521 / 659
続編2 黒地を取り戻せ
ぶさかわ宇宙人?
しおりを挟む
「宇宙人のお化け? 」
牧野が首をかしげると、
「チビ達が谷村さんにお願いして描いてもらったの」
弥生が絵本作家の派遣霊の名前を言った。
「へえ~」
「一応ね。物語があるみたいでさ」
ティンも真剣に色を塗るチビに笑った。
「あのね~えんばんがおそらからおちて~
うちゅうじんはしんじゃうの」
「へっ? 」
三鬼の説明に牧野が顔を顰めながら笑った。
「凄ぇ話だな」
「おばけだから~あしないの~」
「とべるの~」
こんとハクが楽しそうに話す姿に、
「これって可愛いのか? 」
牧野が首を傾げた。
「可愛いよ。クリクリのお目目で、
羽根も生えてるよ。
髪の毛もモヒカン? みたいだし」
安達も一緒に塗りながら笑った。
「みて~おばけ~おりぼん~」
クロウが得意げで牧野に絵を見せる。
モヒカンの髪の毛に赤いリボンが付いており、
髪の色はピンク。
体もなぜかレインボーカラーで、
何とも鮮やかなお化けの姿が出来上がっていた。
「まぁ………可愛くないわけでもないのか?
このおちょぼ口のお化けが何とも言えないな。
あっ、これってぶさかわってやつ? 」
牧野は笑いながら弥生を見た。
「あ~そうね」
笑顔になる弥生にティンが聞く。
「ぶさかわって何? 」
「えっ? あ………ちょっと見、ブサイクなんだけど、
よく見ると可愛いって感じ? 」
「あ~なるほどね」
ティンもそれぞれに塗られたお化けの絵を見ながら笑った。
「でも………そうか。ぶさかわって、
キャラクター商品としてもウケるかもしれないわね」
弥生も絵をじっと見ながら頷いた。
「だったらさ~ディッセ~! 」
牧野がキッチンにいるディッセを呼んだ。
「なに? 」
呼ばれたディッセがゆっくり近づいてきた。
「あのさ~これなんだけど」
牧野が何やら説明する様子を、
キッチンで向井達も見ていた。
「何か思いついたんだね」
新田が珈琲を飲み干すと言った。
ディッセの顔が笑顔になるのを見て向井達も笑う。
そこへ今度はシェデムが顔をのぞかせた。
「ディッセ~冥王の準備できたから出掛けるよ」
「おっ、もうそんな時間か。
じゃあ、これは牧野君と弥生ちゃんに任せるから、
谷村さん、青田さん、山本さん、久保田さん………
工房にいる作家さんに声かけて聞いてみてよ。
幾つかグッズになりそうなら、ちょっと試しに販売してみよう。
塗り絵も本にして、イベントが続くからちょうどいいか」
ディッセはそれだけ言うと、急いで部屋を出て行った。
「じゃあ、俺達も出かけますか」
向井達も立ち上がると牧野を呼んだ。
「さっさと終わらせて帰りましょう」
「そんなに早く終わるのかよ」
「結界張って除去するだけですから、
牧野君が真面目に除去すれば大丈夫ですよ」
「なんだよ。それ~」
向井の話に牧野が声をあげる。
牧野が首をかしげると、
「チビ達が谷村さんにお願いして描いてもらったの」
弥生が絵本作家の派遣霊の名前を言った。
「へえ~」
「一応ね。物語があるみたいでさ」
ティンも真剣に色を塗るチビに笑った。
「あのね~えんばんがおそらからおちて~
うちゅうじんはしんじゃうの」
「へっ? 」
三鬼の説明に牧野が顔を顰めながら笑った。
「凄ぇ話だな」
「おばけだから~あしないの~」
「とべるの~」
こんとハクが楽しそうに話す姿に、
「これって可愛いのか? 」
牧野が首を傾げた。
「可愛いよ。クリクリのお目目で、
羽根も生えてるよ。
髪の毛もモヒカン? みたいだし」
安達も一緒に塗りながら笑った。
「みて~おばけ~おりぼん~」
クロウが得意げで牧野に絵を見せる。
モヒカンの髪の毛に赤いリボンが付いており、
髪の色はピンク。
体もなぜかレインボーカラーで、
何とも鮮やかなお化けの姿が出来上がっていた。
「まぁ………可愛くないわけでもないのか?
このおちょぼ口のお化けが何とも言えないな。
あっ、これってぶさかわってやつ? 」
牧野は笑いながら弥生を見た。
「あ~そうね」
笑顔になる弥生にティンが聞く。
「ぶさかわって何? 」
「えっ? あ………ちょっと見、ブサイクなんだけど、
よく見ると可愛いって感じ? 」
「あ~なるほどね」
ティンもそれぞれに塗られたお化けの絵を見ながら笑った。
「でも………そうか。ぶさかわって、
キャラクター商品としてもウケるかもしれないわね」
弥生も絵をじっと見ながら頷いた。
「だったらさ~ディッセ~! 」
牧野がキッチンにいるディッセを呼んだ。
「なに? 」
呼ばれたディッセがゆっくり近づいてきた。
「あのさ~これなんだけど」
牧野が何やら説明する様子を、
キッチンで向井達も見ていた。
「何か思いついたんだね」
新田が珈琲を飲み干すと言った。
ディッセの顔が笑顔になるのを見て向井達も笑う。
そこへ今度はシェデムが顔をのぞかせた。
「ディッセ~冥王の準備できたから出掛けるよ」
「おっ、もうそんな時間か。
じゃあ、これは牧野君と弥生ちゃんに任せるから、
谷村さん、青田さん、山本さん、久保田さん………
工房にいる作家さんに声かけて聞いてみてよ。
幾つかグッズになりそうなら、ちょっと試しに販売してみよう。
塗り絵も本にして、イベントが続くからちょうどいいか」
ディッセはそれだけ言うと、急いで部屋を出て行った。
「じゃあ、俺達も出かけますか」
向井達も立ち上がると牧野を呼んだ。
「さっさと終わらせて帰りましょう」
「そんなに早く終わるのかよ」
「結界張って除去するだけですから、
牧野君が真面目に除去すれば大丈夫ですよ」
「なんだよ。それ~」
向井の話に牧野が声をあげる。
2
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
完結 王族の醜聞がメシウマ過ぎる件
音爽(ネソウ)
恋愛
王太子は言う。
『お前みたいなつまらない女など要らない、だが優秀さはかってやろう。第二妃として存分に働けよ』
『ごめんなさぁい、貴女は私の代わりに公儀をやってねぇ。だってそれしか取り柄がないんだしぃ』
公務のほとんどを丸投げにする宣言をして、正妃になるはずのアンドレイナ・サンドリーニを蹴落とし正妃の座に就いたベネッタ・ルニッチは高笑いした。王太子は彼女を第二妃として迎えると宣言したのである。
もちろん、そんな事は罷りならないと王は反対したのだが、その言葉を退けて彼女は同意をしてしまう。
屈辱的なことを敢えて受け入れたアンドレイナの真意とは……
*表紙絵自作
【完結】私が誰だか、分かってますか?
美麗
恋愛
アスターテ皇国
時の皇太子は、皇太子妃とその侍女を妾妃とし他の妃を娶ることはなかった
出産時の出血により一時病床にあったもののゆっくり回復した。
皇太子は皇帝となり、皇太子妃は皇后となった。
そして、皇后との間に産まれた男児を皇太子とした。
以降の子は妾妃との娘のみであった。
表向きは皇帝と皇后の仲は睦まじく、皇后は妾妃を受け入れていた。
ただ、皇帝と皇后より、皇后と妾妃の仲はより睦まじくあったとの話もあるようだ。
残念ながら、この妾妃は産まれも育ちも定かではなかった。
また、後ろ盾も何もないために何故皇后の侍女となったかも不明であった。
そして、この妾妃の娘マリアーナははたしてどのような娘なのか…
17話完結予定です。
完結まで書き終わっております。
よろしくお願いいたします。
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
私はいけにえ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「ねえ姉さん、どうせ生贄になって死ぬのに、どうしてご飯なんて食べるの? そんな良いものを食べたってどうせ無駄じゃない。ねえ、どうして食べてるの?」
ねっとりと息苦しくなるような声で妹が言う。
私はそうして、一緒に泣いてくれた妹がもう存在しないことを知ったのだ。
****リハビリに書いたのですがダークすぎる感じになってしまって、暗いのが好きな方いらっしゃったらどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる