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俺だよ、健治だよ!と軽薄そうな男は言った
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「さくら・・・」
「・・・・・」
「さくらだろう?会いたかった、姿は違っても俺にはわかる、ずっと会いたかった」
そう言って、クリスチーネに抱きついて来ようとするその男に手を前に突き出して
「それ以上近づかないで!人を呼びますよ」
「⁈」
「俺だよ、健治だよ」
「・・・はい?」
「いや、今はカイル.アネロンだが、俺は健治だ、お前の愛する夫健治だよ!」
「・・どなたかと、勘違いされているのでは?」
私が戸惑っていると 飲み物を手に持った
メイソンがクリスチーネの横に来て怪訝な顔をしている
「カイル.アネロン!私の婚約者に変な言い掛かりを付けるのは辞めてくれないか?」
「なっ!メイソンの婚約者だって?」
「ああ、そうだが・・・君も婚約者がいたはずたが今日は1人なのかい?」
「い、いや・・・」
「なら、婚約者の元にすぐ戻りたまえ、良からぬ男に声をかけられているかも知れないぞ?」
「っ! あ、ああ 失礼するよ」
そう言って軽薄そうな男は去っていった
「大丈夫だったかい?」
メイソンが果実水の入ったグラスを渡してくれた
「ええ、ありがとう」
果実水を一口飲んでほっとする
「とても美味しいわ」
「あいつ、カイル.アネロンは学園の同期生だったんだ、婚約者がいるくせに君にアプローチするなんて・・」
「何か、人違いをしている様な感じでしたよ」
「ああ、すまない私が離れたのがいけなかったな」
「大丈夫ですよ メイソン様がすぐに来てくれたので 何もありませんでしたわ」
その後、友人達に婚約者の紹介をして、もう一度ダンスを踊ってから舞踏会を後にした
メイソン様を友人に紹介すると、みんな頬を赤らめていたわ、皆さん婚約者がいるのにね、
そして、メイソン様のご友人に挨拶した時
「カイル.アネロンがメイソンの婚約者の事を俺に聞いてきたぞ?知らないって言ったけど、気をつけろよ、あいつ学生の頃から良い噂がない奴だからな」
そんな話をメイソン様の横で聞いていた
私はせっかくの金髪碧眼で生まれても2枚目じゃない人は残念ね、とさっきのカイル健治を思い出してそんな事を考えていた
メイソン様との初めての舞踏会も終わり、ジュエル子爵家の領地運営などをお父様から教わる事になり忙しい日々を過ごしていた
メイソン様は学園を卒業した後、伯爵家の領地や家業を手伝っていたので、難なく覚えていった 私達の代になったらもっと繁栄させることも密かにメイソン様と案を出し合っていて2人共経営を学ぶ事が好きだった事もあり、意気投合した
「ねぇ、クリスチーネ そろそろ様はつけないで、メイソンって呼んでくれないか?」
「ふふ、そうね メイソン」
「いいぞ、その調子で頼むよ」
「ふふふ、すぐ旦那様になるかも?」
「あっ!そうか・・でも、お互い名前呼びがいいな」
「そうね、そうしましょう」
もう直ぐ結婚式も控えていて、夫婦になる日を2人で楽しみにしていた
結婚式の準備に忙しくしている時に 思いもかけない客人がやって来た
「クリスチーネお嬢様にお客様がいらっしゃっておりますが、突然の来訪ですのでお断りしたのですが、メイソン様のご友人のカイル.アネロン様といえば通じるはずだからと、おっしゃってましてどういたしましょうか?」
「メイソンが庭に居るから声をかけて来てくれる?彼と一緒なら会うわ」
「かしこまりました」
執事が対応してくれているようだから、大丈夫だろうけど・・・
「・・・・・」
「さくらだろう?会いたかった、姿は違っても俺にはわかる、ずっと会いたかった」
そう言って、クリスチーネに抱きついて来ようとするその男に手を前に突き出して
「それ以上近づかないで!人を呼びますよ」
「⁈」
「俺だよ、健治だよ」
「・・・はい?」
「いや、今はカイル.アネロンだが、俺は健治だ、お前の愛する夫健治だよ!」
「・・どなたかと、勘違いされているのでは?」
私が戸惑っていると 飲み物を手に持った
メイソンがクリスチーネの横に来て怪訝な顔をしている
「カイル.アネロン!私の婚約者に変な言い掛かりを付けるのは辞めてくれないか?」
「なっ!メイソンの婚約者だって?」
「ああ、そうだが・・・君も婚約者がいたはずたが今日は1人なのかい?」
「い、いや・・・」
「なら、婚約者の元にすぐ戻りたまえ、良からぬ男に声をかけられているかも知れないぞ?」
「っ! あ、ああ 失礼するよ」
そう言って軽薄そうな男は去っていった
「大丈夫だったかい?」
メイソンが果実水の入ったグラスを渡してくれた
「ええ、ありがとう」
果実水を一口飲んでほっとする
「とても美味しいわ」
「あいつ、カイル.アネロンは学園の同期生だったんだ、婚約者がいるくせに君にアプローチするなんて・・」
「何か、人違いをしている様な感じでしたよ」
「ああ、すまない私が離れたのがいけなかったな」
「大丈夫ですよ メイソン様がすぐに来てくれたので 何もありませんでしたわ」
その後、友人達に婚約者の紹介をして、もう一度ダンスを踊ってから舞踏会を後にした
メイソン様を友人に紹介すると、みんな頬を赤らめていたわ、皆さん婚約者がいるのにね、
そして、メイソン様のご友人に挨拶した時
「カイル.アネロンがメイソンの婚約者の事を俺に聞いてきたぞ?知らないって言ったけど、気をつけろよ、あいつ学生の頃から良い噂がない奴だからな」
そんな話をメイソン様の横で聞いていた
私はせっかくの金髪碧眼で生まれても2枚目じゃない人は残念ね、とさっきのカイル健治を思い出してそんな事を考えていた
メイソン様との初めての舞踏会も終わり、ジュエル子爵家の領地運営などをお父様から教わる事になり忙しい日々を過ごしていた
メイソン様は学園を卒業した後、伯爵家の領地や家業を手伝っていたので、難なく覚えていった 私達の代になったらもっと繁栄させることも密かにメイソン様と案を出し合っていて2人共経営を学ぶ事が好きだった事もあり、意気投合した
「ねぇ、クリスチーネ そろそろ様はつけないで、メイソンって呼んでくれないか?」
「ふふ、そうね メイソン」
「いいぞ、その調子で頼むよ」
「ふふふ、すぐ旦那様になるかも?」
「あっ!そうか・・でも、お互い名前呼びがいいな」
「そうね、そうしましょう」
もう直ぐ結婚式も控えていて、夫婦になる日を2人で楽しみにしていた
結婚式の準備に忙しくしている時に 思いもかけない客人がやって来た
「クリスチーネお嬢様にお客様がいらっしゃっておりますが、突然の来訪ですのでお断りしたのですが、メイソン様のご友人のカイル.アネロン様といえば通じるはずだからと、おっしゃってましてどういたしましょうか?」
「メイソンが庭に居るから声をかけて来てくれる?彼と一緒なら会うわ」
「かしこまりました」
執事が対応してくれているようだから、大丈夫だろうけど・・・
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