【完結】【R18BL】異世界転移したオメガ、貴族兄弟に飼われることになりました

ちゃっぷす

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スルトの結婚

【48話】番ごっこ

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ベッドを共にして分かった。エリザベスの匂い、あれはαだ。稀にいるんだ。僕の匂いに反応しないαって。前の世界じゃ、悠馬がそうだった。
そして、αとα、つまりスルトとエリザベスの相性はもっとも良くない。β以外の性は、同じ性だとほとんど興奮できないって聞いた。エリザベスが興奮しているのは、スルトのことが大好きだからだ。体自体の相性は最悪。

困ったな…。こんなのじゃスルトはこれからもあんな調子なんじゃないか?そのたびに僕呼ばれるわけ?いやすぎるんですけど。

そんなことを考えていると、ノックの音が聞こえた。

「ケーゴ、こんばんは」

「エドガー!」

「入っていいかい?」

「もちろん。入って」

「あれ?なんだか元気だね?なにかいいことでもあった?」

「いや…むしろ最悪ですよ…。あまりにひどすぎて全てがどうでもよくなってます」

僕は先ほどのことをエドガーに話した。エドガーは呆れた顔で頭を抱えた。

「スルト…なんてことをしてるんだ…」

「いや、スルトもそうなんですけど、やばいのはエリザベスですよ。あの人なんなんですか?!結構ヤバイ人ですよ」

「彼女は…幼少時代からスルトのことが大好きでね。スルトと結婚するためにずっと頑張ってきた子なんだ」

「スルトのどこがそんなにいいんでしょうか…」

「あはは。あれでも女性に対してとても優しいんだ。それにあの顔で、剣技もピカイチだしね。結構モテるんだよ」

「そうなんですか…」

「だからエリザベスは、どんな手を使ってでも初夜を完遂させたかったんじゃないかな。自分のものと実感したかったんだよ」

「うーん、成功したようには思えませんが…」

「そうだね…。逆にスルトがケーゴに夢中なのが分かってしまっただろうし…。あの子は強い子だけど、時々爆発してしまって手に負えなくなったりするから心配だな…」

「僕に火の粉降りかかってきそうでこわすぎます」

げんなりしている僕にエドガーが抱きついた。

「護衛を増やそうか?」

「いえ、そこまでしなくても大丈夫です」

「そうか…なにかあったらすぐに僕を呼んで」

「ありがとう、エドガー」

「…ケーゴ。今日は君を抱きに来たんだけど、まだスルトの話する?」

「…いえ」

僕がそう答えると、エドガーが優しいキスをしてくれた。自然と瞼が落ちる。キスをするとき、エドガーは僕の顎に手を添える癖がある。まるで僕がすぐ手折れてしまう花のように、そっと支える。

「ん…」

「ふふ、さっきは中途半端だったみたいだね。みて、ケーゴのここ。もうこんなになってるよ」

「…エドガー、触って」

「いいよ。触ってあげる」

エドガーの手がゆっくりと僕のものを握って動かす。

「ふ…ん…」

「気持ちよさそうな顔…」

「エドガー、キスしたい」

「ん」

「ん…」

エドガーが僕をベッドに押し倒した。僕は彼の首に腕を回し、必死にエドガーを求める。

「ああっ…、あ、エドガー…出る…っ」

「出るの?ちょっと待って」

「え…?」

手を止めて、エドガーは口でそれを包み込んだ。

「あぁぁっ!」

あたたかい唾液を含んだ舌が、先を激しく刺激する。エドガーの手がほどよい力で上下に揺れる。気持ち良すぎて頭がおかしくなりそう。

「あっ…あっ…んんっ!!」

「ん"っ」

いつものように頭を押さえつけられ、エドガーが苦しそうに眉を寄せている。それでも一滴も逃さないよう、僕のそれを離さなかった。

「はぁ…はぁ…」

こくん、とエドガーの喉仏が動く。舌で唇を舐め、ここからが本番だよ、という顔で僕を見た。エドガーの指が太ももに触れ、僕は自然と両脚を開いてしまう。指がゆっくりと僕の中へ入るのを感じた。

「ん…っ」

「ケーゴ、すごく濡れてる。もう3本入るよ」

「指、いいから…はやく…」

「顔がとろけてるよケーゴ。ちょっと待ってね」

エドガーが服を脱いでから僕のふとももをぐいっと持ち上げた。先が僕に触れる。でも、中に入れてくれない。ちゅくちゅくと入り口に少し入れたり出したりを繰り返してる。

「ちょっと、エドガー、遊ばないでよぉ」

「だって見てケーゴ。先をちょっと入れたら飲み込みたくてキュって締まって、出したらもっと欲しいってヒクヒクしてかわいいんだ。ふふ。かわいいケーゴのここ」

「や、やめれえ!」

「そんなに欲しいのかい?え?なんだって?欲しいの?」

この人、ちんこだけじゃなくとうとうケツの穴とまで会話しはじめた…!

「そうかー欲しいのかぁー。仕方ないなあ」

「んぐぅっ!」

焦らされて焦らされて、一気に奥まで押し込まれた快感に、僕が思っていた以上に体が悦んでしまった。

「ああっ、あっ、」

「あ、ケーゴ。挿れただけで中でイッちゃったの?かわいいね」

「あっ!あっ…!イッてるとこだから、動かさな…あぁぁっ!んっ、うっ、ぁっ…!」

「ごめんね止まれないや。ケーゴの好きなとこいっぱいこすってあげるから許して?」

「あぁぁっ!んっ、そこ、きもちいっ、きもちいっ…」

「知ってるよ。ケーゴはこここすると気持ち良くて頭がからっぽになっちゃうもんね」

「んっ、あっ、エドガー、きもちいっ…!もっと…そこっ」

「ケーゴかわいい」

ちゅ、ちゅ、と首にエドガーの唇が触れる。そして首に軽く歯を当てた。

「…君と番になりたかった」

「エドガー…?」

「ケーゴ、イッてもいい?」

「うん…」

僕の返事を待たず、エドガーのものが強く、激しく僕の中をかきまわした。熱いものが溢れる。
エドガーは大きく肩で息をしながら、僕の隣に倒れこんだ。僕はそんなエドガーの首を強く噛む。

「いたっ!なにするんだケーゴ!」

「あは、番ごっこ」

そう言うと、エドガーは顔を真っ赤にして首を手で覆った。そんなエドガーの頭を僕はぽんぽんと撫でた。

「あと半年は、僕だけのもの」
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