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初出勤
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朝、8時25分ごろ、施設のそれぞれの師長や主任や所長がリハビリ室に集まって朝礼を行う。
その日の施設利用者人数や、その他のお知らせなどの確認を行っているようだ。
私のことを知ってる職員も何人かいる中、自己紹介。
o谷事務長「今日から設備管理をしてもらいます、東條君です」
私「東條です。事務長に誘われて、やってきました。
以前は違う会社でこの建物を管理してました。
専門分野は電気なんで、わからないことは他の業者に任せて、この建物を管理していきます」
とりあえず、管理職の人らに名前が知れ渡った。
これから一体どんなトラブルに巻き込まれるかわからないけど、対応していかなくてはならない。
私の仕事には先輩がいない、直接指示をしてくれる上司もいない。
前任の建物設備管理の秋川さんは一応引継ぎをしてくれるけども、10日後には退職してしまう。
自分自身でどういう風に建物管理をやっていくのか考えないといけなくなった。
自分のやり方次第なので、逆に気が楽と言える。
さーて、今日からがんばりますか!
朝礼が終わって事務課に戻った。
o谷事務長「東條くんよろしく頼むよー」
私「頑張りたいと思います」
よっしー課長「東條くんよろしくね!」
私「こちらこそ」
下谷「はじめまして下谷です。よろしくお願いします」
私「よろしくお願いしますよ!」
竹田「竹田です。よろしくお願いします」
私「東條ですー、よろしくお願いします」
事務課のみんなに挨拶をした。
親分「よし!東條くん、デイサービスの迎えいくぞ」
私「いっちょいってみっか」
と言われ親分と共にデイサービスの迎えに向かった。
デイサービスでも職員に挨拶して送迎開始。
親分が運転で、准看護師の山西さんと私の3人で利用者の迎えに出発した。
山西「東條さんって前に利用されてた、波多野さんのお孫さんなんですよね?」
私「あぁ、そうなんですよー、確か俺が家にいた時におばばをデイサービス迎えに来られた事ありますよね?!覚えてますよ!」
山西「おばあちゃん元気ですか?」
私「デイサービスなんて嫌だーって言ってましたが、今は近くの介護施設に入ってますわ。そのうちこの老健雪山に入所するかもしれませんよ」
私のおばばは、この施設に年末ぐらいには入所する予定。
まだ決定ではないが。
送迎から帰ると、事務長と施設内挨拶回り。
入社してその日のうちに、職場内の看護師や介護士の人たちと、少しずつ話をするようになり、建物の管理者としての名前が知れ渡るようになってきた。
「新しい設備の人よー」とかって話題になってるに違いない、と思いたい。
すごくたくさん職員がいるので、名前を覚えるのが大変。
看護師、准看護師、介護士、ヘルパーさん、食堂職員、事務員、医師、薬剤師、送迎のおじさんなどなど。
施設には180人くらい職員がいるらしい。
マスクしてる職員とか見分けがつかない。
使い慣れないPHSで各所から連絡を受けて、修理しながら業務をこなす。
どこどこの誰々ですけどー、と言われてもすぐには、わからない。
まだ部署も人の名前もおぼえていないし、顔もわからない相手からの電話でトラブル現場にかけつけないといけない。
PHSが鳴った。
私「はい、東條~」
4階職員「4階ですけど、ナースコールのボタンをベッドの手すりに巻きつけてて、ベッド移動したら引きちぎれて、詰所の警報が鳴っているからなんとかして!」
私「おー、そりゃてぇへんだ。今行くわ。o谷さん、ちょっと4階行ってくる」
o谷事務長「よろしくねー」
事務課を飛び出し階段を駆け上って4階へ、行くのは息が切れるからエレベーターを使用。
4階に到着。
ドアオープン。
詰め所から警報音が鳴り響いていた。
看護師「設備さんこっちです」
私「どこどこー、これがナースコールの親玉かー。んー、いったいどうなってるんだー?全然わからんぞー」
看護師「ダメじゃん」
ナースコールの集合盤なんてドラマで、どこどこの患者さんが呼んでるってシーンを見たくらいで、実際に近くで見るのは初めてだった。
私「あ、なんか書いてある」
ナースコールの機械のすみっこに施工会社名があった。
私「おー、ここに連絡先書いてあるがな。
おい、看護師さん、この俺の持ってるPHSって外線かけれるの?」
看護師「そのPHSならたぶん0発信で外線にかけれると思うわ」
私「ほー、どれどれ。0押して、おっ、外線になったっぽい。ピッパッパと。この書いてある番号が変わってないといいけどな」
看護師「そおねぇ」
初日でPHSの使い方もたいしてわからないけど、なんとか業者に繋がった。
通信会社「はい、米山通信です」
私「老健雪山の東條と言いますが、ナースコールのことで聞きたいんですけどー」
通信会社「担当者に代わります」
施工した通信会社に応急処置を教えてもらった。
教えてもらったのはいいけれど、「どこどこのボタンを押してください」と業者の人に言われて、押してうまく復旧出来なかったらどうしようかとハラハラしていた。
でも何とかなった。
私「終わったで」
看護師「ありがとうございますー」
私「引きちぎるなって言っといてください」
看護師「伝えときまーす」
引きちぎれたナースコールの押しボタンを予備のボタンに交換すれば警報が消えるらしい。
予備のナースコールを探し出して交換したら警報が解除された。
よく出来てるぜ。
その日の施設利用者人数や、その他のお知らせなどの確認を行っているようだ。
私のことを知ってる職員も何人かいる中、自己紹介。
o谷事務長「今日から設備管理をしてもらいます、東條君です」
私「東條です。事務長に誘われて、やってきました。
以前は違う会社でこの建物を管理してました。
専門分野は電気なんで、わからないことは他の業者に任せて、この建物を管理していきます」
とりあえず、管理職の人らに名前が知れ渡った。
これから一体どんなトラブルに巻き込まれるかわからないけど、対応していかなくてはならない。
私の仕事には先輩がいない、直接指示をしてくれる上司もいない。
前任の建物設備管理の秋川さんは一応引継ぎをしてくれるけども、10日後には退職してしまう。
自分自身でどういう風に建物管理をやっていくのか考えないといけなくなった。
自分のやり方次第なので、逆に気が楽と言える。
さーて、今日からがんばりますか!
朝礼が終わって事務課に戻った。
o谷事務長「東條くんよろしく頼むよー」
私「頑張りたいと思います」
よっしー課長「東條くんよろしくね!」
私「こちらこそ」
下谷「はじめまして下谷です。よろしくお願いします」
私「よろしくお願いしますよ!」
竹田「竹田です。よろしくお願いします」
私「東條ですー、よろしくお願いします」
事務課のみんなに挨拶をした。
親分「よし!東條くん、デイサービスの迎えいくぞ」
私「いっちょいってみっか」
と言われ親分と共にデイサービスの迎えに向かった。
デイサービスでも職員に挨拶して送迎開始。
親分が運転で、准看護師の山西さんと私の3人で利用者の迎えに出発した。
山西「東條さんって前に利用されてた、波多野さんのお孫さんなんですよね?」
私「あぁ、そうなんですよー、確か俺が家にいた時におばばをデイサービス迎えに来られた事ありますよね?!覚えてますよ!」
山西「おばあちゃん元気ですか?」
私「デイサービスなんて嫌だーって言ってましたが、今は近くの介護施設に入ってますわ。そのうちこの老健雪山に入所するかもしれませんよ」
私のおばばは、この施設に年末ぐらいには入所する予定。
まだ決定ではないが。
送迎から帰ると、事務長と施設内挨拶回り。
入社してその日のうちに、職場内の看護師や介護士の人たちと、少しずつ話をするようになり、建物の管理者としての名前が知れ渡るようになってきた。
「新しい設備の人よー」とかって話題になってるに違いない、と思いたい。
すごくたくさん職員がいるので、名前を覚えるのが大変。
看護師、准看護師、介護士、ヘルパーさん、食堂職員、事務員、医師、薬剤師、送迎のおじさんなどなど。
施設には180人くらい職員がいるらしい。
マスクしてる職員とか見分けがつかない。
使い慣れないPHSで各所から連絡を受けて、修理しながら業務をこなす。
どこどこの誰々ですけどー、と言われてもすぐには、わからない。
まだ部署も人の名前もおぼえていないし、顔もわからない相手からの電話でトラブル現場にかけつけないといけない。
PHSが鳴った。
私「はい、東條~」
4階職員「4階ですけど、ナースコールのボタンをベッドの手すりに巻きつけてて、ベッド移動したら引きちぎれて、詰所の警報が鳴っているからなんとかして!」
私「おー、そりゃてぇへんだ。今行くわ。o谷さん、ちょっと4階行ってくる」
o谷事務長「よろしくねー」
事務課を飛び出し階段を駆け上って4階へ、行くのは息が切れるからエレベーターを使用。
4階に到着。
ドアオープン。
詰め所から警報音が鳴り響いていた。
看護師「設備さんこっちです」
私「どこどこー、これがナースコールの親玉かー。んー、いったいどうなってるんだー?全然わからんぞー」
看護師「ダメじゃん」
ナースコールの集合盤なんてドラマで、どこどこの患者さんが呼んでるってシーンを見たくらいで、実際に近くで見るのは初めてだった。
私「あ、なんか書いてある」
ナースコールの機械のすみっこに施工会社名があった。
私「おー、ここに連絡先書いてあるがな。
おい、看護師さん、この俺の持ってるPHSって外線かけれるの?」
看護師「そのPHSならたぶん0発信で外線にかけれると思うわ」
私「ほー、どれどれ。0押して、おっ、外線になったっぽい。ピッパッパと。この書いてある番号が変わってないといいけどな」
看護師「そおねぇ」
初日でPHSの使い方もたいしてわからないけど、なんとか業者に繋がった。
通信会社「はい、米山通信です」
私「老健雪山の東條と言いますが、ナースコールのことで聞きたいんですけどー」
通信会社「担当者に代わります」
施工した通信会社に応急処置を教えてもらった。
教えてもらったのはいいけれど、「どこどこのボタンを押してください」と業者の人に言われて、押してうまく復旧出来なかったらどうしようかとハラハラしていた。
でも何とかなった。
私「終わったで」
看護師「ありがとうございますー」
私「引きちぎるなって言っといてください」
看護師「伝えときまーす」
引きちぎれたナースコールの押しボタンを予備のボタンに交換すれば警報が消えるらしい。
予備のナースコールを探し出して交換したら警報が解除された。
よく出来てるぜ。
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