私が欲しいのはこの皇子!【完結】

Lynx🐈‍⬛

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トリスタンでの初夜③♡

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 ラメイラの部屋の前には侍女達が居り、入室が認められている者しか入れないようになっていた。
 ラメイラの準備が終わり、ベッドの脇に座っている。
 ベッドの上の花弁を片付けさせ、天蓋も閉めてある。

 カチャ。

「!!」

 ポソポソと話し声が聞こえる。

(父上と兄上?)
「うわ、何だこれ!………これが天蓋か?」

 エドワードは物珍しかったのか、天蓋をめくる。

「お、ラメイラ居るな?」
「兄上………うるさい。」
「何がいいのかねぇ?レングストンは毎夜こんなの張って閨するのか?」
「しませんよ、毎回閨で天蓋張るなんて……見られる可能性のある時ぐらいです。」
「面白いのかねぇ?」
「エド………もういい。トーマス皇子、天蓋の外で確認させてもらう。」
「約束は守って下さい、お願いします。」
「了解した。」

 天蓋の外で男3人が話し、トーマスだけが天蓋の中に入ってくる。
 ランプの灯りが天蓋の中に点っている。
 その灯りが天蓋の外にシルエットで写りだしていたのもトーマスは確認していたようで、ラメイラを隠せる位置に来た。

「………天蓋の外から影が見えてる。」

 囁くように小声でトーマスが言った。

「え?み、見えてるの?」
「影がね、灯り消そうか?真っ暗になる。」
「うん、消す。」

 トーマスは眼鏡をサイドテーブルに置くと、ランプの灯りも消した。

「あ、ランプ消しやがった。」
「エド……。」
「影でなんとなく楽しめると思ったのに。」
「静かにお願いします……。」

 天蓋の中に迄聞こえるエドワードの声。
 存在感さえ鬱陶しいのに、声が聞こえたら気になって仕方ないのだ。
 ラメイラの緊張も解さなければならないのに、とトーマスはラメイラを抱き締めている。

「ラメイラ……俺だけ見てろ。」
「……うん……トーマス。」

 涙目に既になっているラメイラの涙を舌で舐めると、ラメイラの耳を塞いだトーマス。

「野次は気にするなよ、いいな?」
「………。」
「いい子だ、ラメイラ……。」

 トーマスはラメイラの唇を奪うと、直ぐに口内に押し入る。
 くちゅ、くちゅ、と天蓋の中に音が轟く。
 天蓋の外は気にしない、2人だけがこの部屋に居るんだ、とラメイラの為にトーマスは思いを伝えた。

「んっ………ん……。」

 どうしても、天蓋の外を気にしないようにしようとすると、声を我慢させられない。
 しかし、早く2人きりになる為に1度は最後迄しなければならないのだ。
 初めてのラメイラを解す時間も欲しかった。
 見誤ってはいけないと思えば思う程焦る。

「………トーマス………触って……挿入入ってるのが確認出来れば………出てくんでしょ?」
「…………ラメイラ………愛してる。」
「嬉しい………。」

 トーマスはラメイラの夜着を脱がし、露わになった胸に顔を埋めた。
 2週間の間、トーマスはラメイラが弱い所だけ攻めていた為か、声を我慢出来ないラメイラ。

「んあっ………はぁぁ…………トーマスっ!……んんっ!!」

 声が聞きたいのに聞かれたくない人が側に居る。
 外からのヒソヒソ声を聞かせたくないので、耳にも指で愛撫する中、声が大きくなると、直ぐに口を塞ぐからか、耳と胸と口の愛撫が、ラメイラの蜜口を刺激した。
 
「あぁっ………んっ!」
「ラメイラ………声……。」

 耳元で囁くとラメイラが感じるのは分かっているが、あまり声を出したくないトーマス。

 ゾクッ

 と身体が跳ねるラメイラ。

(………舐めて解してやりたいが、ラメイラの声がでるからなぁ……。)
「ラメイラ、うつ伏せになって、腰上げて………声が出そうなら枕で抑えるんだ。いいね。」
「………うん………うん……。」

 ラメイラはうつ伏せになり、顔を枕に顔を埋めた。

「息はしてくれよ?」
「………馬鹿じゃないっ!」

 下着も脱がし、ラメイラの蜜口を広げるトーマス。

 にちゃ………ぬりゅ………。

「あぁっ!」

 コリコリと、ラメイラの下の蕾を指で擦ると、とろとろとヨダレがトーマスの手を濡らす。

「やぁ!トーマスっ!ソコ………駄目っ!」

 枕の意味はラメイラにはもう無い。
 声を我慢出来なくなったら、もう止められなかった。


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