3 / 6
クリスチーネの婚約者
しおりを挟む
ジュエル子爵家は私クリスチーネと妹のオリビアの2人、長女の私が婿をとり家を継ぐ事になっていた クリスチーネも16歳になり婚約者の話があがっている
「お姉様だけずるいわ!」
「はぁ? オリビア今度は何?」
「お姉様が結婚して家を継ぐなんて!その相手の方が、あんなにかっこいいメイソン.スターツ伯爵令息だなんて!」
「ええ、そうらしいわね? それで?」
「え?それでって・・」
「オリビアは家を継ぎたいの?」
「え?いやよ 子爵家なんて、もっと上の家格に嫁ぎたいわ」
「じゃあ、何がずるいのよ?」
「メイソン様よ!あんなに素敵な方と結婚できるなんて!」
「?メイソン.スターツ伯爵令息は4男と聞いたわよ?伯爵家でも嫡男ではないからオリビアが彼と一緒になるなら、ジュエル子爵家を継ぐしかないんじゃない?」
「ちょっと、羨ましいから言ってみただけよ!もう!」
「ふふふ、分かってたわよ?オリビアも最近はすっかり駄々っ子は影を潜めてるものねぇ?」
「駄々っ子って・・ もうそんなに子供じゃないわよ 」
そう、オリビアとの攻防戦はあの後も続いたが、何か私の物を欲しがる代わりにオリビアの大事なものとなら交換してあげてもいいわよ?とかお父様,お母様から買って貰いなさいと、ことごとく、そう!別にあげてもいいものだとしても、簡単にあげる事をやめたら、欲求の矛先が両親に向かい
それでも初めのうちは買い与えていたみたいだけど、とうとう、お父様がカミナリを落とした
「オリビアは少しの間 修道院に入って学んだ方が良さそうだな」
普段優しいお父様が怖い顔でいうものだから、オリビアは震え上がった
お父様は本気だったらしく、オリビアは3ヶ月間、お祖母様の懇意にしている修道院にお勉強しに行かされた
そこから、戻ってきたオリビアは「酷い目にあったわ!」と言っていたが、少しはマナーが身に付いた様で随分と扱いやすい子になった
オリビアとのそんなやり取りの後、彼女が羨ましいという、メイソン様との顔合わせの日が訪れた
メイソン.スターツ伯爵令息は肩までの薄茶色の髪に ブランデー色の瞳の見目麗しくも凛々しい男性だった
オリビアが騒ぐのも無理ないわね
「初めましてメイソン.スターツです、貴方の様な美しい方と婚約者に慣れて光栄です」
そう言って私の手をとりキスを落とした
精神年齢49歳の元、桜だって、こんなイケメンに触れられたことはない、
クリスチーネは耳まで真っ赤になってしまった
その後、メイソン様とは順調に交流はすすんで、婚約者との初めての王城の舞踏会を迎える事になった
当日、メイソン様がエスコートでなんだかくすぐったい様な気持ちで2人で見つめ合う
「クリスチーネ、今日は一段と美しいよ
自慢の婚約者をエスコート出来て、私は幸せだよ」
「ふふ、メイソン様も一段と素敵ですわ」
メイソン様は頬に優しくキスをしてくれた
そして、ダンスを踊り少し休もうと壁際によって、誰かについて行っては行けないよと言い残し、メイソン様は飲み物を取りに行った
壁際に用意された 休憩用の椅子に腰掛け
メイソン様を待っていると
「お一人ですか?美しいお嬢さん」と声をかけられ、金髪で軽薄そうな男性が近づいてきた
「いいえ?連れがおりますの」そう返事をして男の顔をみると目が会い、驚いた顔でまじまじと私をみて呟いた
「さくら・・・」
「お姉様だけずるいわ!」
「はぁ? オリビア今度は何?」
「お姉様が結婚して家を継ぐなんて!その相手の方が、あんなにかっこいいメイソン.スターツ伯爵令息だなんて!」
「ええ、そうらしいわね? それで?」
「え?それでって・・」
「オリビアは家を継ぎたいの?」
「え?いやよ 子爵家なんて、もっと上の家格に嫁ぎたいわ」
「じゃあ、何がずるいのよ?」
「メイソン様よ!あんなに素敵な方と結婚できるなんて!」
「?メイソン.スターツ伯爵令息は4男と聞いたわよ?伯爵家でも嫡男ではないからオリビアが彼と一緒になるなら、ジュエル子爵家を継ぐしかないんじゃない?」
「ちょっと、羨ましいから言ってみただけよ!もう!」
「ふふふ、分かってたわよ?オリビアも最近はすっかり駄々っ子は影を潜めてるものねぇ?」
「駄々っ子って・・ もうそんなに子供じゃないわよ 」
そう、オリビアとの攻防戦はあの後も続いたが、何か私の物を欲しがる代わりにオリビアの大事なものとなら交換してあげてもいいわよ?とかお父様,お母様から買って貰いなさいと、ことごとく、そう!別にあげてもいいものだとしても、簡単にあげる事をやめたら、欲求の矛先が両親に向かい
それでも初めのうちは買い与えていたみたいだけど、とうとう、お父様がカミナリを落とした
「オリビアは少しの間 修道院に入って学んだ方が良さそうだな」
普段優しいお父様が怖い顔でいうものだから、オリビアは震え上がった
お父様は本気だったらしく、オリビアは3ヶ月間、お祖母様の懇意にしている修道院にお勉強しに行かされた
そこから、戻ってきたオリビアは「酷い目にあったわ!」と言っていたが、少しはマナーが身に付いた様で随分と扱いやすい子になった
オリビアとのそんなやり取りの後、彼女が羨ましいという、メイソン様との顔合わせの日が訪れた
メイソン.スターツ伯爵令息は肩までの薄茶色の髪に ブランデー色の瞳の見目麗しくも凛々しい男性だった
オリビアが騒ぐのも無理ないわね
「初めましてメイソン.スターツです、貴方の様な美しい方と婚約者に慣れて光栄です」
そう言って私の手をとりキスを落とした
精神年齢49歳の元、桜だって、こんなイケメンに触れられたことはない、
クリスチーネは耳まで真っ赤になってしまった
その後、メイソン様とは順調に交流はすすんで、婚約者との初めての王城の舞踏会を迎える事になった
当日、メイソン様がエスコートでなんだかくすぐったい様な気持ちで2人で見つめ合う
「クリスチーネ、今日は一段と美しいよ
自慢の婚約者をエスコート出来て、私は幸せだよ」
「ふふ、メイソン様も一段と素敵ですわ」
メイソン様は頬に優しくキスをしてくれた
そして、ダンスを踊り少し休もうと壁際によって、誰かについて行っては行けないよと言い残し、メイソン様は飲み物を取りに行った
壁際に用意された 休憩用の椅子に腰掛け
メイソン様を待っていると
「お一人ですか?美しいお嬢さん」と声をかけられ、金髪で軽薄そうな男性が近づいてきた
「いいえ?連れがおりますの」そう返事をして男の顔をみると目が会い、驚いた顔でまじまじと私をみて呟いた
「さくら・・・」
43
あなたにおすすめの小説
僕の我儘で傲慢な婚約者
雨野千潤
恋愛
僕の婚約者は我儘で傲慢だ。
一日に一度は「わたくしに五分…いいえ三分でいいから時間を頂戴」と僕の執務室に乗り込んでくる。
大事な話かと思えばどうでも良さそうなくだらない話。
※設定はゆるめです。細かいことは気にしないでください。
王宮勤めにも色々ありまして
あとさん♪
恋愛
スカーレット・フォン・ファルケは王太子の婚約者の専属護衛の近衛騎士だ。
そんな彼女の元婚約者が、園遊会で見知らぬ女性に絡んでる·····?
おいおい、と思っていたら彼女の護衛対象である公爵令嬢が自らあの馬鹿野郎に近づいて·····
危険です!私の後ろに!
·····あ、あれぇ?
※シャティエル王国シリーズ2作目!
※拙作『相互理解は難しい(略)』の2人が出ます。
※小説家になろうにも投稿しております。
おしどり夫婦の茶番
Rj
恋愛
夫がまた口紅をつけて帰ってきた。お互い初恋の相手でおしどり夫婦として知られるナタリアとブライアン。
おしどり夫婦にも人にはいえない事情がある。
一話完結。『一番でなくとも』に登場したナタリアの話です。未読でも問題なく読んでいただけます。
俺の婚約者は悪役令嬢を辞めたかもしれない
ちくわ食べます
恋愛
王子である俺の婚約者は、打算的で、冷徹で、計算高い女だった。彼女は俗に言う悪役令嬢だ。言っておくけど、べつに好きで婚約したわけじゃない。伯爵令嬢だった彼女は、いつの間にか俺の婚約者になっていたのだ。
正直言って、俺は彼女が怖い。彼女と婚約破棄できないか策を巡らせているくらいだ。なのに、突然彼女は豹変した。一体、彼女に何があったのか?
俺はこっそり彼女を観察することにした
貧乏男爵家の末っ子が眠り姫になるまでとその後
空月
恋愛
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?
悪役令嬢を彼の側から見た話
下菊みこと
恋愛
本来悪役令嬢である彼女を溺愛しまくる彼のお話。
普段穏やかだが敵に回すと面倒くさいエリート男子による、溺愛甘々な御都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
老け顔ですが?何かあります?
宵森みなと
恋愛
可愛くなりたくて、似合わないフリフリの服も着てみた。
でも、鏡に映った自分を見て、そっと諦めた。
――私はきっと、“普通”じゃいられない。
5歳で10歳に見られ、結婚話は破談続き。
周囲からの心ない言葉に傷つきながらも、少女サラサは“自分の見た目に合う年齢で学園に入学する”という前代未聞の決意をする。
努力と覚悟の末、飛び級で入学したサラサが出会ったのは、年上の優しいクラスメートたちと、ちょっと不器用で真っ直ぐな“初めての気持ち”。
年齢差も、噂も、偏見も――ぜんぶ乗り越えて、この恋はきっと、本物になる。
これは、“老け顔”と笑われた少女が、ほんとうの恋と自分自身を見つけるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる