2 / 5
同窓会。
しおりを挟む
美都side・・・
同窓会のハガキが届いて何日か過ぎ、今日は同窓会当日だ。
カフェは昼過ぎに上がらせてもらい、今、メイクと着替えをしてる真っ最中。
美都「えーと・・・ファンデーション以外は久しぶりだなー。」
食品を扱ってる仕事をしてるから、メイクは殆どしない。
薄い茶色のアイシャドウをつけていき、
次にマスカラを手に取り、ふるふると震えながら塗っていった。
美都「やばい・・・パンダになっちゃう?」
がっつり塗るのが怖くて少しだけにする。
最後に色のついたグロスを唇に少し乗せた時、要さんが帰ってきた。
がちゃ・・・
要「ただいまー。美都?送ってくけどまだ時間あるー?」
廊下を歩いてくる要さんに、今日の服とメイクを見せた。
美都「どう?変じゃない?」
要さんは私を見てピタッと動きが止まった。
美都「?・・・変?」
要「・・・逆。どんだけかわいい格好していくんだよ。」
美都「そんなかわいい格好はしてないと思うけど・・・。」
普通のワンピースなハズ・・・。
ミニスカートでもないし、どこにでも売ってるワンピースだ。
要「美都って・・・もともとかわいいから化粧するともっと顔のパーツが際立って・・・そこらのアイドルよりかわいい・・。」
美都「何言ってるのよ、もう・・・。」
要さんが私を見てる中、鞄を手に取って、腕時計を見た。
美都「あ、そろそろ出ないと・・・。」
要「送ってくけど・・・やっぱ心配。」
美都「?」
何を心配してるのか分からないけど、私は要さんの車に乗せてもらい、同窓会の会場まで送ってもらった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
要「もし、21時より早く終わったら連絡して。」
会場となるホテルの前で車から下りた時、要さんが私に言った。
美都「はーい。」
要「楽しんでおいで。」
美都「うんっ。行ってきまーす。」
ホテルの中に入り、私は同窓会の会場に向かった。
フロントを通り過ぎ、エスカレーターに乗ってると、私を名前を呼ぶ声が聞こえた。
「美都・・・?」
振り返るとそこには知った顔が二人。
中学の頃、仲良くしてくれた友達だった。
美都「!!・・・久しぶり!」
「夜、出れるようになったの!?」
美都「うん、手術して治ったんだよー。」
わいわい喋りながら会場に向かう。
不思議だ。
学生時代の友達と会うと、その時の時間に戻ったような気がする。
セーラー服を着て・・・教室で勉強して、放課後は部活。
そんな毎日が蘇るようだ。
「今日、クラスのほとんどが出席って言ってたよ?」
美都「そうなの?すごいね・・・。」
受付を済ませて会場に入る。
中は立食パーティーのようで、部屋の真ん中にある長テーブルにお料理がたくさん並んでいた。
ホテルのスタッフの人から一人一人にドリンクが手渡されていった。
美都「すごい・・・。」
「あ、ほら始まるよ。」
幹事の子がマイクを握り、『同窓会開始の宣言』をする。
幹事「中学を卒業して7年。こうしてたくさんのクラスメイトに再開できたことを嬉しく思います。・・・みんな!思い出話に花を咲かそうぜ!!乾杯っ!」
一同「かんぱーいっ!」
7年ぶりに再会した友達。
みんな私の目のことを聞いてくれ、その度に説明をした。
話は近況から昔話に変わっていき、部活や体育祭、修学旅行の話で盛り上がっていった。
「修学旅行の時っていえばさー・・・・・。」
「あったあった!そんなことあった!」
「やっぱテスト前が一番キツかったよなーっ。」
思い出話が楽しくて、右手に持ってたグラスに口をつけた。
ほんのりと桃の香りがする飲み物。
ごくん・・と喉を通ってから、それが『お酒』だと気がついた。
美都「これ・・・お酒?」
私の問いに周りにいた友達が答える。
「もちろんっ。」
「まー、度数低いしねー。」
「おかわりはあそこにあったよ?」
美都「や・・私、お酒は・・・。」
そう言って手を振った時、友達の一人が私の指輪に気がついた。
「!?・・・美都!彼氏いるの!?」
美都「え?彼氏はいないよ?」
「あぁ、男避けか。」
美都「?」
『男避け』がなんなのか分からずにいると、一人の男の子が私たちの会話に混ざってきた。
中島 ハルト「青柳じゃん、久しぶり。」
同窓会のハガキが届いて何日か過ぎ、今日は同窓会当日だ。
カフェは昼過ぎに上がらせてもらい、今、メイクと着替えをしてる真っ最中。
美都「えーと・・・ファンデーション以外は久しぶりだなー。」
食品を扱ってる仕事をしてるから、メイクは殆どしない。
薄い茶色のアイシャドウをつけていき、
次にマスカラを手に取り、ふるふると震えながら塗っていった。
美都「やばい・・・パンダになっちゃう?」
がっつり塗るのが怖くて少しだけにする。
最後に色のついたグロスを唇に少し乗せた時、要さんが帰ってきた。
がちゃ・・・
要「ただいまー。美都?送ってくけどまだ時間あるー?」
廊下を歩いてくる要さんに、今日の服とメイクを見せた。
美都「どう?変じゃない?」
要さんは私を見てピタッと動きが止まった。
美都「?・・・変?」
要「・・・逆。どんだけかわいい格好していくんだよ。」
美都「そんなかわいい格好はしてないと思うけど・・・。」
普通のワンピースなハズ・・・。
ミニスカートでもないし、どこにでも売ってるワンピースだ。
要「美都って・・・もともとかわいいから化粧するともっと顔のパーツが際立って・・・そこらのアイドルよりかわいい・・。」
美都「何言ってるのよ、もう・・・。」
要さんが私を見てる中、鞄を手に取って、腕時計を見た。
美都「あ、そろそろ出ないと・・・。」
要「送ってくけど・・・やっぱ心配。」
美都「?」
何を心配してるのか分からないけど、私は要さんの車に乗せてもらい、同窓会の会場まで送ってもらった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
要「もし、21時より早く終わったら連絡して。」
会場となるホテルの前で車から下りた時、要さんが私に言った。
美都「はーい。」
要「楽しんでおいで。」
美都「うんっ。行ってきまーす。」
ホテルの中に入り、私は同窓会の会場に向かった。
フロントを通り過ぎ、エスカレーターに乗ってると、私を名前を呼ぶ声が聞こえた。
「美都・・・?」
振り返るとそこには知った顔が二人。
中学の頃、仲良くしてくれた友達だった。
美都「!!・・・久しぶり!」
「夜、出れるようになったの!?」
美都「うん、手術して治ったんだよー。」
わいわい喋りながら会場に向かう。
不思議だ。
学生時代の友達と会うと、その時の時間に戻ったような気がする。
セーラー服を着て・・・教室で勉強して、放課後は部活。
そんな毎日が蘇るようだ。
「今日、クラスのほとんどが出席って言ってたよ?」
美都「そうなの?すごいね・・・。」
受付を済ませて会場に入る。
中は立食パーティーのようで、部屋の真ん中にある長テーブルにお料理がたくさん並んでいた。
ホテルのスタッフの人から一人一人にドリンクが手渡されていった。
美都「すごい・・・。」
「あ、ほら始まるよ。」
幹事の子がマイクを握り、『同窓会開始の宣言』をする。
幹事「中学を卒業して7年。こうしてたくさんのクラスメイトに再開できたことを嬉しく思います。・・・みんな!思い出話に花を咲かそうぜ!!乾杯っ!」
一同「かんぱーいっ!」
7年ぶりに再会した友達。
みんな私の目のことを聞いてくれ、その度に説明をした。
話は近況から昔話に変わっていき、部活や体育祭、修学旅行の話で盛り上がっていった。
「修学旅行の時っていえばさー・・・・・。」
「あったあった!そんなことあった!」
「やっぱテスト前が一番キツかったよなーっ。」
思い出話が楽しくて、右手に持ってたグラスに口をつけた。
ほんのりと桃の香りがする飲み物。
ごくん・・と喉を通ってから、それが『お酒』だと気がついた。
美都「これ・・・お酒?」
私の問いに周りにいた友達が答える。
「もちろんっ。」
「まー、度数低いしねー。」
「おかわりはあそこにあったよ?」
美都「や・・私、お酒は・・・。」
そう言って手を振った時、友達の一人が私の指輪に気がついた。
「!?・・・美都!彼氏いるの!?」
美都「え?彼氏はいないよ?」
「あぁ、男避けか。」
美都「?」
『男避け』がなんなのか分からずにいると、一人の男の子が私たちの会話に混ざってきた。
中島 ハルト「青柳じゃん、久しぶり。」
104
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
救助隊との色恋はご自由に。
すずなり。
恋愛
22歳のほたるは幼稚園の先生。訳ありな雇用形態で仕事をしている。
ある日、買い物をしていたらエレベーターに閉じ込められてしまった。
助けに来たのはエレベーターの会社の人間ではなく・・・
香川「消防署の香川です!大丈夫ですか!?」
ほたる(消防関係の人だ・・・!)
『消防署員』には苦い思い出がある。
できれば関わりたくなかったのに、どんどん仲良くなっていく私。
しまいには・・・
「ほたるから手を引け・・!」
「あきらめない!」
「俺とヨリを戻してくれ・・!」
「・・・・好きだ。」
「俺のものになれよ。」
みんな私の病気のことを知ったら・・・どうなるんだろう。
『俺がいるから大丈夫』
そう言ってくれるのは誰?
私はもう・・・重荷になりたくない・・・!
※お話に出てくるものは全て、想像の世界です。現実のものとは何ら関係ありません。
※コメントや感想は受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
ただただ暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しく思います。
すずなり。
溺愛彼氏は消防士!?
すずなり。
恋愛
彼氏から突然言われた言葉。
「別れよう。」
その言葉はちゃんと受け取ったけど、飲み込むことができない私は友達を呼び出してやけ酒を飲んだ。
飲み過ぎた帰り、イケメン消防士さんに助けられて・・・新しい恋が始まっていく。
「男ならキスの先をは期待させないとな。」
「俺とこの先・・・してみない?」
「もっと・・・甘い声を聞かせて・・?」
私の身は持つの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界と何ら関係はありません。
※コメントや乾燥を受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
溺愛モードな警察官彼氏はチョコレートより甘い!?
すずなり。
恋愛
一人でチョコレート専門店を切り盛りする主人公『凜華』。ある日、仕事場に向かう途中にある交番に電気がついていて。人が立っていた。
「あれ?いつも誰もいないのに・・・」
そんなことを思いながら交番の前を通過しようとしたとき、腕を掴まれてしまったのだ。
「未成年だろう?こんな朝早くにどこへ?」
「!?ちがっ・・・!成人してますっ・・・!」
幼い顔立ちから未成年だと間違われた凜華は証明書を提示し、難を逃れる。・・・が、今度は仕事でトラブルが発生!?その相談をする相手がおらず、交番に持ち込んでしまう。
そして徐々にプライベートで仲良くなっていくが・・・
「俺の家は家族が複雑だから・・・寄って来る女はみんな俺の家族目当てだったんだ。」
彼にも秘密が、彼女にもナイショにしたいことが・・・。
※お話は全て想像の世界です。
※メンタル薄氷の為、コメントは受け付けることができません。
※ただただすずなり。の世界を楽しんでいただけたら幸いです。
幼馴染がヤクザに嫁入り!?~忘れてなかった『約束』~
すずなり。
恋愛
ある日、隣に引っ越してきたのは昔別れた幼馴染だった!?
「あ、ゆうちゃんだー。」
「は!?彩!?」
久しぶりに会った幼馴染は昔と変わらず遠慮なく接してくるが、住む世界が違いすぎる俺。
あまり関りを持たないようにしたいところだけど、彩はお構いなしに俺の視界に入ってくる。
「彩、うちに・・嫁にくるか?」
※お話の世界は全て想像の世界です、現実世界とはなんの関係もありません。
※メンタル薄氷につき、コメントは受け付けられません。
※誤字脱字は日々精進いたしますので温かく見ていただけたら幸いです。
描きたい話が一番だよね!それではレッツゴー!
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
ホストな彼と別れようとしたお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレ男子に捕まるお話です。
あるいは最終的にお互いに溺れていくお話です。
御都合主義のハッピーエンドのSSです。
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる