どうしてあなたが後悔するのですか?~私はあなたを覚えていませんから~

クロユキ

文字の大きさ
75 / 112

王宮を離れる日が…

しおりを挟む
学園の披露宴からジェシカが大怪我を負って一ヵ月過ぎていた。
「ジェシカ令嬢、新しい本を持って来た」
「料理長にカップケーキを作って貰った一緒に食べよう」
「ありがとうございます。フレデリック様、ジェラルド様」
二人の王子達は、相変わらずジェシカがいる部屋へ毎日のように来ていた。
ジェシカの怪我は、頭に包帯を巻いていたのが取れ傷は残ったが髪の毛で隠れわからないようになり、頬の傷は小さな傷は消えたが左の頬の傷は残ったままだった。
左の腕の骨折は治り心配していた肌の色は普通に戻っていた。
体も動く様になり打撲で心配していた体や足は少しずつだが体を動かせるようになり、今は医師と一緒に治療をしている。
「今日は、歩く練習をするのかい?」
「はい、久しぶりに歩きますから心配ですが……」
「私が支えているから大丈夫だ」
「兄上狡い、ジェシカ令嬢僕と一緒に歩く練習をしょう」
「えっ…ではお二人と一緒にお願いします」
ジェシカは王子達を兄のように慕っていた。
コンコン
医師が部屋に入り二人の王子を見て相変わらず今日も来ていたのかと苦笑いを見せていた。
「王子様方もご一緒でしたか…」
医師が部屋の中に入りベッドの上で座るジェシカの側に来た。
「ジェシカ様、腕の痛みはありますか?」
「いえ、痛みはありません」
「それは良かった。腕の骨も繋がりましたので大丈夫ではありますが無理に動きませんように…特に重いものは持たないようにしてください…」
「分かりました…」
「この分でしたら王宮を離れます日は近いでしょう」
「な!?」
「は!?」
フレデリック王子とジェラルド王子は、ジェシカの怪我も治り後は体に問題がなければ王宮を離れる話しを医師から聞き二人の王子は茫然としていた。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

教養が足りない、ですって

たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。

婚約破棄の代償

nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」 ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。 エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。

さよなら初恋。私をふったあなたが、後悔するまで

ミカン♬
恋愛
2025.10.11ホットランキング1位になりました。夢のようでとても嬉しいです! 読んでくださって、本当にありがとうございました😊 前世の記憶を持つオーレリアは可愛いものが大好き。 婚約者(内定)のメルキオは子供の頃結婚を約束した相手。彼は可愛い男の子でオーレリアの初恋の人だった。 一方メルキオの初恋の相手はオーレリアの従姉妹であるティオラ。ずっとオーレリアを悩ませる種だったのだが1年前に侯爵家の令息と婚約を果たし、オーレリアは安心していたのだが…… ティオラは婚約を解消されて、再びオーレリア達の仲に割り込んできた。 ★補足:ティオラは王都の学園に通うため、祖父が預かっている孫。養子ではありません。 ★補足:全ての嫡出子が爵位を受け継ぎ、次男でも爵位を名乗れる、緩い世界です。 2万字程度。なろう様にも投稿しています。 オーレリア・マイケント 伯爵令嬢(ヒロイン) レイン・ダーナン 男爵令嬢(親友) ティオラ (ヒロインの従姉妹) メルキオ・サーカズ 伯爵令息(ヒロインの恋人) マーキス・ガルシオ 侯爵令息(ティオラの元婚約者) ジークス・ガルシオ 侯爵令息(マーキスの兄)

母の中で私の価値はゼロのまま、家の恥にしかならないと養子に出され、それを鵜呑みにした父に縁を切られたおかげで幸せになれました

珠宮さくら
恋愛
伯爵家に生まれたケイトリン・オールドリッチ。跡継ぎの兄と母に似ている妹。その2人が何をしても母は怒ることをしなかった。 なのに母に似ていないという理由で、ケイトリンは理不尽な目にあい続けていた。そんな日々に嫌気がさしたケイトリンは、兄妹を超えるために頑張るようになっていくのだが……。

さようなら、わたくしの騎士様

夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。 その時を待っていたのだ。 クリスは知っていた。 騎士ローウェルは裏切ると。 だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。

ある王国の王室の物語

朝山みどり
恋愛
平和が続くある王国の一室で婚約者破棄を宣言された少女がいた。カップを持ったまま下を向いて無言の彼女を国王夫妻、侯爵夫妻、王太子、異母妹がじっと見つめた。 顔をあげた彼女はカップを皿に置くと、レモンパイに手を伸ばすと皿に取った。 それから 「承知しました」とだけ言った。 ゆっくりレモンパイを食べるとお茶のおかわりを注ぐように侍女に合図をした。 それからバウンドケーキに手を伸ばした。 カクヨムで公開したものに手を入れたものです。

《完結》「パパはいますか?」ある日、夫に似た子供が訪ねて来た。

ヴァンドール
恋愛
嫁いですぐに夫は戦地に赴いた。すると突然一人の男の子が訪ねて来た「パパはいますか?」 その子供の顔は戦地に行った夫にそっくりだった。

結局、私の言っていたことが正しかったようですね、元旦那様?

睡蓮
恋愛
ルーグル伯爵は自身の妹リリアーナの事を溺愛するあまり、自身の婚約者であるエリナとの関係をおろそかにしてしまう。リリアーナもまたエリナに対する嫌がらせを繰り返し、その罪をすべてエリナに着せて楽しんでいた。そんなある日の事、エリナとの関係にしびれを切らしたルーグルはついにエリナとの婚約を破棄してしまう。その時、エリナからある言葉をかけられるのだが、負け惜しみに過ぎないと言ってその言葉を切り捨てる。それが後々、自分に跳ね返ってくるものとも知らず…。

処理中です...