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話しは聞きますが・・・
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メイソンが急いで庭から私の部屋へやってきた。
「クリスチーネ、カイル.アネロンが来ていると聞いた、君に会いに来たらしいが私だけで応対するよ」
「ええ、でもメイソンがいてくれて、私も会って話しを聞くだけなら、かまいませんよ?」
「ああ、じゃあ・・話の内容次第だが、さっさと帰ってもらおうか」
応接室に2人で向かうと、執事のセバスチャンが入り口で見張る様に立っていた
「扉はそのまま開けておいて?セバスチャンも部屋の中で待機していてね」
「はい」
突然きた見知らぬ男に使用人達も警戒しているのが伝わってくる
「今日は何用で来たんだい?カイル.アネロン子爵令息?」
「なんでメイソンが居るんだ?」
「ああ、もう直ぐ結婚するから一緒に暮らしているが、何か?」
「結婚! クリスチーネ嬢、いや待ってくれ、俺の話しを聞いてもメイソンと結婚したいか 考えてくれないか?」
「カイル.アネロン!私達の結婚を邪魔しに来た上、クリスチーネを誘惑しに来たのか?なんて奴だ!」
「とにかく話しを聞いて欲しい、お願いだ!」
メイソンはカイルを射殺さんばかりの目で睨んでいるが、そんな顔をみたクリスチーネの頭の中は
クリスチーネは場違いにも、
『メイソンったらそんな表情も素敵ね!』っとドキドキしていた そんなお花畑な脳内を一旦鎮めて、
「お話だけなら、聞いてみましょうよ」
メイソンの怒りを落ちつかせようと手を握って見つめると、
メイソンは渋々うなずいた
「どうぞ?手短にお願いしますね。」
「あぁ、ありがとう、やはりさくらなんだね?あんな別れになって、俺がどれ程後悔したか・・・」
カイルは涙ながらに話し出した、
「俺には前世の記憶があるんだ、前世の俺は妻と死別している、
俺たちはとても仲のいい夫婦だったんだ 彼女の為なら死んでもいいと思える程愛していた、彼女との間に子供も2人いたし、前世の世界は今の世界とは全く別の世界で子供は自分達で育てるんだよ、子供の学校の行事だって俺は喜んで参加したし 愛する妻の為に家の事を率先してやった 勿論 外で仕事をして金を稼いで何不自由ない生活を送っていたんだ、もちろん浮気なんて一度もしていない!俺には彼女だけだったんだ!
俺は彼女とずっと一緒にいたくて、その為に結婚したのに、あの時妻に聞かれて、来世なんてそんなくだらない話どうでもいいって思って答えた事で彼女を傷つけてしまった、彼女も俺の事を愛していたのに!
俺だけを最愛としてくれていたのに、あの日食事に誘って謝りたかったんだ、なのに彼女は車の事故で死んでしまった・・
その後の俺の人生は後悔し続けて、終わったんだ
その気持ちを引きずったまま今を生きている
だから、さくら!君と今度こそ一緒に後悔のない人生をやり直したい!俺と共に生きてくれないか!」
はじめのうちは泣きながら語っていたカイルだったが、最後の方は自分に酔っているような熱弁ぶりだった
メイソンも前世の話とかいわれて、ぽかーんとしてしまっている ふふ、その顔も可愛いですわ!
「要するに、その亡くなってしまった奥様に謝りたいという事ですか?」
「ああ、まずはそこからなんだ、あの時の俺の返事が彼女を傷つけてしまって・・」
「どんな会話だったか、聞いてもいいかしら?」
「ああ、生まれ変わっても私と結婚する?って聞かれて、もちろんだよといったんだ でも、彼女は・・」
「?」
「笑いながら、正直に言っていいんだよ?って言ったんだ、だから・・・
同じ事を繰り返すのもなんだし、次は別の人がいいかな?って 答えたら彼女は口を聞いてくれなくなって・・・」
「カイル.アネロン!君は最低だな」
黙って話しを聞いていたメイソンが非難の声をあげた
「クリスチーネ、カイル.アネロンが来ていると聞いた、君に会いに来たらしいが私だけで応対するよ」
「ええ、でもメイソンがいてくれて、私も会って話しを聞くだけなら、かまいませんよ?」
「ああ、じゃあ・・話の内容次第だが、さっさと帰ってもらおうか」
応接室に2人で向かうと、執事のセバスチャンが入り口で見張る様に立っていた
「扉はそのまま開けておいて?セバスチャンも部屋の中で待機していてね」
「はい」
突然きた見知らぬ男に使用人達も警戒しているのが伝わってくる
「今日は何用で来たんだい?カイル.アネロン子爵令息?」
「なんでメイソンが居るんだ?」
「ああ、もう直ぐ結婚するから一緒に暮らしているが、何か?」
「結婚! クリスチーネ嬢、いや待ってくれ、俺の話しを聞いてもメイソンと結婚したいか 考えてくれないか?」
「カイル.アネロン!私達の結婚を邪魔しに来た上、クリスチーネを誘惑しに来たのか?なんて奴だ!」
「とにかく話しを聞いて欲しい、お願いだ!」
メイソンはカイルを射殺さんばかりの目で睨んでいるが、そんな顔をみたクリスチーネの頭の中は
クリスチーネは場違いにも、
『メイソンったらそんな表情も素敵ね!』っとドキドキしていた そんなお花畑な脳内を一旦鎮めて、
「お話だけなら、聞いてみましょうよ」
メイソンの怒りを落ちつかせようと手を握って見つめると、
メイソンは渋々うなずいた
「どうぞ?手短にお願いしますね。」
「あぁ、ありがとう、やはりさくらなんだね?あんな別れになって、俺がどれ程後悔したか・・・」
カイルは涙ながらに話し出した、
「俺には前世の記憶があるんだ、前世の俺は妻と死別している、
俺たちはとても仲のいい夫婦だったんだ 彼女の為なら死んでもいいと思える程愛していた、彼女との間に子供も2人いたし、前世の世界は今の世界とは全く別の世界で子供は自分達で育てるんだよ、子供の学校の行事だって俺は喜んで参加したし 愛する妻の為に家の事を率先してやった 勿論 外で仕事をして金を稼いで何不自由ない生活を送っていたんだ、もちろん浮気なんて一度もしていない!俺には彼女だけだったんだ!
俺は彼女とずっと一緒にいたくて、その為に結婚したのに、あの時妻に聞かれて、来世なんてそんなくだらない話どうでもいいって思って答えた事で彼女を傷つけてしまった、彼女も俺の事を愛していたのに!
俺だけを最愛としてくれていたのに、あの日食事に誘って謝りたかったんだ、なのに彼女は車の事故で死んでしまった・・
その後の俺の人生は後悔し続けて、終わったんだ
その気持ちを引きずったまま今を生きている
だから、さくら!君と今度こそ一緒に後悔のない人生をやり直したい!俺と共に生きてくれないか!」
はじめのうちは泣きながら語っていたカイルだったが、最後の方は自分に酔っているような熱弁ぶりだった
メイソンも前世の話とかいわれて、ぽかーんとしてしまっている ふふ、その顔も可愛いですわ!
「要するに、その亡くなってしまった奥様に謝りたいという事ですか?」
「ああ、まずはそこからなんだ、あの時の俺の返事が彼女を傷つけてしまって・・」
「どんな会話だったか、聞いてもいいかしら?」
「ああ、生まれ変わっても私と結婚する?って聞かれて、もちろんだよといったんだ でも、彼女は・・」
「?」
「笑いながら、正直に言っていいんだよ?って言ったんだ、だから・・・
同じ事を繰り返すのもなんだし、次は別の人がいいかな?って 答えたら彼女は口を聞いてくれなくなって・・・」
「カイル.アネロン!君は最低だな」
黙って話しを聞いていたメイソンが非難の声をあげた
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