手首を掴むと軽く握り潰してやった。

「ぎゃーーッ!!」

「貴様ー!トビーに何をするー!」

「おっと、お前達の相手は私がする」

 圭が前に出ると、相手の胸ぐらを掴み床に叩きつけた。

「ぐぇっ!」凄い音がした。

「圭、私も参加するよ」ともう一人を萌が床に叩き込む。

「ぎゃっ!」

一瞬の内に白目を剥く雑魚の二人。

萌と圭は二人してニヤリと笑った。

綾もトビーを床に叩きつけ悶絶させる。

「私、途中から覚えている」コイツらが何も知らない女にやった事……無性に腹が立ち悔しくもある。身体の震えが止まらないのだ。

「クソッ!死ねや!」

「「綾!」」

「もう遅いよ。踏み潰した後だ」
「そうだね、男としては死んだんだね」

じゃ、私もと萌は男の股座を踏み潰した。

踏まれた男の体がビクンと跳ねる。

コイツもだね、圭もチンコを踏み潰した。

 周りの男達は、恐怖でお互いを抱き締めて震えていた。顔面蒼白で……

「で、さっきの続きなんだけど、詳しく教えてくれないかな?」

「はい!喜んでー!」

 背筋を伸ばし大声で答える男達は、本当に強そうだ。








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