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第四章 絢爛のスクールフェスタ
第297話 甘いひととき
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生徒会総選挙を終えて初めての週末。僕とアルフェは調理室で久しぶりのお菓子作りに勤しんでいた。
「ん~、良い匂い。やっぱりワタシ、リーフのクッキーが一番好き」
天火魔導器から漂う甘く香ばしい匂いが調理室を満たすのに目を細めながら、アルフェが慣れた手つきでクッキーの型抜きを進めている。
三学期の始めに買い出した材料を全て消費したので、アルフェと僕の手許には顔の大きさほどの生地がそれぞれあったのだが、漸く手のひらに乗る程度に減ってきた。
「疲れていないかい、アルフェ?」
「全然っ! リーフとなら一日中だってこうしていられるよ。リーフは?」
「僕も同じだよ。こうして良い匂いがしてくると、達成感もあるね」
生地をまとめた時には、かなり大変そうだと覚悟してはみたものの、実際はアルフェのお陰で僕も楽しく調理を進めることが出来ている。
今回もクリーパー粉を活用したので、空気を含んで軽く膨らむことを想定し、薄めに生地を伸ばすのもそれほど苦にはならなかった。多分、前回より少し粉の配分を変えたのが良かったのかもしれないな。麺棒に打ち粉をしただけで、生地がするすると伸びていくのもやりやすくていい。アルフェもそれを感じているらしく、鼻歌交じりに最後の生地を伸ばし始める。ちょうどその時、天火魔導器から焼き上がりを告げる甲高い音が響いた。
「……あっ、もう焼けたみたい。次のを焼くね」
「ありがとう、アルフェ」
予備の天火魔導器の天板には、次に焼く生地が整然と並べられて出番を待っている。それを手に、アルフェがいそいそと天火魔導器の方へと運ぶ。扉を開くと、先ほどまで漂っていた甘く香ばしい匂いが一層濃く感じられた。
「あと三回くらいで、全部焼けそうだね」
天板を入れ替えながら、アルフェが天火魔導器にエーテルを流す。
「そうだね。生地が薄いから短時間で焼けるし、ちょうど良かった」
焼き上がったクッキーをそっと網の上に移して冷ましながら、調理室の時計を見遣る。時間は間もなく午後四時になろうとしているところだ。
「それにしても、マリーのお誕生日パーティーって、本当に今日なのかな?」
「確か六時からだったよね?」
僕の問いかけにアルフェが頷く。
マリーから誕生日パーティーに招待されたのが一昨日のことなのだが、まだ日時しか知らされていない。
「場所はすぐにわかるって言ってたけど、多機能通信魔導器で連絡した方がいいかな?」
「ファラが預かってるんだっけ?」
「うん。ファラちゃんも招待されてるし、時間ギリギリになってもわからなかったら連絡してみるって」
場所が知らされていないのは、決まっていないからなのか秘密だからなのか、と考えると恐らく後者だろうな。マリーはサプライズが好きそうなので、今回の誕生日パーティーでも色々と僕たちを驚かせる仕掛けを考えていそうだ。
「まあ、マリーのことだから、そのうちまた校内放送で呼び出されたりするんじゃないかな?」
「そうかも」
僕の話を聞いて安心したのか、アルフェが笑顔でクッキーの型抜きの作業に戻る。僕もアルフェと並んでクッキーの型を抜く。単純な作業だけれど、均一に薄く伸ばした生地からたくさんのハートをくり抜くのは、なかなかに面白い。どうくり抜いていけば生地を最大限利用出来るのかを考えてしまうあたりが、錬金術における簡易術式を描き込む作業に似ているな。決められた面積の中で、どう創意工夫出来るかが面白い。
「あ、結構余っちゃった」
アルフェも僕と同じように几帳面に型抜きをしていたのだが、残った生地を再びまとめながらちらりと可愛らしく舌先を覗かせた。
「じゃあ、それは僕が引き取るよ」
「ありがとう」
丸めた生地を僕が伸ばした生地の傍に置きながら、アルフェがじっと手許を見つめている。
「何か気になるのかい?」
「ううん。リーフの型抜きは模様みたいで凄く綺麗だなって。このまま焼いたら、なにか錬成出来ちゃいそう」
「だったら面白いね」
アルフェに言われて作業の手を止め、手許の生地を眺めてみる。ハートの形に整然とくり抜かれた生地は、確かに簡易術式の紋様のようでもある。
「こういうの、メルア先輩が見たら喜びそうだよね」
「そうかもね。まあでも、食べにくいだろうし、そもそもつなぎ目が細くて崩れそうだから、まとめちゃうけど」
残りの生地で型を抜き、アルフェの余った生地と合わせてまとめてまた伸ばしていく。
「ワタシ、次はなにをしたらいい?」
「じゃあ、ラッピングを頼めるかな。プレゼントってわけじゃないけど、差し入れたら後で食べられるだろうし」
「うん♪ マリー先輩、きっと喜んでくれるね」
アルフェは笑顔で頷くと、一旦手を洗い、用意していた耐油紙とリボンを手に網に乗せて冷ましていたクッキーのラッピングに取りかかる。そうこうしている内に、先ほどのクッキーが焼き上がったので、天板を入れ替えてくれた。
さて、僕も型抜き作業が終わったことだし、アルフェを手伝うことにしよう。結構沢山出来てしまったが、耐油紙は足りるだろうか。
「えへへっ、いっぱい出来たね。つまみ食いしたくなっちゃう」
「いいよ。配るからには僕たちも味を知らないと」
そう言いながら僕は焼き上がったクッキーをひとつ摘まみ、アルフェの口許に差し出した。
「んっ、美味しい」
アルフェは身体を左右に揺らして微笑むと、僕にも同じように一枚差し出す。
「はい、あーん」
自分で食べようと思っていたけれど、差し出されたからには素直に食べておこう。そう思って大きく口を開けたその時。
「いい匂いがすると思ったら、やっぱり!!」
突如として調理室の扉が勢い良く開かれた。
「ん゛っ!」
「すご~~い! 夢のような景色だね、ベル~」
誰かと思えば、ヴァナベルとヌメリンだ。咄嗟にアルフェに食べさせてもらったクッキーを咀嚼したが、二人はそんな僕たちよりも目の前のクッキーに夢中だ。
「ん? どうかしたのか?」
「いや、なんでもないよ。それよりどうしたんだい?」
特にアルフェとのことをからかわれる様子もなかったので、いつもの調子で訊ねると、ヴァナベルとヌメリンがそわそわとクッキーを指差した。
「どうしたもこうしたも、この匂いだよ。前に喰ったときもそうだけどさ、今回も滅茶苦茶美味しそうじゃん!」
「あの味が忘れられないの~~」
どうやら匂いにつられてやってきたらしい二人は、いかにも食べたそうな顔でクッキーに熱い視線を注いでいる。
「ちょっとでいいんだけど、試食とかさ、させてもらえねぇかなと思ってさ」
ヴァナベルにしては控えめな言い方に、思わず笑ってしまった。親しくなるにつれて、ヴァナベルなりの気遣いや礼儀が見えてくるのがなんとも面白いな。普通は逆なんだろうけれど。
「試食と言わずちゃんと分けるから、遠慮しなくていいよ」
「よっしゃあ~!!」
「わぁ~~い。待ってましたぁ~!」
「その代わりラッピングを手伝ってね」
差し出したクッキーに今にも飛びつきそうなヴァナベルとヌメリンに、アルフェが釘をさす。
「先食べてからでもいいか? 食堂が閉鎖されてて、滅茶苦茶腹が減ってんだよ~」
「今日の補講、タヌタヌ先生の軍事訓練、ハードだったんだよねぇ~」
補講の話は聞いているが、食堂が休みというのはどういうことだろうか。
「食堂が休みなんて聞いてないけど?」
「いや、なんでも貸し切りとか――」
言いかけたヴァナベルの言葉を、校内放送のチャイムが遮る。
「ん? なんだなんだ?」
ヴァナベルがぴんと耳を立て、放送に聴き入る。程なくして響いてきたのは、マリーの甲高い声だった。
「お待たせ致しましたわぁ~! 本日の平民寮の食堂は、私、マリアンネ・フォン・ベルセイユがプロデュースさせていただきましたの。招待された方々はもちろん、それ以外の方々もふるってご参加くださいまし! とびっきりのご馳走をたぁ~っくさん、ご用意しておりますわぁ~!」
「うぇ!?」
変な声を上げたヴァナベルだったが、その耳は興奮を示すようにパタパタと動いている。
「えぇ~、マリー先輩のプロデュース~~? なんで平民寮でぇ~?」
「……なんでだろうね」
相槌を打ちながらも理由がわかってしまった僕は、アルフェと目を合わせて微笑み合った。
「貴族寮に僕たちは入れないけど、平民寮は誰も差別しない。きっとみんなに祝ってほしかったんだよ」
「祝うってなにを?」
ヴァナベルとヌメリンが不思議そうに首を傾げている。ここはマリーの意図を汲んで、秘密にしておいた方がいいんだろうな。
「行けばわかると思うよ。早くラッピングして、ワタシたちも行こっ」
僕と同じ考えに至ったアルフェが嬉しそうに促した。
「ん~、良い匂い。やっぱりワタシ、リーフのクッキーが一番好き」
天火魔導器から漂う甘く香ばしい匂いが調理室を満たすのに目を細めながら、アルフェが慣れた手つきでクッキーの型抜きを進めている。
三学期の始めに買い出した材料を全て消費したので、アルフェと僕の手許には顔の大きさほどの生地がそれぞれあったのだが、漸く手のひらに乗る程度に減ってきた。
「疲れていないかい、アルフェ?」
「全然っ! リーフとなら一日中だってこうしていられるよ。リーフは?」
「僕も同じだよ。こうして良い匂いがしてくると、達成感もあるね」
生地をまとめた時には、かなり大変そうだと覚悟してはみたものの、実際はアルフェのお陰で僕も楽しく調理を進めることが出来ている。
今回もクリーパー粉を活用したので、空気を含んで軽く膨らむことを想定し、薄めに生地を伸ばすのもそれほど苦にはならなかった。多分、前回より少し粉の配分を変えたのが良かったのかもしれないな。麺棒に打ち粉をしただけで、生地がするすると伸びていくのもやりやすくていい。アルフェもそれを感じているらしく、鼻歌交じりに最後の生地を伸ばし始める。ちょうどその時、天火魔導器から焼き上がりを告げる甲高い音が響いた。
「……あっ、もう焼けたみたい。次のを焼くね」
「ありがとう、アルフェ」
予備の天火魔導器の天板には、次に焼く生地が整然と並べられて出番を待っている。それを手に、アルフェがいそいそと天火魔導器の方へと運ぶ。扉を開くと、先ほどまで漂っていた甘く香ばしい匂いが一層濃く感じられた。
「あと三回くらいで、全部焼けそうだね」
天板を入れ替えながら、アルフェが天火魔導器にエーテルを流す。
「そうだね。生地が薄いから短時間で焼けるし、ちょうど良かった」
焼き上がったクッキーをそっと網の上に移して冷ましながら、調理室の時計を見遣る。時間は間もなく午後四時になろうとしているところだ。
「それにしても、マリーのお誕生日パーティーって、本当に今日なのかな?」
「確か六時からだったよね?」
僕の問いかけにアルフェが頷く。
マリーから誕生日パーティーに招待されたのが一昨日のことなのだが、まだ日時しか知らされていない。
「場所はすぐにわかるって言ってたけど、多機能通信魔導器で連絡した方がいいかな?」
「ファラが預かってるんだっけ?」
「うん。ファラちゃんも招待されてるし、時間ギリギリになってもわからなかったら連絡してみるって」
場所が知らされていないのは、決まっていないからなのか秘密だからなのか、と考えると恐らく後者だろうな。マリーはサプライズが好きそうなので、今回の誕生日パーティーでも色々と僕たちを驚かせる仕掛けを考えていそうだ。
「まあ、マリーのことだから、そのうちまた校内放送で呼び出されたりするんじゃないかな?」
「そうかも」
僕の話を聞いて安心したのか、アルフェが笑顔でクッキーの型抜きの作業に戻る。僕もアルフェと並んでクッキーの型を抜く。単純な作業だけれど、均一に薄く伸ばした生地からたくさんのハートをくり抜くのは、なかなかに面白い。どうくり抜いていけば生地を最大限利用出来るのかを考えてしまうあたりが、錬金術における簡易術式を描き込む作業に似ているな。決められた面積の中で、どう創意工夫出来るかが面白い。
「あ、結構余っちゃった」
アルフェも僕と同じように几帳面に型抜きをしていたのだが、残った生地を再びまとめながらちらりと可愛らしく舌先を覗かせた。
「じゃあ、それは僕が引き取るよ」
「ありがとう」
丸めた生地を僕が伸ばした生地の傍に置きながら、アルフェがじっと手許を見つめている。
「何か気になるのかい?」
「ううん。リーフの型抜きは模様みたいで凄く綺麗だなって。このまま焼いたら、なにか錬成出来ちゃいそう」
「だったら面白いね」
アルフェに言われて作業の手を止め、手許の生地を眺めてみる。ハートの形に整然とくり抜かれた生地は、確かに簡易術式の紋様のようでもある。
「こういうの、メルア先輩が見たら喜びそうだよね」
「そうかもね。まあでも、食べにくいだろうし、そもそもつなぎ目が細くて崩れそうだから、まとめちゃうけど」
残りの生地で型を抜き、アルフェの余った生地と合わせてまとめてまた伸ばしていく。
「ワタシ、次はなにをしたらいい?」
「じゃあ、ラッピングを頼めるかな。プレゼントってわけじゃないけど、差し入れたら後で食べられるだろうし」
「うん♪ マリー先輩、きっと喜んでくれるね」
アルフェは笑顔で頷くと、一旦手を洗い、用意していた耐油紙とリボンを手に網に乗せて冷ましていたクッキーのラッピングに取りかかる。そうこうしている内に、先ほどのクッキーが焼き上がったので、天板を入れ替えてくれた。
さて、僕も型抜き作業が終わったことだし、アルフェを手伝うことにしよう。結構沢山出来てしまったが、耐油紙は足りるだろうか。
「えへへっ、いっぱい出来たね。つまみ食いしたくなっちゃう」
「いいよ。配るからには僕たちも味を知らないと」
そう言いながら僕は焼き上がったクッキーをひとつ摘まみ、アルフェの口許に差し出した。
「んっ、美味しい」
アルフェは身体を左右に揺らして微笑むと、僕にも同じように一枚差し出す。
「はい、あーん」
自分で食べようと思っていたけれど、差し出されたからには素直に食べておこう。そう思って大きく口を開けたその時。
「いい匂いがすると思ったら、やっぱり!!」
突如として調理室の扉が勢い良く開かれた。
「ん゛っ!」
「すご~~い! 夢のような景色だね、ベル~」
誰かと思えば、ヴァナベルとヌメリンだ。咄嗟にアルフェに食べさせてもらったクッキーを咀嚼したが、二人はそんな僕たちよりも目の前のクッキーに夢中だ。
「ん? どうかしたのか?」
「いや、なんでもないよ。それよりどうしたんだい?」
特にアルフェとのことをからかわれる様子もなかったので、いつもの調子で訊ねると、ヴァナベルとヌメリンがそわそわとクッキーを指差した。
「どうしたもこうしたも、この匂いだよ。前に喰ったときもそうだけどさ、今回も滅茶苦茶美味しそうじゃん!」
「あの味が忘れられないの~~」
どうやら匂いにつられてやってきたらしい二人は、いかにも食べたそうな顔でクッキーに熱い視線を注いでいる。
「ちょっとでいいんだけど、試食とかさ、させてもらえねぇかなと思ってさ」
ヴァナベルにしては控えめな言い方に、思わず笑ってしまった。親しくなるにつれて、ヴァナベルなりの気遣いや礼儀が見えてくるのがなんとも面白いな。普通は逆なんだろうけれど。
「試食と言わずちゃんと分けるから、遠慮しなくていいよ」
「よっしゃあ~!!」
「わぁ~~い。待ってましたぁ~!」
「その代わりラッピングを手伝ってね」
差し出したクッキーに今にも飛びつきそうなヴァナベルとヌメリンに、アルフェが釘をさす。
「先食べてからでもいいか? 食堂が閉鎖されてて、滅茶苦茶腹が減ってんだよ~」
「今日の補講、タヌタヌ先生の軍事訓練、ハードだったんだよねぇ~」
補講の話は聞いているが、食堂が休みというのはどういうことだろうか。
「食堂が休みなんて聞いてないけど?」
「いや、なんでも貸し切りとか――」
言いかけたヴァナベルの言葉を、校内放送のチャイムが遮る。
「ん? なんだなんだ?」
ヴァナベルがぴんと耳を立て、放送に聴き入る。程なくして響いてきたのは、マリーの甲高い声だった。
「お待たせ致しましたわぁ~! 本日の平民寮の食堂は、私、マリアンネ・フォン・ベルセイユがプロデュースさせていただきましたの。招待された方々はもちろん、それ以外の方々もふるってご参加くださいまし! とびっきりのご馳走をたぁ~っくさん、ご用意しておりますわぁ~!」
「うぇ!?」
変な声を上げたヴァナベルだったが、その耳は興奮を示すようにパタパタと動いている。
「えぇ~、マリー先輩のプロデュース~~? なんで平民寮でぇ~?」
「……なんでだろうね」
相槌を打ちながらも理由がわかってしまった僕は、アルフェと目を合わせて微笑み合った。
「貴族寮に僕たちは入れないけど、平民寮は誰も差別しない。きっとみんなに祝ってほしかったんだよ」
「祝うってなにを?」
ヴァナベルとヌメリンが不思議そうに首を傾げている。ここはマリーの意図を汲んで、秘密にしておいた方がいいんだろうな。
「行けばわかると思うよ。早くラッピングして、ワタシたちも行こっ」
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