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2話 「森の中 後」
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(な、なにあれ……まさかあれが魔物!? だとしたらオーガ……人食い鬼じゃんっ)
その見た目からしておそらくはオーガではないかと加賀は当たりをつけた。
オーガ……つまりは食人鬼。この森は危険な生物は居ないのでは無かったのか、どうやってここから逃げれば良いか。加賀の脳内が様々な思いでごちゃごちゃになっいく。
そして加賀が考える間にもその生き物は徐々に加賀に近づいていた。すでに加賀との距離は10m程しかない。
まさに絶対絶命のピンチである。そのオーガらしき生き物は加賀のすぐ前まで来ると手を上げ、そして勢いよく口を開いた。
「よー、加賀おまたせー! ってか加賀だよな?」
「八木かよ! こんちくしょー!!」
オーガかと思った生き物の正体は八木であった。加賀が改めて明るいところで観察すると筋骨隆々なだけで顔は人のそれ……しかも無駄にイケメンであった。
加賀が元の原型まったく留めてないぐらい変わっているのだから、当然八木もそうなっていてもおかしくはない。
が、しかし……
「なんで上何も着てないのさ……もうオーガとかにしか見なかったよ」
そう、なぜか八木は上半身裸だった。
加賀はその異常に発達したむき出しの筋肉を見てオーガか何かと思ってしまったわけで、服を着ていたら恐らくオーガと勘違いすることはなかっただろう。
「ああ、こいつは……」
「こいつは?」
「目が覚めて自分の体みてみたらすっげー筋肉むきむきでさ。思わずポーズとったんだよ。こうむきっと」
そういって八木はボディビルダーの様なポーズと取る。するとただでさえ筋骨隆々な体がボンッという効果音が出そうなぐらいに膨れ上がる。
「うわっきもっ」
「きもいとか言うな!?……まあ、それで着ていた服がやぶけちまったんだよ」
加賀は理解した。
要するにこいつが悪いと。
「つーか、他人の事オーガだ何だ言うけどさ、そういうお前だって……なんで性別女なの? 何、そういう趣味だったの!?」
「趣味じゃないし男だよ!ってか、外見の要望は見た目は良い方で八木と被らないようにとしか……え、見た目女なの?」
「うん」
即答する八木に不安を覚える加賀。
さきほど腕やら足やらは確かめたが服の中までは見ていない。
「えぇぇぇぇ……」
「性別は要望だしてないし変えられたんじゃないの。ちゃんと確かめた?」
「いやまだ確かめてないけどさー……」
八木に言われてまさかそんな訳あるわけ無いと思うが、確かにまだ直接その目で確認したわけではない。
加賀はおそるおそるズボンを覗き込んだ。
「どうよ?」
「……ついてるよ? 一応だけど」
「……そ、そうか」
神の落とし子は年をとらずその外見は何年たってもそのまま、転生する前にイリア様がいった言葉である。
ズボンの中を覗き込みつつ暗い表情でその言葉を頭の中で反芻する加賀。
八木はそれに気が付く事無く加賀とは対照的に明るい笑顔を浮かべると加賀へ話しかける。
「そうだっ、なあなあ加賀!やっぱ俺ってイケメンになってるのかな??」
「うん…まあイケメンなんじゃないかな?」
加賀は先ほど見た光景がよほどショックだったのだろう、受け答えがつい投げやりになっている。
そして八木であるが、八木は確かにイケメンに見える、見えるのだが…
「まあって、何か変なとこでもあるのか?」
「うん、なんというかね確かにイケメンなんだけど……」
「なんだけど?」
「すごくホモっぽい」
男の娘に、ホモっぽいイケメン。
これらは全てイリアの趣味である。あの神様は色々と大丈夫なんだろうか?二人がそう思ってしまうのも仕方のない事だろう。
だが恐らく手遅れである。
「まあ……いい、イケメンには代わりないんだ!」
たしかに紛うことなくイケメンである。
ホモっぽいが。
と、そこで不意に加賀の袖がぐいぐいと引っ張られる。
加賀が振り向くと先ほど剥いたリンゴを食べきったうーちゃんがもの欲しそうな顔をしながら加賀を見ていた。
「わー、もう食べ終わったんだ、すぐ次のリンゴ剥くから待っててね」
「お、なんだ?ウサギ?」
「うん、なんかお腹減ってるみたいだからさ、さっきとったリンゴあげてたんだ」
「ほっー……やっぱこっちにもリンゴとかあるんだなあ。」
ここは地球と兄弟星らしい。ほかにも地球の食材と同じものが存在する事だろう。
落ち着いたら見て回ったほういいだろうな、等と加賀が考えている間にリンゴが剥き終わったのでうーちゃんへと渡す。
「やっぱ植物とか地球とあまり変わらないみたいだね……ほい、むけたよ」
うーちゃんはリンゴを受けとるとすごい勢いで食べはじめた。
よほどお腹が空いていたのだろう、もう3個目だと言うのに食べる勢いは衰えを見せない。
「すきっ腹に詰め込みすぎるのはあまり良くないかもよー……誰も取らないしゆっくりたべよ?」
「いけるなこれ 地球のとあんま変わらんのな」
「……」
加賀が誰も取らないから、そういったそばからウサギのリンゴをひょいと摘まんで口に放り込む八木。
じとっとした目で加賀が見ているがこの男気にする様子はない。
「なあ、加賀」
「うーちゃんのリンゴとるなよ……何?」
「ウサギって頬袋あったっけ?」
「へ?」
八木の言葉になんのこっちゃ?と、加賀はうーちゃんの方をみると、取られまいと焦って食べたのだろう。
うーちゃんの頬はつめこんだリンゴでぱんぱんに膨らんでいた。
さらにそこから追加で前足をぷるぷると震えさせながらリンゴを押し込んでいく。
「頬さけそう!? ちょっ待って、まだリンゴあるからっ、もっと剥いてあげるから!」
「はっはっはっ、食いしん坊め」
「お前が取るからだろーがっ」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「なんか一気に疲れたよ……」
「なんだぁ?もう疲れたのかー?俺なんか元気いっぱいだぞっ」
「うん、そうね……無駄に元気いっぱいだね」
こちらの世界に来てからまだリンゴを剥いてうーちゃんに上げただけ、にも関わらず加賀はどっと疲れてしまっていた。
主に八木のせいではあるが。
だが疲れてしまったからといってこのまま休んでいるわけにもいかない。
太陽の位置からしてまだ昼前後と予測できるが、慣れない森の中を歩くことになるのだ、できるだけ早めに出たほうが良いだろう。
加賀は剥いたリンゴをうーちゃんに渡すと立ち上がり八木に声を掛けた。
「んじゃ合流できた事だしー街でも目指そ?」
「おっ、そうだな」
「……」
八木も岩からどくと体をほぐす様に動かす。
加賀も包丁を袋にしまい込み出発の準備を整えた。だが、ここでひとつ問題が発生する。
「ねえ、街ってどっち?」
「……知らんがな」
困ったことに二人とも森のそばに街があるとは聞いていたが、その場所までは聞いて居なかった様だ。
近かろうが遠かろうが、どこにあるのか分からなければどうする事も出来ない。
下手に歩きまわれば間違いなく迷子になるだろう。
せめて街道が見つかれば良いが今居る場所からは生憎と森しか見えない。
と、そこで加賀はうーちゃんが何か言いたそうに見ていることに気がついた。
口にリンゴがつまっている為喋れないようだが。
「どうしたのうーちゃん。もしかして街の方角わかるとか?」
加賀の質問に対し無言で頷くうーちゃん。
人の言葉がわかるだけではなく、街の場所までも知っているらしい。
うーちゃんが街の場所を知っていると分かり、加賀はうーちゃんに手を合わせ頼み込む。
「よければ教えてほしいなー、ボク達街にいきたいんだ」
うーちゃんは一度深く頷くと、腕をすっとあげ森のある方向を指し示した。
指し示した方向に街があるのだろう、加賀はうーちゃんに示された方向へ向かうことに決めた。
「うーちゃんありがとう。行ってみるねー」
「おーっし、とりあえず行ってみるか。日が暮れる前にはつくといいが。」
「そだねえ、まあまだ太陽の位置的に昼っぽいし、なんとかなるんでなーい?」
イリア様曰く森は街のそばと言う事だ、方向さえ合っていればそんなに時間をかける事もなく付くだろう。
「じゃー、俺達はそろそろ行くぜ。りんご食べ過ぎて腹壊すなよ?」
「リンゴは少しもらって後は置いておくよ、よかったら食べてね。あ、草だけじゃ栄養偏るだろうからいろいろ食べるようにねー」
口をもごもごさせながら二人を見つめるウサギ。
二人は落ち着いたらまた遊びにくるよと言い、ウサギに手をふりつつ森の中を歩き出した。
その見た目からしておそらくはオーガではないかと加賀は当たりをつけた。
オーガ……つまりは食人鬼。この森は危険な生物は居ないのでは無かったのか、どうやってここから逃げれば良いか。加賀の脳内が様々な思いでごちゃごちゃになっいく。
そして加賀が考える間にもその生き物は徐々に加賀に近づいていた。すでに加賀との距離は10m程しかない。
まさに絶対絶命のピンチである。そのオーガらしき生き物は加賀のすぐ前まで来ると手を上げ、そして勢いよく口を開いた。
「よー、加賀おまたせー! ってか加賀だよな?」
「八木かよ! こんちくしょー!!」
オーガかと思った生き物の正体は八木であった。加賀が改めて明るいところで観察すると筋骨隆々なだけで顔は人のそれ……しかも無駄にイケメンであった。
加賀が元の原型まったく留めてないぐらい変わっているのだから、当然八木もそうなっていてもおかしくはない。
が、しかし……
「なんで上何も着てないのさ……もうオーガとかにしか見なかったよ」
そう、なぜか八木は上半身裸だった。
加賀はその異常に発達したむき出しの筋肉を見てオーガか何かと思ってしまったわけで、服を着ていたら恐らくオーガと勘違いすることはなかっただろう。
「ああ、こいつは……」
「こいつは?」
「目が覚めて自分の体みてみたらすっげー筋肉むきむきでさ。思わずポーズとったんだよ。こうむきっと」
そういって八木はボディビルダーの様なポーズと取る。するとただでさえ筋骨隆々な体がボンッという効果音が出そうなぐらいに膨れ上がる。
「うわっきもっ」
「きもいとか言うな!?……まあ、それで着ていた服がやぶけちまったんだよ」
加賀は理解した。
要するにこいつが悪いと。
「つーか、他人の事オーガだ何だ言うけどさ、そういうお前だって……なんで性別女なの? 何、そういう趣味だったの!?」
「趣味じゃないし男だよ!ってか、外見の要望は見た目は良い方で八木と被らないようにとしか……え、見た目女なの?」
「うん」
即答する八木に不安を覚える加賀。
さきほど腕やら足やらは確かめたが服の中までは見ていない。
「えぇぇぇぇ……」
「性別は要望だしてないし変えられたんじゃないの。ちゃんと確かめた?」
「いやまだ確かめてないけどさー……」
八木に言われてまさかそんな訳あるわけ無いと思うが、確かにまだ直接その目で確認したわけではない。
加賀はおそるおそるズボンを覗き込んだ。
「どうよ?」
「……ついてるよ? 一応だけど」
「……そ、そうか」
神の落とし子は年をとらずその外見は何年たってもそのまま、転生する前にイリア様がいった言葉である。
ズボンの中を覗き込みつつ暗い表情でその言葉を頭の中で反芻する加賀。
八木はそれに気が付く事無く加賀とは対照的に明るい笑顔を浮かべると加賀へ話しかける。
「そうだっ、なあなあ加賀!やっぱ俺ってイケメンになってるのかな??」
「うん…まあイケメンなんじゃないかな?」
加賀は先ほど見た光景がよほどショックだったのだろう、受け答えがつい投げやりになっている。
そして八木であるが、八木は確かにイケメンに見える、見えるのだが…
「まあって、何か変なとこでもあるのか?」
「うん、なんというかね確かにイケメンなんだけど……」
「なんだけど?」
「すごくホモっぽい」
男の娘に、ホモっぽいイケメン。
これらは全てイリアの趣味である。あの神様は色々と大丈夫なんだろうか?二人がそう思ってしまうのも仕方のない事だろう。
だが恐らく手遅れである。
「まあ……いい、イケメンには代わりないんだ!」
たしかに紛うことなくイケメンである。
ホモっぽいが。
と、そこで不意に加賀の袖がぐいぐいと引っ張られる。
加賀が振り向くと先ほど剥いたリンゴを食べきったうーちゃんがもの欲しそうな顔をしながら加賀を見ていた。
「わー、もう食べ終わったんだ、すぐ次のリンゴ剥くから待っててね」
「お、なんだ?ウサギ?」
「うん、なんかお腹減ってるみたいだからさ、さっきとったリンゴあげてたんだ」
「ほっー……やっぱこっちにもリンゴとかあるんだなあ。」
ここは地球と兄弟星らしい。ほかにも地球の食材と同じものが存在する事だろう。
落ち着いたら見て回ったほういいだろうな、等と加賀が考えている間にリンゴが剥き終わったのでうーちゃんへと渡す。
「やっぱ植物とか地球とあまり変わらないみたいだね……ほい、むけたよ」
うーちゃんはリンゴを受けとるとすごい勢いで食べはじめた。
よほどお腹が空いていたのだろう、もう3個目だと言うのに食べる勢いは衰えを見せない。
「すきっ腹に詰め込みすぎるのはあまり良くないかもよー……誰も取らないしゆっくりたべよ?」
「いけるなこれ 地球のとあんま変わらんのな」
「……」
加賀が誰も取らないから、そういったそばからウサギのリンゴをひょいと摘まんで口に放り込む八木。
じとっとした目で加賀が見ているがこの男気にする様子はない。
「なあ、加賀」
「うーちゃんのリンゴとるなよ……何?」
「ウサギって頬袋あったっけ?」
「へ?」
八木の言葉になんのこっちゃ?と、加賀はうーちゃんの方をみると、取られまいと焦って食べたのだろう。
うーちゃんの頬はつめこんだリンゴでぱんぱんに膨らんでいた。
さらにそこから追加で前足をぷるぷると震えさせながらリンゴを押し込んでいく。
「頬さけそう!? ちょっ待って、まだリンゴあるからっ、もっと剥いてあげるから!」
「はっはっはっ、食いしん坊め」
「お前が取るからだろーがっ」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「なんか一気に疲れたよ……」
「なんだぁ?もう疲れたのかー?俺なんか元気いっぱいだぞっ」
「うん、そうね……無駄に元気いっぱいだね」
こちらの世界に来てからまだリンゴを剥いてうーちゃんに上げただけ、にも関わらず加賀はどっと疲れてしまっていた。
主に八木のせいではあるが。
だが疲れてしまったからといってこのまま休んでいるわけにもいかない。
太陽の位置からしてまだ昼前後と予測できるが、慣れない森の中を歩くことになるのだ、できるだけ早めに出たほうが良いだろう。
加賀は剥いたリンゴをうーちゃんに渡すと立ち上がり八木に声を掛けた。
「んじゃ合流できた事だしー街でも目指そ?」
「おっ、そうだな」
「……」
八木も岩からどくと体をほぐす様に動かす。
加賀も包丁を袋にしまい込み出発の準備を整えた。だが、ここでひとつ問題が発生する。
「ねえ、街ってどっち?」
「……知らんがな」
困ったことに二人とも森のそばに街があるとは聞いていたが、その場所までは聞いて居なかった様だ。
近かろうが遠かろうが、どこにあるのか分からなければどうする事も出来ない。
下手に歩きまわれば間違いなく迷子になるだろう。
せめて街道が見つかれば良いが今居る場所からは生憎と森しか見えない。
と、そこで加賀はうーちゃんが何か言いたそうに見ていることに気がついた。
口にリンゴがつまっている為喋れないようだが。
「どうしたのうーちゃん。もしかして街の方角わかるとか?」
加賀の質問に対し無言で頷くうーちゃん。
人の言葉がわかるだけではなく、街の場所までも知っているらしい。
うーちゃんが街の場所を知っていると分かり、加賀はうーちゃんに手を合わせ頼み込む。
「よければ教えてほしいなー、ボク達街にいきたいんだ」
うーちゃんは一度深く頷くと、腕をすっとあげ森のある方向を指し示した。
指し示した方向に街があるのだろう、加賀はうーちゃんに示された方向へ向かうことに決めた。
「うーちゃんありがとう。行ってみるねー」
「おーっし、とりあえず行ってみるか。日が暮れる前にはつくといいが。」
「そだねえ、まあまだ太陽の位置的に昼っぽいし、なんとかなるんでなーい?」
イリア様曰く森は街のそばと言う事だ、方向さえ合っていればそんなに時間をかける事もなく付くだろう。
「じゃー、俺達はそろそろ行くぜ。りんご食べ過ぎて腹壊すなよ?」
「リンゴは少しもらって後は置いておくよ、よかったら食べてね。あ、草だけじゃ栄養偏るだろうからいろいろ食べるようにねー」
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