きもちいいあな

松田カエン

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王国崩壊編

159.私というものがありながら!

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 ユストゥスはマリアベリルに対して手を動かし、そして大きく舌打ちをした。群青騎士団の奴隷は喋れないのだ。それでいて奴隷たちが使う手話は、一般に使用されている物とは違う言葉になっていると聞いている。
 私が半壊した別館から剣を構えたまま出てくるのと、ユストゥスがひらりと軽い仕草でマリアベリルに手を振り、こちらに歩み寄ってきたのはほぼ同時だった。
 ユストゥスがマリアベリルに随分と気安い態度を取っている。まるで旧知の仲のようではないか。……本物か?

 私は素早く周囲を見回し、ユストゥスもマリアベリルも視界に収まる位置へとずれた。本館を背にする形で大剣を構える。
 私の態度に、ユストゥスは少しばかり虚を突かれたような表情をした。その間抜け面を見ていると確かに私の奴隷のような気がしてくる。
 少しばかり躊躇いを見せた私は、軽く唇を舐めて濡らして口を開いた。

「お前……あの女とどういう関係だ」

 ユストゥスはじっと私を見つめると軽くこめかみを揉んで、ゆっくりと手を動かして告げてくる。

<……説明するには、少し、難しいな>
「何が難しいというのだ。はっきり言え!」
「あらあら大変」

 マリアベリルは、私の反応からユストゥスの言葉を導きだしたのだろう。割り込むように声を上げると、毒を含んだ好奇の眼差しを私たちに向けた。
 ばさりと扇を広げ、その向こう側でくすりと笑う。……少し背筋がぞくりとした。

「わたくしたちの関係なんて、わかり切ったものじゃありませんの?ねえ」

 私たちに艶やかな流し目を向ける女に、直感が囁いた。

 いやそんなばかな。しかし………。

 導き出した答えに、目の前が真っ暗になるような感覚に陥る。
 胸が捻じれたような痛みを訴え、急に喉が渇いた気がした。両手で構えていた大剣を持っていられずに剣先が下がり、そのままドゴンと大きな音を立てて落としてしまった。
 私の動揺をどう思ったのか、ユストゥスが身を屈めて顔を覗き込もうとしてくる。私はその男の胸元を掴むと、そのまま力を込めた。びりぃっとここ最近よく聞く音がするが、気にしてなどいられない。

「っ、おまえ……うわきか!浮気なんだな!?私というものがありながら、女に色目を使うなど……!!」
<!?>

 ぶんぶんと首を横に振って否定しているようだが、怪しい。全く持って怪しい。
 ユストゥスは私の奴隷ではあるが、見目良く凛々しい男なのだ。それでいて精力もある。私とおまんこする必要はあるが、それは別に他の者とおまんこしてはいけないという話ではない。
 マリアベリルは人妻ではあるが、若く美しい。旦那であるザイグレンター卿は侍女たちと仲良くしていて、彼女には目を向けないといっていた。……彼女が伴侶以外に心通わせる相手がいてもおかしくないはずだ。
 心を通わせるなら、時間は必要ないことを私は知っている。

「うっ……このっ、ばかものぉっ!!」」

 目の前がじわっと涙で歪んだ。ユストゥスが何やら手話で話しかけてくるが、視界が明瞭でなければわからない。私はどんと奴の胸板を突き飛ばした。
 どんがしゃごん。と突き飛ばされたユストゥスが勢いよく吹き飛んで二、三回転がり、半壊した別館まで瓦礫に激突している。

「わたっ……わたしばっかりっ……おまえ、っを、好きにさせておいてっ……ばかっ!ばかぁっ!!」

 後から後から涙が出てくる。
 こんなことではいけない。私はリンデンベルガーの騎士であり、今は王国に敵対しようとする反逆者を倒さなければいけないというのに。私の任務より、使命より、目の前の浮気者のことで胸がいっぱいになる。

 こんなに相手を想ったら、私なら忘れるはずなのに。いつも襲う頭痛がない。

 苦しい。忘れたい。
 私はこの感情の名前を

「クン…………っなにこの状況……」

 ああ、私がもたもたしていたから、気絶させてきたディー先輩まで出てきてしまったではないか。
 庭に飛び出してきたディー先輩は現状から状況を察しようとしてわからず、視線を巡らせている。私も今ディー先輩に気を使う余裕がない。

「でぃーせんばいぃっ」
「あーよしよし」

 耐えきれず私がしゃがむと、ディー先輩は困惑したまま頭を撫でてくれた。
 私が壁を吹き飛ばし、半壊した別館。声を上げて泣く私と別館の瓦礫に激突したままひっくり返って起きないユストゥス。意味深に立ったままのマリアベリル。そして本館からは誰も出ては来ない。

「えと、状況をお伺いしてもよろしいでしょうか」

 一番話が通じそうと思ったのか、ディー先輩はこともあろうにマリアベリルに話しかけていた。彼女に近づこうとするディー先輩の腰に抱き着いて止め、私は首を横に振る。
 けれど事情を説明できるほど動揺が収まっていないせいで、言葉にならなかった。彼女は軽く瞬きをすると目を細め、にんまりと笑う笑みを扇で隠す。

「リンデンベルガーに言わせると、わたくし、あの奴隷と浮気していたらしくってよ」
「はぁっ!?」
「わたくしったら罪な女ね」

 ふふふと笑うマリアベリルに私はますます泣き、そんな私に抱き付かれたまま身動きが取れないディー先輩は途方に暮れた表情になる。
 収集が着かなくなったところで、ユストゥスの身体が緑色の光に包まれた。光の大元はユストゥスのしている中指の指輪だ。
 私が吹き飛ばしたおかげでボロボロになったやつは、よろりと立ち上がると腰の後ろへと動かした。次の瞬間には装備として持っていたらしいナイフが握られている。ユストゥスが使う武器としては小さい。

 ユストゥスは、どこか据わった目を私に向けると、人族にしては大きな舌を大きくれっ……と口の中から引き出した。その舌の上にはバルタザールが刻んだ消音魔法が付与された魔法印が、しっかりと円を刻んでいる。
 もう片方の手でその舌が引き込まないよう抑えたかと思うと、消音魔法が付与された魔法印が施された舌を、手にしたナイフで何の躊躇もなく切り落としたのだ。

 何をして、と問う暇もなかった。

「ぎゃあああっ!ユストゥス!何をしているのだ!」
「あらあら」
「おま……っ!?」

 尋常じゃなく溢れ出した血に、私はなりふり構わず真っ青になって駆け寄った。ユストゥスは近づくなと言わんばかりに手の平をこちらに向ける。へなりとその場に座り込むと、バチィッと大きく何かを弾くような音が響いた。
 私に向けられた手の中指が緑色に輝いたかと思えば、ユストゥスはぺっと口に溜まった血を吐き捨てて、切り落としたはずの舌を覗かせながらにんまりと笑ってみせた。

「さすがはヒュギルの治癒魔法。魔法の解除までできるたぁ驚きだくそったれ。心臓のはあとで発動させて解くか……やべ死にそ」
「ゆすとぅすぅうう!!」
「ごふっ」

 怒っていたはずなのに、ユストゥスが元気でそこにいるというだけで感情が揺さぶられる。浮気のことが頭から吹き飛んでガバリと抱き付いた。みしりという音とぐぇっと声が聞こえて慌てて力を緩めると、視界の端に緑色の光が見えた。
 慌てて見上げればユストゥスを見れば平然としている。……少しだけ頬がひきつっていたように見えたのはきっと私の気のせいだ。

 群青騎士団の所有する奴隷は、全員に消音魔法が施されている。それを外すことなどできはしないと思っていた。魔法がかかっている部分を、自ら切り落とすなど正気の沙汰ではない。それに切り外したからといって解除されるわけがないのに。
 だがユストゥスは痛みを伴う行為をあっさりとやってのけ、その上切除部分の完全治癒を施して見せた。王都にいる大神官ですら行えるかどうかの治癒魔法に驚く。

「い、痛くないのか?」
「痛くないわけじゃねえけど、喋れねえのは面倒だからな。……クウ、俺が愛してるのはお前だけだ」

 節くれて荒れた指で涙で濡れたまなじりを撫で、そのまま両手で頬を覆われる。視界が私の奴隷でいっぱいにななった。

「お前は俺を信じろ」
「それを、言うために……?」
「もちろん。俺の優先事項はお前だけだ」
「……」
「僕はそう簡単に信じられないけどね」

 思わずうっとりと見惚れてしまったが、ずんずんと寄ってきたディー先輩が割り入ってきて眉間に深く皺を刻んだ。

「ユストゥス、それを強制的に外せばバルタザールに伝わる。……どうするつもりだ?」
「どうもしないさ。通知がいってもバルタザールはもう王都にはいない。群青騎士団自体、一部を除いて今活動停止してるはずだ」
「えっ」
「はっ?」

 ユストゥスの言葉に私だけでなく、ディー先輩まであっけに取られた表情になる。こめかみを抑えて一度強く目を閉じて天を仰いだディー先輩は、脱力したように力を抜いた。

「イェオリも知ってるの」
「聞かねえでもわかるだろ」
「ディ、ディー先輩っ、そのっ、あのっ」

 鼻を鳴らしたユストゥスにディー先輩が詰め寄る。私が間に入ろうとしたが、ぺいっと追い払われてしまった。
 ディー先輩は私がびりびりと破いてしまったユストゥスのシャツの胸ぐらを掴んでグッと強く引いた。美しい眼差しに怒りを乗せてユストゥスをねめつける。

「はー……なんで僕たちは知らないで、お前たちが知ってるの」
「情報統制なんて面倒なこと俺もしたくなかったけどな。ディーにまでバレちゃ仕方ない」
「……何をするつもりだ?」
「俺たちは何もしない。出来もしない。守りたい群青騎士を王都から引き剥がすのでせいぜいで――……すんのは、だ」

 ユストゥスが意味深な視線を向けたのは、生暖かい眼差しで私たちを見守っていたマリアベリルだった。口元を隠すように覆っていた扇をぱちんと音を立てて閉じ、優雅な足取りでこちらに近づいてくる。緊張を保つユストゥスと私の様子に、ディー先輩も彼女に対して身構えた。

「手を貸すつもりがないなら、邪魔しないでちょうだい」
「邪魔なんてしねえさ。好きにやればいい。俺のお嫁様が騒ぎ立てて悪かったな」
「……まあ、いいわ。正直肩透かしだけれど、元々今回のことはわたくしたちで計画したことだし。ヒュガリアル様にご協力いただけるだけで十分」

 興味のない素振りを見せながらも、マリアベリルはどこか悪意に満ちた眼差しを向ける。その視線に私が背筋をぶるりと震わせると、ユストゥスが身を寄せてくる。
 寄り添う私たちに、マリアベリルの目元がわずかに痙攣した。

「本当に、羨ましいわ。とっても憎らしい。ぐずぐずに溶かしてしまいたいわ。駄目なのはわかっているのよ?あなたたちはヒュガリアル様の実験体だもの。壊してしまっては駄目だって。でも、どうしてこんなにわたくしたちと違うのかしら。ああずるい。ずるい、ずるいずるいずるいずるいずるい。わたくしだって、幸せになりたいのにっ……」

 なにが、彼女の琴線にふれたのだろうか。言葉を重ねるたびに魔力が増していく。

「ぐっ……」
「ああ、だめよマリベル……だめ、ああ、我慢できない。あああ……」
「!」
 両手で顔を覆うようにしてすすり泣くような声を漏らしたマリアベリルは次の瞬間、自分を中心として魔力を圧縮し始めた。ゆらりと魔力が目に見えて空間を歪ませ始める。
 感情を自分で抑制しようとしているようにも見えるが、それが上手くいっていない。弱くなった魔力が強くなり、揺らいで周囲に飛び散る。
 高濃度の魔力は庭の木々や草を焼き、半壊した別館の壁や館を囲む塀を壊し始めた。遠くから悲鳴が聞こえてハッとする。

 いけない。まだ本館には人がいるのだ。脳裏にカインザートが起こした爆発がよぎる。

 ザイグレンター卿含め、魔力を持っているものであれば自分で防御も出来るだろう。だがここに居る人員は魔力練度は高くないか、魔力を持っていない者も多い。ディー先輩が声を張り上げた。

「クンツ、屋敷の者たちの退避を!」
「だめだ間に合わない!『土よ』」

 私が破壊した別館の壁も含め、本館の前に大きな土壁を作る。硬く強固なものを想像して魔力を練るが、それすらも魔力の揺らぎでヒビが入った。ユストゥスが指輪を赤色に輝かせて一歩踏み出す。

「チッ、情緒不安定になってんじゃねえよ姫さん!」
「うるさいわね……ああ、っもう……」

 声がたわんで聞こえた。さらに魔力の濃度が強く高まっていく。その魔力が、ぶつんとふいに途切れた。彼女の魔力を含め、場を覆うような圧倒的な魔力が満ちる。

「何やってるんですか姉上。こんなところで魔力まき散らさなないで。もったいない」

 冷ややかな声とともに、誰かがふわりと空からきた。


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