15 / 35
第十五話
しおりを挟む
だって、そんなのは。久瀬がそうだって言うなら、俺なんて余程、久瀬のことが好きだ。
でも、そこから先が、俺には無かった。好きだから、どうしたいのか。俺は、このままが良いって思った。久瀬と、これからも、可能な限りずっと、変わらない関係で居続けたいって。
久瀬は、どうなのだろう。わからない。久瀬は、俺に何を望んでいる? 俺は、俺に出来ることなら、すべて叶えたい。久瀬にそう願われるまでもなく、俺にとって、久瀬が特別なのだから。
考えずとも、俺と久瀬が、両想いということだけは、はっきりしている。じゃあ、その先は?
俺も、久瀬も、男だ。久瀬に出会う前は、異性が恋愛対象で、好きのその先になにがあるかは、なんとなく分かった。でも、久瀬が相手になるだけで、どうすればいいか分からなくなる。何が変わるのか、何を変えなきゃいけないのか。
「久瀬は……俺と、どうなりたい? 俺は、どうしたらいい?」
「まずは、カイリくんの気持ちを知りたい。僕に好きって言われて、どう思ったのか。僕のこと、どう思ってるのか」
「俺も、好きだよ……俺だって、久瀬のこと、好きだ、特別に。でも……俺だけだって思ってた。だから、久瀬に好きって言われても、どうしたらいいか分からない」
「……すき? ほんとうに?」
久瀬の目が見開かれた。神秘的なグリーンアイズ。鏡みたいに、俺の狼狽えた顔を映していて、吸い込まれそうってこういうことなんだ、と思った。
そんな瞳が、とろりと蕩けた。たった数センチ、眦が動いただけ。それなのに、全身が総毛立つのが、ありありと分かるほどだった。凄絶だった。
「そっか……ふふ、じゃあ、カイリくんは、僕だけのカイリくん、だね」
「久瀬、だけの……?」
「そうだよ。僕だけ。そうじゃないと、不公平でしょ? 僕には、カイリくんしかいないんだから」
「……え? いや、でも、そんな」
そんなことがあるだろうか。だって、久瀬は、アイドルだ。沢山のファンがいる。きっと、信じられないほどの人に、信じられないほど愛されている。
久瀬に、俺しかいないなんて、そんなはずはない。俺なんかのせいで、捨て置かれて、忘れられてしまっていいものではないんじゃないか。
「カイリくん……?」
久瀬の瞳が、今度は不安そうに揺れた。ドッ、と、心臓を鷲掴みにされたみたいな衝撃が走った。今度は、飲みこまれそうだと、無性に恐ろしくなった。
「久瀬に、俺しかいないなんて……俺には、勿体ないっていうか。そんな、大袈裟すぎるような、気がして、それで……」
「本当だよ。母さんは僕が二歳の時に病気で亡くなって、父親は初めからいなかった。僕を育ててくれたおばあちゃんも、中学生のときに……それで、ひとりになってすぐ、事務所にスカウトされて、アイドルになって……それも、全部捨てて、逃げてきた。今の僕には、カイリくんしかいない」
久瀬は、言い終わるが早いか、覆いかぶさるみたいに俺の体を抱きしめた。まるで、自分の存在を確かめるみたいに、腕の力がこもっていた。
「僕、カイリくんの特別でいられるなら、なんでもする。だから、僕とずっと一緒にいて。僕を一番に好きでいて。僕だけのカイリくんになって……」
「なあ、久瀬。何もしなくていいんだよ……久瀬は久瀬だって、言ったろ? 何をしなくても、久瀬は俺の一番で、特別なんだ。俺にも、どうしようもないくらい。だから、きみには俺だけなんて、そんな寂しいこと言わないでくれよ……」
久瀬には、きっと、俺以外にもいる。その可能性までも、捨ててほしくない。
全部捨てて、逃げてきたから……久瀬は、そう言った。ならもし、久瀬が、元の居場所に戻ったら? もし、久瀬が、やり直したいと望んだら?
その時はきっと、久瀬にとっての俺は、取るに足らないものになるだろう。でも、俺は、それでいい。久瀬がそうしたいと思ったことがすべてだから。
久瀬が、今は、俺を望むなら、俺はそれを全身全霊で叶えよう。だからって、久瀬が俺に囚われて、他の可能性を潰してしまうようなことは、起こってほしくないのだ。
「僕には、カイリくんがいればいい……」
「……わかったよ。久瀬がそう思うだけ、一緒にいよう。久瀬はさ、何を買いかぶってるのか知らないけど、俺だって大概、こんなに俺のこと好きで、一緒にいたいって言ってくれるの、久瀬しかいないんだぜ。俺も、そうしたいって、思うのも……」
ああ、そう。思えば、ずっと、久瀬ばっかりだ。俺から遊びに誘うのも、休みの日も会いたいって思うのも、大好きな祖父母の家に一緒に行きたいって思うのも。
久瀬と、色々なことをしたい。次から次に、久瀬とやりたいと思うことが浮かんでくる。もし、それを受け入れてもらえたら、たまらなく嬉しくて、力が湧いてくる。
「カイリくんは、どうして僕を好きになったの」
「どうしても、気になって、いつの間にか、目で追ってた。そうしたら、いつのまにか」
「カイリくんは、僕のどんなところが好き?」
「反応が素直で、健気だなって思って、嬉しかった。笑ってくれた時が一番嬉しくて、好き」
「もう、あの、親戚の人のことは、どうでもいい?」
「少なくとも、こだわりはないかな」
「じゃあ、連絡先ブロ削してね」
言われて、俺は久瀬の肩を叩き、離れてもらった。そして、ポッケからスマホを取り出し、久瀬に見えるようにアプリを操作して、任務を遂行した。
「意外と容赦なかった……」
「まあ、久瀬以外にはこんな感じよ。あのライン交換も社交辞令の延長みたいなもん。お互いにな」
「向こうはそんな感じじゃなかったけどね」
「ハハ……酔っぱらってさえなければ、二割くらいは真に受けたかな」
「あ、酔ってたの、あの人」
「うん、目がすわってた。典型的な酔っ払い」
明日には、全部忘れていることだ。向こうも、俺も。それで、少なくとも俺は、二度と思い出さない。
「やっぱり、ムカついてきた……僕のカイリくんに冗談半分であんなこと……」
「逆に、冗談でもないのに、俺のこと好きだっていうの、久瀬くらいなんだって。俺の何がそんなに良かったの?」
「だって、変なんだよ、カイリくん。僕さ、一応、それなりにアイドルやってたから、人の視線の引き方とか、意識の誘導の仕方とか、ある程度感覚で掴めてる。だから、僕以外に視線とか意識が行くように気を付けてるのに、カイリくんだけは欺けないわけ。初日に目の色見られたから、まさかって思ったけど、その割には流行とか芸能には疎いし……」
「あの……俺の、変なところが良かったってこと?」
「……僕は、望んで、ひとりになろうとしてた。でも、本当は、寂しいのは嫌いだし、誰にも頼れなくて、ずっと辛かった。カイリくんがいなかったら、きっと、もっと……いつも、カイリくんが、助けてくれた。カイリくんだけは、見逃さなかった。僕を見てくれた。だから、僕は、カイリくんが良い。カイリくんなら、きっと、いつでも僕を見つけてくれるから」
ああ……そうか。俺も、ようやく分かった。どうして、こんなにもたまらなく、久瀬のことが好きなのか。
俺はずっと、変なところにばかり気が付いて、目がいってしまう、自分の気質が嫌だった。気まずい思いをするだけだし、気付いてしまったからには、見て見ぬふりをするのもそれはそれで気分が悪い。ひたすら気を遣って、なにかと手を出して、厄介事に巻き込まれたりもして……気付いたら、ドッと疲れている。そんな日々の繰り返しだ。
いつしか、深く人と関わるのが億劫になって、うわべだけで広く浅く、人間関係を構築するようになった。楽しく話せる人はいても、それ以上は踏み込まないように。俺の変なところに、気付かれないように。
久瀬みたく、俺の変なところを歓迎してくれる人なんてなかなかいないのだ。気持ち悪い、余計なお世話と言われたこともある。それ以来、気付かれないように、という強迫観念を抱くようにもなった。
でも、久瀬は、気付いたうえで、受け入れてくれた。あまつさえ、助けてくれた、なんて言った。
この厄介な気質があったおかげで、久瀬とここまで仲良くなれた。花火のことをたまたま聞いたときも、そうだ。久瀬がいなかったら、ただ気まずい思いをして、どんな反応をすればいいかと必死で考えて、あとで一人ため息をついて終わりだっただろう。
こんな気質でも、あってよかったと……久瀬のおかげで、そう思えたのだ。
「見つけてほしくない時でも、見つけちゃうかもしれない。それでもいい?」
「僕は、カイリくんがいれば、寂しくないって、そう思えるから。だから、嬉しいよ」
今度は、俺の方から、思いきり、久瀬に抱き着いた。久瀬はクスクスと嬉しそうに笑いながら、ぎゅう、と抱きしめ返してくれた。
花火は、いつの間にか、終わっていた。それでも、満天の星の光は変わらず、あたたかく降り注いで、ため息が出るほどきれいだった。
でも、そこから先が、俺には無かった。好きだから、どうしたいのか。俺は、このままが良いって思った。久瀬と、これからも、可能な限りずっと、変わらない関係で居続けたいって。
久瀬は、どうなのだろう。わからない。久瀬は、俺に何を望んでいる? 俺は、俺に出来ることなら、すべて叶えたい。久瀬にそう願われるまでもなく、俺にとって、久瀬が特別なのだから。
考えずとも、俺と久瀬が、両想いということだけは、はっきりしている。じゃあ、その先は?
俺も、久瀬も、男だ。久瀬に出会う前は、異性が恋愛対象で、好きのその先になにがあるかは、なんとなく分かった。でも、久瀬が相手になるだけで、どうすればいいか分からなくなる。何が変わるのか、何を変えなきゃいけないのか。
「久瀬は……俺と、どうなりたい? 俺は、どうしたらいい?」
「まずは、カイリくんの気持ちを知りたい。僕に好きって言われて、どう思ったのか。僕のこと、どう思ってるのか」
「俺も、好きだよ……俺だって、久瀬のこと、好きだ、特別に。でも……俺だけだって思ってた。だから、久瀬に好きって言われても、どうしたらいいか分からない」
「……すき? ほんとうに?」
久瀬の目が見開かれた。神秘的なグリーンアイズ。鏡みたいに、俺の狼狽えた顔を映していて、吸い込まれそうってこういうことなんだ、と思った。
そんな瞳が、とろりと蕩けた。たった数センチ、眦が動いただけ。それなのに、全身が総毛立つのが、ありありと分かるほどだった。凄絶だった。
「そっか……ふふ、じゃあ、カイリくんは、僕だけのカイリくん、だね」
「久瀬、だけの……?」
「そうだよ。僕だけ。そうじゃないと、不公平でしょ? 僕には、カイリくんしかいないんだから」
「……え? いや、でも、そんな」
そんなことがあるだろうか。だって、久瀬は、アイドルだ。沢山のファンがいる。きっと、信じられないほどの人に、信じられないほど愛されている。
久瀬に、俺しかいないなんて、そんなはずはない。俺なんかのせいで、捨て置かれて、忘れられてしまっていいものではないんじゃないか。
「カイリくん……?」
久瀬の瞳が、今度は不安そうに揺れた。ドッ、と、心臓を鷲掴みにされたみたいな衝撃が走った。今度は、飲みこまれそうだと、無性に恐ろしくなった。
「久瀬に、俺しかいないなんて……俺には、勿体ないっていうか。そんな、大袈裟すぎるような、気がして、それで……」
「本当だよ。母さんは僕が二歳の時に病気で亡くなって、父親は初めからいなかった。僕を育ててくれたおばあちゃんも、中学生のときに……それで、ひとりになってすぐ、事務所にスカウトされて、アイドルになって……それも、全部捨てて、逃げてきた。今の僕には、カイリくんしかいない」
久瀬は、言い終わるが早いか、覆いかぶさるみたいに俺の体を抱きしめた。まるで、自分の存在を確かめるみたいに、腕の力がこもっていた。
「僕、カイリくんの特別でいられるなら、なんでもする。だから、僕とずっと一緒にいて。僕を一番に好きでいて。僕だけのカイリくんになって……」
「なあ、久瀬。何もしなくていいんだよ……久瀬は久瀬だって、言ったろ? 何をしなくても、久瀬は俺の一番で、特別なんだ。俺にも、どうしようもないくらい。だから、きみには俺だけなんて、そんな寂しいこと言わないでくれよ……」
久瀬には、きっと、俺以外にもいる。その可能性までも、捨ててほしくない。
全部捨てて、逃げてきたから……久瀬は、そう言った。ならもし、久瀬が、元の居場所に戻ったら? もし、久瀬が、やり直したいと望んだら?
その時はきっと、久瀬にとっての俺は、取るに足らないものになるだろう。でも、俺は、それでいい。久瀬がそうしたいと思ったことがすべてだから。
久瀬が、今は、俺を望むなら、俺はそれを全身全霊で叶えよう。だからって、久瀬が俺に囚われて、他の可能性を潰してしまうようなことは、起こってほしくないのだ。
「僕には、カイリくんがいればいい……」
「……わかったよ。久瀬がそう思うだけ、一緒にいよう。久瀬はさ、何を買いかぶってるのか知らないけど、俺だって大概、こんなに俺のこと好きで、一緒にいたいって言ってくれるの、久瀬しかいないんだぜ。俺も、そうしたいって、思うのも……」
ああ、そう。思えば、ずっと、久瀬ばっかりだ。俺から遊びに誘うのも、休みの日も会いたいって思うのも、大好きな祖父母の家に一緒に行きたいって思うのも。
久瀬と、色々なことをしたい。次から次に、久瀬とやりたいと思うことが浮かんでくる。もし、それを受け入れてもらえたら、たまらなく嬉しくて、力が湧いてくる。
「カイリくんは、どうして僕を好きになったの」
「どうしても、気になって、いつの間にか、目で追ってた。そうしたら、いつのまにか」
「カイリくんは、僕のどんなところが好き?」
「反応が素直で、健気だなって思って、嬉しかった。笑ってくれた時が一番嬉しくて、好き」
「もう、あの、親戚の人のことは、どうでもいい?」
「少なくとも、こだわりはないかな」
「じゃあ、連絡先ブロ削してね」
言われて、俺は久瀬の肩を叩き、離れてもらった。そして、ポッケからスマホを取り出し、久瀬に見えるようにアプリを操作して、任務を遂行した。
「意外と容赦なかった……」
「まあ、久瀬以外にはこんな感じよ。あのライン交換も社交辞令の延長みたいなもん。お互いにな」
「向こうはそんな感じじゃなかったけどね」
「ハハ……酔っぱらってさえなければ、二割くらいは真に受けたかな」
「あ、酔ってたの、あの人」
「うん、目がすわってた。典型的な酔っ払い」
明日には、全部忘れていることだ。向こうも、俺も。それで、少なくとも俺は、二度と思い出さない。
「やっぱり、ムカついてきた……僕のカイリくんに冗談半分であんなこと……」
「逆に、冗談でもないのに、俺のこと好きだっていうの、久瀬くらいなんだって。俺の何がそんなに良かったの?」
「だって、変なんだよ、カイリくん。僕さ、一応、それなりにアイドルやってたから、人の視線の引き方とか、意識の誘導の仕方とか、ある程度感覚で掴めてる。だから、僕以外に視線とか意識が行くように気を付けてるのに、カイリくんだけは欺けないわけ。初日に目の色見られたから、まさかって思ったけど、その割には流行とか芸能には疎いし……」
「あの……俺の、変なところが良かったってこと?」
「……僕は、望んで、ひとりになろうとしてた。でも、本当は、寂しいのは嫌いだし、誰にも頼れなくて、ずっと辛かった。カイリくんがいなかったら、きっと、もっと……いつも、カイリくんが、助けてくれた。カイリくんだけは、見逃さなかった。僕を見てくれた。だから、僕は、カイリくんが良い。カイリくんなら、きっと、いつでも僕を見つけてくれるから」
ああ……そうか。俺も、ようやく分かった。どうして、こんなにもたまらなく、久瀬のことが好きなのか。
俺はずっと、変なところにばかり気が付いて、目がいってしまう、自分の気質が嫌だった。気まずい思いをするだけだし、気付いてしまったからには、見て見ぬふりをするのもそれはそれで気分が悪い。ひたすら気を遣って、なにかと手を出して、厄介事に巻き込まれたりもして……気付いたら、ドッと疲れている。そんな日々の繰り返しだ。
いつしか、深く人と関わるのが億劫になって、うわべだけで広く浅く、人間関係を構築するようになった。楽しく話せる人はいても、それ以上は踏み込まないように。俺の変なところに、気付かれないように。
久瀬みたく、俺の変なところを歓迎してくれる人なんてなかなかいないのだ。気持ち悪い、余計なお世話と言われたこともある。それ以来、気付かれないように、という強迫観念を抱くようにもなった。
でも、久瀬は、気付いたうえで、受け入れてくれた。あまつさえ、助けてくれた、なんて言った。
この厄介な気質があったおかげで、久瀬とここまで仲良くなれた。花火のことをたまたま聞いたときも、そうだ。久瀬がいなかったら、ただ気まずい思いをして、どんな反応をすればいいかと必死で考えて、あとで一人ため息をついて終わりだっただろう。
こんな気質でも、あってよかったと……久瀬のおかげで、そう思えたのだ。
「見つけてほしくない時でも、見つけちゃうかもしれない。それでもいい?」
「僕は、カイリくんがいれば、寂しくないって、そう思えるから。だから、嬉しいよ」
今度は、俺の方から、思いきり、久瀬に抱き着いた。久瀬はクスクスと嬉しそうに笑いながら、ぎゅう、と抱きしめ返してくれた。
花火は、いつの間にか、終わっていた。それでも、満天の星の光は変わらず、あたたかく降り注いで、ため息が出るほどきれいだった。
167
あなたにおすすめの小説
アイドルくん、俺の前では生活能力ゼロの甘えん坊でした。~俺の住み込みバイト先は後輩の高校生アイドルくんでした。
天音ねる(旧:えんとっぷ)
BL
家計を助けるため、住み込み家政婦バイトを始めた高校生・桜井智也。豪邸の家主は、寝癖頭によれよれTシャツの青年…と思いきや、その正体は学校の後輩でキラキラ王子様アイドル・橘圭吾だった!?
学校では完璧、家では生活能力ゼロ。そんな圭吾のギャップに振り回されながらも、世話を焼く日々にやりがいを感じる智也。
ステージの上では完璧な王子様なのに、家ではカップ麺すら作れない究極のポンコツ男子。
智也の作る温かい手料理に胃袋を掴まれた圭吾は、次第に心を許し、子犬のように懐いてくる。
「先輩、お腹すいた」「どこにも行かないで」
無防備な素顔と時折見せる寂しげな表情に、智也の心は絆されていく。
住む世界が違うはずの二人。秘密の契約から始まる、甘くて美味しい青春ラブストーリー!
真面目学級委員がファッティ男子を徹底管理した結果⁉
小池 月
BL
☆ファッティ高校生男子<酒井俊>×几帳面しっかり者高校男子<風見凛太朗>のダイエットBL☆
晴青高校二年五組の風見凛太朗は、初めて任された学級委員の仕事を責任を持ってこなすために日々頑張っている。
そんなある日、ホームルームで「若者のメタボ」を注意喚起するプリントが配られた。するとクラス内に「これって酒井の事じゃん」と嘲笑が起きる。
クラスで一番のメタボ男子(ファッティ男子)である酒井俊は気にした風でもないが、これがイジメに発展するのではないかと心配する凛太朗は、彼のダイエットを手伝う決意をする。だが、どうやら酒井が太っているのには事情がありーー。
高校生活の貴重なひと時の中に、自分を変える出会いがある。輝く高校青春BL☆
青春BLカップ参加作品です!ぜひお読みくださいませ(^^♪
お気に入り登録・感想・イイネ・投票(BETボタンをポチ)などの応援をいただけると大変嬉しいです。
9/7番外編完結しました☆
こじらせ委員長と省エネ男子
みずしま
BL
イケメン男子の目覚まし担当になりました……!?
高校一年生の俺、宮下響はワケあって一人暮らし中。隣に住んでいるのは、同じクラスの玖堂碧斗だ。遅刻を繰り返す彼の目覚まし係になるよう、担任から任命され……。
省エネ男子(攻め)と、ちょっとひねくれた委員長(受け)によるわちゃわちゃ青春BL!
宮下響(みやしたひびき)
外面の良い委員長。モブ顔。褒められたい願望あり。
玖堂碧斗(くどうあおと)
常に省エネモードで生活中。気だるげな美形男子。
なぜかピアス男子に溺愛される話
光野凜
BL
夏希はある夜、ピアスバチバチのダウナー系、零と出会うが、翌日クラスに転校してきたのはピアスを外した優しい彼――なんと同一人物だった!
「夏希、俺のこと好きになってよ――」
突然のキスと真剣な告白に、夏希の胸は熱く乱れる。けれど、素直になれない自分に戸惑い、零のギャップに振り回される日々。
ピュア×ギャップにきゅんが止まらない、ドキドキ青春BL!
泣き虫で小柄だった幼馴染が、メンタルつよめの大型犬になっていた話。
雪 いつき
BL
凰太朗と理央は、家が隣同士の幼馴染だった。
二つ年下で小柄で泣き虫だった理央を、凰太朗は、本当の弟のように可愛がっていた。だが凰太朗が中学に上がった頃、理央は親の都合で引っ越してしまう。
それから五年が経った頃、理央から同じ高校に入学するという連絡を受ける。変わらず可愛い姿を想像していたものの、再会した理央は、モデルのように背の高いイケメンに成長していた。
「凰ちゃんのこと大好きな俺も、他の奴らはどうでもいい俺も、どっちも本当の俺だから」
人前でそんな発言をして爽やかに笑う。
発言はともかく、今も変わらず懐いてくれて嬉しい。そのはずなのに、昔とは違う成長した理央に、だんだんとドキドキし始めて……。
天使から美形へと成長した幼馴染から、放課後の美術室に呼ばれたら
たけむら
BL
美形で天才肌の幼馴染✕ちょっと鈍感な高校生
海野想は、保育園の頃からの幼馴染である、朝川唯斗と同じ高校に進学した。かつて天使のような可愛さを持っていた唯斗は、立派な美形へと変貌し、今は絵の勉強を進めている。
そんなある日、数学の補習を終えた想が唯斗を美術室へと迎えに行くと、唯斗はひどく驚いた顔をしていて…?
※1話から4話までは別タイトルでpixivに掲載しております。続きも書きたくなったので、ゆっくりではありますが更新していきますね。
※第4話の冒頭が消えておりましたので直しました。
【完結】社畜の俺が一途な犬系イケメン大学生に告白された話
日向汐
BL
「好きです」
「…手離せよ」
「いやだ、」
じっと見つめてくる眼力に気圧される。
ただでさえ16時間勤務の後なんだ。勘弁してくれ──。
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
純真天然イケメン大学生(21)× 気怠げ社畜お兄さん(26)
閉店間際のスーパーでの出会いから始まる、
一途でほんわか甘いラブストーリー🥐☕️💕
・:* ✧.---------・:* ✧.---------˚✧₊.:・:
📚 **全5話/9月20日(土)完結!** ✨
短期でサクッと読める完結作です♡
ぜひぜひ
ゆるりとお楽しみください☻*
・───────────・
🧸更新のお知らせや、2人の“舞台裏”の小話🫧
❥❥❥ https://x.com/ushio_hinata_2?s=21
・───────────・
応援していただけると励みになります💪( ¨̮ 💪)
なにとぞ、よしなに♡
・───────────・
平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。
しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。
基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。
一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。
それでも宜しければどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる