性格が嫌いだと言われ婚約破棄をしました

クロユキ

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婚約破棄後からの自由

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「キャロル、図書室へ行かない?」
「うん、行く」
キャロルとランは昼休み図書室へと廊下を歩いていた。
図書室へ行く途中渡り廊下を歩くと外の景色が見える学園内の庭には幾つかベンチが置いてある。
「あれ、エリック君じゃない?」
「えっ!?」
ランがベンチに座るエリックを見付けた隣にはパトリシアが座っていた。
「キャロルと婚約破棄になったからって堂々と見せ付けて…」
「……」
「あ!ごめん…」
「えっ!?どうして謝るの?」
「どうしてって…数日前までエリック君はキャロルの婚約者だったから……」
「……名前だけの婚約者だから別に何も思わないから…それに彼女と一緒に居る所は何度も見ていたから気にしないで、これで彼と縁が切れたと思ったらこんなに楽なんだと思ったの…」
「キャロル…」
キャロルとランは図書室へ向かった。
「空いている席を見付けておくから先に本を探して良いわよ」
「うん、わかった」
キャロルは席をランに任せ本を探していた。
「…どれを読もうか迷うな……」
トン!
「あ!ごめんなさい……」
「いえ…」
「「えっ!?」」
キャロルが擦れ違いで腕に触れたのが同じクラスのクリスだった。
「クリス君!?」
「キャロルさん!?一人なのか?」
「えっ、ランと一緒なのクリス君は?」
「俺は一人だけど…図書室には良く来るの?」
「うん…時間が出来た時は休み時間にはいつも来ていたの…」
キャロルは図書室を良く利用していた…エリックがキャロルに自分が苦手な科目の宿題や問題等をキャロルが代わりに書いていた…エリックの頼み事でキャロルの時間は無かった。
婚約者だからと言ってエリックはキャロルに任せる事が多かった。
「そう言えば…教科書を開いてノートに書いているのを見た事はあったな…」
「えっ」
「テストでもないのに勉強熱心だと思って声を掛けるのを止めた事もあったんだ」
「……あれは…私の勉強ではないの……」
「えっ!?」
「あっ、キャロル席は確保したから……あれ?クリス君!」
「やあ…」
「私、まだ決まらないからランが先に本を探して」
「うん、いいけど」
キャロルは、ランとクリスの側を離れ席に向かった。
「クリス君も図書室へ来るのね、頭良い人は図書室を利用するよね」
「…キャロルさんも図書室に居るのを見た事はあったんだ…教科書を開いて…」
「それ…キャロルの勉強じゃないの…」
「?意味が分からないが…」
「図書室で教科書を開いている時は婚約者の代わりにキャロルが書いていたの」
「!?」
クリスはランから話しを聞き、何故キャロルが婚約者の勉強を代わりに書いているのか理由が分からなかった。








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