救助隊との色恋はご自由に。

すずなり。

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仲直り・・・?

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翌日・・・




昼過ぎにほたるちゃんが署に来てくれていた。




ほたる「昨日はすみませんでした・・・。」



深々と頭を下げるほたるちゃん。



笹井「あれは事故だったんだから、ほたるは悪くないだろ?」

ほたる「でも・・・。」

純弥「けが人も出なくてよかったよ。」

森川「だな。」


ほたる「ありがとう・・・。あ、差し入れ持って来たんです。」




そういって鞄を置いてるところに行った。

その時・・・



ガチャ・・・



彩斗「・・失礼します!」

ほたる「・・・え?」



突然、西条が入ってきた。




純弥「!!」

弓弦「!!」




俺たちはほたるちゃんの手を引いて、背中に隠した。




ほたる「ぅわぁっ・・!」

彩斗「ほたる・・・。やっぱりここに出入りしてたんだな。」

純弥「なんの御用でしょう。」




純弥の質問に、西条はとんでもないことを言い出した。





彩斗「ほたる、俺とヨリを戻してくれ!」



その言葉にほたるちゃんじゃなくて、俺たちが反応した。



純弥「は!?」

弓弦「はぁ!?」

森川「何言ってんだ?こいつ。」

宮下「今更?」

笹井「・・・。」



ほたるちゃんは、俺と純弥の間から様子をうかがってる。



彩斗「ほたる・・・っ!」

ほたる「---っ!」


何も答えないほたるちゃんに苛立ったのか、西条は俺と純弥の間に割って入り、ほたるちゃんの腕を掴んだ。



彩斗「ちょっと外で話そう。」

ほたる「やっ・・!」

彩斗「・・・何もしないから。な?」




その言葉を、ほたるちゃんは悩みながらも信用したようだ。



ほたる「ちょっと・・・出てきます。」

弓弦「大丈夫?」

純弥「受付から見えるところで話せ。わかったな?」

彩斗「リョーカイ。」



ほたるちゃんは西条と外に出ていった。

俺たちはそれを追うようにして受付に入り、見守っていた。



森川「なぁ、ほたる、どうすると思う?」

宮下「どうするも何も・・・ほたるが決めることだろ?」

笹井「そうだな。西条が原因で過呼吸起こしたし・・・何も無いといいけど。」

純弥「何話してるか気になる・・・。」

弓弦「俺もだよ。」




ーーーーーーーーーー





ほたるside・・・



彩斗さんと外に出てきて、私は話をした。




彩斗「俺、お前のことちゃんとわかってなくて・・・本当にごめんっ!」



突然謝りだした彩斗さん。



ほたる「そんな・・・私の方こそちゃんと支えれなくてごめんなさい。」




あの頃は自分のことを忘れてしまうくらい楽しかったから・・・。




彩斗「もう一度・・・俺とやり直してくれないか?」

ほたる「それは・・・。」




彩斗さんとの生活を思い出すと、どうしても点滴と結びついてしまう。

あれは・・・本当に辛い。




ほたる「もう一緒には・・・・」

彩斗「もう二度と・・・苦しい思いをさせないように、俺が守りたい・・・。ダメか・・・?」


ほたる「・・・・・・倒れたとき、私を病院に連れて行ってくれて・・・ありがとう。」

彩斗「でも・・・!それで苦しい思いしてたなんて気づけなかった!俺はお前を搬送したあと、署に戻ってたから・・。」

ほたる「いいの。仕方のないことだから。」




倒れた私を病院に搬送するのは当たり前のことだ。

彩斗さんが私の体を想ってしてくれたこと。

それは、責めれない。





彩斗「頼むよ・・・俺、ほたるを諦めれない。」

ほたる「---っ!」

彩斗「好きなんだ。ほたる。」

ほたる「彩斗さん・・・。」




それでも私は・・・彩斗さんとは一緒にいれない。




ほたる「ごめんなさい。」

彩斗「・・・好きなやつが・・・いるのか?」

ほたる「---っ!」



私は咄嗟に受付のほうを見てしまった。



彩斗「・・・あのメンバーの中にいるのか。」

ほたる「!!・・・ちがっ・・!」


次の瞬間、彩斗さんは受付に背を向けて、私の両肩を手で持った。


ほたる「?」

彩斗「・・・諦めてやるから・・・癪だからこれくらいの意地悪はさせろ。」



彩斗さんは少し屈んで、私と目線の高さを合わせた。



ほたる「?・・・何言ってるの?」



彩斗さんが何をしてるのかわからないでいると、弓弦さんと純弥さんが走ってくるのが見えた。



彩斗「お、来た来た。じゃあな、ほたる。なんかあったら助けを求めに来いよ?」

ほたる「?・・・うん。ありがとう。」




純弥さんと弓弦さんが私たちの元に到着する前に、彩斗さんは走って帰っていった。



純弥「ほたる!大丈夫か!?」

弓弦「ほたるちゃん!大丈夫!?」


ほたる「?・・・何がですか?」


純弥「だってお前、今・・・」

弓弦「キス・・・されたんじゃ・・・」


ほたる「!?・・されてませんっ!」






・・・あとで追いかけてきた笹井さんに教えてもらったけど、『角度と距離を利用してキスしてるように見せた』らしい。




ほたる「あ、だから『意地悪』だったんだ。」

純弥「くそっ・・やられた。」

弓弦「で、何の話してたの?」









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