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前編・海辺の町で
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春も間近の冬の終わり。
私は薬の調合をみんなに任せ、店番をしていた。
ベルを鳴らして扉が開き、裾の長いマントを纏いフードで顔を隠した男が入ってくる。風が潮の香りを運んできた。この店は海辺の町にある。
「いらっしゃいませ」
「……エヴリン!」
「っ!」
現れたのは、私に冤罪を着せて婚約を破棄し追放した元婚約者だった。
確かお父君が亡くなって、今は祖国の王座を継いだはず。
「ナイトハルト様……ナイトハルト陛下」
私は勘定台を出て、彼に対して頭を下げる。
愛情も尊敬もないけれど、フロンス王国の王に不敬を働けば私を受け入れてくれたマルゴー共和国に迷惑をかけてしまう。それは嫌だ。
「そなたは変わらぬな。仰々しい作法など気にするな。私は王座を奪われた王なのだ」
「王座を奪われたとは穏やかではありませんね。一体なにがあったのでしょう?」
「侯爵……そなたの義兄ファーガスが反旗を翻した。いや、奴はまだアラナの魅了に捕らわれておるのだ」
「お義兄様が? 先代様がアラナ様を追放して、義兄が彼女を侯爵領に迎え入れたことは存じておりましたが、いつの間にそんなことに」
「ほんの一ヶ月前だ。私は忠臣達の助けを借りて、ここまで逃げ延びた」
「え」
「エヴリン?」
「いいえ、なんでもございませんわ」
フロンス王国からマルゴー共和国までで一か月もかかったの?
私と違って、家臣達の助けを借りたのに? たぶん店の外には馬もいるんでしょう?
いいえ、私にも助けてくれる人はいたわね。虹色に輝く花を思い出して、私の胸に温かいものが灯った。
「エヴリン、すまなかった!」
「ナイトハルト陛下」
彼はいきなり、汚れた土足の床に土下座した。
「そなたは何度も忠告してくれていたのに、私は聞こうとしなかった。父上や部下達の諫言も聞き流して、結局アラナを遠ざけられ、父上がお亡くなりになった後に即位して聖なる王冠を戴くまで魅了されたままだった」
……遅い。
アラナ様の追放から先代様の崩御、ナイトハルト陛下の即位まで半年はかかっている。
そもそもアラナ様の魅了は心の弱い人間にしか効かないのだ。おまけに魅了の媒体はあの方の体液。なぁーにしてたんだか、この国を追われた国王陛下は。
それにまだ、私に言うべきことがあるんじゃないですか?
私の視線に気づいたのか、彼は四つん這いのまま視線を背けて話し出した。
「……そなたの父君と母君はアラナを侯爵領に入れることを反対して、ファーガスに追放された。その後の行方はわからない」
「……そうですか」
「すべて私が至らなかったせいだ。エヴリン、そなたは神の愛し子になったと聞いた。婚約破棄した上に冤罪で追放して悪かった! だが私は魅了から解放された。そなたを王妃に迎えよう。だから国へ戻ってきて助けてくれ!」
「……国王陛下が頭を下げてはいけませんわ。どうかお顔を上げてください」
「おお!」
顔を上げた元婚約者の頬に、私は全体重をかけた右の拳を叩き込んだ。
スカートの両端を摘まみ上げ、体勢を崩した彼の顎に左足で蹴りも入れる。
うん、いいところに入った。ナイトハルト陛下の前歯が床に転がる。私は腕組みをして、口から血を流して呻く彼を睨みつけた。フロンス王国の後ろ盾がないのなら、こんな男どうでもいい。
「婚約破棄から一年以上経って、今さらなにをおっしゃってるのですか? 先代様が強行なさるまでアラナ様とお楽しみだったのでしょう? 私のところへ来たのだって、家臣のどなたかに入れ知恵されてのことだとお見受けしました」
「そ、そんなことはない。魅了が解けて、私はそなたへの愛を思い出したのだ」
「……あなたの浮気相手は、アラナ様が最初ではなかったでしょう?」
彼は、慈善活動が趣味の私をつまらない女だと嘲っていた。
孤児院への差し入れを無駄だと言い、古くから人々を見守り守護してきた神殿への寄進を莫迦にした。
そして色ボケした多くの貴族子息と同じように、他宗教を認めないアーウェルサ教団の礼拝に参加してアラナ様と出会い魅了されたのだ。教団は清廉潔白を教義で謳いながら貧しい娘を買い取って、礼拝という名の淫らな会合で彼女達を貴族や金持ちに与えることで信者を増やしていた。
「さ、最後にはそなたのところへ戻るつもりだったのだ!」
「困ったときだけ戻って来られても迷惑です」
婚約していたときの王太子殿下は恥ずかしげもなく性病にかかり、趣味で調薬技術を学んでいた私に治療薬を頼んできた。
王宮の薬師に頼んで、先代様に怒られるのが怖かったらしい。
「わ、私のことは憎んでいるかもしれないが、フロンスの民を見捨てて平気なのか?」
「……」
私は前髪をかき上げて、コメカミに残る傷を見せた。
ナイトハルト陛下、当時は王太子殿下だった彼は私を追放するときに、王都の民を集めて晒し者にした。それだけでは飽き足らず、彼は兵士に孤児院の子どもを脅させて石を投げさせた。そのひとつが当たった痕跡だ。
魅了されていたからだけではない。殿下は通っていた学園で、彼よりも成績の良かった私を妬んでいたのだ。
「ソール、ノックス、ステッラ。お客様がお帰りよ」
私が呼ぶと、店の奥から人間の幼児くらいの大きさで、背中に虹色の羽を持つ妖精達が現れた。
ソールは真っ赤な犬妖精、ノックスは真っ黒な熊妖精、ステッラは銀色の猫妖精だ。
「さ、三体もの妖精に守護されているのか。妖精達よ、私はフロンス王国の王ナイトハルトだ。私を助けてくれたら礼をやるぞ。甘いお菓子はどうだ?」
季節の神々の眷属である妖精達は人が良く騙されやすい。
「エヴリンを苦しめた奴なんか助けるわけないわふ!」
「この人が悪い元婚約者なのクマ?」
「許さないのにゃー」
彼らが二足歩行で現れた時点で、ナイトハルト様は気づくべきだった。
古くからフロンス王国を守護してきた春の女神様の眷属妖精は彼らと違う特殊な存在だが、ほかの季節の神々の眷属妖精の話も学園や神殿で聞いていただろう。
二足歩行をして、人間の言葉を話すのはただの妖精じゃない。妖精より進化した妖精騎士だ。優れた能力を持ち、知能も高い。
ソールがふさふさの尻尾でナイトハルト陛下を撫でて眠らせ、ノックスが彼の体を持ち上げる。ステッラが鋭い爪で顔を引っ掻く。
「港に連れて行って適当な船に乗せてあげて。船長さん達には迷惑をかけるけれど、南の大陸までの三か月を扱かれて過ごせば少しはマシな人間になるでしょう。乗船料代わりにこの男が乗ってきた馬も連れて行ってあげて」
「わっふー! 港までお散歩わふ」
「わかったクマー」
「面倒くさいから、ステッラはお留守番するのにゃー」
ソールとノックスが店の外へ出て行くと、今度は奥からお父様とお母様が顔を出した。
お義兄様に追放された後、マルゴー共和国へ逃れてきたふたりを私が保護したのだ。
私の顔を見て、ふたりは寂しそうに微笑む。話を聞いていたのだろう。
「フロンス王国へ行くつもりだね?」
「民にまで恨みはないもの。アーウェルサ教団は色欲で人を操り金を稼ぐことしか考えていないし、アラナ様はさらに危険な悪党ですもの。放っておくわけにはいかないわ」
「わかった。私も一緒に行くよ、これでも剣には自信があるんだ」
「いいえ。お父様はここでお店とお母様を守って差し上げて。妖精達は連れていくけれど、町のみんなが力を貸してくれるはずよ」
「エヴリン。……どうしてあなただけが苦労を。私達が王太子殿下との婚約を受け入れさえしなければ」
「お母様。王命だったのですもの、どうしようもありませんわ。それになによりフロンスには、恩を返さなくちゃいけない人がいるのよ」
私はもう一度、虹色の花のことを思い出していた。
一見白い花のようなのだけど、光に翳すと虹色に光る花だ。その花が、私と妖精達を巡り合わせてくれた。花びらを代償に助けてくれた妖精達は、それだけでもありがたいのに神々に頼んで私を愛し子にしてくれた。
虹色の花をくれたのも、石を投げてコメカミに傷を残したのも同じ相手だ。
私は薬の調合をみんなに任せ、店番をしていた。
ベルを鳴らして扉が開き、裾の長いマントを纏いフードで顔を隠した男が入ってくる。風が潮の香りを運んできた。この店は海辺の町にある。
「いらっしゃいませ」
「……エヴリン!」
「っ!」
現れたのは、私に冤罪を着せて婚約を破棄し追放した元婚約者だった。
確かお父君が亡くなって、今は祖国の王座を継いだはず。
「ナイトハルト様……ナイトハルト陛下」
私は勘定台を出て、彼に対して頭を下げる。
愛情も尊敬もないけれど、フロンス王国の王に不敬を働けば私を受け入れてくれたマルゴー共和国に迷惑をかけてしまう。それは嫌だ。
「そなたは変わらぬな。仰々しい作法など気にするな。私は王座を奪われた王なのだ」
「王座を奪われたとは穏やかではありませんね。一体なにがあったのでしょう?」
「侯爵……そなたの義兄ファーガスが反旗を翻した。いや、奴はまだアラナの魅了に捕らわれておるのだ」
「お義兄様が? 先代様がアラナ様を追放して、義兄が彼女を侯爵領に迎え入れたことは存じておりましたが、いつの間にそんなことに」
「ほんの一ヶ月前だ。私は忠臣達の助けを借りて、ここまで逃げ延びた」
「え」
「エヴリン?」
「いいえ、なんでもございませんわ」
フロンス王国からマルゴー共和国までで一か月もかかったの?
私と違って、家臣達の助けを借りたのに? たぶん店の外には馬もいるんでしょう?
いいえ、私にも助けてくれる人はいたわね。虹色に輝く花を思い出して、私の胸に温かいものが灯った。
「エヴリン、すまなかった!」
「ナイトハルト陛下」
彼はいきなり、汚れた土足の床に土下座した。
「そなたは何度も忠告してくれていたのに、私は聞こうとしなかった。父上や部下達の諫言も聞き流して、結局アラナを遠ざけられ、父上がお亡くなりになった後に即位して聖なる王冠を戴くまで魅了されたままだった」
……遅い。
アラナ様の追放から先代様の崩御、ナイトハルト陛下の即位まで半年はかかっている。
そもそもアラナ様の魅了は心の弱い人間にしか効かないのだ。おまけに魅了の媒体はあの方の体液。なぁーにしてたんだか、この国を追われた国王陛下は。
それにまだ、私に言うべきことがあるんじゃないですか?
私の視線に気づいたのか、彼は四つん這いのまま視線を背けて話し出した。
「……そなたの父君と母君はアラナを侯爵領に入れることを反対して、ファーガスに追放された。その後の行方はわからない」
「……そうですか」
「すべて私が至らなかったせいだ。エヴリン、そなたは神の愛し子になったと聞いた。婚約破棄した上に冤罪で追放して悪かった! だが私は魅了から解放された。そなたを王妃に迎えよう。だから国へ戻ってきて助けてくれ!」
「……国王陛下が頭を下げてはいけませんわ。どうかお顔を上げてください」
「おお!」
顔を上げた元婚約者の頬に、私は全体重をかけた右の拳を叩き込んだ。
スカートの両端を摘まみ上げ、体勢を崩した彼の顎に左足で蹴りも入れる。
うん、いいところに入った。ナイトハルト陛下の前歯が床に転がる。私は腕組みをして、口から血を流して呻く彼を睨みつけた。フロンス王国の後ろ盾がないのなら、こんな男どうでもいい。
「婚約破棄から一年以上経って、今さらなにをおっしゃってるのですか? 先代様が強行なさるまでアラナ様とお楽しみだったのでしょう? 私のところへ来たのだって、家臣のどなたかに入れ知恵されてのことだとお見受けしました」
「そ、そんなことはない。魅了が解けて、私はそなたへの愛を思い出したのだ」
「……あなたの浮気相手は、アラナ様が最初ではなかったでしょう?」
彼は、慈善活動が趣味の私をつまらない女だと嘲っていた。
孤児院への差し入れを無駄だと言い、古くから人々を見守り守護してきた神殿への寄進を莫迦にした。
そして色ボケした多くの貴族子息と同じように、他宗教を認めないアーウェルサ教団の礼拝に参加してアラナ様と出会い魅了されたのだ。教団は清廉潔白を教義で謳いながら貧しい娘を買い取って、礼拝という名の淫らな会合で彼女達を貴族や金持ちに与えることで信者を増やしていた。
「さ、最後にはそなたのところへ戻るつもりだったのだ!」
「困ったときだけ戻って来られても迷惑です」
婚約していたときの王太子殿下は恥ずかしげもなく性病にかかり、趣味で調薬技術を学んでいた私に治療薬を頼んできた。
王宮の薬師に頼んで、先代様に怒られるのが怖かったらしい。
「わ、私のことは憎んでいるかもしれないが、フロンスの民を見捨てて平気なのか?」
「……」
私は前髪をかき上げて、コメカミに残る傷を見せた。
ナイトハルト陛下、当時は王太子殿下だった彼は私を追放するときに、王都の民を集めて晒し者にした。それだけでは飽き足らず、彼は兵士に孤児院の子どもを脅させて石を投げさせた。そのひとつが当たった痕跡だ。
魅了されていたからだけではない。殿下は通っていた学園で、彼よりも成績の良かった私を妬んでいたのだ。
「ソール、ノックス、ステッラ。お客様がお帰りよ」
私が呼ぶと、店の奥から人間の幼児くらいの大きさで、背中に虹色の羽を持つ妖精達が現れた。
ソールは真っ赤な犬妖精、ノックスは真っ黒な熊妖精、ステッラは銀色の猫妖精だ。
「さ、三体もの妖精に守護されているのか。妖精達よ、私はフロンス王国の王ナイトハルトだ。私を助けてくれたら礼をやるぞ。甘いお菓子はどうだ?」
季節の神々の眷属である妖精達は人が良く騙されやすい。
「エヴリンを苦しめた奴なんか助けるわけないわふ!」
「この人が悪い元婚約者なのクマ?」
「許さないのにゃー」
彼らが二足歩行で現れた時点で、ナイトハルト様は気づくべきだった。
古くからフロンス王国を守護してきた春の女神様の眷属妖精は彼らと違う特殊な存在だが、ほかの季節の神々の眷属妖精の話も学園や神殿で聞いていただろう。
二足歩行をして、人間の言葉を話すのはただの妖精じゃない。妖精より進化した妖精騎士だ。優れた能力を持ち、知能も高い。
ソールがふさふさの尻尾でナイトハルト陛下を撫でて眠らせ、ノックスが彼の体を持ち上げる。ステッラが鋭い爪で顔を引っ掻く。
「港に連れて行って適当な船に乗せてあげて。船長さん達には迷惑をかけるけれど、南の大陸までの三か月を扱かれて過ごせば少しはマシな人間になるでしょう。乗船料代わりにこの男が乗ってきた馬も連れて行ってあげて」
「わっふー! 港までお散歩わふ」
「わかったクマー」
「面倒くさいから、ステッラはお留守番するのにゃー」
ソールとノックスが店の外へ出て行くと、今度は奥からお父様とお母様が顔を出した。
お義兄様に追放された後、マルゴー共和国へ逃れてきたふたりを私が保護したのだ。
私の顔を見て、ふたりは寂しそうに微笑む。話を聞いていたのだろう。
「フロンス王国へ行くつもりだね?」
「民にまで恨みはないもの。アーウェルサ教団は色欲で人を操り金を稼ぐことしか考えていないし、アラナ様はさらに危険な悪党ですもの。放っておくわけにはいかないわ」
「わかった。私も一緒に行くよ、これでも剣には自信があるんだ」
「いいえ。お父様はここでお店とお母様を守って差し上げて。妖精達は連れていくけれど、町のみんなが力を貸してくれるはずよ」
「エヴリン。……どうしてあなただけが苦労を。私達が王太子殿下との婚約を受け入れさえしなければ」
「お母様。王命だったのですもの、どうしようもありませんわ。それになによりフロンスには、恩を返さなくちゃいけない人がいるのよ」
私はもう一度、虹色の花のことを思い出していた。
一見白い花のようなのだけど、光に翳すと虹色に光る花だ。その花が、私と妖精達を巡り合わせてくれた。花びらを代償に助けてくれた妖精達は、それだけでもありがたいのに神々に頼んで私を愛し子にしてくれた。
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