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【番外編】帰家。
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「・・・ニゲラ!?久しぶりね!!」
「おまっ・・・!生きてたのか!?」
「ふふ。」
さっきと同じ会話が繰り返される。
ニゲラは俺と同じことを聞き、同じ回答をリナリアがしていた。
その様子もまた嬉しくて、俺は微笑みながら二人を見ていた。
「・・・・で?ニゲラはどうしてここに?」
一通りの話が終わった後に聞くと、ニゲラは山のふもとを指さした。
「あそこで調査してたんだよ。珍しい花があってさ。生態と特徴を三日かけて観察してたんだけど、そろそろ帰ろうかと思ったときにアイビーが見えて・・・。」
「え?アイビー?シャガじゃなくて?」
リナリアが不思議そうにアイビーとニゲラを見ていた。
その様子をみて、ニゲラが自慢げにアイビーの肩を抱く。
「アイビーに求婚したんだよ。受けてくれて今、一緒に暮らしてる。」
その言葉を聞いたリナリアは、口に手をあてて驚いていた。
「こんな幼い子に求婚!?ニゲラ、それって罪じゃ・・・・」
「アイビーは前の世界の歳を含めたら俺より年上だ!!」
その言葉を聞いたアイビーがすかさずニゲラの腹を殴っていた。
「ぐはっ・・・!あ・・アイビー・・・?」
「もうニゲラなんて知らないっ!!」
「や・・怒るなって・・・」
「ふんっ!!」
二人の様子を見ていたリナリアはクスクスと笑っていた。
「ふふ・・・っ。」
「・・・なぁ、リナリア?うちに・・・来るだろ?」
そう聞くとリナリアは子供みたいな笑顔を見せた。
「えぇ、もちろん!」
「よし。」
その言葉を聞いて、俺はリナリアを抱きかかえた。
「きゃっ・・・!?」
「ニゲラ、アイビー連れて帰ってくれるか?リナリアはもう体力がなさそうだからこのまま連れていく。」
「ちょ・・!シャガ!私、走れるわよ!?」
「無理するな。じゃ、ニゲラ、頼んだぞ。」
「はいよ。」
アイビーをニゲラに任せ、俺は山の斜面を下っていった。
「きゃあぁぁ!?ちょ・・!速い!速いってば!!」
「お前、自分がもっと速く走ってたの忘れたのか?」
「!?・・・こんな速く走ってないわよ!!」
「はいはい、口開けてると舌噛むぞ。もう黙っとけ。」
「!?!?」
俺に言われて口を閉じたリナリアはそのあと大人しくなった。
山を滑るようにして降り、崖は飛び降りる。
リナリアはアイビーみたいに小さいわけではないから。片手で抱えるのは無理があって、仕方なく足を使って飛び降りまくった。
「よっ・・・!ほっ・・・と!」
「~~~~っ!!」
慣れた山をリナリア一人抱えて飛ぶくらいなんてことない。
俺はあっという間に家につき、リナリアの足を地面に下ろした。
「死ぬかとおもった・・・・」
「そうか?まぁもう少ししたらアイビーたちが戻ってくるからその前にしないとな。」
「?」
俺はリナリアの手を取り、片膝をついた。
「リナリア、あの時から20年も経ってしまったが、俺はお前を愛してる。俺と一生を・・・添い遂げてくれないか?」
あの時言えなかった言葉だ。
あの時に言えていたらと後悔の念は消えないが、こうして生きて俺の目の前にいてくれてるんだからなにも言うことはない。
「・・・喜んで。ちゃんと大事にしてよ?ここまで戻ってくるの大変だったんだから!」
「もちろんだ。」
歳は取ってしまったけど、リナリアとまた会うことができた。
アイビーが出て行ってしまってから俺の世界の色が少し薄くなったような気がしていたけど、これからまた色鮮やかになりそうな気がする。
だって20年越しに・・・一生を捧げると誓った人に再会したのだから・・・。
「・・・ところでシャガ?」
「なんだ?」
「どうしてあの時、柄が入ってない耳飾りを私につけたの?」
「それは・・・お前が気づいたときに怒りながら戻ってくるかと思って・・だな・・うん。」
「へぇー・・・この私に戻ってこさせようとしたのね?いい度胸じゃない。」
「・・・・。」
どこの世界も女性優位のほうが上手く回るのかもしれない。
だって腕力だけだったら男の方が圧倒的に上なんだから。
「シャガ!!聞いてるの!?」
「聞いてるって。そんな怒るなよ、かわいい顔が台無しだぞ?」
「かわっ・・・!?そんな年じゃないでしょ!!」
「いくつになってもかわいいよ、リナリア。」
「!?!?」
おわり。
ーーーーー
50000文字に行きませんでしたねー・・・。
それでは、またお会いできる日を楽しみに。 すずなり。
「おまっ・・・!生きてたのか!?」
「ふふ。」
さっきと同じ会話が繰り返される。
ニゲラは俺と同じことを聞き、同じ回答をリナリアがしていた。
その様子もまた嬉しくて、俺は微笑みながら二人を見ていた。
「・・・・で?ニゲラはどうしてここに?」
一通りの話が終わった後に聞くと、ニゲラは山のふもとを指さした。
「あそこで調査してたんだよ。珍しい花があってさ。生態と特徴を三日かけて観察してたんだけど、そろそろ帰ろうかと思ったときにアイビーが見えて・・・。」
「え?アイビー?シャガじゃなくて?」
リナリアが不思議そうにアイビーとニゲラを見ていた。
その様子をみて、ニゲラが自慢げにアイビーの肩を抱く。
「アイビーに求婚したんだよ。受けてくれて今、一緒に暮らしてる。」
その言葉を聞いたリナリアは、口に手をあてて驚いていた。
「こんな幼い子に求婚!?ニゲラ、それって罪じゃ・・・・」
「アイビーは前の世界の歳を含めたら俺より年上だ!!」
その言葉を聞いたアイビーがすかさずニゲラの腹を殴っていた。
「ぐはっ・・・!あ・・アイビー・・・?」
「もうニゲラなんて知らないっ!!」
「や・・怒るなって・・・」
「ふんっ!!」
二人の様子を見ていたリナリアはクスクスと笑っていた。
「ふふ・・・っ。」
「・・・なぁ、リナリア?うちに・・・来るだろ?」
そう聞くとリナリアは子供みたいな笑顔を見せた。
「えぇ、もちろん!」
「よし。」
その言葉を聞いて、俺はリナリアを抱きかかえた。
「きゃっ・・・!?」
「ニゲラ、アイビー連れて帰ってくれるか?リナリアはもう体力がなさそうだからこのまま連れていく。」
「ちょ・・!シャガ!私、走れるわよ!?」
「無理するな。じゃ、ニゲラ、頼んだぞ。」
「はいよ。」
アイビーをニゲラに任せ、俺は山の斜面を下っていった。
「きゃあぁぁ!?ちょ・・!速い!速いってば!!」
「お前、自分がもっと速く走ってたの忘れたのか?」
「!?・・・こんな速く走ってないわよ!!」
「はいはい、口開けてると舌噛むぞ。もう黙っとけ。」
「!?!?」
俺に言われて口を閉じたリナリアはそのあと大人しくなった。
山を滑るようにして降り、崖は飛び降りる。
リナリアはアイビーみたいに小さいわけではないから。片手で抱えるのは無理があって、仕方なく足を使って飛び降りまくった。
「よっ・・・!ほっ・・・と!」
「~~~~っ!!」
慣れた山をリナリア一人抱えて飛ぶくらいなんてことない。
俺はあっという間に家につき、リナリアの足を地面に下ろした。
「死ぬかとおもった・・・・」
「そうか?まぁもう少ししたらアイビーたちが戻ってくるからその前にしないとな。」
「?」
俺はリナリアの手を取り、片膝をついた。
「リナリア、あの時から20年も経ってしまったが、俺はお前を愛してる。俺と一生を・・・添い遂げてくれないか?」
あの時言えなかった言葉だ。
あの時に言えていたらと後悔の念は消えないが、こうして生きて俺の目の前にいてくれてるんだからなにも言うことはない。
「・・・喜んで。ちゃんと大事にしてよ?ここまで戻ってくるの大変だったんだから!」
「もちろんだ。」
歳は取ってしまったけど、リナリアとまた会うことができた。
アイビーが出て行ってしまってから俺の世界の色が少し薄くなったような気がしていたけど、これからまた色鮮やかになりそうな気がする。
だって20年越しに・・・一生を捧げると誓った人に再会したのだから・・・。
「・・・ところでシャガ?」
「なんだ?」
「どうしてあの時、柄が入ってない耳飾りを私につけたの?」
「それは・・・お前が気づいたときに怒りながら戻ってくるかと思って・・だな・・うん。」
「へぇー・・・この私に戻ってこさせようとしたのね?いい度胸じゃない。」
「・・・・。」
どこの世界も女性優位のほうが上手く回るのかもしれない。
だって腕力だけだったら男の方が圧倒的に上なんだから。
「シャガ!!聞いてるの!?」
「聞いてるって。そんな怒るなよ、かわいい顔が台無しだぞ?」
「かわっ・・・!?そんな年じゃないでしょ!!」
「いくつになってもかわいいよ、リナリア。」
「!?!?」
おわり。
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50000文字に行きませんでしたねー・・・。
それでは、またお会いできる日を楽しみに。 すずなり。
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