285 / 659
続編 国の誤算
動きを止められた田口
しおりを挟む
除去を終えて休憩所に戻ると、
牧野達がバーガーを食べている姿があった。
向井達が入ってきたのに気づくと、
新田が手をあげた。
二人がテーブルに近づくと、
「これ、白エビとホタルイカだって」
「凄く美味しい」
牧野と安達が嬉しそうに頬張っていた。
「じゃあ、俺達もそれにしよう」
ディッセが言い、向井と店に向かった。
テーブルに戻ると、
「どうだった? 」
新田が聞いた。
「ここはいつもと変わらないかな」
「悪霊が楽しそうにダンスをしてましたよ」
ディッセと向井は笑うと、
バーガーを食べ始めた。
「この後はゆっくり進んで、
喫茶店まで戻ろう。
景色を確認しながら行けば、
違いも分かるかもしれないからさ」
ディッセは奥の客が食べる丼を見て立ち上がった。
「俺、白エビ丼も頼もう」
「じゃあ、俺も~」
牧野もディッセの後を追って行った。
「よく食べるね」
黒谷も笑うと、
「俺、たい焼き食べたい」
安達がバーガーを食べ終えると、
店の看板を見て指さした。
「美味しそうですね~」
「じゃあ、おやつに買って帰る? 」
黒谷が言い、
安達と毘沙門天を連れてカウンターに歩いていった。
「何買いに行ったの? 」
牧野が戻ってくると椅子に座る。
「たい焼きを食べたいそうです」
向井が最後の一口を食べると言った。
「この分だと、帰るのは夜になっちゃうね」
新田が珈琲を飲みながら外を見た。
「そうだね。喫茶店に着くまでに中央を抜けるから、
あと、もう一ヵ所寄らせてもらうよ。
黒地に挟まれた捨て地を通るから、
分かりやすいと思うんだ」
ご飯を食べながらディッセが言う。
「面倒だし、喫茶店に泊まろうよ」
牧野が食べながら皆の顔を見た。
「そうですね。チビ達も明日帰るそうですから」
向井も頷くと珈琲を飲んだ。
「おっ、ずいぶん買って来たね」
袋を持って戻ってきた三人にディッセが笑った。
「たい焼きには色んな味があるんですね。
私も驚きました」
毘沙門天が笑った。
「何味買ってきたのさ」
牧野は丼を食べながら安達達を見た。
「あんこ、キャラメル、ウィンナー、ハムチーズ、
チョコ、チーズ、カスタード、カレー、ツナマヨ~」
「全種類買ってみた」
安達と黒谷が笑って説明した。
「あと梨の最中も買ったよ」
安達が嬉しそうに袋から出した。
「いいね~食べながら帰ろう」
呆れる大人達を気にすることなく、
牧野はご飯をかっ込んだ。
帰りは新田が運転し、
向井が助手席に座った。
牧野と安達、毘沙門天は並んでベッドに座り、
寄りかかってTVを見ていた。
「キャラメルとチョコは半分こな」
牧野がそういって二つに割って安達に渡した。
「頭と尻尾を繫げて~
二つの味のたい焼き~」
牧野が楽しそうに繋げて笑う。
三人で楽しそうな様子に、
黒谷とディッセもソファーにもたれて笑った。
牧野達がバーガーを食べている姿があった。
向井達が入ってきたのに気づくと、
新田が手をあげた。
二人がテーブルに近づくと、
「これ、白エビとホタルイカだって」
「凄く美味しい」
牧野と安達が嬉しそうに頬張っていた。
「じゃあ、俺達もそれにしよう」
ディッセが言い、向井と店に向かった。
テーブルに戻ると、
「どうだった? 」
新田が聞いた。
「ここはいつもと変わらないかな」
「悪霊が楽しそうにダンスをしてましたよ」
ディッセと向井は笑うと、
バーガーを食べ始めた。
「この後はゆっくり進んで、
喫茶店まで戻ろう。
景色を確認しながら行けば、
違いも分かるかもしれないからさ」
ディッセは奥の客が食べる丼を見て立ち上がった。
「俺、白エビ丼も頼もう」
「じゃあ、俺も~」
牧野もディッセの後を追って行った。
「よく食べるね」
黒谷も笑うと、
「俺、たい焼き食べたい」
安達がバーガーを食べ終えると、
店の看板を見て指さした。
「美味しそうですね~」
「じゃあ、おやつに買って帰る? 」
黒谷が言い、
安達と毘沙門天を連れてカウンターに歩いていった。
「何買いに行ったの? 」
牧野が戻ってくると椅子に座る。
「たい焼きを食べたいそうです」
向井が最後の一口を食べると言った。
「この分だと、帰るのは夜になっちゃうね」
新田が珈琲を飲みながら外を見た。
「そうだね。喫茶店に着くまでに中央を抜けるから、
あと、もう一ヵ所寄らせてもらうよ。
黒地に挟まれた捨て地を通るから、
分かりやすいと思うんだ」
ご飯を食べながらディッセが言う。
「面倒だし、喫茶店に泊まろうよ」
牧野が食べながら皆の顔を見た。
「そうですね。チビ達も明日帰るそうですから」
向井も頷くと珈琲を飲んだ。
「おっ、ずいぶん買って来たね」
袋を持って戻ってきた三人にディッセが笑った。
「たい焼きには色んな味があるんですね。
私も驚きました」
毘沙門天が笑った。
「何味買ってきたのさ」
牧野は丼を食べながら安達達を見た。
「あんこ、キャラメル、ウィンナー、ハムチーズ、
チョコ、チーズ、カスタード、カレー、ツナマヨ~」
「全種類買ってみた」
安達と黒谷が笑って説明した。
「あと梨の最中も買ったよ」
安達が嬉しそうに袋から出した。
「いいね~食べながら帰ろう」
呆れる大人達を気にすることなく、
牧野はご飯をかっ込んだ。
帰りは新田が運転し、
向井が助手席に座った。
牧野と安達、毘沙門天は並んでベッドに座り、
寄りかかってTVを見ていた。
「キャラメルとチョコは半分こな」
牧野がそういって二つに割って安達に渡した。
「頭と尻尾を繫げて~
二つの味のたい焼き~」
牧野が楽しそうに繋げて笑う。
三人で楽しそうな様子に、
黒谷とディッセもソファーにもたれて笑った。
2
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
完結 王族の醜聞がメシウマ過ぎる件
音爽(ネソウ)
恋愛
王太子は言う。
『お前みたいなつまらない女など要らない、だが優秀さはかってやろう。第二妃として存分に働けよ』
『ごめんなさぁい、貴女は私の代わりに公儀をやってねぇ。だってそれしか取り柄がないんだしぃ』
公務のほとんどを丸投げにする宣言をして、正妃になるはずのアンドレイナ・サンドリーニを蹴落とし正妃の座に就いたベネッタ・ルニッチは高笑いした。王太子は彼女を第二妃として迎えると宣言したのである。
もちろん、そんな事は罷りならないと王は反対したのだが、その言葉を退けて彼女は同意をしてしまう。
屈辱的なことを敢えて受け入れたアンドレイナの真意とは……
*表紙絵自作
白い結婚の行方
宵森みなと
恋愛
「この結婚は、形式だけ。三年経ったら、離縁して養子縁組みをして欲しい。」
そう告げられたのは、まだ十二歳だった。
名門マイラス侯爵家の跡取りと、書面上だけの「夫婦」になるという取り決め。
愛もなく、未来も誓わず、ただ家と家の都合で交わされた契約だが、彼女にも目的はあった。
この白い結婚の意味を誰より彼女は、知っていた。自らの運命をどう選択するのか、彼女自身に委ねられていた。
冷静で、理知的で、どこか人を寄せつけない彼女。
誰もが「大人びている」と評した少女の胸の奥には、小さな祈りが宿っていた。
結婚に興味などなかったはずの青年も、少女との出会いと別れ、後悔を経て、再び運命を掴もうと足掻く。
これは、名ばかりの「夫婦」から始まった二人の物語。
偽りの契りが、やがて確かな絆へと変わるまで。
交差する記憶、巻き戻る時間、二度目の選択――。
真実の愛とは何かを、問いかける静かなる運命の物語。
──三年後、彼女の選択は、彼らは本当に“夫婦”になれるのだろうか?
【完結】私が誰だか、分かってますか?
美麗
恋愛
アスターテ皇国
時の皇太子は、皇太子妃とその侍女を妾妃とし他の妃を娶ることはなかった
出産時の出血により一時病床にあったもののゆっくり回復した。
皇太子は皇帝となり、皇太子妃は皇后となった。
そして、皇后との間に産まれた男児を皇太子とした。
以降の子は妾妃との娘のみであった。
表向きは皇帝と皇后の仲は睦まじく、皇后は妾妃を受け入れていた。
ただ、皇帝と皇后より、皇后と妾妃の仲はより睦まじくあったとの話もあるようだ。
残念ながら、この妾妃は産まれも育ちも定かではなかった。
また、後ろ盾も何もないために何故皇后の侍女となったかも不明であった。
そして、この妾妃の娘マリアーナははたしてどのような娘なのか…
17話完結予定です。
完結まで書き終わっております。
よろしくお願いいたします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
【完結】お父様の再婚相手は美人様
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
シャルルの父親が子連れと再婚した!
二人は美人親子で、当主であるシャルルをあざ笑う。
でもこの国では、美人だけではどうにもなりませんよ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる