【完結】教会で暮らす事になった伯爵令嬢は思いのほか長く滞在するが、幸せを掴みました。

まりぃべる

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24 ルクレツィアの暮らし

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 ルクレツィアは、エルヴェツィオの婚約者と大々的に発表されるとコラユータ領と王宮での往復する生活をする事となった。

 通いとすると、夜になる前にコラユータ領に辿り着くには半日しか王宮に居られないため、大抵は二週間程王宮に滞在し、一週間は領地へと帰るという生活をするという事となった。



「お疲れではありませんか?」

「ロミーナ、私は疲れてないわ。ロミーナこそ疲れてない?
 アデルモも。」

「大丈夫ですよ。」
「問題ありません。」


 馬車での往復では、ロミーナとアデルモもルクレツィアと一緒に馬車の中に乗り、他愛もない話をするのが日課だ。
 御者台には、王宮からの近衛騎士が二人、護衛も兼ねてしてくれていた。




「ルクレツィア、お帰りなさい!」

「お母様、ただいま戻りました。」


 ルクレツィアがコラユータ領の屋敷へ戻る時にはたいてい、テレーザが出迎えてくれる。


「お昼まではあと少し時間があるわ。どうする?休憩する?それとも…」

「はい、お母様。ご一緒にお茶をお願いしていいですか?」

「もちろんよ!じゃあ談話室で待ってるわね!」


 スキップをするような勢いで、鼻歌も歌いながらテレーザは去っていく。そんな嬉々とした姿を見て毎回、ルクレツィアもまた嬉しく思うのだった。

 七歳から離れて暮らしていた時間を埋めるかのように、ルクレツィアがコラユータ領に居る時には極力予定を入れずに屋敷におり、親子の時間を作ろうとしてくれるからだ。



「ルクレツィア、疲れてない?」

「はい、大丈夫です。」


 母も体調を気にしてくれる。王宮とはわりかし近い距離とはいえ、馬車での移動なので体には堪えるからだ。それに加え、王宮での生活の事も心配しているのだ。
 けれどもルクレツィアは、アンネッタと共に教会で生活をしていた。体を毎日動かしていた為、疲れて動けないほどでは無かった。


「良かったわ。
 じゃあルクレツィア、王宮での生活はどうだったかしら?いろいろと教えてくれる?」

「もちろんです。」



 王宮での生活を逐一報告するわけではない。部屋から見える庭に、見たこともない綺麗な鳥が飛んで来たとか、料理に珍しい他国のものが出たなど、話してもいいものをテレーザに話している。それをテレーザも分かっていて聞いている。親子の時間を過ごすのが目的であり、二人ともそれを心から楽しんでいた。



「おや、盛り上がっているね。」

「お父様!」
「あなた、お仕事は良かったの?」

「もう昼食の時間だからね。
 ルクレツィア、お帰り。
 さぁご飯を食べに行こう。」


 ベルトランドもまた、合わせられる時にはルクレツィアと共に家族の時間を過ごしている。このように家族揃っての時間はあと何度あるのか、それを胸に刻むかのように三人は過ごしているのだ。





 ☆★

 結婚式、つまり王太子妃お披露目の日が三ヶ月後に迫った日。

 王宮の奥にある王族居住区で、エルヴェツィオは、ルクレツィアと午後のお茶を共に過ごしていた。
 この頃になると、ルクレツィアの王太子妃としての礼儀作法や学びはほとんど終えており、あとは少しずつ実践を増やしていくようになっていた。

 そんな中、エルヴェツィオはお茶を飲み干すと流れる仕草でカップを置き、隣にいるルクレツィアへと顔がしっかり見えるように少し体をずらし口を開いた。


「ルクレツィア。伝えたい話がある。」


 姿勢を正し、真面目な顔付きになったエルヴェツィオに、ルクレツィアもまた姿勢を正し、緊張した面持ちで先を促す。


「もちろん、聴きたくないのなら聞かないという選択をしてもいい。
 …ビァッジョの事だ。」

「聞かせて下さい。」

「…大丈夫?」

「ええ。聞いておいた方がいいと思うの。」

「そっか…ルクレツィア、偉いね。止めて欲しかったらすぐに言って?
 じゃあ話すよ。」


 そう言って、エルヴェツィオは体を元に戻して近寄ると、ルクレツィアの手を握りながら話し出した。



 ビァッジョの処遇が決まったのは、あの日コラユータ領から騎士団によって王宮の地下牢へと連れて行かれてから半年後の事で思ったよりも時間が掛かってしまった。
 それは、何処の地で罪を償わせるのか、という事の協議がなかなか纏まらなかったからだ。

 本来、貴族が罪を犯してしまったら、その犯した罪の内容にもよるが、国外追放か、国内の過酷な労働力を必要としている地域での就労と相場が決まっている。しかし、殺人しかも両親を手に掛けたとなると、極刑である斬首刑が妥当だ。

 だから国王陛下も王妃殿下も、命の恩人ともいえるルクレツィアを苦しめたなんて極刑でいい、と言った。

 けれども、エルヴェツィオはそれを頑なに拒否。

 ルクレツィアや、その両親など苦しんだ人がたくさんいるのにも関わらず刑なんて生温い、と。


 動向を見守っていたオリーヴィアとリッカルダに手紙でそんな話を伝えると、お互いが『うちの国に是非!』と言い出したのだ。

 オリーヴィアは、初めてルクレツィアと会った日から心を痛めておりルクレツィアを妹のように大切に接していた。それは嫁いでからも変わらない。また、エルヴェツィオがルクレツィアを気に掛けている事に早くから気付き、二人が早く気持ちを通じ合わせて幸せになる事も願っていた。
 そんな可愛いルクレツィアの憂いの原因の男なんて、自分の国で死ぬまで労働力としてこき使ってやると結婚した若きザクーアン国王とも話を付けたのだ。
 ザクーアン国王としても、労働力は幾つあってもいいとオリーヴィアの話に快く頷いたそうだ。

 砂の国は、文字通り大地が砂の地区が多くそんな地区は穀物を育てるには向かないが、草木が生える地区ももちろんある。そこは逆に普通よりも穀物の生育が著しく早く、太陽の光を受けるとすぐに成長する。その為放っておくと夕方には収穫しないと枯れてしまう為、働き蟻のように日中は労働者が懸命に動き回っている。
 そんなところで一日中働くのは過酷で、一般庶民や一般労働者は休憩を挟んだり、半日交代で勤務している。
 対して罪を犯した者は、休憩は昼の食事の時くらいで日の入りから日没まで働かされる。よって、近隣の国からも刑務所のような形で労働者を受け入れているのだ。そこは治安が悪くならないよう、区画を一般労働者とは区切られているし、屈強な監視員もいる為、入ったら二度と出られないとさえ噂される場所でもある。


「レツィアは心優しいから、あの子の代わりに私が最高の償い場所を選んであげるわ!
 エルヴェツィオ、必ず奴をこっちザクーアン国に向かわせなさい!」



 リッカルダもまた、初めてルクレツィアと会った日から妹のように可愛がっていた。貴族であるのに何も学ぶ事が出来ないのは成長してから困るだろうと自身が先生役を買って出た。エルヴェツィオがルクレツィアを気に掛けている事を知るや、この国の王太子妃になっても恥ずかしくないようにと更に気合いを入れた。もちろん、王族であるリッカルダが学んできたものと王太子妃の学びが同じではないが、それでも出来る限りは教え込んだ。

 そんなリッカルダの嫁ぎ先は、加工すれば宝石となる鉱石が採れる山を幾つも抱える領土を持つブレッサノ国。かの日、ルクレツィアに見せたオリーヴィアから譲り受けたリューサイトはブレッサノ国産だ。
 そんなさまざまな種類の鉱石が特産品で、鉱夫となる労働力はいくつあっても足りないほど。その為、鉱夫は常に募集があり、報酬も危険が伴っているからか破格である。数年も働けば、庶民であれば大きな家も買えてその後の生活も不自由なく裕福に暮らせるほどと言われている。が、常に危険と隣り合わせである。引く手あまたな職場では無く、掘るには体力もいる為、ここも刑務所のように罪を犯してしまった人が一日中ひたすら働く場所でもある。
 夫となった、次期ブレッサノ国国王にも話は通したようで、一日も早くビアッジョを連行させろと言ってきた。


「誰がルクレツィアに礼儀作法や知識を教え込んだと思ってるの?私の可愛いよ?そんなあの子の代わりに、私が最高の場所を紹介するわ。エルヴェツィオ、絶対に奴を連れて来なさい!」



 これには、エルヴェツィオはどちらも良い案だとは思ったが一つに絞るには骨を折ると悩み、両親を交えて何度も話し合った結果オリーヴィアが嫁いだザクーアン国にする事となった。両親をムラサキケマンという植物で殺害した罪を、穀物をひたすら収穫するという事で償わせようという事になったのだ。

 その事を二人とその伴侶にも手紙で伝え、特にリッカルダとブレッサノ国には提案してくれた事を十二分に感謝していると綴った。


「残念だけど、オリーヴィアになら託せるわね。きっと私以上にいい仕事をしてくれるでしょうから!」


 リッカルダからはそんな返事が、次期ブレッサノ国王からも『何かあればいつでもまた言って下さい、リッカルダが喜ぶ事が私の楽しみですから。』という温かい内容が届いた。


 そして、連行させたのが二ヶ月程前で、ビアッジョを運んで行った護送馬車が無事に帰ってきたのが昨日だったとエルヴェツィオは言った。


「きっと、これからビアッジョは一生を掛けて償うよ。」

「……そうなのね。教えてくれてありがとう、エルヴェツィオ。
 ねぇオリーヴィアとリッカルダにも、手紙を書いていいかしら?」


 いろいろと考えてくれた二人に、感謝の意を伝えたいと思った。義両親には、会った時に伝えようとルクレツィアは思案した。


「もちろんだよ。二人は結婚式、来れないだろうから、会うのはまだまだ先だろうからね。」


 国賓として、周辺諸国の王族には声を掛けているが、オリーヴィアもリッカルダも、お腹に子がいて長期の馬車移動は出来ないからだ。


「オリーヴィアも三人目、リッカルダも一人目の赤ちゃんだものね。大事にしないとだわ。
 きっと可愛いでしょうね。」

「そうだね、君に会いたがってたよ。特にルクレツィアの花嫁衣装を見たかったって。
 あぁ、そうだった!画家に頼まないと!」

「?」

「ルクレツィアの花嫁衣装が見たいからって、画家に描かせて送れ、だってさ。」

「あら!そうなのね。エルヴェツィオと一緒ならいいけれど…一人じゃ恥ずかしいもの。」


 ルクレツィアは、婚約発表の時にもエルヴェツィオと二人の肖像画を画家に描いてもらい、応接室に飾ってある事を思い出した。


「よし、じゃあそうしよう!衣装はあと一ヶ月もすれば出来上がるから、そうしたら画家を呼ぼうか。」

「そうね、結婚式当日じゃあ大変だものね。」


 ルクレツィアは、ビアッジョの事だと言われた時にはどんな処罰になるのだろうと生唾を飲み込んだ。いくらあまり知らない、記憶にあるのは半年以上前のあの日一度会っただけの人でも、自分にとったら血の繋がった叔父で、そんな人が極刑だと言われたらと頭をよぎった。
 それでも、過酷な地で生涯働かされると聞かされても感情が揺らぐ事も無かったのは、自分が思いのほか冷たい人間なのかと思ってしまった。
 だが、エルヴェツィオもそれを分かった上でなのか、違う話題へとすぐに持っていってくれた事にルクレツィアはエルヴェツィオが傍にいてくれて本当に良かったと心が救われたのだった。
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