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記憶が・・・4。
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要「いや・・・焦らせちゃダメだ。」
俺は今日のことをなかったことに思いながら家に帰った。
翌日・・・
病院にいくと、美都は起きていた。
美都「こんにちは。」
要「・・・もう大丈夫?」
美都「はい。大丈夫ですー。」
昨日と変わらない美都。
ちょうどお昼なこともあってか、ベッドの上にご飯がまだあった。
要「あ、ごめん。お昼ご飯が終わったころに来ればよかったな。」
美都「大丈夫です。あとデザートだけなんで。」
お皿を見ると、ケーキがちょこんと乗ってた。
要「お、いいな。」
美都「この前ブッシュ・ド・ノエル食べたじゃないですか。」
美都はお箸でケーキを一口分取った。
口に放り込み、味わってる。
美都「おいしー・・・。」
要(・・・。)
昨日のことがきっかけで、美都は思い出してきたみたいだ。
変に騒ぐと美都がパニックになるかもしれないと思い、黙っていた。
要「俺、ちょっとコーヒー買ってくる。」
美都「?・・・いってらっしゃい・・?」
病室を出て、ナースステーションに向かう。
要「すみません、青柳 美都の主治医に会いたいんですけど・・・。」
看護師に伝えると、すぐに呼びに行ってくれた。
医師「どうかしました?」
要「さっき思い出したんです・・!俺との時間の一部・・・!」
医者は驚きながらも俺に説明してくれた。
医師「もしかしたら急激に思い出すかもしれないですね。」
要「・・・本当ですか!?」
医師「ただ・・・思い出したときは負担も大きいかもしれないので・・・何かあったら病院に来てくださいね。」
要「はい・・・!」
俺は美都の病室に戻った。
本人に言うべきか悩んだけど、気になりだしたら言おうと決めた。
美都「あれ?コーヒー買いに行ったんじゃなかったんですか?」
要「あ・・・忘れた。」
美都はクスクスと笑いだす。
美都「あははっ。」
要「・・・うん、笑ってる美都、かわいいよ。」
俺の言葉に、美都は顔を真っ赤にした。
美都「・・・そんなことないです。」
要「そんなことあるから大丈夫。・・・明日は何時?」
美都「えーと・・・10時だったような?」
要「おっけ。休み取ってるし、必要なものは一緒に買いに行こうな。」
次の日に無事に退院した美都。
冷蔵庫の食材を一緒に買いに行き、アパートまで送り届けた。
とりあえず1週間、アパートで生活してみて、大丈夫そうなら学校に行くと美都は言ってた。
美都が退院してから3日目・・・
山下「おはよーございまーす。」
要「おはようございます。」
交番に出勤してきた山下。
美都のことを気にかけてくれてるのか、いつも調子を聞いてくる。
山下「・・・美都ちゃん、退院したんだろ?大丈夫なのか?」
要「あぁ。生活に問題はない。」
記憶がないことは山下には言ってない。
正確に言うと伝える暇がなかった。
仕事もある。
美都の見舞いも行きたい。
俺はこの1カ月忙しかった。
山下「また遊びに来てくれないかなー。」
要「・・・仕事しろ。」
山下「はいはい。」
俺はデスクワークをし、山下はパトロールに出かけていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山下side・・・
山下(まぁ・・・無事でよかった。)
飛行機事故に美都ちゃんが巻き込まれたことで、佐々木は忙しく過ごしていた。
休みを調節し、病院に通っていた。
山下(まぁ、大事な人が怪我したら・・・そうなるよな。)
街中を歩きながらそんなことを考えていた。
ふと前を見ると見知った顔を見つけた。
事故にあってから秘かに心配していた相手。
・・・美都ちゃんがまだ学校に通ってないことは聞いてた。
いつか街中で出会うかもしれない・・・そんな期待を持ちながらパトロールに出かける毎日を送ってた。
山下「・・・美都ちゃんっ。」
俺の声に彼女は振り返った。
美都「・・・・・あの?」
山下「退院できてよかった。」
駆け寄りながらそう言うと、彼女は不思議そうな顔をした。
山下「?」
美都「あの・・・どちらさまでしょうか・・・?」
山下「・・・え?」
俺が声をかけたのは明らかに美都ちゃんだ。
なのに彼女は俺がわからないみたいに言う。
山下「何言ってるんだよ、俺だよ?」
美都「?・・・・失礼します。」
美都ちゃんは踵を返して歩き始めた。
思わず俺は腕を掴み、振り向かせた。
山下「山下だよ!?」
美都「・・・すみません。あ・・・もしかして、この1年くらいで知り合いましたか?」
山下「え?・・・あぁ、半年くらい前かな?」
美都「私、手術でこの1年の記憶がなくなったみたいなんです。なので・・・すみません。」
俺は今日のことをなかったことに思いながら家に帰った。
翌日・・・
病院にいくと、美都は起きていた。
美都「こんにちは。」
要「・・・もう大丈夫?」
美都「はい。大丈夫ですー。」
昨日と変わらない美都。
ちょうどお昼なこともあってか、ベッドの上にご飯がまだあった。
要「あ、ごめん。お昼ご飯が終わったころに来ればよかったな。」
美都「大丈夫です。あとデザートだけなんで。」
お皿を見ると、ケーキがちょこんと乗ってた。
要「お、いいな。」
美都「この前ブッシュ・ド・ノエル食べたじゃないですか。」
美都はお箸でケーキを一口分取った。
口に放り込み、味わってる。
美都「おいしー・・・。」
要(・・・。)
昨日のことがきっかけで、美都は思い出してきたみたいだ。
変に騒ぐと美都がパニックになるかもしれないと思い、黙っていた。
要「俺、ちょっとコーヒー買ってくる。」
美都「?・・・いってらっしゃい・・?」
病室を出て、ナースステーションに向かう。
要「すみません、青柳 美都の主治医に会いたいんですけど・・・。」
看護師に伝えると、すぐに呼びに行ってくれた。
医師「どうかしました?」
要「さっき思い出したんです・・!俺との時間の一部・・・!」
医者は驚きながらも俺に説明してくれた。
医師「もしかしたら急激に思い出すかもしれないですね。」
要「・・・本当ですか!?」
医師「ただ・・・思い出したときは負担も大きいかもしれないので・・・何かあったら病院に来てくださいね。」
要「はい・・・!」
俺は美都の病室に戻った。
本人に言うべきか悩んだけど、気になりだしたら言おうと決めた。
美都「あれ?コーヒー買いに行ったんじゃなかったんですか?」
要「あ・・・忘れた。」
美都はクスクスと笑いだす。
美都「あははっ。」
要「・・・うん、笑ってる美都、かわいいよ。」
俺の言葉に、美都は顔を真っ赤にした。
美都「・・・そんなことないです。」
要「そんなことあるから大丈夫。・・・明日は何時?」
美都「えーと・・・10時だったような?」
要「おっけ。休み取ってるし、必要なものは一緒に買いに行こうな。」
次の日に無事に退院した美都。
冷蔵庫の食材を一緒に買いに行き、アパートまで送り届けた。
とりあえず1週間、アパートで生活してみて、大丈夫そうなら学校に行くと美都は言ってた。
美都が退院してから3日目・・・
山下「おはよーございまーす。」
要「おはようございます。」
交番に出勤してきた山下。
美都のことを気にかけてくれてるのか、いつも調子を聞いてくる。
山下「・・・美都ちゃん、退院したんだろ?大丈夫なのか?」
要「あぁ。生活に問題はない。」
記憶がないことは山下には言ってない。
正確に言うと伝える暇がなかった。
仕事もある。
美都の見舞いも行きたい。
俺はこの1カ月忙しかった。
山下「また遊びに来てくれないかなー。」
要「・・・仕事しろ。」
山下「はいはい。」
俺はデスクワークをし、山下はパトロールに出かけていった。
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山下side・・・
山下(まぁ・・・無事でよかった。)
飛行機事故に美都ちゃんが巻き込まれたことで、佐々木は忙しく過ごしていた。
休みを調節し、病院に通っていた。
山下(まぁ、大事な人が怪我したら・・・そうなるよな。)
街中を歩きながらそんなことを考えていた。
ふと前を見ると見知った顔を見つけた。
事故にあってから秘かに心配していた相手。
・・・美都ちゃんがまだ学校に通ってないことは聞いてた。
いつか街中で出会うかもしれない・・・そんな期待を持ちながらパトロールに出かける毎日を送ってた。
山下「・・・美都ちゃんっ。」
俺の声に彼女は振り返った。
美都「・・・・・あの?」
山下「退院できてよかった。」
駆け寄りながらそう言うと、彼女は不思議そうな顔をした。
山下「?」
美都「あの・・・どちらさまでしょうか・・・?」
山下「・・・え?」
俺が声をかけたのは明らかに美都ちゃんだ。
なのに彼女は俺がわからないみたいに言う。
山下「何言ってるんだよ、俺だよ?」
美都「?・・・・失礼します。」
美都ちゃんは踵を返して歩き始めた。
思わず俺は腕を掴み、振り向かせた。
山下「山下だよ!?」
美都「・・・すみません。あ・・・もしかして、この1年くらいで知り合いましたか?」
山下「え?・・・あぁ、半年くらい前かな?」
美都「私、手術でこの1年の記憶がなくなったみたいなんです。なので・・・すみません。」
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