きもちいいあな

松田カエン

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獣軍連邦潜入編

75.初体験

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 何が怖いのかわからないが、アーモスの尾はくるんと股の内側に入ってきていた。そのふさふさな尾をひと撫でして、私はジュストを汚れないように少し離れた場所に置く。すると、イチかバチかで私の背後の出入り口に向かってアーモスが走り出していた。だが、私を追い越してもいない場所にいるアーモスにも、足払いをかけて地面に押し倒す。

「すっごく怖いんだけどクーちゃん!あと俺、ロリコンじゃないからそのっ……クーちゃんには」
 アーモスは怯えたまま、這うようにまた壁際にへと逃げていく。

「おや、ユストゥスがお兄様は私の正体に気付いていると言っていたが……今更とぼけるのはやめにしてもらえるか」
 私が詰め寄ると、アーモスはどこか納得したような、それでも迷いを含んだような表情を浮かべた。
「いやっ……その、ドゥシャンに否定されて、考えたんだけど俺っ……別に、クーちゃんが、男だろうが、人族だろうが、何だろうが……可愛いなって思ってるから、だからそのっ」

 慌てて口にする言葉には、嘘が感じられないように思えた。この時点で嘘をついたところで、アーモスにはメリットがない。
 私はアーモスの気遣いに、短い尾がぱたぱたと喜びに揺れるのを感じていた。

「嬉しい。私もこのまま、アーモスのことはお兄様と思っていたいのだ。単なる肉棒とは思いたくない」
「に、にくぼう……?あ、じゃ、良かったじゃんか、それじゃあ、現状維持で、その、どい」

 まだぶつぶつと呟いて抵抗しようとしているので、私はアーモスの両腕を掴み、その手をグイっと私の胸に押し当てた。手のひらでつんと立っていた乳首が潰される。
「お兄ちゃんは私のおっぱいを揉んでてくれ。準備は私がするから」

 ちゅっとアーモスの目じりに口づけを落とすと、なんとも表現しがたいか弱い悲鳴を上げた。だが、そんな本体とは裏腹に、その手は大胆に私の胸を揉みだす。
 力を入れなければ、案外柔らかく手にフィットする胸筋を、アーモスはしっかりと堪能していた。

「うぅうう、だめだ手が勝手に……クーちゃんのおっぱい、柔らかいぃぃ……」
「お前、ほんっとに馬鹿だな」

 嫌がりながらも、だいぶノリノリで私の胸を揉むアーモスに、思わず漏れたと思しきユストゥスの言葉が刺さり、じわりと涙を浮かべるのが見えた。せっかくうまく準備が出来てきていたというのに、邪魔をする狼に私はむっとする。

「黙れロリコン変態。お前のおちんぽは、あとでお仕置きしてやるからな」
「クウが俺に仕置き?……それってえっちなやつだろ?それはそれで興味あるな」

 身動き取れないようにしたにも関わらず、ユストゥスはずりずりと器用に足と尻で近づいてくる。どう考えてもユストゥスの頭も悪い。いや、私よりは全然良いはずの頭が、ごくたまに、ばかになる瞬間がある。今のユストゥスは紛れもないばかだった。

「なあお嫁様、これ外せよ。お前がアーモスの準備するって言うなら、俺がお嫁様の準備してやるから」

 べろっと舌を見せるユストゥスに、私はふん、と顔を逸らしながら、壁に寄り掛かるアーモスの下半身に手を伸ばし、ズボンの前を寛げて下着から性器を引き出す。もっと抵抗があるかと思ったが、なんなくアーモスのおちんぽとご対面できた。
 サイズは私より一回り小さめで、皮を被っている。仮性包茎だろうか。つるりとしたフォルムだった。何となく親近感がわく。
 私が上半身をずらして顔を寄せれば、自然と離れるかと思った手は触り方を変えてついてきた。手のひらを上にして、肩側から差し入れられてまた揉まれる。本当にアーモスは私のおっぱいが好きだな。

「ぁむ……ん、ぢゅ……っ」

 アーモスは私のことを可愛い、好きと言ってくれるが、性的な好みは全く把握していない。今もまだ緊張からか隆起する兆しが見え始めたぐらいだ。最悪、最後は目隠ししてでも、魔肛に入れて精液を出してもらおう。

「ちゅ……おにいさま、おおかみの、ン、うわさ、教えてくれ」
「うぅ、うんっ」
 上目遣いに見上げながら訴えると、急にぐん、と大きくなった。ふうん?お兄様はこういうのが好きなのか。乳首を指先で摘ままれ、私も気分が乗ってきて気持ちが良くなる。

「アーモスやめろ。お前の尻尾の毛、引き抜くぞ?」

 ……ユストゥスの無粋な言葉で、せっかく元気になったアーモスのアーモスが、途端にしゅん、と小さくなってしまった。ちゅぽ……と唾液を糸にしながら口を離し、私は近くにいるユストゥスをねめつける。私が腕を後ろ手に結び、足首で拘束したおかげで、両膝を曲げて三角座りしていた。どうせあいつは私に何もできない。そう思えば、生意気な口を黙らせることに躊躇はなかった。
 手でアーモスを刺激しながら、片足を伸ばして足の間に差し入れる。ふに、と男の性器を足裏に感じた私は、片頬を上げて笑った。

「お前こそ黙れ。私がお兄様に聞いているのだ」

 ぎゅっぎゅ、と足の指と足裏でユストゥスのおちんぽをぐりぐりと刺激してやる。ユストゥスが息を飲んだ気配がした。少しぐらい痛みを感じて、口を閉じればよいのだ。
 このこのっ、えいっ。
 私が足裏で刺激すると、ぐうっとユストゥスが声を漏らした。ふふ、痛がってるな。ざまあみろ。ぬちゅぬちゅと滑りがよくなった足裏の状態にはあまり思い至らずに、私は改めてアーモスを見やる。

「さあ、教えてくれお兄様」
「う、うん……あの、クーちゃん良かったら、おっぱいですりすりしてくれない……?」
「おっぱいで?構わないが……口の方が多分、気持ちよくなれるぞ?」
「いや、おっぱいがいい!」

 ぐっと拳を握って力説された。お、おう。ご主人様といい、変わった性癖がある者がいるな。……ユストゥスも口に出さないだけで、変な性癖を持ってたりするんだろうか。私に足で踏みつけられて、背中を丸めて息を乱している狼をちらりと見るが、うつむき加減で表情がわからなかった。
 が、よくよく感触を確かめると足裏の性器が、さっきよりも硬くなっているのがわかる。こいつも痛いのが気持ちいいのだろうか。指の合間で挟んだり玉のあたりをぐりぐりとかかとで刺激すると、小さくうめき声をあげた。のに硬いままだ。変態め。

「こう、こうか?……上手くできないな」

 胸を寄せようとするが、私は女性ほど胸もない。確かに胸筋は他の者よりはあると自負するが、挟むには至らないのだ。刺激としては気持ちよくもないだろうと思うのに、アーモスのペニスはにゅっと大きくなった。

「うっ……きもちいー……あ、あと、乳首で先端ぐりぐりってして」
「あ、ああ……」

 よくわからない。絶対口やおまんこ、魔肛の方が断然気持ちいいと思う。不思議に思いながらアーモスのペニスの先端を、ぐりっと私の乳首と擦れ合わせる。……うん、その、私も気持ちいいは、いいのだが……。刺激が物足りない。
 だがアーモスはとても良いようで、息を乱して私のおっぱいに視線をくぎ付けにしながら、股間を大きくさせた。
 ふむ。膨張率は悪くないぞ。私と同等程度の勃起したおちんぽの皮を、丁寧に口で剥く。ぴりぴりした痛みがあるのか、やや腰が引けているが、しっかりと剥けた。
 元々風俗店に向かうつもりだったというのは嘘ではないのか、汚れはそれほど見当たらない。それでは美味しく調理していこうか。私はおっぱいと口淫で、アーモスの性器に刺激を与えた。

「それで、噂は?」
「はひ……」

 達しそうになるたびに、きゅっと根元を押さえつけて問いかければ、アーモスはいろいろなことを教えてくれた。時折ユストゥスが邪魔しようとしてくるので、そのたびに足で踏みつけにする。ユストゥスの目は、私の臀部を犯さんばかりに見つめていた。

 アーモスの話によれば、ユストゥスのロリコン説は傭兵、ひいてはこの周辺に住む者たちに、だいぶ広がっているとのことだった。傭兵の中には、なにか勘違いをしているのか、腕力でいうことをきかせようとする輩もいるらしく、そういった傭兵とは一線を画すユストゥスは安全パイと思われているらしい。そのせいで娼婦やそれに準ずる職にとてもモテるらしく、冗談交じりに言い寄られているとか。
 あとは前にライニールに言われた通り、毛並みの良さから、故郷には他に許嫁がいるやら、他の傭兵と違って、人気のすくない大木の根元に近いところに住むのは、夜な夜なもの知らぬ幼児を連れ込むため……ん、これは事実だから噂ではないな。それと、結構な頻度で、ロリ専門店の風俗に誘われているらしい。ほお。

「それで?ほかには?」
「っひっ、あっ……も、だめ、イきたい!出したいぃい!」
「まだだめだ。答えてくれお兄様」
「銀髪の!小さな狼を!この家に連れ込んでたって、鼠が言ってた!!あとは知らねえ!イかせてクーちゃん!」

 何度も何度も達しようとしたところで寸止めにし、そして刺激するということを繰り返していたら、アーモスは私の肩を掴みながら必死に身を捩り、喘いで、とうとうひんひんと泣き始めてしまった。この辺りが潮時だろう。残りはユストゥスを締め上げればいい。
 私の胸や口元は、お兄様の白濁交じりの先走りで濡れていた。アーモスのぷりぷりとした陰嚢が、私に精液を吐き出したがってきゅっとせりあがっている。剥いたペニスは度重なる加虐で、これ以上にないと言わんばかりに膨れていた。今、手を離せば、それだけで達しそうだ。

「ユス。お前、私のおまんこを舐めたがっていたな。舐めてもいいぞ。ただし濡れ広げるだけだぞ。お兄様と交尾後は、お前にお仕置きだからな。忘れるな」

 足で、ぐりぐりとペニスを刺激していたユストゥスに気分よく声をかけると、ぶちっという音がし、え……?
 振り返った瞬間、がしっと足首を掴まれ、ふくらはぎから太ももまで、一気にベロンと舐め上げられた。
 拘束していた紐はその機能を失って地面に落ち、もう片方の手で足の拘束をはぎ取っている。散々踏みつけにしたユストゥスの性器も、びんびんに反り返っており、男の色香を漂わせたまま、私の臀部にちゅっと口づけを落とした。

「足コキもいいけどな、やっぱ俺はお嫁様に入れてぇわ。アーモス、えっろいお嫁様見せてやるから、自分でちんこ握って、射精すんの我慢しろよ」

 そういうが早いか、私の足をそのまま引き寄せ、毛布を敷いた上にでんぐり返しの状態にひっくり返される。臀部は上に、頭は床について、ユストゥスの膝に身体を挟まれている。股の間からのぞき込むユストゥスと目が合った。

「こら!放せっ!」
「攻め気なクウも可愛いかったぞ。だけどもっと可愛いクウを、お兄ちゃんにも見せてやろうなぁ」
「やっ、ばか!……あっ」
「ほら、アーモス。これが俺のお嫁様のおまんこだ。見えるか?」

 ユストゥスは、尾を避けるようにしながら、ちゅぷっと舌先を浅く尻穴に差し入れて、くぽくぽと抜き差しをしていた。そしてまるで自慢するように、くにいっとそこを、舐め濡らした指で押し広げた。私の魔肛は、柔らかくユストゥスの指を受け入れてはしたなく口を開く。

「わ、わー……」

 言われた通り、ぎゅっと自分自身を握ったアーモスが、引き寄せられるように近づいてきて、私のおまんこを凝視した。熱い視線を受けて、ひくひくと蠢く。頭に血が上り、姿勢で胸部が圧迫されて苦しいのに、欲情されているということに身体が火照ってくる。アーモスの様子を伺いながら、ユストゥスはにや、と笑った。

「いいか、普通は男は濡れないからな。俺のお嫁様が特別。他のやつには、こうやって舐めて濡らしてやるんだよ」
 指で広げた中に舌を差し入れてぐにぐにと動かし、そのままちゅっと吸い付かれた。
「っ、や、っだ……やだっゆす、あんっ」
「うわクーちゃん、めっちゃエロい声してる……」

 アーモスの耳がぱたぱたと動き、細かい息遣いや私には拾えぬほどの音の揺らぎまで聞かれていると思うと、赤面してしまう。

「ん……っと、初めての相手の場合は、その日に入れることは考えんな。男娼や娼婦が相手でも、ちゃんと優しく触ってやれよ。女の場合は、ここに割れ目があって、そこが性器だ。女にはアナルに入れてもいいかは絶対確認しろよ。嫌われたくねえだろ」
「お、っまえ!っ……ぁ、あ!」

 ユストゥスは陰嚢の下、会陰のあたりを指で擦り付けて、ぐうっと押した。外側から前立腺を刺激されて、私のペニスはだらしなく先走りを零す。腹部から胸部にかけて、とろりとした体液が滴り落ちた。
「う、うん!」
 ぎらぎらとした視線を向けるアーモスは、私の目の前に膝をついて正座し、ユストゥスの説明に真摯な態度を取り始めた。

 ユストゥスの意図がわかって、私は身を捩った。ユストゥスの太もも辺りを叩いても離してくれない。
 こいつ、私をアーモスの教材にするつもりで……!

「男の場合は、知っての通りちんこと玉刺激するといいだろ。でもさらに気持ちいい場所がナカにあってな。まずはそこを刺激してやる。ちんこ側……第二関節まで入れたところに、少し他と違う感触の部分があって、それが前立腺だ」
「っう、ぅあっ」
 人差し指と中指を揃えて差し入れ、優しい手つきで前立腺を刺激された。

「最初は強すぎると痛い。だから相手の反応を見守ってやれ。が、クウはエロエロの人妻まんこだから、少し強くてもいい」
「あーっあ、あああっ!」

 今度はもう少し強く刺激された。腰がびくびくと跳ねるが、それはしっかりと抑えられていて、快感の逃げ場がない。震える手で、私は自分のペニスを握った。このままだと達してしまう。イくこと自体は問題ではないが、まだ授業は始まったばかりで、気持ちいい時間が長引いてしまうのはだめだ。絶対何度もイく。

「でもこういうのは何度も経験だからな。指舐めて濡らしてから入れてみろ、そっとだぞ?」
「わ、わかった!」

 ユストゥスがした通りに指を舐めて濡らし、アーモスが私の後孔に恐る恐る指を伸ばしてくる。ぐりぐりと前立腺を押していたユストゥスの指が抜けていく。代わりに入ってきたアーモスの指が、戸惑いをまとったまま私の穴をゆっくりと犯した。

「わー……わー……」
 なにか感想を言いたげだが、言葉にならないらしい。私も言葉にならない。恐々とナカを弄られると呼吸が止まる。アーモスの緊張が移った私に、ユストゥスは軽く息を吐いた。

「下手くそ。ちょっと体勢変えるぞ」
「うわっ、ゆす!」

 足を下ろされ、アーモスの指が抜けていく。楽になったと思った途端、今度はユストゥスにもたれる形で、足を大きく割り開かれた。膝裏に腕を通すように促され、またはしたなくアーモスにすべてを晒す。挿入を待つような体勢になると、ユストゥスに褒めるように、ちゅっと眦を甘く吸われた。

「ほらお嫁様、ちゅーしよ。アーモスは弄っていいぞ、クンツのまんこ。さっき言った通り優しく触れよ」
 ふらふらとユストゥスに言われるがまま近づいてきたアーモスが、また私のおまんこに指を差し入れた。緊張で強張りかける私に、ユストゥスが口づけをしてくる。

「んんっ、ふ……ぁん」
 私も首をそちらに傾けてユストゥスの唇と舌を甘受する。キスは、キスは気持ちいい……頭がふわふわしてくる。身体から力が抜けたところで、アーモスの指が入ってきた。

「んちゅ……そうだ、手のひらは上にして、前立腺を刺激してやれ」
「あっ、ぁあっ……そこ、そこ、あーもすっ」

 キスの合間に私の悦いところに当たれば、わかりやすく声を上げ、きゅっと締め付けた。正解を教えてやれば、アーモスも緊張感が抜けて、だんだんと触れ方が上手くなってくる。ただ血走った目でこちらを見ないで欲しい。少し怖いぞ。

「あとは根元まで指入れていいぞ。引き抜くとき、入れるときにそこを意識して指を動かせ」
「うん。……すご、えろ……」
「っぁ、あ、あーもす、いい、そこっきもちいい……ぃたっもっと、ゆるめ……っん、その、ぐらい……っああ」

 声を出せば、ユストゥスが褒めるように私の頬にキスを落としてくれた。狼に触られると、意味のある言葉など出なくなるからな。喘ぐしかなくなるが、アーモスが相手だと、どこか冷静に反応を見せてやれた。

「指でナカ広げてみろ……そうだ、広がるだろ?それだけ広がってたらいいぞ、入れろ。その時、ぬめりが足りなそうなら、さらに舐めてやれ。足りないとお前も相手も痛いからな。ああ、クウは特別だから他のやつの話な」

 ちゅぷ、と指が引き抜かれた。「ふやけてる……」と指先を見て何気ないつぶやきが漏れるのを聞き、私は頬を赤らめた。魔肛は濡れる仕様なのだ。仕方ないだろう。

「ほら手を添えて、もっと下だ。っくく、へったくそ」
「うるせえな!もう!ちょっと黙れよユストゥス……!」

 入れたいのに上手く入らず、アーモスはじれたように腰を揺らした。それを見て、私は片手だけ膝裏から外して手を伸ばし、先端をおまんこにぴとりと当ててやる。

「ここ……いれて、おにいちゃん」

「うっ」
 先端が入った。と思った瞬間、アーモスのおちんぽがびくびくと跳ねた。魔肛が、蠕動を始める。吐き出された精液に反応しているのだ。

「一擦りもしてねえじゃねえか。ああ、抜くな。そのまま押し込め」
「む、むりっこんな、揉まれっ……ぅあ!」

 泣き言を口にするアーモスに、舌打ちをしたユストゥスは、ぐっと私の身体の方を押した。ずるんっとアーモスのペニスが挿入される。腰が引けているが、アーモスは身動きが取れないようだった。

「うう……くーちゃ、クーちゃんの、おしり、すごっああ……!」

 かくかくと、腰が揺れ始める。刺激が強すぎて、大きくは動けないらしい。無遠慮に突き上げられることもなく、このぐらいなら気持ちがいい。
 尾を膨らませ、快感に身悶えるアーモスの腕を引き、私は倒れてきた上半身をぎゅっと抱き締めた。足は閉じることなく、がに股のまま開かれている。

「お兄様、っいい……もっとぐりぐりして、あ、っん……」

 ちゅうちゅうと私の乳首に吸い付きながら、もう片方は揉まれ、指で挟まれた乳首を転がされる。拙い動きをする下半身とは別に、驚くほど胸への刺激と乳首責めが上手い。夢中で吸い付いてくるアーモスを微笑ましく思いながら、私はそっと視線を上げた。
 思いの外、優しい眼差しになっていたユストゥスと視線がぶつかる。突き上げがだんだん大胆になってきた。言われたことを守って、前立腺付近を擦り上げてくるのが堪らない。それでも。

「あっ、あ、ああっ……んっ」

 気持ちよさに声は漏れるのに、視線はユストゥスに向いてしまう。喘ぎながらちろりと舌を出し、男にキスを強請る。すると、かすかに笑ったユストゥスに、顔を寄せられた。唇を重ね、口を開き、浅ましく狼の舌で喉奥を犯されることを願ってしまう。
 かり、とアーモスに少し強く乳首を齧られた。アーモスの視線が、顔に突き刺さるのがわかる。でも、ユストゥスとのキスをやめられない。ばちゅばちゅと突き上げる音が響く。離すまいと腰に足を回せば、より大きく抜き差しを繰り返される。

 ぐうっと喉に舌を押し込まれた瞬間、一気に快感で押しつぶされた私は、びくびくとアーモスのおちんぽを締め付けながら、触れられてもいなかったペニスから、精液を吐き出した。


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