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幼なじみ
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「紹介するよ、彼女はキャロライン嬢。馬車が故障して動けないんだ僕達の馬車に一緒に乗せてもいいかな?」
笑顔で隣にいるキャロライン嬢を紹介する婚約者のルイスにアリスは驚いていた。
「え…う、うん…」
アリスは断る事ができなかった…すでに、ルイスが彼女を馬車に乗せて迎えに来ていた為断る事ができなかった…
「ありがとうございます。助かりました」
笑顔を見せてお礼を言うキャロライン嬢にルイスは馬車に乗るキャロライン嬢に手を差し伸べていた。
「どうぞ」
「ありがとうございます。ルイス様」
笑顔を向ける二人にアリスはじっと見ていた。
「ほらっ、アリス」
「えっ、うん…ありがとう」
三人を乗せた馬車が走り出しルイスとキャロライン嬢の会話が始まった。
「あの、ルイス様とアリス様は昔からの知り合いですか?もしかしましたら…幼なじみでは?」
「はい、僕達は幼なじみで彼女は婚約者なんです」
「まあ、そうだったんですね。お二人を見まして、もしかしたらと思って聞きました。幼なじみで婚約者だなんて羨ましいわ」
「親同士が親友だったのもあるんです…その縁もあって婚約したのです」
「素敵です。アリス様が羨ましいですわ優しい方が婚約者で」
「や、優しいだなんて…困っていたら誰でも同じ事をすると思います…」
頬を染めて照れくさそうにするルイスにキャロライン嬢はクスクスと笑っていた。
笑顔で会話をするルイスとキャロラインを見ていたアリスは面白くなく、馬車の窓から暗くて見えない外の景色をため息を吐いて見ていた…
(…婚約して初めて二人で行く披露宴なのに…)
チラッとアリスはルイスの顔を見て楽しそうに話をする二人を見て声をかけた。
「…二人も知り合いだったの?)
「「えっ!?」」
アリスから言われ、同時に声を出したルイスとキャロライン嬢はお互い見たあと笑みを見せていた。
(だから、どうして顔を見合わせするのよ!)
「彼女とは初めて会ったよ。馬車の車輪が壊れて外にいる使用人と彼女を見たんだ…どうしてそう思ったんだ?」
「…二人とも楽しそうに話しをしていたから、聞いてみただけ…」
「あ…ごめんなさい」
「そんなに楽しそうに話しをしていたかな?アリスも一緒に話しをしよう」
「…いい、二人の邪魔はしたくないから…少し眠るから着いたら起こして…」
「ははは、相変わらずだな~っ、わかったよ」
「あの…アリス様は…」
「ああ、気にしなくても大丈夫。それよりさっきの話しの続きだけど…」
「ふふっ、はい」
「……」
アリスは眠ることはなかった…ルイスとキャロライン嬢が気になり、笑い声と会話を聞きながら馬車は披露宴がある城へと向かっていた。
笑顔で隣にいるキャロライン嬢を紹介する婚約者のルイスにアリスは驚いていた。
「え…う、うん…」
アリスは断る事ができなかった…すでに、ルイスが彼女を馬車に乗せて迎えに来ていた為断る事ができなかった…
「ありがとうございます。助かりました」
笑顔を見せてお礼を言うキャロライン嬢にルイスは馬車に乗るキャロライン嬢に手を差し伸べていた。
「どうぞ」
「ありがとうございます。ルイス様」
笑顔を向ける二人にアリスはじっと見ていた。
「ほらっ、アリス」
「えっ、うん…ありがとう」
三人を乗せた馬車が走り出しルイスとキャロライン嬢の会話が始まった。
「あの、ルイス様とアリス様は昔からの知り合いですか?もしかしましたら…幼なじみでは?」
「はい、僕達は幼なじみで彼女は婚約者なんです」
「まあ、そうだったんですね。お二人を見まして、もしかしたらと思って聞きました。幼なじみで婚約者だなんて羨ましいわ」
「親同士が親友だったのもあるんです…その縁もあって婚約したのです」
「素敵です。アリス様が羨ましいですわ優しい方が婚約者で」
「や、優しいだなんて…困っていたら誰でも同じ事をすると思います…」
頬を染めて照れくさそうにするルイスにキャロライン嬢はクスクスと笑っていた。
笑顔で会話をするルイスとキャロラインを見ていたアリスは面白くなく、馬車の窓から暗くて見えない外の景色をため息を吐いて見ていた…
(…婚約して初めて二人で行く披露宴なのに…)
チラッとアリスはルイスの顔を見て楽しそうに話をする二人を見て声をかけた。
「…二人も知り合いだったの?)
「「えっ!?」」
アリスから言われ、同時に声を出したルイスとキャロライン嬢はお互い見たあと笑みを見せていた。
(だから、どうして顔を見合わせするのよ!)
「彼女とは初めて会ったよ。馬車の車輪が壊れて外にいる使用人と彼女を見たんだ…どうしてそう思ったんだ?」
「…二人とも楽しそうに話しをしていたから、聞いてみただけ…」
「あ…ごめんなさい」
「そんなに楽しそうに話しをしていたかな?アリスも一緒に話しをしよう」
「…いい、二人の邪魔はしたくないから…少し眠るから着いたら起こして…」
「ははは、相変わらずだな~っ、わかったよ」
「あの…アリス様は…」
「ああ、気にしなくても大丈夫。それよりさっきの話しの続きだけど…」
「ふふっ、はい」
「……」
アリスは眠ることはなかった…ルイスとキャロライン嬢が気になり、笑い声と会話を聞きながら馬車は披露宴がある城へと向かっていた。
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