不倫した妹の頭がおかしすぎて家族で呆れる「夫のせいで彼に捨てられた」妹は断絶して子供は家族で育てることに

佐藤 美奈

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第18話

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散々悪さをしてきたアメリアは田舎の貴族に嫁いだ。アメリアよりも二回り年上の少し太った人の良さそうな子爵家当主。

夫が「愛してる」とか「好きだよ」だの言ったところで「ハァ?何言ってんの!私は全然愛してないから!」と返されてしまう。そんな会話が日常の夫婦。

結婚して3年経っても相変わらずのわがまま放題。しかし夫はアメリアがそう言う対応することは承知の上で結婚した。逆に性格は悪魔でも黙っていれば上品で美しく、田舎の自分のところに嫁入りしてくれて大層喜んでいるくらい。

そして今日は3回目の結婚記念日を迎える。いつも何か理由を付けて「私に触るな!」と夫から逃げ回っているアメリアだが、この日はそう簡単には逃がさないと夫は決意をした。

「アメリア喜んでくれるかな?」

この日夫は、毎月もらえる少ない小遣いを貯めて安物の時計を買いそれを贈ることに。結婚してからアメリアに財布を握られているので、自由に使えるお金は僅かな金額。

逆にアメリアは贅沢三昧をする生活。でも夫は特に何も言わない。心から嫁に来てくれただけで嬉しいのもありますし、アメリアの父親からも自己中心主義な娘だと聞いていました。それでも結婚に承諾した。

子供はまだいない。夫は望んでいるがアメリアが嫌だと答える。ちなみに男女の営みは3年で一度しかないという絶望的な状態。

「好色そうな目で……何を考えてるのかしら?」
「そんなことはないよ……でも久しぶりに体を重ねたいなって……いいだろ?」
「触ったあああーー!!いやぁぁぁ!!」
「アメリア痛い……許してくれ……」

夫が体を少し触れようものなら、アメリアは無性に機嫌が悪くなり平手打ちされ、残り僅かな髪の毛をむしられて、とんでもない反撃を受ける。


「でも今日の俺は違う!」

顔を叩いて自分に気合を入れる。夜になりいよいよ勝負の時だ。アメリアはお菓子に夢中になっていた。夫の心臓はキュッとなって、期待に胸をいっぱいにして緊張していた。

「あの……これプレゼント。お祝いに……」

そう言って時計と手紙を渡しました。

「はぁ?うん、あっそう」

返事は無愛想ですが、アメリアは普段は見せない感じで照れて頬を赤らめると、時計を見て気難しい顔をしています。

「あ、あのちょっと聞いてほしい。これからも……ず、ずっと……愛してるから」

ついに夫は思いを伝えました。

「何よ急に!変なこと言わないで!美味しいお菓子があなたのせいで不味くなるでしょ!」

極度に動揺するアメリアは憎まれ口をたたき「私はまるっきり愛してないから!」と急ぎ足で叫びながらどこかへ行ってしまいました。
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