33 / 80
第三十三話 青髪の女性。
しおりを挟む
アーシェリヲンが薬草の採取を始めて三日目になる。今日も元気に受付に並ぶ。
「おはようございます。また籠を借りたいのですが、よろしいですか?」
周りからは『例の、将来有望な子だね』のような声が上がっている。するとその声にまざるようにのっそりと大きな身体が現れる。アーシェリヲンの頭を優しく包み込むように撫でる大きな手があった。
「よう、坊主。早いな」
「あ、おはようございます。ガルドランさん」
「お、おう」
相変わらずの丁寧な受け答え。おまけにこのガルドランを怖がらない笑顔。拍子抜けをしつつも、頭を撫でるのをやめない。
「おはようございます。アーシェリヲン君。ほら、邪魔をしないでください。ガルドランさん」
「お、嬢ちゃんも早いな」
「嬢ちゃんはやめてください。私もう、十八なんですから」
(マリナさんってレイラお姉ちゃんと同じだったんだ)
「そうか、もうそんなになるんだな。ちょっと前は俺の足の間を抜けてはしゃぎ回ってた記憶があるんだが?」
「いつの話ですかっ。そもそも年もあまり変わらないじゃないですか?」
「獣人種と人種はな、成長の度合いが違うじゃないか? 俺は十年前にはもう、このサイズだったんだからな」
言い争いながらも仲が良いように見える。マリナはアーシェリヲンより大きいとはいえ、ガルドランと比べたら大人と子供。
「ガル、あんたも偉そうにしないの。マリナちゃんをあまりからかっているとね、本部長のパパさんが怒鳴り込んでくるわよ?」
ガルドランのことを『ガル』と呼び捨てにするこの声の主。アーシェリヲンが振り向くとそこには、青みがかった長い髪を持ち、耳が細長く、色白の肌を持つ綺麗な女性だった。
「そいつぁいけねぇな。うるさいヤツが来ちまう」
「パパは関係ないでしょ?」
今度は後ろを振り向くアーシェリヲン。マリナ、ガルドラン、長い髪の女性。三人に囲まれて忙しくくるくると回っている。
「本部長さん? パパさん、ですか?」
「ほら、アーシェリヲン君にもバレちゃったじゃないの」
「いや、俺じゃなく師匠がバラしたんだけど……」
青髪の女性がガルドランをガルと呼び。ガルドランがマリナを嬢ちゃんと呼び。マリナがおそらくここの責任者と思われる人をパパと呼び。ガルドランが青髪の女性を師匠と呼んだ。
アーシェリヲンは腕組みをして考え込んでしまう。
「あのねアーシェリヲン君」
「はい?」
「私のパパがね、ここ、探索者協会ヴェンダドール本部の本部長をしてるわけなの。本当はここで働くつもりはなかったんだけど、パパがどうしてもっていうから仕方なくね。でも、アーシェリヲン君と出会えたから、悪いことばかりじゃないのかなって思うようになったわ」
「そうなんですね。ありがとうございます」
アーシェリヲンはお辞儀をしようとしたのだが、ガルドランの手に阻まれてうまくできないでいる。
「ガルドランさん駄目でしょ、アーシェリヲン君の頭押さえちゃ」
「そんなに強くしてないんだけどな。苦しいか? 坊主」
「いえ、大丈夫です」
「ほら、大丈夫だって坊主も言ってるじゃないか?」
「だからってずるいですよ。私だって我慢してるのに……」
微妙にマリナの手が届かないところで、アーシェリヲンの頭を撫でてみせるガルドラン。
「なるほどね、この子がガルの言ってたあの子なのね」
「はい? あ、僕ですか? アーシェリヲンと申します。先日よりこの探索者協会でお世話になっています。どうぞ、よろしくお願いいたします」
青髪の女性にお辞儀をしようとするのだが、ガルドランの手が邪魔をしてちょっと間抜けな表情になってしまう。
「うふふふ。可愛らしい子だこと」
『そういえばアーシェリヲン君は、どんな加護を持っているのかな?』
そう、ある探索者が尋ねると、マリナは慌ててしまう。
「ちょっと、それは聞かないのがルールだって――」
「はい、『空間』の加護で、空間魔法を持っています」
すると周りから『あぁ、そうなんだね』とか『聞いて悪かったね』と、残念そうな空気を漂わせる結果となってしまった。
探索者の間でも、空間魔法は残念な部類に入るようだ。だがすかさずガルドランとマリナがフォローを入れる。
「あのなぁ。登録初日で銀貨二枚分稼いだんだぞ? 坊主は。他にそんな真似が出来たヤツはいるのか?」
ガルドランは口元の牙をむいて、力説する。
「そうよ。加護なんて関係ないわ。アーシェリヲン君はね、とても勉強熱心で、何も教えていないのに採取の試験に合格したんだから」
ガルドランの手をぱしっと叩いてどかし、青髪の女性は改めてアーシェリヲンの紙を撫でる。
「なるほどね。そんなに優秀な子なら、加護は関係ないと思うわ。ところでそんな知識をどこで覚えたんだだろうね?」
「はいっ。この本を読んで勉強しました」
アーシェリヲンが腰鞄から取り出したのは、探索者なら一度は見たことがあるもの。ただ、買ってまで読むかといえば、それはほんの一握りの者だけかもしれない。
「あぁ、懐かしいわね。これはその昔、あたしが書いた手引き書じゃないの?」
「……え? 貴女が書いたんですか?」
「そうだねぇ。どれくらい前だったかな?」
青髪の女性を尊敬の眼差しで見るアーシェリヲン。薬草を採っている彼にとって、この本はバイブルみたいなものだから。
「確か、五十年、いや、六十年ほど前だったと思うのよね……」
「え?」
ガルドランがアーシェリヲンを取り返して、くしゃりと頭を撫でる。ガルドランは頭を撫でるのが好きらしい。
「よし坊主、俺が昼飯をおごってやる。なんでも好きなものでいいぞ? 何がいい?」
「いいんですか?」
「あぁ。こう見えてもな、俺は銀の序列なんだ。金なんて腐るほど稼いでるから気にするな」
「……ぎ、銀の序列なんですね? 凄いなぁ、凄いなぁ……」
「お、おう。もっと褒めてくれてもいいんだぞ? 来年には金の序列に上がる予定だからなっ」
アーシェリヲンは今度はガルドランを見上げて驚いている。その目は、先ほど青髪の女性を見たときと同じだった。
「ガルが上がるわけないじゃない? 今のあなたがあたしと同じに? 寝言は寝て言いなさいね?」
「同じって、え?」
「そこまで言わなくてもいいじゃないか……。それに師匠はもう二百年以上生きてるんだ。当たり前じゃないか?」
「ガル。あたしはまだ『百九十八歳』よ。それに女性の年をバラすだなんて、なってないわ」
「え? ひゃくきゅ――」
青髪の女性はアーシェリヲンの頭を左手で撫で、彼の唇に右手の人差し指を添えた。
「アーシェリヲン君。あたしはメリルージュ。金の序列でエルフなの。だから長寿なのよ」
「金の序列っ?」
「このガルなんてね。こーんな小さなころから知ってるの」
メリルージュは、親指と人差し指で一センチくらいの幅を作ってみせる。
「そんなに小さいわけ――」
メリルージュがガルドランを見上げて、見下ろすような目を見せる。すると、大人しくなってしまった。
「あたしからみたらね、二十四歳のガルなんて、アーシェリヲン君と同じ子供なのよ? わ・か・る・か・し・ら?」
「はい、ごめんなさい」
「改めてよろしくね。可愛らしい探索者のアーシェリヲン君」
「はい、よろしくお願いします」
「おはようございます。また籠を借りたいのですが、よろしいですか?」
周りからは『例の、将来有望な子だね』のような声が上がっている。するとその声にまざるようにのっそりと大きな身体が現れる。アーシェリヲンの頭を優しく包み込むように撫でる大きな手があった。
「よう、坊主。早いな」
「あ、おはようございます。ガルドランさん」
「お、おう」
相変わらずの丁寧な受け答え。おまけにこのガルドランを怖がらない笑顔。拍子抜けをしつつも、頭を撫でるのをやめない。
「おはようございます。アーシェリヲン君。ほら、邪魔をしないでください。ガルドランさん」
「お、嬢ちゃんも早いな」
「嬢ちゃんはやめてください。私もう、十八なんですから」
(マリナさんってレイラお姉ちゃんと同じだったんだ)
「そうか、もうそんなになるんだな。ちょっと前は俺の足の間を抜けてはしゃぎ回ってた記憶があるんだが?」
「いつの話ですかっ。そもそも年もあまり変わらないじゃないですか?」
「獣人種と人種はな、成長の度合いが違うじゃないか? 俺は十年前にはもう、このサイズだったんだからな」
言い争いながらも仲が良いように見える。マリナはアーシェリヲンより大きいとはいえ、ガルドランと比べたら大人と子供。
「ガル、あんたも偉そうにしないの。マリナちゃんをあまりからかっているとね、本部長のパパさんが怒鳴り込んでくるわよ?」
ガルドランのことを『ガル』と呼び捨てにするこの声の主。アーシェリヲンが振り向くとそこには、青みがかった長い髪を持ち、耳が細長く、色白の肌を持つ綺麗な女性だった。
「そいつぁいけねぇな。うるさいヤツが来ちまう」
「パパは関係ないでしょ?」
今度は後ろを振り向くアーシェリヲン。マリナ、ガルドラン、長い髪の女性。三人に囲まれて忙しくくるくると回っている。
「本部長さん? パパさん、ですか?」
「ほら、アーシェリヲン君にもバレちゃったじゃないの」
「いや、俺じゃなく師匠がバラしたんだけど……」
青髪の女性がガルドランをガルと呼び。ガルドランがマリナを嬢ちゃんと呼び。マリナがおそらくここの責任者と思われる人をパパと呼び。ガルドランが青髪の女性を師匠と呼んだ。
アーシェリヲンは腕組みをして考え込んでしまう。
「あのねアーシェリヲン君」
「はい?」
「私のパパがね、ここ、探索者協会ヴェンダドール本部の本部長をしてるわけなの。本当はここで働くつもりはなかったんだけど、パパがどうしてもっていうから仕方なくね。でも、アーシェリヲン君と出会えたから、悪いことばかりじゃないのかなって思うようになったわ」
「そうなんですね。ありがとうございます」
アーシェリヲンはお辞儀をしようとしたのだが、ガルドランの手に阻まれてうまくできないでいる。
「ガルドランさん駄目でしょ、アーシェリヲン君の頭押さえちゃ」
「そんなに強くしてないんだけどな。苦しいか? 坊主」
「いえ、大丈夫です」
「ほら、大丈夫だって坊主も言ってるじゃないか?」
「だからってずるいですよ。私だって我慢してるのに……」
微妙にマリナの手が届かないところで、アーシェリヲンの頭を撫でてみせるガルドラン。
「なるほどね、この子がガルの言ってたあの子なのね」
「はい? あ、僕ですか? アーシェリヲンと申します。先日よりこの探索者協会でお世話になっています。どうぞ、よろしくお願いいたします」
青髪の女性にお辞儀をしようとするのだが、ガルドランの手が邪魔をしてちょっと間抜けな表情になってしまう。
「うふふふ。可愛らしい子だこと」
『そういえばアーシェリヲン君は、どんな加護を持っているのかな?』
そう、ある探索者が尋ねると、マリナは慌ててしまう。
「ちょっと、それは聞かないのがルールだって――」
「はい、『空間』の加護で、空間魔法を持っています」
すると周りから『あぁ、そうなんだね』とか『聞いて悪かったね』と、残念そうな空気を漂わせる結果となってしまった。
探索者の間でも、空間魔法は残念な部類に入るようだ。だがすかさずガルドランとマリナがフォローを入れる。
「あのなぁ。登録初日で銀貨二枚分稼いだんだぞ? 坊主は。他にそんな真似が出来たヤツはいるのか?」
ガルドランは口元の牙をむいて、力説する。
「そうよ。加護なんて関係ないわ。アーシェリヲン君はね、とても勉強熱心で、何も教えていないのに採取の試験に合格したんだから」
ガルドランの手をぱしっと叩いてどかし、青髪の女性は改めてアーシェリヲンの紙を撫でる。
「なるほどね。そんなに優秀な子なら、加護は関係ないと思うわ。ところでそんな知識をどこで覚えたんだだろうね?」
「はいっ。この本を読んで勉強しました」
アーシェリヲンが腰鞄から取り出したのは、探索者なら一度は見たことがあるもの。ただ、買ってまで読むかといえば、それはほんの一握りの者だけかもしれない。
「あぁ、懐かしいわね。これはその昔、あたしが書いた手引き書じゃないの?」
「……え? 貴女が書いたんですか?」
「そうだねぇ。どれくらい前だったかな?」
青髪の女性を尊敬の眼差しで見るアーシェリヲン。薬草を採っている彼にとって、この本はバイブルみたいなものだから。
「確か、五十年、いや、六十年ほど前だったと思うのよね……」
「え?」
ガルドランがアーシェリヲンを取り返して、くしゃりと頭を撫でる。ガルドランは頭を撫でるのが好きらしい。
「よし坊主、俺が昼飯をおごってやる。なんでも好きなものでいいぞ? 何がいい?」
「いいんですか?」
「あぁ。こう見えてもな、俺は銀の序列なんだ。金なんて腐るほど稼いでるから気にするな」
「……ぎ、銀の序列なんですね? 凄いなぁ、凄いなぁ……」
「お、おう。もっと褒めてくれてもいいんだぞ? 来年には金の序列に上がる予定だからなっ」
アーシェリヲンは今度はガルドランを見上げて驚いている。その目は、先ほど青髪の女性を見たときと同じだった。
「ガルが上がるわけないじゃない? 今のあなたがあたしと同じに? 寝言は寝て言いなさいね?」
「同じって、え?」
「そこまで言わなくてもいいじゃないか……。それに師匠はもう二百年以上生きてるんだ。当たり前じゃないか?」
「ガル。あたしはまだ『百九十八歳』よ。それに女性の年をバラすだなんて、なってないわ」
「え? ひゃくきゅ――」
青髪の女性はアーシェリヲンの頭を左手で撫で、彼の唇に右手の人差し指を添えた。
「アーシェリヲン君。あたしはメリルージュ。金の序列でエルフなの。だから長寿なのよ」
「金の序列っ?」
「このガルなんてね。こーんな小さなころから知ってるの」
メリルージュは、親指と人差し指で一センチくらいの幅を作ってみせる。
「そんなに小さいわけ――」
メリルージュがガルドランを見上げて、見下ろすような目を見せる。すると、大人しくなってしまった。
「あたしからみたらね、二十四歳のガルなんて、アーシェリヲン君と同じ子供なのよ? わ・か・る・か・し・ら?」
「はい、ごめんなさい」
「改めてよろしくね。可愛らしい探索者のアーシェリヲン君」
「はい、よろしくお願いします」
321
あなたにおすすめの小説
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
無職が最強の万能職でした!?〜俺のスローライフはどこ行った!?〜
あーもんど
ファンタジー
不幸体質持ちの若林音羽はある日の帰り道、自他共に認める陽キャのクラスメイト 朝日翔陽の異世界召喚に巻き込まれた。目を開ければ、そこは歩道ではなく建物の中。それもかなり豪華な内装をした空間だ。音羽がこの場で真っ先に抱いた感想は『テンプレだな』と言う、この一言だけ。異世界ファンタジーものの小説を読み漁っていた音羽にとって、異世界召喚先が煌びやかな王宮内────もっと言うと謁見の間であることはテンプレの一つだった。
その後、王様の命令ですぐにステータスを確認した音羽と朝日。勇者はもちろん朝日だ。何故なら、あの魔法陣は朝日を呼ぶために作られたものだから。言うならば音羽はおまけだ。音羽は朝日が勇者であることに大して驚きもせず、自分のステータスを確認する。『もしかしたら、想像を絶するようなステータスが現れるかもしれない』と淡い期待を胸に抱きながら····。そんな音羽の淡い期待を打ち砕くのにそう時間は掛からなかった。表示されたステータスに示された職業はまさかの“無職”。これでは勇者のサポーター要員にもなれない。装備品やら王家の家紋が入ったブローチやらを渡されて見事王城から厄介払いされた音羽は絶望に打ちひしがれていた。だって、無職ではチートスキルでもない限り異世界生活を謳歌することは出来ないのだから····。無職は『何も出来ない』『何にもなれない』雑魚職業だと決めつけていた音羽だったが、あることをきっかけに無職が最強の万能職だと判明して!?
チートスキルと最強の万能職を用いて、音羽は今日も今日とて異世界無双!
※カクヨム、小説家になろう様でも掲載中
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる