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デート。
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「な・・なんでデート・・・!?」
4人を交互に見ながら聞くと、4人はお互いに顔を見合わせた。
「なんでって・・・アイビーに俺たちのことを知ってもらいたいからだけど?」
セダムが言った。
「け・・結構知ってると・・思うけど・・・?」
そう答えると今度はライムが口を開いた。
「まぁいいじゃない。みんなと遊びに行くだけだからさ。」
「遊びに行くだけって・・・・。」
意味が分からずにライムを見てるとジニアも口を挟んできた。
「仕事とかの合間でいいからさ。」
「合間・・・・。」
しなきゃいけないのか、それともしなくていいのかを悩み始めた時、ニゲラも口を開いた。
「軽い気持ちでいいからとりあえず一回ずつ遊んでみようぜ?」
「一回・・・・」
4人に言われると何が正解で何が不正解なのかが分からなくなってくる。
自分で正常な判断ができなくなってしまってる間に話はどんどんと進んで行き・・・
「よし!最初は俺、ジニアで、次がライム、その次がセダムで最後がニゲラさん。それでいいね?」
「わかった!」
なぜか決定されてしまっていた。
「えぇぇぇ・・・・」
ジニア以外の3人は納得したからか帰っていき、私とジニアだけその場に取り残されてしまった。
「さて、アイビー?」
「な・・なに・・・?」
恐る恐る聞くと、ジニアはそっと私の髪の毛を撫でた。
「15歳おめでとう。あと白い耳飾りも。」
「あ・・・・。」
「俺とのデートはまた日を改めさせてもらってもいいかな?今日は二人でゆっくり話をしたい。」
「話・・・・。」
ジニアはにこっと笑って言った。
「アイビーが学校に通う前に言ってたジュース屋さんに行かない?久しぶりに。」
その言葉に私は二つ返事をした。
「行く!・・・行く行く!」
「ははっ、おいで。」
ジニアは流れるような動きで私の手を取り、歩き始めた。
よく言ってたお店に行き、店内で二人でジュースを飲む。
ジニアは今までの仕事の話をたくさんしてくれた。
お返しに私は学校でのことを話して・・・楽しい時間を過ごさせてもらった。
ーーーーー
「わざわざ送ってくれなくてよかったのに。」
お店ジュースを飲み終わった時、ちょうど陽が暮れかけていた。
『帰ろう』と言ったらジニアはわざわざ家まで送ってくれたのだ。
「ううん、また依頼屋に連絡するから・・・ちょくちょく見に行ってくれる?」
正直、なんでデートをしないといけないのかがわからなかったけど、ジニアの優しい微笑みは断れない。
「・・・わかった。」
「ありがとう。じゃ、またね。」
ジニアは手を振りながら駆けて帰っていった。
私はその姿が見えなくなるまで見送ってから家に入った。
「はぁー・・ただいま・・・。」
「お帰り。ほら飲みな?」
どっと疲れて家に入ると、シャガがコーヒーを淹れて待っていてくれていた。
私は滑り込むようにして机の前に座り、カップのコーヒーを口に入れる。
「ぷはっ・・・!おいしぃー・・・。」
「ははっ。・・・どうだった?今日は。」
私は今日のことを細かくシャガに話した。
家事をし終わったくらいにジニアたちがやってきて、話を始めたこと。
そしてなぜか全員と一回ずつデートをすることになったことを。
「え!?ニゲラも来たのか!?」
「う・・うん。」
「あいつ・・・俺の娘に手ぇ出すつもりか!?」
「いや、それはわかんないけど・・・。」
なぜか怒り気味のシャガ。
私は疑問に思っていたことをシャガに聞いてみることにした。
「ねぇ、18歳が成人なんだよね?この世界。」
前の世界では20歳が成人のラインだった。
国が違えば成人と認められる年は変わるけど・・・この世界は18歳だと前に教えてもらったことがあったのだ。
「あぁ、そうだ。」
「なんでみんなで急に『デート』とかいいだしたの?今までそんなことなかったのに・・・。」
ライムとセダムは卒業してから一度も会ってなかった。
卒業した日に『また会うから』とは聞いていたけど・・・二人同時とかちょっと怪しい感じがした。
「とうさんは知ってる?」
そう聞くとシャガはどうするか迷った顔をした。
(あ、これは知ってるな・・・。)
シャガとの暮らしはもう15年。
大体のことはわかるようになってきた。
どうしようもないことや言いにくいことを言う時は頭を掻く。
悲しいことをあれば表情を曇らせる。
眉が少し寄るのは・・・悩んでる時だ。
「私、中身は21歳以上だよ?何言われても平気だから・・・知ってるなら教えて?」
そう言うとシャガは大きくため息を一つついた。
「はぁー・・・。普通ならこんなに一気には来ないんだけどな。」
「?」
シャガは諦めたかのように話し始めた。
「・・・みんなお前に求婚するつもりだろう。」
「・・・・・はい!?」
「18歳になったら結婚できる。15歳の誕生日がデートに誘える解禁日なんだ。自分を選んでもらうために今から地盤固めをするんだよ。早いやつは学校卒業したくらいから自分の側に来てもらうようにする。」
今日はもう驚くことばかりだ。
3年ぶりにあった学友たちや、幼いころにお兄ちゃんのように私の相手をしてくれた人、それにシャガの友達までうちに押しかけてきて『デート』の約束をさせられた。
その約束の意味が・・・まさか『結婚』に繋がってるなんて誰が考えるだろう。
「な・・なんで私・・・?」
どう考えていいかわからないままそんな言葉を出すと、シャガがきょとんとした顔で私に言った。
「何言ってんだ?この世界は女が少ない。みんなお前に子供を産んで欲しいんだよ。だから何人とでも結婚していいんだぞ?」
4人を交互に見ながら聞くと、4人はお互いに顔を見合わせた。
「なんでって・・・アイビーに俺たちのことを知ってもらいたいからだけど?」
セダムが言った。
「け・・結構知ってると・・思うけど・・・?」
そう答えると今度はライムが口を開いた。
「まぁいいじゃない。みんなと遊びに行くだけだからさ。」
「遊びに行くだけって・・・・。」
意味が分からずにライムを見てるとジニアも口を挟んできた。
「仕事とかの合間でいいからさ。」
「合間・・・・。」
しなきゃいけないのか、それともしなくていいのかを悩み始めた時、ニゲラも口を開いた。
「軽い気持ちでいいからとりあえず一回ずつ遊んでみようぜ?」
「一回・・・・」
4人に言われると何が正解で何が不正解なのかが分からなくなってくる。
自分で正常な判断ができなくなってしまってる間に話はどんどんと進んで行き・・・
「よし!最初は俺、ジニアで、次がライム、その次がセダムで最後がニゲラさん。それでいいね?」
「わかった!」
なぜか決定されてしまっていた。
「えぇぇぇ・・・・」
ジニア以外の3人は納得したからか帰っていき、私とジニアだけその場に取り残されてしまった。
「さて、アイビー?」
「な・・なに・・・?」
恐る恐る聞くと、ジニアはそっと私の髪の毛を撫でた。
「15歳おめでとう。あと白い耳飾りも。」
「あ・・・・。」
「俺とのデートはまた日を改めさせてもらってもいいかな?今日は二人でゆっくり話をしたい。」
「話・・・・。」
ジニアはにこっと笑って言った。
「アイビーが学校に通う前に言ってたジュース屋さんに行かない?久しぶりに。」
その言葉に私は二つ返事をした。
「行く!・・・行く行く!」
「ははっ、おいで。」
ジニアは流れるような動きで私の手を取り、歩き始めた。
よく言ってたお店に行き、店内で二人でジュースを飲む。
ジニアは今までの仕事の話をたくさんしてくれた。
お返しに私は学校でのことを話して・・・楽しい時間を過ごさせてもらった。
ーーーーー
「わざわざ送ってくれなくてよかったのに。」
お店ジュースを飲み終わった時、ちょうど陽が暮れかけていた。
『帰ろう』と言ったらジニアはわざわざ家まで送ってくれたのだ。
「ううん、また依頼屋に連絡するから・・・ちょくちょく見に行ってくれる?」
正直、なんでデートをしないといけないのかがわからなかったけど、ジニアの優しい微笑みは断れない。
「・・・わかった。」
「ありがとう。じゃ、またね。」
ジニアは手を振りながら駆けて帰っていった。
私はその姿が見えなくなるまで見送ってから家に入った。
「はぁー・・ただいま・・・。」
「お帰り。ほら飲みな?」
どっと疲れて家に入ると、シャガがコーヒーを淹れて待っていてくれていた。
私は滑り込むようにして机の前に座り、カップのコーヒーを口に入れる。
「ぷはっ・・・!おいしぃー・・・。」
「ははっ。・・・どうだった?今日は。」
私は今日のことを細かくシャガに話した。
家事をし終わったくらいにジニアたちがやってきて、話を始めたこと。
そしてなぜか全員と一回ずつデートをすることになったことを。
「え!?ニゲラも来たのか!?」
「う・・うん。」
「あいつ・・・俺の娘に手ぇ出すつもりか!?」
「いや、それはわかんないけど・・・。」
なぜか怒り気味のシャガ。
私は疑問に思っていたことをシャガに聞いてみることにした。
「ねぇ、18歳が成人なんだよね?この世界。」
前の世界では20歳が成人のラインだった。
国が違えば成人と認められる年は変わるけど・・・この世界は18歳だと前に教えてもらったことがあったのだ。
「あぁ、そうだ。」
「なんでみんなで急に『デート』とかいいだしたの?今までそんなことなかったのに・・・。」
ライムとセダムは卒業してから一度も会ってなかった。
卒業した日に『また会うから』とは聞いていたけど・・・二人同時とかちょっと怪しい感じがした。
「とうさんは知ってる?」
そう聞くとシャガはどうするか迷った顔をした。
(あ、これは知ってるな・・・。)
シャガとの暮らしはもう15年。
大体のことはわかるようになってきた。
どうしようもないことや言いにくいことを言う時は頭を掻く。
悲しいことをあれば表情を曇らせる。
眉が少し寄るのは・・・悩んでる時だ。
「私、中身は21歳以上だよ?何言われても平気だから・・・知ってるなら教えて?」
そう言うとシャガは大きくため息を一つついた。
「はぁー・・・。普通ならこんなに一気には来ないんだけどな。」
「?」
シャガは諦めたかのように話し始めた。
「・・・みんなお前に求婚するつもりだろう。」
「・・・・・はい!?」
「18歳になったら結婚できる。15歳の誕生日がデートに誘える解禁日なんだ。自分を選んでもらうために今から地盤固めをするんだよ。早いやつは学校卒業したくらいから自分の側に来てもらうようにする。」
今日はもう驚くことばかりだ。
3年ぶりにあった学友たちや、幼いころにお兄ちゃんのように私の相手をしてくれた人、それにシャガの友達までうちに押しかけてきて『デート』の約束をさせられた。
その約束の意味が・・・まさか『結婚』に繋がってるなんて誰が考えるだろう。
「な・・なんで私・・・?」
どう考えていいかわからないままそんな言葉を出すと、シャガがきょとんとした顔で私に言った。
「何言ってんだ?この世界は女が少ない。みんなお前に子供を産んで欲しいんだよ。だから何人とでも結婚していいんだぞ?」
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