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俺にしないか?
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ほたる「・・・はい?」
笹井「俺、それなりに地位もある。資格もたくさん持ってるぞ?救命士、救助士、医師、調理師・・・」
ほたる「え!?・・いや、ちょっと待ってくださいっ。」
笹井さんはソファーから立ち上がり、徐々に私に近づいてくる。
ドアに手をつき、腕で私を囲った。
笹井「・・・ほたる、俺のものになれよ。」
ほたる「---っ!」
どんどん近づいてくる笹井さんの顔。
ほたる「・・・どうして私なんですか。」
笹井「・・・苦しんでたお前を見て、守ってやりたいと思った。その理由だけじゃ不満か?」
ほたる「いやっ・・不満なんて・・・・。」
そりゃあ、誰かに想ってもらえるとかすごく幸せなことだけど・・・できれば、私が想う人に想ってもらいたい。
ほたる「・・・・・・。」
笹井「・・・・まぁ、返事はいつでもいいし。ゆっくり考えてくれ。例えお前に好きなやつがいたとしてもな。」
ほたる「でも・・そんなの笹井さんに申し訳な・・・」
笹井「逃げ場として、俺を保険にしといたらいいだろ?まぁ、逃げてきたときにはどうなるかわかんないけどな。」
笹井さんはそう言って、デスクに戻っていった。
ほたる「・・・失礼します。」
笹井「おぅ。また遊びに来てくれよ。会えるの楽しみにしてるからな。」
ほたる「---っ!」
私は署長室を後にして、ミーティングルームに戻った。
ーーーーーーーーーー
宮下「お?おかえりー。」
ほたる「ただいまです。」
ミーティングルームに戻った私は鞄を手に取って、帰ろうとした。
ほたる「今日はちょっと色々あって大変だったので帰ります・・・。」
純弥「?・・・送ろうか?」
ほたる「大丈夫ですー・・・。」
もう頭の中がいっぱいいっぱいだ。
彩斗さんは来るし、『ヨリを戻したい』って言ってくるし、笹井さんは私に『俺のものになれよ』とか言ってくるし・・・。
私は頭を抱えたまま、ミーティングルームを出た。
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ゴールデンウィークも明けて、幼稚園が始まり、私は天河南幼稚園に来ていた。
園長「今日、お休みの先生の代わりのほたる先生です。皆さんよろしくお願いします。」
職員「よろしくお願いします。」
ほたる「よろしくお願いします。」
園長「あと、ほたる先生と同じ、今日お休みの先生の代わりで来られた細田 圭太(ほそだ けいた)先生です。」
私と同じ代わりの先生は初めて見た。
それも男の先生・・・。
圭太「初めまして、今日はよろしくお願いしますっ!」
職員「よろしくお願いします。」
圭太先生は初めてということもあって、今日は私と一緒に行動することになった。
受け持ちの学年は、二クラスあるところを今日に限り、一クラスにして、二人で今日の指導をこなしていった。
圭太「ほたる先生もいろんな幼稚園掛け持ちしてるんですよね?」
ほたる「そうですー。たくさんの子供たちと触れ合えて楽しいですよね。」
圭太「ですねっ。」
圭太先生は爽やかな感じで子供たちと身体を動かす遊びを全力でしていた。
圭太「ちょ・・・っ、みんな元気だなぁっ。」
園児「あそぼー!おにごっこしようよ!」
圭太「よーし、鬼ごっこする子はここに集合っ!」
圭太先生の合図で学年の大半が集まってきた。
ほたる「すご・・・じゃあ、お部屋でお絵描きする子はこっちね!」
私たちは二手に分かれて子供たちとの自由時間を過ごした。
ーーーーーーーーー
夕方、子供たちを保護者の元に返した後、私は園長先生の元に行った。
ほたる「園長先生、私、これで失礼します。」
園長「今日もありがとう。・・・来年からここでどう?一人、退職が決まってる先生がいるのよ。」
ほたる「お言葉はうれしいのですが・・・やはり薬のことがありますので・・・。」
ここの園長先生は、私の病気のことを知ってる。
園長「・・・また、状況が変わるかもしれないし・・・、ギリギリまで考えて?」
ほたる「はい・・・ありがとうございます。」
考えることがいっぱいだ・・・。
私は頭の中で整理をしながら幼稚園からの帰り道を歩いていた。
ーーーーー
ほたる「えーっと・・・笹井さんと、幼稚園と、薬と・・・。」
指を折りながら数えていると、前から大きくて真っ赤な車が走ってきた。
中に乗ってる人を目を凝らして見る。
ほたる「あ、純弥さんたちだ。」
私はぴょこぴょこ跳ねながら手を振った。
ほたる「あ、気づいてくれた!」
レスキュー車の中からみんなが手を振ってくれたのが見えた。
ほたる「どっかでお菓子買って、持って行こうかな。」
レスキュー車を見送りながら、なんのお菓子にしようか考えてたら、後ろから圭太先生が現れた。
圭太「ほたる先生?何してるんですか?」
笹井「俺、それなりに地位もある。資格もたくさん持ってるぞ?救命士、救助士、医師、調理師・・・」
ほたる「え!?・・いや、ちょっと待ってくださいっ。」
笹井さんはソファーから立ち上がり、徐々に私に近づいてくる。
ドアに手をつき、腕で私を囲った。
笹井「・・・ほたる、俺のものになれよ。」
ほたる「---っ!」
どんどん近づいてくる笹井さんの顔。
ほたる「・・・どうして私なんですか。」
笹井「・・・苦しんでたお前を見て、守ってやりたいと思った。その理由だけじゃ不満か?」
ほたる「いやっ・・不満なんて・・・・。」
そりゃあ、誰かに想ってもらえるとかすごく幸せなことだけど・・・できれば、私が想う人に想ってもらいたい。
ほたる「・・・・・・。」
笹井「・・・・まぁ、返事はいつでもいいし。ゆっくり考えてくれ。例えお前に好きなやつがいたとしてもな。」
ほたる「でも・・そんなの笹井さんに申し訳な・・・」
笹井「逃げ場として、俺を保険にしといたらいいだろ?まぁ、逃げてきたときにはどうなるかわかんないけどな。」
笹井さんはそう言って、デスクに戻っていった。
ほたる「・・・失礼します。」
笹井「おぅ。また遊びに来てくれよ。会えるの楽しみにしてるからな。」
ほたる「---っ!」
私は署長室を後にして、ミーティングルームに戻った。
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宮下「お?おかえりー。」
ほたる「ただいまです。」
ミーティングルームに戻った私は鞄を手に取って、帰ろうとした。
ほたる「今日はちょっと色々あって大変だったので帰ります・・・。」
純弥「?・・・送ろうか?」
ほたる「大丈夫ですー・・・。」
もう頭の中がいっぱいいっぱいだ。
彩斗さんは来るし、『ヨリを戻したい』って言ってくるし、笹井さんは私に『俺のものになれよ』とか言ってくるし・・・。
私は頭を抱えたまま、ミーティングルームを出た。
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ゴールデンウィークも明けて、幼稚園が始まり、私は天河南幼稚園に来ていた。
園長「今日、お休みの先生の代わりのほたる先生です。皆さんよろしくお願いします。」
職員「よろしくお願いします。」
ほたる「よろしくお願いします。」
園長「あと、ほたる先生と同じ、今日お休みの先生の代わりで来られた細田 圭太(ほそだ けいた)先生です。」
私と同じ代わりの先生は初めて見た。
それも男の先生・・・。
圭太「初めまして、今日はよろしくお願いしますっ!」
職員「よろしくお願いします。」
圭太先生は初めてということもあって、今日は私と一緒に行動することになった。
受け持ちの学年は、二クラスあるところを今日に限り、一クラスにして、二人で今日の指導をこなしていった。
圭太「ほたる先生もいろんな幼稚園掛け持ちしてるんですよね?」
ほたる「そうですー。たくさんの子供たちと触れ合えて楽しいですよね。」
圭太「ですねっ。」
圭太先生は爽やかな感じで子供たちと身体を動かす遊びを全力でしていた。
圭太「ちょ・・・っ、みんな元気だなぁっ。」
園児「あそぼー!おにごっこしようよ!」
圭太「よーし、鬼ごっこする子はここに集合っ!」
圭太先生の合図で学年の大半が集まってきた。
ほたる「すご・・・じゃあ、お部屋でお絵描きする子はこっちね!」
私たちは二手に分かれて子供たちとの自由時間を過ごした。
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夕方、子供たちを保護者の元に返した後、私は園長先生の元に行った。
ほたる「園長先生、私、これで失礼します。」
園長「今日もありがとう。・・・来年からここでどう?一人、退職が決まってる先生がいるのよ。」
ほたる「お言葉はうれしいのですが・・・やはり薬のことがありますので・・・。」
ここの園長先生は、私の病気のことを知ってる。
園長「・・・また、状況が変わるかもしれないし・・・、ギリギリまで考えて?」
ほたる「はい・・・ありがとうございます。」
考えることがいっぱいだ・・・。
私は頭の中で整理をしながら幼稚園からの帰り道を歩いていた。
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ほたる「えーっと・・・笹井さんと、幼稚園と、薬と・・・。」
指を折りながら数えていると、前から大きくて真っ赤な車が走ってきた。
中に乗ってる人を目を凝らして見る。
ほたる「あ、純弥さんたちだ。」
私はぴょこぴょこ跳ねながら手を振った。
ほたる「あ、気づいてくれた!」
レスキュー車の中からみんなが手を振ってくれたのが見えた。
ほたる「どっかでお菓子買って、持って行こうかな。」
レスキュー車を見送りながら、なんのお菓子にしようか考えてたら、後ろから圭太先生が現れた。
圭太「ほたる先生?何してるんですか?」
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