きもちいいあな

松田カエン

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群青騎士団入団編

25.少し調子に乗りすぎた

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 鉄は熱いうちに打てというので、私はユストゥスから解放されると、その日中にアンドレ先輩を見つけて、それはもうたっぷり一緒に語らいあった。一方的だったと文句を言われたが、とんでもない。

「涙もろいあなたのことをもっと教えてくれ」

 と、そう頼み込んだだけだ。確かに少々強引だったことは認める。でも壁際に逃げ込んだアンドレ先輩の腰を掴んで、壁に手を当てて耳元で散々褒めただけだ。
 召喚獣がうらやましいとか、咄嗟の判断力を見習いたいだとか、日ごろから思っていることのほんの一部を明かしただけだ。するとアンドレ先輩はいろいろ教えてくれた。

 ハイラムの奴隷刑期があと3年ほどで終わってしまい、そうなるとハイラムは自由になること。彼がアンドレ先輩の初めて持った専属奴隷で、ほかを探せと言われても実感がわかないこと。まだ3年先だと私は思ったが、アンドレ先輩はもう3年しかないと感じているらしい。真っ赤になった先輩がぼそぼそと話すのを、私はしっかりと聞いていた。
 聞けば、奴隷刑期は終了しても同条件で雇用という形で、延長することもできるらしいのだが、立場はやはり一般市民より劣るし制限も多いので、辞めることも多いそうだ。……ユストゥスはあと何年なのだろうか。まあそれより早く、私の方がかもしれないし、余計なことは聞くのはやめておこう。

「アンドレ先輩が聞けないようなら、私がハイラムに聞こうか?」
「や、やめてくれ!お前、根性が悪くなったんじゃないか?!」

 失礼な。疑うアンドレ先輩にしっかり違うということを教えて差し上げた。尊敬しているそんな先輩に仇なすことはないと、ぎゅっと抱きしめながら囁いたのだ。最後はなぜかヘロヘロになってしまったので、探しに来たハイラムにきちんと渡しておいた。

<子熊よ。アンドレはあまり、そういう実直な言葉は慣れていないのだ。手加減してやってくれ>
「……?」
<この落差が恐ろしいな、お前は>
 アンドレ先輩を抱きとめたハイラムに、首を傾げながら、今なんといったのだ?と目で訴えると、ため息交じりに首を振り、立ち去ってしまった。

 そして残った私は考える。

 大したことをしていないのに、皆をこうも無力化できるのはなんなのだろうと。そして私の手でそうなっていく先輩方は可愛いと。ライマー先輩は私と手合わせすると、太刀筋がまっすぐで読みやすくてチョロいと揶揄ってきたが、エリーアス様にチョロいという言葉の意味を聞けば、安易だということだと教えてもらった。
 でも、こうなると先輩方の方がのではないか。そしてすごく楽しい。手合わせでは手も足も出ない私でも、勝てる部分があると思うと、すごく楽しい。

 確かな手ごたえを感じて、私はぐっと手を握った。

 その日は見つけた先輩方に、滔々と私が感じる尊敬する部分を語り、彼らのことを聞いて回った。必要以上に距離を詰めて、話をすることがコツだと知ってからは、基本的に抱きしめながら耳元に囁いた。
 ただ、クリス先輩は、触れられることがあまり得意ではなさそうだったので、彼だけはずっと手を握って話をした。すごく喜ばれた気がする。

 翌日はディー先輩の部屋に、カップケーキを持って行った。なぜか私の朝食はカップケーキとミルクに変更になったらしい。ただビスケットと比べるとカロリーも多いし、私はベッカーからも菓子をもらうので、一緒に食べようと思ったのだ。ついでにディー先輩にもいろいろ教えてもらい、可愛い姿を拝見したいと思ったのは内緒だ。

 朝食時にも姿を出さない、ディー先輩の部屋をノックして名前を告げると、顔に引っかき傷を作ったイェオリが顔を出した。乱れた髪や服装を整えながらの登場で、少し間が悪かったことを悟る。

<ああ子熊くん、おはよう。ディーは今寝てるんだ>
「ディー先輩と食べようと思って、カップケーキを持ってきたのだ。性交が終わっているなら、中に入れてくれるか」
<いや、今はちょっと……>
 首を横に振ったイェオリに、私は肩を落とす。入れてもらえないらしい。仕方がないのでその場でハンカチに包んできたカップケーキを、見えるようにしてから差し出す。

「それではこれを渡してくれ。バルタザールの奥方のお手製だ。これも幸せな味がする」
 イェオリに手渡すと、そのカップケーキと私を見比べて、軽くため息をついたのちに、踵を返しかけた私の手首を掴んで、部屋に引き入れてくれた。

 ベッドの上には、開脚状態で太ももとふくらはぎを縄で縛られ、手首はベッドヘッドに同じようにロープで繋がれたまま、気を失っているディー先輩がいた。近づいてよく見れば、ぷっくりと真っ赤に腫れ上がった後孔から、とろりと白濁を零している。
 私も体験しているし、仲間の騎士のソコも見たことがあるから知っているが、魔肛は柔らかく伸びて陰茎を受け入れるので、こんな腫れることもないし、ナカに出された精液を零すことはない。頬は涙に濡れて、赤みと熱を持っているようだった。

 この時間にディー先輩のところに訪問したことがなかったから、彼の『食事セックス』風景は見たことがなかった。私たちとは全く違った状態に、胸が痛む。

<ディーが痛がるから張り型も入れられなくてね。少し待っていてくれ>
 机の上にカップケーキを置くと、イェオリは拘束を外し始めた。
「手伝おう」
 足の拘束を外しているのを見た私は、手首の拘束を外した。ディー先輩は触られても少しも反応しない。楽な姿勢になったところで、私はそっとその身体に触れた。

「『洗浄』」
 体表の汚れが魔法できれいに拭い去られていく。だが体に残ったロープ痕や傷ついた様子を見せるアナルはどうしたらいいかと悩んでいると、イェオリが珍しい魔具を取り出してきた。治癒の魔具だ。洗浄用のものとは違って、高級品で貴族でもめったに持っている者がいないし、使用する魔石の量も多いと聞く。でもディー先輩には必要なものであるということは、十分に理解できた。イェオリはそれでロープ痕を消して、後孔を癒した。

 表面上はいつものディー先輩だ。イェオリは器用にシーツを交換すると、甲斐甲斐しく服を着せ、毛布でくるむ。右手だけ出されたのでなんだろうと見ていると、手招きをされ、手を繋ぐようにジェスチャーされた。
<ディーも子熊くんが好きだから、起きたらきっと喜ぶ>
 手を繋いだまま私は、ベッドのサイドに膝をついて上半身だけベッドに乗せて、間近で綺麗なディー先輩の顔を眺める。イェオリは汚れたシーツを抱えると、部屋を出ていった。
 ほかの先輩方のように、いくらでもディー先輩を褒めそやすことはできるが、可愛らしくへろへろになるディー先輩は見られる気がしない。……私が彼にきちんと触れられるのは、いつになるだろうか。

 しばらくして起きた先輩と一口サイズのカップケーキを分け合って食べ、腰が痛いという彼の腰を温めるようにして撫でながら話をした後、イェオリが戻ってきたところで退出した。

 何となく、しんみりした気分で寮監室に行き、ベッカーと手話の練習をしていると、彼は元気のない私を気遣ってくれた。なので、今まで気になってもしなかったお願いをしてみることにした。バルタザールは私を警戒しているのか、今日は寮監室にたどり着いた途端、部屋から逃げられてしまった。なので2人きりだ。

 お願いを口にしたら、いつも私を大事にしてくれるベッカーが、猛然と首を横に振って嫌がった。驚いたが、嫌がる理由がわからない。だから少し迫ると、あのベッカーが私から逃げ出した。

「どうしてだ。ユストゥスは触らせてくれるのに」
<それはあいつが嬢ちゃんの伴侶だからだ!いいか、耳や尾は獣人にとって、大事な感覚器官で敏感なんだ、そうむやみやたらに触っちゃいけねえんだよ。俺が勃ったらどうしてくれる。犯罪者になるのはごめんだ!>

 自分の尻尾を腰に巻き付けて、ソファーの周囲をぐるぐる回って逃げるベッカーは、いつもより早い手話で何かを訴えてきた。早すぎてあまりわからなかったが、勃起、という手話は分かった。淫語の類はすべて覚えたのだ。いつ何時誘われてもすぐわかるようにしておかなければ機会をなくすからな。はっと私は気づいた。
 ……今もしかして、私はベッカーに誘われているのだろうか。逃げるから私は追い掛け回しているのだが、これはもしや、高等なプレイなのか。

「おじさま、私で勃つのか。そうか、ふふ。……おじさまのおちんぽを、わたしにちょうだい?」
<ぎゃーっ!誰だ!俺の嬢ちゃんにこんな卑猥なこと教えたやつは!あのロリコンユストゥスか!殺す!>

 ぐるぐる走り回って、時折逆回りして。回りすぎてくらくらしてきた。目が回る。少し休憩とソファーに手をついて頭を押さえていると、背後から近づいてきたベッカーに腕を動かせないように抱き締められてしまった。少し身じろぎしたぐらいでは外せない。

「離してくれおじさま。少し、ほんの少し触るだけだ。いいだろう?」
 私のお願いに、ベッカーは全力で拒否する。その勢いが面白くて、私は肩を震わせて笑った。
「残念だ。……ありがとうおじさま。元気になった」
 いつもベッカーがするように頬に頬をすり寄せて感謝の意を示すと、仏頂面のベッカーに思いっきり頬をすりつけられて、ひげで擦れて赤くなってしまった。

 手話の練習を終えた後は、ベッカーと別れ、意気揚々とまたほかの先輩方を探す。普段ならどこかに誰かはいるのに、どこにもいない。リビングにもおらず、訓練所にもいなかった。
 どうしたものだろうと首を傾げつつ、ヤリ部屋も確認してみようと、寮に戻ってくると、ライマー先輩とクリス先輩が鎧を身に着けて、玄関で魔方陣が出来上がるのを待っていた。いいなあ出撃か。クリス先輩はサポートしてくれることが多いと聞くから、私ともそのうち一緒に出撃してほしい。
 2人は私と目が合うと、あからさまに表情を変えた。

「げっ!は、早くバルタザール送ってくれ!」
「そうですよ、ここで腰砕けにされるわけにはいきません!」
 クリス先輩を私から守るように、威嚇の表情を見せるエイデンが立ちふさがり、ジルケは困ったような表情を浮かべている。
「私とて騎士だ。わきまえている。ここで邪魔はしない」
 そう真面目な顔で告げつつ、近づいた。バルタザールは、魔法陣に距離と場所を示すのに、少し時間がかかっているようだ。それを眺めていると、先輩方の警戒が少し解けた。なので、一番近場にいたライマー先輩の手を素早く取って、膝をつく。

「あなたの無事の帰りを、私はここで待っている」

「ぎゃ、ぎゃあ!やめろ、ほんっとにやめろ!動揺するから!」
 籠手の上から口づけを落としただけなのに、ライマー先輩は真っ赤になってしまった。それじゃあクリス先輩にも、と視線を向ければ、まだ何もしてないのに、耳を赤くして私から視線を逸らしている。
 その前には、やはり親の敵と言わんばかりに、睨みつけてくるエイデンがいた。私のおまんこに入れてくれた時とは段違いだ。

「できたよ!ほら行って!」
 バルタザールが声を張り上げると、足早に2人が続くように転移魔法で出撃していった。残ったエイデンは睨みながら、ジルケはわずかに苦笑しながら、玄関先に用意された馬車に乗って出ていく。では残ったバルタザールに、ご家族の話でも聞こうと向き直ると「クンツくん!」と怒鳴られた。

「寮の風紀違反でペナルティー!」

 びしっと指さされてしまい、私は目を見開いた。この寮に風紀などあったのか。思わずその指を手ごと掴んで、引き寄せてしまう。
「そんな。私は何も悪いことはしていない。思い直してくれバルタザール」
 ぎゅっと抱きしめながら、耳元で囁く。これが本当に、皆の反応が良いのだ。実に面白い。

「だ、だめだよ。僕には妻と子が……じゃなくて、君面白がってるだろう!悪質とみなして、一日消音魔法の刑!たまには奴隷たちの立場になって、言葉の通じない不便さを、大人しく味わいなさい!みんなからも苦情出てるんだから」
 ほら早く舌出して!とぷりぷり怒るバルタザールに、やりすぎたことを自覚した。
 ここで逆らえば、さらに重いペナルティが課せられる。しぶしぶ舌を出すと、他人の、バルタザールの魔力が舌にしみ込むのを感じた。

「……」
 あーっと声を出してみても、音にならない。
「君ね、ハスキーボイスで声は色っぽいんだから、そんな、タラシみたいなことしちゃだめだよ」

 声。声がいいと言われた。特出して褒められるところがない私が、褒められた。

「……なんでクンツくん、嬉しそうなの」
 バルタザールに胡乱げに見られ、説明しようとしたが、口を動かしてもあまり通じない。……これは不便だ。私は手話を覚えていないから、手を動かそうにも、なんと動かせばいいかわからない。

「エリーアスくんがいてくれたら、こんなことにはならなかったかもしれないのに……あと1日かぁ……長いね」
 バルタザールはこめかみを揉んでため息をついた。そうだ、エリーアス様とマインラートはどこに行ったのだ。事情を知りたいのだが、それを伝えられない葛藤を、バルタザールの服の裾を掴み、ぶんぶん引っ張ることで伝える。

「ああもう極端だな君は本当に!状況確認の必要もあるし、マインラートを『呼んだ』からついておいで」
 破ける!と言われたので、やむを得ず服から手を離してついていく。寮監室で絵本を読みながら、ベッカーからもらったキャラメルを食べていると、マインラートが姿を現した。
 いつものようにラフな奴隷服だが、相変わらず所作は美しい。私がソファーに座っていることに気づくと、マインラートはゆっくり頭を下げてから、バルタザールの机の前に立った。話が分かりやすいように私もバルタザールの机のそばに移動する。

 するとバルタザールは引き出しの中から、いくつかの木のブロックを取り出した。それを組み合わせ、バルタザールの手の中で、……なん、だと。馬になったぞ。どうやったんだ。
 バルタザールは、その一度は馬に組み立てた木のブロックを崩して、私の方へと寄せてくる。エリーアス様の話とその馬を脳内で天秤にかけたが、あっという間に馬に偏った。
 ソファーに持っていこうとすると、「なくすと困るから、ここで遊んでね」と言われた。仕方ないのでその場に膝をつくと、木のブロックをいろんな角度から眺めながら、組み立て始める。それを見たバルタザールは、改めてマインラートに向き直った。

「エリーアスくんの様子はどう?」
<強引にいろいろと進めましたから、少しは堪えているようです。でも元気ですよ。私以外のペニスが恋しいと言ってましたから>
「なにそれ。いつも通りじゃないか。エリーアスくんに罰とか、どう与えればいいんだか、ほんとわかんないなあ」

 どうやらエリーアス様はマインラートと一緒にいるようだ。どこにいるのだろう。部屋にはいないのは確認済みだ。ころころと口の中で、飴のようにキャラメルを転がしながら、話半分に聞き、馬を作ることに夢中になる。

「どれだけエリーアスくんが反省するかわからないけど、引き続きよろしくね。また夜帰る前に、様子見に行くから」
<はい。承知しております。……それで彼はどうしたのですか>
「クンツくんもペナルティ中。1日消音魔法で静かに過ごしてもらうことにしたんだ。……君らがいない間、大変だったんだよ」
 消沈した声で答えるバルタザールとは対照的に、マインラートの目が輝いた。

<……そうだ、クンツくんにもご協力していただいてもよろしいでしょうか。きっと効果があります>
「ええ……あまり悪い方に持っていかないでよ?そこんとこ大丈夫?」
<もちろん、そこは抜かりなく>

 自信を滲ませて頷くマインラートに、バルタザールは少し悩むように、眼鏡を外して拭き始めた。そして眼鏡を顔に戻す。馬になった木材に私が満足していると、バルタザールに頭を撫でられた。

「クンツくん、エリーアス様に会いたい?ほっといても明日、お勤め終えて出てくるけど」
「!」

 すぐさま頷いた。会いたいかと言われたら、会いたい。エリーアス様にもいろいろ教えてもらいたい。喋れないのが痛いが、ぎゅっと抱きしめて微笑めば、きっとエリーアス様なら抱き返してくれる。またエリーアス様に入れられるのは嫌だが、私は基本的には恭敬しているのだ。

「会いたいって。……本当にくれぐれも、クンツくんの扱いは気をつけてね」
<もちろんです。さあ、行きましょう>

 マインラートがきれいな笑顔で私に手を差し出してくる。私はその手を握り返すと、マインラートに連れられて寮監室を出た。


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