どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

文字の大きさ
45 / 112

王宮からの便り

しおりを挟む
早朝、王宮から便りが来た。
「王宮で開かれた学園の生徒の披露宴があったが、生徒の一人がベランダから落ち王宮で治療を続けている。怪我によると思われる高熱が続いたが今は落ち着いている、暫くは王宮で生徒の治療を行う」グレスの両親は食卓の場で王宮から来た便りを読んでいた。
「…リシャール公爵の話しは本当だったのか…」
「……」
グレスは食事をしながら父親の話しを聞いていた。
「王宮で治療だなんて…頭を打っていますから動く事も出来なかったのね…」
「…私達は、ジェシカ令嬢が目を覚ますのを待っしかない…」
「……」
グレスは、両親との会話もなく学園へと向かった。
学園ではジェシカを知る生徒達が王宮からの便りを読んで治療を受けているジェシカに安堵した。
「ジェシカ様、あのまま王宮で治療をしていたのね…」
「先生の話しで頭に腕に体中に怪我をしているんだ屋敷へ帰るのは無理だろう」
「でも、熱が下がって良かった…ジェシカ様の意識が戻ってくれたら私達も王宮へお見舞いに行けるかしら」
「大勢で行ったら邪魔じゃないかしら?」
クラスが違うジェシカに見舞いに行く話しをグレスとシャーロットは黙って聞いていた。
「グレス、昨日は王宮へ行けたのか?」
「……行ったが…彼女の両親から帰るように言われた…」
「なんだ?お前追い返されたのか?」
「……」
「なんの話しだ?」
男子生徒がグレスと話しをする男子の話しを聞き加わった。
「グレスがジェシカ様の両親から帰るようにと言われたらしい」
「そうなのか?まぁ…怪我を負わせたからな…俺達が行ってはどうだ?」
「そうだな、俺達で見舞いに行こう」
男子生徒達は笑いグレスの側を離れて行った。
「……」
「グレス様……」





しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

教養が足りない、ですって

たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。

婚約破棄の代償

nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」 ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。 エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。

夫に相手にされない侯爵夫人ですが、記憶を失ったので人生やり直します。

MIRICO
恋愛
第二章【記憶を失った侯爵夫人ですが、夫と人生やり直します。】完結です。 記憶を失った私は侯爵夫人だった。しかし、旦那様とは不仲でほとんど話すこともなく、パーティに連れて行かれたのは結婚して数回ほど。それを聞いても何も思い出せないので、とりあえず記憶を失ったことは旦那様に内緒にしておいた。 旦那様は美形で凛とした顔の見目の良い方。けれどお城に泊まってばかりで、お屋敷にいてもほとんど顔を合わせない。いいんですよ、その間私は自由にできますから。 屋敷の生活は楽しく旦那様がいなくても何の問題もなかったけれど、ある日突然パーティに同伴することに。 旦那様が「わたし」をどう思っているのか、記憶を失った私にはどうでもいい。けれど、旦那様のお相手たちがやけに私に噛み付いてくる。 記憶がないのだから、私は旦那様のことはどうでもいいのよ? それなのに、旦那様までもが私にかまってくる。旦那様は一体何がしたいのかしら…? 小説家になろう様に掲載済みです。

【完】あの、……どなたでしょうか?

桐生桜月姫
恋愛
「キャサリン・ルーラー  爵位を傘に取る卑しい女め、今この時を以て貴様との婚約を破棄する。」 見た目だけは、麗しの王太子殿下から出た言葉に、婚約破棄を突きつけられた美しい女性は……… 「あの、……どなたのことでしょうか?」 まさかの意味不明発言!! 今ここに幕開ける、波瀾万丈の間違い婚約破棄ラブコメ!! 結末やいかに!! ******************* 執筆終了済みです。

【完結】お飾りではなかった王妃の実力

鏑木 うりこ
恋愛
 王妃アイリーンは国王エルファードに離婚を告げられる。 「お前のような醜い女はいらん!今すぐに出て行け!」  しかしアイリーンは追い出していい人物ではなかった。アイリーンが去った国と迎え入れた国の明暗。    完結致しました(2022/06/28完結表記) GWだから見切り発車した作品ですが、完結まで辿り着きました。 ★お礼★  たくさんのご感想、お気に入り登録、しおり等ありがとうございます! 中々、感想にお返事を書くことが出来なくてとても心苦しく思っています(;´Д`)全部読ませていただいており、とても嬉しいです!!内容に反映したりしなかったりあると思います。ありがとうございます~!

母の中で私の価値はゼロのまま、家の恥にしかならないと養子に出され、それを鵜呑みにした父に縁を切られたおかげで幸せになれました

珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたケイトリン・オールドリッチ。跡継ぎの兄と母に似ている妹。その2人が何をしても母は怒ることをしなかった。 なのに母に似ていないという理由で、ケイトリンは理不尽な目にあい続けていた。そんな日々に嫌気がさしたケイトリンは、兄妹を超えるために頑張るようになっていくのだが……。

妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢

岡暁舟
恋愛
妹に正妻の座を奪われた公爵令嬢マリアは、それでも婚約者を憎むことはなかった。なぜか? 「すまない、マリア。ソフィアを正式な妻として迎え入れることにしたんだ」 「どうぞどうぞ。私は何も気にしませんから……」 マリアは妹のソフィアを祝福した。だが当然、不気味な未来の陰が少しずつ歩み寄っていた。

さようなら、わたくしの騎士様

夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。 その時を待っていたのだ。 クリスは知っていた。 騎士ローウェルは裏切ると。 だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。

処理中です...