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ドライブに。
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近衛さんは兄の職業を聞いて『すごい』と言ったのだ。
「え・・え・・・?」
「簡単になれる職業じゃないし、きっと・・・来間さんと一緒で努力家なんだろうな。」
そう言ってコーヒーカップに口をつけたのだ。
「え・・警察と弁護士って仲が悪いですよね?嫌に思いません?」
「まぁ・・・。仲が悪いといえば悪いけど、それは仕事上仕方ないところもある。俺も仕事上での付き合いの弁護士とは反論したりするときもあるけど、一個人は否定なんかしないよ。」
「!!」
その言葉を聞いて、ほっとした私がいた。
せっかく仲良くなれたのに兄の職業のせいでもう・・・こんな関係が終わると思ったからだ。
「よかった・・・・」
「え?どした?」
「弁護士って言ったらきっと嫌われると思って・・・」
思わず漏れ出てしまった本音だ。
三橋さんからも近衛さんからも距離を置かれることを覚悟してのことだったからか、目に涙が溜まっていくのがわかる。
「ちょ・・あーあー、泣くな泣くな。泣くほどのことじゃないだろう?」
そう言って近衛さんは手を伸ばし、服の袖で私の目元を軽く押さえたのだ。
「服っ・・汚れますよっ・・・」
「いいよ、汚れたら洗えばいい。でも涙を落とすと『ここで泣いた』って記憶が生まれてしまう。だから・・・。」
「----っ。」
零れ落ちそうになる涙は全て、近衛さんの袖が吸い取ってくれた。
それは零れ落ちそうになる私の心も吸い取るような感じがして、なんだかほっとしてしまう。
「俺も三橋さんも・・来間さんのお兄さんが弁護士ってだけで距離を置いたりしないから。わかった?」
「・・・はい。」
「よし。」
涙も落ち着き、私たちはデザートプレートを食べてお店を後にすることにした。
フレンチフルコースということもあり、お店を出たのは20時半。
お支払いは一切なく、帰りにチラッと見えた料理の金額に、二人で目を大きくして驚いたものだ。
「一人3万円って書いてましたよね・・・?」
「見た見た。二人で6万のコースだったみたいだな。飲み物も飲み放題って書いてあった。」
「アルコール込みってことでしょうかね・・・。」
「まぁ、ワインとか?いい値段のもあるし・・?」
「三橋さん、一体どなたから頂いたんでしょうかね・・・。」
「それは俺も気になる。」
お店を出た後、二人で喋りながら歩くこと数分。
このあと、どう解散していいのかわからずに話を続けてると、近衛さんがどこかを指さし始めた。
「俺、車で来てるんだけど・・・送っていってもいい?」
その言葉に、私は一瞬悩んだ。
本当だったらお断りしないといけないところだけど、近衛さんと一緒にいる時間が心地よくて、もう少し一緒にいたいとか思ってしまってるのだ。
「えっと・・・・」
「だめか?」
少ししょんぼりしたような顔を見せる近衛さん。
そんな表情を見せられたら断れるはずもなく・・・
「お・・お願いしてもいい・・ですか・・?」
そう聞いてしまったのだ。
「もちろん。」
「~~~~っ。」
嬉しそうに笑ってくれた顔に、一瞬心臓が跳ねる。
どきどきと鳴る胸を押さえながら、私は近衛さんに連れられて駐車場に向かったのだった。
ーーーーー
(・・・SUV車だ!)
駐車場に着いたあと、近衛さんがカギを開けた車は人気の国産SUV車だった。
車体自体が大きいうえに車幅もあり、アウトドアに向いてるような車だったのだ。
「おっきい・・・・」
思わず出た言葉に、近衛さんは笑いながらボンネットをぽんぽんっと叩いた。
「俺、身長あるから小さい車は無理なんだよ。足がつっかえる。」
「あー・・・なるほど・・・。」
大きい人には大きい人なりの難しさがあるようだ。
「でもきっとかっこいいですよね、近衛さんならこの車、似合いそうです。」
アウトドアっぽい雰囲気を持つ近衛さんなら似合うと思ってそう言うと、彼は嬉しそうに笑った。
「ははっ、ありがとう。」
近衛さんは助手席のドアを開けてくれ、私は乗り込んだ。
シートが少し高い位置にあって乗るのに苦労したけど、近衛さんが乗り方を教えてくれたのだ。
「ここを持って、ここに足置いて・・・」
言われた通りにしてシートに座ることができた私は、その視界の高さに驚いた。
背が低い私がこんな高い位置から見ることなんてないのだ。
「わぁ・・・・!」
車の中からのはずなのに広い視野に驚いてると、助手席のドアを閉めた近衛さんが運転席側のドアを開けた。
「気に入った?」
「はいっ!」
「よかった。」
慣れた手つきでシートに座り、エンジンをかけていく。
免許を持ってない私はどうやったら車が動くのかさえ分からず、ただ見てることしかできない。
「シートベルトはわかる?」
「あっ・・!わかります!します!」
「よろしく。」
左側にあるシートベルトを引っ張って右側に固定すると、車はゆっくりと走り出した。
窓から見える景色がいつもと違って見え、私の頬は緩みっぱなしだった。
ーーーーー
来間さんを助手席に乗せて車を走らせてる俺、近衛は嬉しそうに笑ってる彼女を見てまだ帰したくないと思っていた。
「・・・まだ時間あるなら・・・ドライブとかどう?この先ぐるっと回ったら夜景とか見える場所もあるし・・・」
ダメ元でそう聞くと、目を輝かせながら俺を見てる来間さんの姿が視界に入った。
どうやら夜景とかは好きなようだ。
「ははっ。時間は?大丈夫?」
「だっ・・大丈夫・・です・・・。でもご迷惑じゃ・・・」
「迷惑だったら誘わないよ。」
「あ・・・」
「行こうか。」
俺は行き先を『彼女の家』から『夜景の見えるスポット』に変更し、車を走らせた。
ナビは無くても道はわかることから、車内では『来間さん情報』を得るために話に花を咲かせる。
「来間さんっていつ起業したの?」
「去年ですよ?貯金はしてきたつもりなんですけど借入審査がなかなか通らなくて・・・兄に泣きつきました(笑)」
彼女はチョコレート専門店を立ち上げるために多額の借金があると俺に教えてくれた。
その借金を返すために、仕事に一生懸命なようだ。
「じゃあ起業するまではどこかで働いてた・・・?」
「兄の事務所を手伝ってました。身内だからって結構いい給料くれてたんですけど、それでも全然足りなくて・・・」
専門学校を卒業したあと、4年かけて自宅でチョコレートを作り続けてきたという来間さんは、24歳で起業。
ネットを駆使して販売活動をし、現在に至るらしい。
「へぇー・・・あ、なんで『クマ』の形のチョコか聞いてもいい?」
クマ型のチョコは結構存在してる。
他の形でもよかったはずなのに、なぜ『クマ』を選んだのかが気になったのだ。
(クマが好きとかかな。)
テディベアとか女の子が好きなキャラクターだ。
でも彼女は俺の予想の斜め上の答えを言った。
「・・・名字が『くま』って読めるから・・・です。」
「へ・・・?」
彼女の名字は『来間(くるま)』だ。
でも言われてみれば確かに『来間(くま)』という読み方もある。
「昔から『くま』って間違えて呼ばれることが多くて・・・」
「あー・・・確かに?」
「だから自然とクマグッズを集めるようになったりして、クマに愛着が・・・(笑)」
思いがけないところから出てきた店のメインキャラクター。
俺は納得に加えて笑いがこみ上げてきてしまった。
「ははっ。」
「---っ!笑わなくてもー・・・」
「ごめんごめん。かわいいと思って。」
「かわっ・・・!?」
笑う姿も、照れる姿も、少し拗ねるような姿も、涙を流す姿も、全てがかわいく見えていた。
少し恥ずかしいのか、今も少し照れてるみたいな表情を漏らしてる。
(今すぐ引き寄せて抱きしめたい・・・。)
そんなことを思うけど実際に行動に移すと犯罪になる。
理性を働かせて堪えながら、夜景が見える場所に向かったのだった。
「え・・え・・・?」
「簡単になれる職業じゃないし、きっと・・・来間さんと一緒で努力家なんだろうな。」
そう言ってコーヒーカップに口をつけたのだ。
「え・・警察と弁護士って仲が悪いですよね?嫌に思いません?」
「まぁ・・・。仲が悪いといえば悪いけど、それは仕事上仕方ないところもある。俺も仕事上での付き合いの弁護士とは反論したりするときもあるけど、一個人は否定なんかしないよ。」
「!!」
その言葉を聞いて、ほっとした私がいた。
せっかく仲良くなれたのに兄の職業のせいでもう・・・こんな関係が終わると思ったからだ。
「よかった・・・・」
「え?どした?」
「弁護士って言ったらきっと嫌われると思って・・・」
思わず漏れ出てしまった本音だ。
三橋さんからも近衛さんからも距離を置かれることを覚悟してのことだったからか、目に涙が溜まっていくのがわかる。
「ちょ・・あーあー、泣くな泣くな。泣くほどのことじゃないだろう?」
そう言って近衛さんは手を伸ばし、服の袖で私の目元を軽く押さえたのだ。
「服っ・・汚れますよっ・・・」
「いいよ、汚れたら洗えばいい。でも涙を落とすと『ここで泣いた』って記憶が生まれてしまう。だから・・・。」
「----っ。」
零れ落ちそうになる涙は全て、近衛さんの袖が吸い取ってくれた。
それは零れ落ちそうになる私の心も吸い取るような感じがして、なんだかほっとしてしまう。
「俺も三橋さんも・・来間さんのお兄さんが弁護士ってだけで距離を置いたりしないから。わかった?」
「・・・はい。」
「よし。」
涙も落ち着き、私たちはデザートプレートを食べてお店を後にすることにした。
フレンチフルコースということもあり、お店を出たのは20時半。
お支払いは一切なく、帰りにチラッと見えた料理の金額に、二人で目を大きくして驚いたものだ。
「一人3万円って書いてましたよね・・・?」
「見た見た。二人で6万のコースだったみたいだな。飲み物も飲み放題って書いてあった。」
「アルコール込みってことでしょうかね・・・。」
「まぁ、ワインとか?いい値段のもあるし・・?」
「三橋さん、一体どなたから頂いたんでしょうかね・・・。」
「それは俺も気になる。」
お店を出た後、二人で喋りながら歩くこと数分。
このあと、どう解散していいのかわからずに話を続けてると、近衛さんがどこかを指さし始めた。
「俺、車で来てるんだけど・・・送っていってもいい?」
その言葉に、私は一瞬悩んだ。
本当だったらお断りしないといけないところだけど、近衛さんと一緒にいる時間が心地よくて、もう少し一緒にいたいとか思ってしまってるのだ。
「えっと・・・・」
「だめか?」
少ししょんぼりしたような顔を見せる近衛さん。
そんな表情を見せられたら断れるはずもなく・・・
「お・・お願いしてもいい・・ですか・・?」
そう聞いてしまったのだ。
「もちろん。」
「~~~~っ。」
嬉しそうに笑ってくれた顔に、一瞬心臓が跳ねる。
どきどきと鳴る胸を押さえながら、私は近衛さんに連れられて駐車場に向かったのだった。
ーーーーー
(・・・SUV車だ!)
駐車場に着いたあと、近衛さんがカギを開けた車は人気の国産SUV車だった。
車体自体が大きいうえに車幅もあり、アウトドアに向いてるような車だったのだ。
「おっきい・・・・」
思わず出た言葉に、近衛さんは笑いながらボンネットをぽんぽんっと叩いた。
「俺、身長あるから小さい車は無理なんだよ。足がつっかえる。」
「あー・・・なるほど・・・。」
大きい人には大きい人なりの難しさがあるようだ。
「でもきっとかっこいいですよね、近衛さんならこの車、似合いそうです。」
アウトドアっぽい雰囲気を持つ近衛さんなら似合うと思ってそう言うと、彼は嬉しそうに笑った。
「ははっ、ありがとう。」
近衛さんは助手席のドアを開けてくれ、私は乗り込んだ。
シートが少し高い位置にあって乗るのに苦労したけど、近衛さんが乗り方を教えてくれたのだ。
「ここを持って、ここに足置いて・・・」
言われた通りにしてシートに座ることができた私は、その視界の高さに驚いた。
背が低い私がこんな高い位置から見ることなんてないのだ。
「わぁ・・・・!」
車の中からのはずなのに広い視野に驚いてると、助手席のドアを閉めた近衛さんが運転席側のドアを開けた。
「気に入った?」
「はいっ!」
「よかった。」
慣れた手つきでシートに座り、エンジンをかけていく。
免許を持ってない私はどうやったら車が動くのかさえ分からず、ただ見てることしかできない。
「シートベルトはわかる?」
「あっ・・!わかります!します!」
「よろしく。」
左側にあるシートベルトを引っ張って右側に固定すると、車はゆっくりと走り出した。
窓から見える景色がいつもと違って見え、私の頬は緩みっぱなしだった。
ーーーーー
来間さんを助手席に乗せて車を走らせてる俺、近衛は嬉しそうに笑ってる彼女を見てまだ帰したくないと思っていた。
「・・・まだ時間あるなら・・・ドライブとかどう?この先ぐるっと回ったら夜景とか見える場所もあるし・・・」
ダメ元でそう聞くと、目を輝かせながら俺を見てる来間さんの姿が視界に入った。
どうやら夜景とかは好きなようだ。
「ははっ。時間は?大丈夫?」
「だっ・・大丈夫・・です・・・。でもご迷惑じゃ・・・」
「迷惑だったら誘わないよ。」
「あ・・・」
「行こうか。」
俺は行き先を『彼女の家』から『夜景の見えるスポット』に変更し、車を走らせた。
ナビは無くても道はわかることから、車内では『来間さん情報』を得るために話に花を咲かせる。
「来間さんっていつ起業したの?」
「去年ですよ?貯金はしてきたつもりなんですけど借入審査がなかなか通らなくて・・・兄に泣きつきました(笑)」
彼女はチョコレート専門店を立ち上げるために多額の借金があると俺に教えてくれた。
その借金を返すために、仕事に一生懸命なようだ。
「じゃあ起業するまではどこかで働いてた・・・?」
「兄の事務所を手伝ってました。身内だからって結構いい給料くれてたんですけど、それでも全然足りなくて・・・」
専門学校を卒業したあと、4年かけて自宅でチョコレートを作り続けてきたという来間さんは、24歳で起業。
ネットを駆使して販売活動をし、現在に至るらしい。
「へぇー・・・あ、なんで『クマ』の形のチョコか聞いてもいい?」
クマ型のチョコは結構存在してる。
他の形でもよかったはずなのに、なぜ『クマ』を選んだのかが気になったのだ。
(クマが好きとかかな。)
テディベアとか女の子が好きなキャラクターだ。
でも彼女は俺の予想の斜め上の答えを言った。
「・・・名字が『くま』って読めるから・・・です。」
「へ・・・?」
彼女の名字は『来間(くるま)』だ。
でも言われてみれば確かに『来間(くま)』という読み方もある。
「昔から『くま』って間違えて呼ばれることが多くて・・・」
「あー・・・確かに?」
「だから自然とクマグッズを集めるようになったりして、クマに愛着が・・・(笑)」
思いがけないところから出てきた店のメインキャラクター。
俺は納得に加えて笑いがこみ上げてきてしまった。
「ははっ。」
「---っ!笑わなくてもー・・・」
「ごめんごめん。かわいいと思って。」
「かわっ・・・!?」
笑う姿も、照れる姿も、少し拗ねるような姿も、涙を流す姿も、全てがかわいく見えていた。
少し恥ずかしいのか、今も少し照れてるみたいな表情を漏らしてる。
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