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続編 ヴィヴィの始動
冥界ハロウィン
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向井達は冥王室を出ると、
長い廊下を抜けた。
この廊下だけは冥界の者しか通ることはできず、
そこを出るとサロン霊も一部解放されている廊下があるので、
移動の許可が出ていた。
サロンから図書室、ギャラリー、工房、劇場など、
問題ない場所は移動でき、
それ以外は弾かれてしまう。
向井達が通常の廊下に出ると、
「何これ」
エハが声をあげた。
サロン霊はみんな楽しそうに顔を輝かせている。
「冥王が喜んでいたのはこれですね」
向井も笑うとハロウィン仕様になった冥界を見た。
「あっ、向井さん~」
河原が楽しそうに走って来た。
「食堂もお化けかぼちゃとかあって、
当日のパーティーは私達も参加できるって、
冥王が言ってたからみんな楽しみにしてるよ」
「皆さんも再生される前に、
楽しい思い出があったほうがいいでしょう」
「私はまだ逝かないけどね~」
向井の言葉に河原が言い、みんなは苦笑した。
「じゃあね~」
河原が図書室に入って行く姿を見て、
「まぁ、お金を稼いでくれる幽霊だからね。
頑張ってもらわないと」
トリアが笑った。
河原が入って行く姿に図書室をのぞくと、
冥王と虎獅狼達が楽しそうにシェイカーを製作していた。
見ると夢鬼、鬼雪、サロン霊も一緒に賑やかだ。
向井達の視線に気が付いたのか、
冥王達が和室から振り返った。
「向井君達ではないですか。
ハロウィンの模様替えはどうですか?
可愛いでしょう」
冥王が楽しそうに笑顔で言った。
「可愛いのを通り越して目が痛くなるわよ」
トリアはそういうと、
「それは何を作ってるの? 」
とシャカシャカを見て聞いた。
「ちょっと早いですけど、
来月のイベント用に作っているクリスマスヴァージョンです」
冥王がサンタの顔になったシェイカーを振った。
「え~可愛い」
エハは笑顔になると近づいて畳に腰かけた。
「よく出来てるね」
エナトも近づくと感心したように頷いた。
「そうだろう? 俺達も雪だるまとかトナカイとか、
作ってみたんだよ」
虎獅狼達も自分達が作ったものを見せた。
今回のものには中に小さな動物が取り付けられていて、
スノードームの様にきらきらと動いていた。
「大作ですね」
向井が褒めると皆で嬉しそうに微笑んだ。
「これは渡辺さんが作られたんですか? 」
向井はレジンの動物を見ながら聞いた。
レジン作家の渡辺はまだ二十代と若く、
工房に登録してから少しずつ感情が戻ってきた。
「冥王からドームの中に小さな動物を入れたいから、
作って欲しいと言われて」
渡辺がテーブルの上に幾つか乗った動物を指さした。
「ハシビコロウもありますね」
向井の笑顔に、
「ハク君が好きだというので、
これで冥王がシェイカーを作るそうです」
渡辺は笑いながら説明した。
「素敵ですね。でもじいじは孫が五人いることを忘れないように。
他の子も欲しがりますからね」
「分かってますよ。だから五人分の動物を作ってもらったんです」
冥王が向井を見て偉そうに言った。
「自分で作ったわけでもないのに」
トリアがしかめっ面で冥王を見る。
「夢鬼と鬼雪は何を作ってるの? 」
アートンが村本、十朱に教わりながら、
夢中になっている二人を見た。
「ミニチュアデコ~これ可愛いでしょ」
夢鬼が小さなパフェを見せた。
「へえ~よく出来てるね。美味しそう」
エハが笑った。
「チビ達がお人形さん遊びで、
お店屋さんごっこしてるのを見て、
ミニチュアのお店を作ってみたくなった」
鬼雪が幾つか作ったミニチュアを並べて話した。
「これはお菓子屋さん? パン屋さん? 」
向井も真剣な顔でテーブルに置かれた作品をのぞいた。
「ショッピングモールを作るんだよ。
冥王もミニチュアハウスを今街にしてるでしょ。
だからね。俺達のお店もその街に置いてもらうの」
夢鬼の説明に向井達は笑顔で頷いた。
長い廊下を抜けた。
この廊下だけは冥界の者しか通ることはできず、
そこを出るとサロン霊も一部解放されている廊下があるので、
移動の許可が出ていた。
サロンから図書室、ギャラリー、工房、劇場など、
問題ない場所は移動でき、
それ以外は弾かれてしまう。
向井達が通常の廊下に出ると、
「何これ」
エハが声をあげた。
サロン霊はみんな楽しそうに顔を輝かせている。
「冥王が喜んでいたのはこれですね」
向井も笑うとハロウィン仕様になった冥界を見た。
「あっ、向井さん~」
河原が楽しそうに走って来た。
「食堂もお化けかぼちゃとかあって、
当日のパーティーは私達も参加できるって、
冥王が言ってたからみんな楽しみにしてるよ」
「皆さんも再生される前に、
楽しい思い出があったほうがいいでしょう」
「私はまだ逝かないけどね~」
向井の言葉に河原が言い、みんなは苦笑した。
「じゃあね~」
河原が図書室に入って行く姿を見て、
「まぁ、お金を稼いでくれる幽霊だからね。
頑張ってもらわないと」
トリアが笑った。
河原が入って行く姿に図書室をのぞくと、
冥王と虎獅狼達が楽しそうにシェイカーを製作していた。
見ると夢鬼、鬼雪、サロン霊も一緒に賑やかだ。
向井達の視線に気が付いたのか、
冥王達が和室から振り返った。
「向井君達ではないですか。
ハロウィンの模様替えはどうですか?
可愛いでしょう」
冥王が楽しそうに笑顔で言った。
「可愛いのを通り越して目が痛くなるわよ」
トリアはそういうと、
「それは何を作ってるの? 」
とシャカシャカを見て聞いた。
「ちょっと早いですけど、
来月のイベント用に作っているクリスマスヴァージョンです」
冥王がサンタの顔になったシェイカーを振った。
「え~可愛い」
エハは笑顔になると近づいて畳に腰かけた。
「よく出来てるね」
エナトも近づくと感心したように頷いた。
「そうだろう? 俺達も雪だるまとかトナカイとか、
作ってみたんだよ」
虎獅狼達も自分達が作ったものを見せた。
今回のものには中に小さな動物が取り付けられていて、
スノードームの様にきらきらと動いていた。
「大作ですね」
向井が褒めると皆で嬉しそうに微笑んだ。
「これは渡辺さんが作られたんですか? 」
向井はレジンの動物を見ながら聞いた。
レジン作家の渡辺はまだ二十代と若く、
工房に登録してから少しずつ感情が戻ってきた。
「冥王からドームの中に小さな動物を入れたいから、
作って欲しいと言われて」
渡辺がテーブルの上に幾つか乗った動物を指さした。
「ハシビコロウもありますね」
向井の笑顔に、
「ハク君が好きだというので、
これで冥王がシェイカーを作るそうです」
渡辺は笑いながら説明した。
「素敵ですね。でもじいじは孫が五人いることを忘れないように。
他の子も欲しがりますからね」
「分かってますよ。だから五人分の動物を作ってもらったんです」
冥王が向井を見て偉そうに言った。
「自分で作ったわけでもないのに」
トリアがしかめっ面で冥王を見る。
「夢鬼と鬼雪は何を作ってるの? 」
アートンが村本、十朱に教わりながら、
夢中になっている二人を見た。
「ミニチュアデコ~これ可愛いでしょ」
夢鬼が小さなパフェを見せた。
「へえ~よく出来てるね。美味しそう」
エハが笑った。
「チビ達がお人形さん遊びで、
お店屋さんごっこしてるのを見て、
ミニチュアのお店を作ってみたくなった」
鬼雪が幾つか作ったミニチュアを並べて話した。
「これはお菓子屋さん? パン屋さん? 」
向井も真剣な顔でテーブルに置かれた作品をのぞいた。
「ショッピングモールを作るんだよ。
冥王もミニチュアハウスを今街にしてるでしょ。
だからね。俺達のお店もその街に置いてもらうの」
夢鬼の説明に向井達は笑顔で頷いた。
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