どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

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二人の王子達②

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部屋の中では五、六人のメイド達がバタバタと忙しく動き王子達がいるのにも気付かないくらい動き、ベッドの周りには三人のメイド達がジェシカの側にいた。
王子達はジェシカの両親が俯せになり祈るように両手を重ねてソファーの上に座っていた。
王子の二人は何もする事が出来ずメイド達が忙しく動く姿を見ているだけだった。
「…ジェシカ令嬢の側に…」
「…行こう…兄上…」
王子達は今のジェシカの容体が知りたくてメイド達がいる隙間から覗くように見た。
「…え!」
「兄上どうしたのですか?」
真っ赤になって顔を逸らすフレデリック王子を見た弟のジェラルド王子はどうしたんだ?とメイド達がいる隙間からジェシカの姿を見た。
「っ…」
バッと顔を逸らすジェラルド王子も顔が真っ赤になり兄の腕を引っ張りベッドの側を離れた。
「あ……兄上……まさか…」
「…私達は見ていない…見ていない…」
顔を真っ赤になっている二人の王子はジェシカがメイド達の手伝いで汗を流した体を拭いていた。
その場面を二人の王子は見てしまいお互い顔を真っ赤にして戸惑い周りを見てため息を吐いた。
「はぁ…まさか体を拭いていたなんて……」
「っ……あ…き、綺麗だと思ってしまった…ジェシカ令嬢が今苦しんでいるのに……僕は……」
「ジェラルド?」
ガシッとジェラルド王子は兄のフレデリック王子の腕を掴みフレデリック王子は驚いた。
「兄上……彼女は…ジェシカ令嬢は…助かるよね?兄上……」
目に涙を溜めてジェシカの安否を願うジェラルド王子を見てフレデリック王子は戸惑ってしまった。
弟王子はジェシカに好意を寄せていると…



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