イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。

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嘘。

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月曜日・・・





宏斗「あっっっちー・・・・。」





消防署の車庫前で車両点検をしてる俺たち。

夏真っ盛りな今日は最高気温を更新しそうなくらい暑かった。




翔馬「熱いのはみんな一緒だぞー。夏バテしないようにしろよ。あと熱中症も。」

宏斗「わかってるよ。でもこの殺人的な熱さだったら救急車の出動が多そうだな。」





宏斗の言った通り、昼前くらいから救急車の出動回数が増えていった。

現場、病院、署と何往復もし、昼休憩が取れたのは15時を回ったときだった。





優弥「俺、ダッシュで食堂行ってくる。」



そう言って席を立つと、翔馬も席を立った。




翔馬「俺も行く。残りのやつはデスクワークしとけ。」

宏斗「うぇぇぇ・・・・。」

航平「はいはい。」





俺は翔馬と一緒に署を出た。






翔馬「で、どうなったんだ?ひなたちゃんと。」




そう聞いてくる翔馬には話さないといけないことだった。





優弥「あいつらにも話すけど・・・付き合ってる。」

翔馬「おぉ!よかったな!」



背中をバンバン叩いてくる翔馬。

痛い・・・と思いながらも耐えた。





優弥「それで・・・太陽なんだけど・・・。」

翔馬「太陽くん?太陽くんがどうかしたのか?」





俺は翔馬に太陽のことを話した。

お姉さんが戻ってきたこと。

お姉さんと一緒に・・・太陽はひなたの元を去ったことを。




翔馬「それは・・・ひなたちゃんにとっては辛いんじゃ・・。」

優弥「そうなんだよ。別れた日は見てられないくらい落ち込んだんだけど・・・昨日はだいぶマシだった。だから今日も様子見たくて・・。」

翔馬「なるほど。まぁ、時間作って見に行ったらいいんじゃないか?昼休憩をいつ取ろうが自由なんだから。」

優弥「・・・さんきゅ。」





話をしてる間に着いたあおぞら食堂。

まだ暖簾が出てたからドアを開けて中に入った。




ガラガラガラ・・・




ひなた「いらっしゃいませー。・・・あ、優弥さんと翔馬さんだ。」

翔馬「どうも。俺チャーハンとから揚げ。」

優弥「俺も。」

ひなた「はーい。」






ひなたはいつもと変わらないように働いていた。




翔馬「まぁ・・・元気そうだけど?」

優弥「元気ならいいんだよ。」




ほどなくして運ばれてきたから揚げ。

ひなたが持ってきてくれたあと、すぐに店主のおっちゃんがチャーハンも持ってきてくれた。




店主「はい、お待ちー。」

翔馬「いただきまーす。」

優弥「いただきますっ。」




パクパクと食べ始めると、店主のおっちゃんがひなたに声をかけた。




店主「ひなたちゃん、昼、まだだろ?こいつらと一緒に食うか?」





その言葉に、俺は食べるのを止めた。




ひなた「もうすぐ上がりですから・・・晩御飯を少し早くにしちゃいますー。」

店主「・・・ならいいけど。」





奥に行った店主。

近くのテーブルを拭いてるひなたに、俺は聞いた。




優弥「ひなた、昼、食ってないのか?」

ひなた「え?・・・あぁ、ちょっと今日は忙しくて。」

優弥「朝は?」

ひなた「朝は・・・寝坊しちゃっ・・・て・・・。」





俺と目線を合わさずに話すひなた。

『嘘』だと思った俺はひなたを問い詰める。




優弥「昨日は?朝は何を食った?昼は?夜は?」

翔馬「ちょ・・・優弥!」

優弥「お前・・・いつから食ってない?」

翔馬「優弥!」


ひなた「・・・・ちゃんと食べてますから。」




そう言ってひなたは奥の厨房に入っていった。




優弥「あいつ・・・・。」

翔馬「・・今のはお前の聞き方にも問題あると思うけど?」

優弥「は?」

翔馬「精神的に不安定なんだろ?押し付けはダメだ。」

優弥「・・・・・。」







押し付けてるつもりはない。

ただひなたが心配なだけで・・・。




優弥(それも押し付けに入るのか。)





食べてないなら食べさせないといけない。

夏、真っ盛りな今の時期、食べないと体に異常をきたしてしまいそうだ。


だから『食べてない』と知った以上、『ちゃんと食べるように』いいたかっただけだ。

少なくとも今のひなたにとっては・・・それも押し付けになるだろう。






優弥「悪い・・・。。」

翔馬「まぁ、ちゃんと話を聞いてあげたり・・・どっか連れ出してあげたり?いろいろやってみな?」






俺たちより3個年上な翔馬。

普段は同い年な感じがするけどこういう時は『年上』であることを痛感させられる。






優弥「・・・・ありがと。」

翔馬「ははっ。」







俺たちはご飯を全て食べ、お金をテーブルに置いた。

奥にいるひなたに聞こえるように叫ぶ。





優弥「ひなたーっ。今日も仕事終わったら家行くからーっ。」

ひなた「・・・・・。」

優弥「また来る。ごちそうさま。」

翔馬「ごちそうさまでした。」






店を出て、署に戻った。






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