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父親参観。
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食堂以外でひなたに会うことなく、太陽の参観日がやってきた。
事前にメールで時間を聞いていた俺は、保育園の前でひなたを待つ。
ひなた「すみません、お待たせしてしまって・・・。」
俺が保育園に到着して数分後、ひなたがやって来た。
優弥「そんな待ってない。・・・行こうか。」
ひなた「はい。仕事帰りなんですか?制服・・・」
太陽の参観が昼からと聞いて、俺は昼上がりの勤務にしてもらっていた。
そのまま来たから消防の制服のままだ。
優弥「着替える時間が無くてさ。まぁ気にしないで。」
ひなた「それは無理かもしれないですね・・・。」
優弥「?」
保育園の中に入り、太陽のいる教室に向かう。
途中にある教室をちらっと覗くと、お母さんの姿のほうが多いように感じた。
優弥(まぁ・・・なかなか父親は来れないか。)
そんなことを思いながらついた太陽の教室。
ここは違っていて、父親の姿のほうが多かった。
優弥「すげぇ・・・。」
ひなた「優弥さん、奥に入りましょうか。」
そう言って入っていくひなたの後ろをついて行く。
太陽「!!」
中に入ると太陽が俺の姿を見つけて手を振ってくれた。
優弥(いつも『にーちゃん!』って言うのに・・・どうしたんだ?)
そう疑問に思ってると、ひなたがこっそり教えてくれた。
ひなた「多分・・・『パパ』として自慢したいんだと思います。消防隊はこのクラスでも人気らしいんで・・・。」
優弥「なるほど・・・。」
俺の制服が気になるのか、チラチラと見てくる子供たちがいる。
その目は輝いていて、この前のショーを見ていた太陽のようだった。
優弥「ははっ。」
面白くて見てると、太陽の担任の先生が『親子のゲーム』を提案してきた。
担任「今日はみんなのお家の人が来てくれてます。そーこーでっ!お家の人とゲームをしましょうっ。」
子供たちは先生の話をきちっと聞いていた。
担任「先生が『よーい、どんっ』って言ったら、お家の人の腕にぶら下がってくださいっ。落ちたら負けですよ?最後までぶら下がってた人が優勝ですっ。」
先生の話を聞いて、保護者側がざわつき始めた。
保護者「おいおい・・・うちの子何キロあるんだ?(笑)」
保護者「子供がバテるか、親がバテるかの勝負だな(笑)」
担任「さぁ、お家のひとのところに行きましょうっ。お家の人がきてないお友達は先生と一緒に応援しましょうねーっ。」
太陽は立ち上がり、俺のもとにかけてきた。
太陽「ぜったいかちたいっ・・・!」
優弥「よしっ!任せろ。しっかりぶら下がれよ?」
太陽「うんっ!」
かがんで腕に太陽の手を回させる。
ぶら下がれるようにして、先生からの合図を待った。
担任「準備はいいかなーっ?よーい・・・どんっ!」
一斉に床から足を上げる子供たち。
俺もかがめていた体を起こした。
太陽は必死に俺の腕にぶら下がっている。
優弥「お、すげぇな太陽。がんばれっ。」
太陽「んーっ・・・!」
回りを見ると、次々と脱落していくのが見える。
ひなた「優弥さん、大丈夫ですか?」
優弥「俺はまだまだ平気だけど・・・太陽がどこまでいけるかだな。」
ぷるぷるしながら必死にぶら下がる太陽。
気がつけば・・・ぶら下がっているのは太陽だけになっていた。
担任「優勝は太陽くんっ!」
太陽「!!」
先生の言葉を聞いて、太陽はぶら下がってた手を離した。
太陽「やったぁっ!」
優弥「やったな、太陽!」
喜ぶ太陽に、回りの子供たちが口々に言う。
園児「すごいね!たいようくんのパパ!」
園児「しょうぼうしなの!?ちょーかっこいいっ!」
それを聞いた太陽はちょっと自慢げに言った。
太陽「たいようのパパ、いちばんかっこいいんだよっ!」
ひなた「!?・・・ちょっ・・!」
太陽を止めようとしたひなたを、俺は止めた。
優弥「ひなた。・・・いいから。」
ひなた「・・・。」
わいわい賑やかなまま、参観は終わった。
そのまま太陽を連れて帰ることになっていた俺たちは、太陽を真ん中にして手を繋いで歩き始めた。
太陽「にーちゃん・・・。」
優弥「なんだ?」
太陽「『パパ』っていって・・・ごめんなさい。」
俯きながら謝る太陽。
優弥「なぁ、太陽。」
太陽「なに?」
優弥「にーちゃん、『パパ』になってもいいか?」
そう聞くとひなたと太陽から返事が帰ってきた。
太陽「パパになってくれるの!?」
ひなた「何言ってるんですか!?」
優弥「・・・ひなたは俺と付き合ってるんだからいいだろ?別れなければ結婚していくんだし。」
ひなた「!?」
優弥「太陽は・・・」
事前にメールで時間を聞いていた俺は、保育園の前でひなたを待つ。
ひなた「すみません、お待たせしてしまって・・・。」
俺が保育園に到着して数分後、ひなたがやって来た。
優弥「そんな待ってない。・・・行こうか。」
ひなた「はい。仕事帰りなんですか?制服・・・」
太陽の参観が昼からと聞いて、俺は昼上がりの勤務にしてもらっていた。
そのまま来たから消防の制服のままだ。
優弥「着替える時間が無くてさ。まぁ気にしないで。」
ひなた「それは無理かもしれないですね・・・。」
優弥「?」
保育園の中に入り、太陽のいる教室に向かう。
途中にある教室をちらっと覗くと、お母さんの姿のほうが多いように感じた。
優弥(まぁ・・・なかなか父親は来れないか。)
そんなことを思いながらついた太陽の教室。
ここは違っていて、父親の姿のほうが多かった。
優弥「すげぇ・・・。」
ひなた「優弥さん、奥に入りましょうか。」
そう言って入っていくひなたの後ろをついて行く。
太陽「!!」
中に入ると太陽が俺の姿を見つけて手を振ってくれた。
優弥(いつも『にーちゃん!』って言うのに・・・どうしたんだ?)
そう疑問に思ってると、ひなたがこっそり教えてくれた。
ひなた「多分・・・『パパ』として自慢したいんだと思います。消防隊はこのクラスでも人気らしいんで・・・。」
優弥「なるほど・・・。」
俺の制服が気になるのか、チラチラと見てくる子供たちがいる。
その目は輝いていて、この前のショーを見ていた太陽のようだった。
優弥「ははっ。」
面白くて見てると、太陽の担任の先生が『親子のゲーム』を提案してきた。
担任「今日はみんなのお家の人が来てくれてます。そーこーでっ!お家の人とゲームをしましょうっ。」
子供たちは先生の話をきちっと聞いていた。
担任「先生が『よーい、どんっ』って言ったら、お家の人の腕にぶら下がってくださいっ。落ちたら負けですよ?最後までぶら下がってた人が優勝ですっ。」
先生の話を聞いて、保護者側がざわつき始めた。
保護者「おいおい・・・うちの子何キロあるんだ?(笑)」
保護者「子供がバテるか、親がバテるかの勝負だな(笑)」
担任「さぁ、お家のひとのところに行きましょうっ。お家の人がきてないお友達は先生と一緒に応援しましょうねーっ。」
太陽は立ち上がり、俺のもとにかけてきた。
太陽「ぜったいかちたいっ・・・!」
優弥「よしっ!任せろ。しっかりぶら下がれよ?」
太陽「うんっ!」
かがんで腕に太陽の手を回させる。
ぶら下がれるようにして、先生からの合図を待った。
担任「準備はいいかなーっ?よーい・・・どんっ!」
一斉に床から足を上げる子供たち。
俺もかがめていた体を起こした。
太陽は必死に俺の腕にぶら下がっている。
優弥「お、すげぇな太陽。がんばれっ。」
太陽「んーっ・・・!」
回りを見ると、次々と脱落していくのが見える。
ひなた「優弥さん、大丈夫ですか?」
優弥「俺はまだまだ平気だけど・・・太陽がどこまでいけるかだな。」
ぷるぷるしながら必死にぶら下がる太陽。
気がつけば・・・ぶら下がっているのは太陽だけになっていた。
担任「優勝は太陽くんっ!」
太陽「!!」
先生の言葉を聞いて、太陽はぶら下がってた手を離した。
太陽「やったぁっ!」
優弥「やったな、太陽!」
喜ぶ太陽に、回りの子供たちが口々に言う。
園児「すごいね!たいようくんのパパ!」
園児「しょうぼうしなの!?ちょーかっこいいっ!」
それを聞いた太陽はちょっと自慢げに言った。
太陽「たいようのパパ、いちばんかっこいいんだよっ!」
ひなた「!?・・・ちょっ・・!」
太陽を止めようとしたひなたを、俺は止めた。
優弥「ひなた。・・・いいから。」
ひなた「・・・。」
わいわい賑やかなまま、参観は終わった。
そのまま太陽を連れて帰ることになっていた俺たちは、太陽を真ん中にして手を繋いで歩き始めた。
太陽「にーちゃん・・・。」
優弥「なんだ?」
太陽「『パパ』っていって・・・ごめんなさい。」
俯きながら謝る太陽。
優弥「なぁ、太陽。」
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そう聞くとひなたと太陽から返事が帰ってきた。
太陽「パパになってくれるの!?」
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優弥「・・・ひなたは俺と付き合ってるんだからいいだろ?別れなければ結婚していくんだし。」
ひなた「!?」
優弥「太陽は・・・」
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