25 / 25
25. 北東の地・ノイティス
しおりを挟む
結婚して二年が経ちました。
私とユリウスの仲も、一緒に暮らしている事もあって、以前よりずっと深いものとなりましたわ。
私達は北東の地ノイティスに越して来て、初めは慣れない事もあったけれど、ここの人達もとてもいい人達ばかりで楽しく過ごせるようになってきました。
雪も、思ったよりもかなり降り積もり、冷たくそして痛い位に寒いけれど、この領地でしか出来ない楽しみ方で過ごしております。
ここは今までは国有地、ではあったけれど領主がいなかったそうで税金も免除されていたみたい。
その代わり管理をされてなかったそうで、今回公爵領となりユリウス様が領主となって治める事となり私は領民はいい顔をしないかなと思っておりました。
なぜって、今まで税は免除されていたのに、いきなり領主が現れて税を出せって言う事なるのですから。
だけれど、領民達は逆で、『管理をしてもらえる!これできっとこの地も住みやすくなる!』と思ってくれたのだそう。
それに、事前にこの地へ視察に来ていた役人さんが、私のツェルテッティン領地での改革を領民達に話してくれていたみたいで軽い聖人扱いされている。
「アイネル様がおっしゃるように言って造った橋、この前の増水でも壊れなくて驚いたよー!作り直すとしたら、流通も止まってしまうから、本当に良かった。長く手を掛けて造った甲斐があったよ。ありがてぇ!!」
「本当?良かったわ。」
領地を視察していると、いつもいろいろと領民達が声を掛けてくれる。
「ここに長く住んでいる私達より、この地域の事を考えてくれて本当、領主様として来てくれて良かったわ。」
「おいおい、領主として赴任しているのは俺なんだからな!もっとみんな俺を敬えよ!!まぁ、アイネルが素晴らしいのは当然だから仕方ないけれどね。」
と、ユリウスもニコニコ顔で領民達と触れ合っているわ。
「ええ。皆さん、ユリウスがいてこそのノイティス領だと分かって言って下さってますわ。」
と私もすかさず言いましたわ。
橋……隣国との文字通り架け橋となる橋を造ろうとしたのはこちらへ着任してすぐの第一ミッションでした。
今までは、幅が二十メートルほどある川だったが橋はなく、隣国との交流も無かったらしい。
水深も川辺は足首ほどだが中央付近は一メートルほど。深い川ではないが川幅がそれなりにあるので特に交流は無かったらしい。
けれども隣国が貿易をしたいと、穫れた作物を届けたいそうで国王陛下に話が来たみたいで、橋を赴任した私達が造る事になったとか。
聞いた所によると、穫れた作物の中には主食に代わる米があるみたい!
この国のパンは美味しいけれど、米も食べたいわよね。
そういえば長い夢の中で普段食べていたのは米だったわ、と話を聞いて思い出した。
よだれが出るほどで、早く橋を造りましょう、と思ったけれど皆の話を聞いていて私はどうしても首を突っ込んでしまいました。
「ねぇ、なんで川からの高さスレスレで橋を造るのかしら?」
「なんでって、その方が材料が少なく押さえれるからだよ。」
今の川の高さで橋を造ろうとしていたけれど、この辺りは雪が降ると言っていた。と言うことは、雪がたくさん降り積もりそれが解ける時期には川の水は増えるのではないかしら?
それから最短かつ最低の材料で建てられるように設計図を造っているけれど、もっと丈夫にしなければ水の勢いで壊れちゃうわよ!
結局、私が半ば強引に、最後は心情に訴えて皆が言う高さよりも高い橋を掛けてもらう事にした。
水に浸かる土台も、木だけだと腐ってしまうから、腐らないように工夫をする。どうするのかというと、別の木の皮を剥いで逆向きにして、土台にする丸太を覆うのだ。
木の皮の内側は水を通さない、というのは長い夢の中で得た知識だ。
長い夢の中の事は、多分こちらでも生かせる内容だとツェルテッティン領の領地改革で学んだからきっといけるはず。
接着剤は針葉樹の木から出ていた脂を熱して炭の粉と混ぜたもの。この工程がかなり時間が掛かったけれどやってもらった事で木も腐りにくくなって良かったと思う。
この近辺に針葉樹の木がたくさん生えていたのも一助となったのですわ。
「はぁ。アイネルが橋の構想を練った時、かなり心配だったんだよ。アイネルが嘘を言うわけはないと思っているけれど、必要性を見出されなければ、アイネルの凄さを理解してもらえないからさ。でも、領民達に実感してもらえてよかった!」
そう、ユリウスは信頼の言葉を下さった。嬉しくて、ユリウスにニッコリと笑い掛けて言った。
「ありがとう、ユリウス。私の我が儘を聞いてくれて。」
「そんなの我が儘に入らないよ。でもそうだなぁ…じゃあ俺も我が儘言おうかな。そろそろ二人の子供を考えようか。だから…ね、愛しているよ!」
と、道の真ん中で抱きしめられました。いつも人目を憚らずに抱きしめたりキスして下さるから恥ずかしいのですよね。
……領民達は見慣れたものと認識されているのか、皆素知らぬフリをしてくれていますけれど。
「まぁ!…そうですわね。ユリウスと二人きりも嬉しいですけれど、ユリウスにそっくりなお子なんて、素晴らしく可愛いでしょうね!」
私は十歳の頃にお神の戯れに遭い、長い夢を見ました。
それはこことは違う異世界らしく、そこで得た知識を元に生活をより良くしてきました。
そして大好きなユリウスの生涯の伴侶となれたのは素晴らしく素敵な事ですわ。
これからも私は、この新しい地でこの方と共に生きていきます。
☆★☆★☆★☆★
これで、終わりです。
読んでいただきましてありがとうございました。
しおりをはさんで下さる方、お気に入り登録して下さる方、とっても励みになります。感想を下さった方とても嬉しいです。
ありがとうございました。
私とユリウスの仲も、一緒に暮らしている事もあって、以前よりずっと深いものとなりましたわ。
私達は北東の地ノイティスに越して来て、初めは慣れない事もあったけれど、ここの人達もとてもいい人達ばかりで楽しく過ごせるようになってきました。
雪も、思ったよりもかなり降り積もり、冷たくそして痛い位に寒いけれど、この領地でしか出来ない楽しみ方で過ごしております。
ここは今までは国有地、ではあったけれど領主がいなかったそうで税金も免除されていたみたい。
その代わり管理をされてなかったそうで、今回公爵領となりユリウス様が領主となって治める事となり私は領民はいい顔をしないかなと思っておりました。
なぜって、今まで税は免除されていたのに、いきなり領主が現れて税を出せって言う事なるのですから。
だけれど、領民達は逆で、『管理をしてもらえる!これできっとこの地も住みやすくなる!』と思ってくれたのだそう。
それに、事前にこの地へ視察に来ていた役人さんが、私のツェルテッティン領地での改革を領民達に話してくれていたみたいで軽い聖人扱いされている。
「アイネル様がおっしゃるように言って造った橋、この前の増水でも壊れなくて驚いたよー!作り直すとしたら、流通も止まってしまうから、本当に良かった。長く手を掛けて造った甲斐があったよ。ありがてぇ!!」
「本当?良かったわ。」
領地を視察していると、いつもいろいろと領民達が声を掛けてくれる。
「ここに長く住んでいる私達より、この地域の事を考えてくれて本当、領主様として来てくれて良かったわ。」
「おいおい、領主として赴任しているのは俺なんだからな!もっとみんな俺を敬えよ!!まぁ、アイネルが素晴らしいのは当然だから仕方ないけれどね。」
と、ユリウスもニコニコ顔で領民達と触れ合っているわ。
「ええ。皆さん、ユリウスがいてこそのノイティス領だと分かって言って下さってますわ。」
と私もすかさず言いましたわ。
橋……隣国との文字通り架け橋となる橋を造ろうとしたのはこちらへ着任してすぐの第一ミッションでした。
今までは、幅が二十メートルほどある川だったが橋はなく、隣国との交流も無かったらしい。
水深も川辺は足首ほどだが中央付近は一メートルほど。深い川ではないが川幅がそれなりにあるので特に交流は無かったらしい。
けれども隣国が貿易をしたいと、穫れた作物を届けたいそうで国王陛下に話が来たみたいで、橋を赴任した私達が造る事になったとか。
聞いた所によると、穫れた作物の中には主食に代わる米があるみたい!
この国のパンは美味しいけれど、米も食べたいわよね。
そういえば長い夢の中で普段食べていたのは米だったわ、と話を聞いて思い出した。
よだれが出るほどで、早く橋を造りましょう、と思ったけれど皆の話を聞いていて私はどうしても首を突っ込んでしまいました。
「ねぇ、なんで川からの高さスレスレで橋を造るのかしら?」
「なんでって、その方が材料が少なく押さえれるからだよ。」
今の川の高さで橋を造ろうとしていたけれど、この辺りは雪が降ると言っていた。と言うことは、雪がたくさん降り積もりそれが解ける時期には川の水は増えるのではないかしら?
それから最短かつ最低の材料で建てられるように設計図を造っているけれど、もっと丈夫にしなければ水の勢いで壊れちゃうわよ!
結局、私が半ば強引に、最後は心情に訴えて皆が言う高さよりも高い橋を掛けてもらう事にした。
水に浸かる土台も、木だけだと腐ってしまうから、腐らないように工夫をする。どうするのかというと、別の木の皮を剥いで逆向きにして、土台にする丸太を覆うのだ。
木の皮の内側は水を通さない、というのは長い夢の中で得た知識だ。
長い夢の中の事は、多分こちらでも生かせる内容だとツェルテッティン領の領地改革で学んだからきっといけるはず。
接着剤は針葉樹の木から出ていた脂を熱して炭の粉と混ぜたもの。この工程がかなり時間が掛かったけれどやってもらった事で木も腐りにくくなって良かったと思う。
この近辺に針葉樹の木がたくさん生えていたのも一助となったのですわ。
「はぁ。アイネルが橋の構想を練った時、かなり心配だったんだよ。アイネルが嘘を言うわけはないと思っているけれど、必要性を見出されなければ、アイネルの凄さを理解してもらえないからさ。でも、領民達に実感してもらえてよかった!」
そう、ユリウスは信頼の言葉を下さった。嬉しくて、ユリウスにニッコリと笑い掛けて言った。
「ありがとう、ユリウス。私の我が儘を聞いてくれて。」
「そんなの我が儘に入らないよ。でもそうだなぁ…じゃあ俺も我が儘言おうかな。そろそろ二人の子供を考えようか。だから…ね、愛しているよ!」
と、道の真ん中で抱きしめられました。いつも人目を憚らずに抱きしめたりキスして下さるから恥ずかしいのですよね。
……領民達は見慣れたものと認識されているのか、皆素知らぬフリをしてくれていますけれど。
「まぁ!…そうですわね。ユリウスと二人きりも嬉しいですけれど、ユリウスにそっくりなお子なんて、素晴らしく可愛いでしょうね!」
私は十歳の頃にお神の戯れに遭い、長い夢を見ました。
それはこことは違う異世界らしく、そこで得た知識を元に生活をより良くしてきました。
そして大好きなユリウスの生涯の伴侶となれたのは素晴らしく素敵な事ですわ。
これからも私は、この新しい地でこの方と共に生きていきます。
☆★☆★☆★☆★
これで、終わりです。
読んでいただきましてありがとうございました。
しおりをはさんで下さる方、お気に入り登録して下さる方、とっても励みになります。感想を下さった方とても嬉しいです。
ありがとうございました。
64
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(8件)
あなたにおすすめの小説
婚約者に嫌われた伯爵令嬢は努力を怠らなかった
有川カナデ
恋愛
オリヴィア・ブレイジャー伯爵令嬢は、未来の公爵夫人を夢見て日々努力を重ねていた。その努力の方向が若干捻れていた頃、最愛の婚約者の口から拒絶の言葉を聞く。
何もかもが無駄だったと嘆く彼女の前に現れた、平民のルーカス。彼の助言のもと、彼女は変わる決意をする。
諸々ご都合主義、気軽に読んでください。数話で完結予定です。
公爵令嬢は運命の相手を間違える
あおくん
恋愛
エリーナ公爵令嬢は、幼い頃に決められた婚約者であるアルベルト王子殿下と仲睦まじく過ごしていた。
だが、学園へ通うようになるとアルベルト王子に一人の令嬢が近づくようになる。
アルベルト王子を誑し込もうとする令嬢と、そんな令嬢を許すアルベルト王子にエリーナは自分の心が離れていくのを感じた。
だがエリーナは既に次期王妃の座が確約している状態。
今更婚約を解消することなど出来るはずもなく、そんなエリーナは女に現を抜かすアルベルト王子の代わりに帝王学を学び始める。
そんなエリーナの前に一人の男性が現れた。
そんな感じのお話です。
なんでも思い通りにしないと気が済まない妹から逃げ出したい
木崎優
恋愛
「君には大変申し訳なく思っている」
私の婚約者はそう言って、心苦しそうに顔を歪めた。「私が悪いの」と言いながら瞳を潤ませている、私の妹アニエスの肩を抱きながら。
アニエスはいつだって私の前に立ちはだかった。
これまで何ひとつとして、私の思い通りになったことはない。すべてアニエスが決めて、両親はアニエスが言うことならと頷いた。
だからきっと、この婚約者の入れ替えも両親は快諾するのだろう。アニエスが決めたのなら間違いないからと。
もういい加減、妹から離れたい。
そう思った私は、魔術師の弟子ノエルに結婚を前提としたお付き合いを申し込んだ。互いに利のある契約として。
だけど弟子だと思ってたその人は実は魔術師で、しかも私を好きだったらしい。
婚約破棄ですか、では死にますね【完結】
砂礫レキ
恋愛
自分を物語の主役だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。
私伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに絶縁宣言をされていた。
場所は舞踏会場、周囲が困惑する中芝居がかった喋りでギースはどんどん墓穴を掘っていく。
氷の女である私より花の妖精のようなアンジェラと永遠の愛を誓いたいと。
そして肝心のアンジェラはうっとりと得意げな顔をしていた。まるで王子に愛を誓われる姫君のように。
私が冷たいのではなく二人の脳みそが茹っているだけでは?
婚約破棄は承ります。但し、今夜の主役は奪わせて貰うわよアンジェラ。
【完結】溺愛される意味が分かりません!?
もわゆぬ
恋愛
正義感強め、口調も強め、見た目はクールな侯爵令嬢
ルルーシュア=メライーブス
王太子の婚約者でありながら、何故か何年も王太子には会えていない。
学園に通い、それが終われば王妃教育という淡々とした毎日。
趣味はといえば可愛らしい淑女を観察する事位だ。
有るきっかけと共に王太子が再び私の前に現れ、彼は私を「愛しいルルーシュア」と言う。
正直、意味が分からない。
さっぱり系令嬢と腹黒王太子は無事に結ばれる事が出来るのか?
☆カダール王国シリーズ 短編☆
婚約者を義妹に奪われましたが貧しい方々への奉仕活動を怠らなかったおかげで、世界一大きな国の王子様と結婚できました
青空あかな
恋愛
アトリス王国の有名貴族ガーデニー家長女の私、ロミリアは亡きお母様の教えを守り、回復魔法で貧しい人を治療する日々を送っている。
しかしある日突然、この国の王子で婚約者のルドウェン様に婚約破棄された。
「ロミリア、君との婚約を破棄することにした。本当に申し訳ないと思っている」
そう言う(元)婚約者が新しく選んだ相手は、私の<義妹>ダーリー。さらには失意のどん底にいた私に、実家からの追放という仕打ちが襲い掛かる。
実家に別れを告げ、国境目指してトボトボ歩いていた私は、崖から足を踏み外してしまう。
落ちそうな私を助けてくれたのは、以前ケガを治した旅人で、彼はなんと世界一の超大国ハイデルベルク王国の王子だった。そのままの勢いで求婚され、私は彼と結婚することに。
一方、私がいなくなったガーデニー家やルドウェン様の評判はガタ落ちになる。そして、召使いがいなくなったガーデニー家に怪しい影が……。
※『小説家になろう』様と『カクヨム』様でも掲載しております
婚約破棄された令嬢が呆然としてる間に、周囲の人達が王子を論破してくれました
マーサ
恋愛
国王在位15年を祝うパーティの場で、第1王子であるアルベールから婚約破棄を宣告された侯爵令嬢オルタンス。
真意を問いただそうとした瞬間、隣国の王太子や第2王子、学友たちまでアルベールに反論し始め、オルタンスが一言も話さないまま事態は収束に向かっていく…。
生まれたことが間違いとまで言っておいて、今更擦り寄ろうなんて許される訳ないではありませんか。
木山楽斗
恋愛
伯父である子爵の元で、ルシェーラは苦しい生活を送っていた。
父親が不明の子ということもあって、彼女は伯母やいとこの令嬢から虐げられて、生きてきたのだ。
ルシェーラの唯一の味方は、子爵令息であるロナードだけだった。彼は家族の非道に心を痛めており、ルシェーラのことを気遣っていた。
そんな彼が子爵家を継ぐまで、自身の生活は変わらない。ルシェーラはずっとそう思っていた。
しかしある時、彼女が亡き王弟の娘であることが判明する。王位継承戦において負けて命を落とした彼は、ルシェーラを忘れ形見として残していたのだ。
王家の方針が当時とは変わったこともあって、ルシェーラは王族の一員として認められることになった。
すると彼女の周りで変化が起こった。今まで自分を虐げていた伯父や伯母やいとこの令嬢が、態度を一変させたのである。
それはルシェーラにとって、到底許せることではなかった。彼女は王家に子爵家であった今までのことを告げて、然るべき罰を与えるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
一気読みさせて頂きました(`・ω・´)ゞ
ユリウス君大勝利☆
penpen様、いつも感想書いて下さってありがとうございます!!
とても、励みになります。
読んでいただきまして、ありがとうございました(#^.^#)
この世界の人達は『神』の事を『神様』と呼んでいるのに、いったいどこから『お神』なんて呼び方が出てきたのかが不思議です。
私としては『神様のお戯れ』の方がしっくりいく様な気がするのですが…すみません😅
響楽(YULALA)様、感想ありがとうございます。
神様と呼んでいるけれど、畏敬の念はあるけれど、この世界に有益な事をもたらしてくれるので愛着を込めて〝お神〟と付けました。
現実世界でも、古くからの地域ではそう呼んでいる場所もある為敢えてそうしました。
馴染みがなくてすみません。
この世界での世界観として見ていただけるとありがたいです。
読んでいただいて、感想までもいただきありがとうございました。
16話
ユリウス殿下……
第一王子殿下と兄ちゃんは、男同士だから良いけど、お年頃の女の子相手に『名前で呼んで欲しい!』とか意味が違うからねww
砂月ちゃん様、何度もありがとうございます。
感想を教えていただけてとても嬉しいです。
ふふふ。そうですね。意味合いは全く違います。
けれど、彼はどうにか距離を縮めたいし、ようやく会えたために言って欲しいみたいです(笑)
ありがとうございます。