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・腹黒宰相は異世界転移のモブを溺愛する
60)独占欲
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「王宮も神殿も修復費が思ったよりもかかるな」
「延期には出来ないのですか?」
イブキが書類を片手にやってきた。しばらく休めと言ったのに、俺と一緒に居る方が落ち着くと言って王宮についてきている。落ち着くなんて言いながらもこうやって仕事をしているのだ。
「先延ばしには出来ればしたくない。すでに2年をかけてきた。これ以上遅らせると対外的にもよくないんだ」
「間に合うんでしょうか?」
「間に合わせるんだ」
被害の状況を確認すると比較的早くに避難させた王都近辺は最小限に押さえることが出来たようだ。市井にまで影響が出なかったのが幸いだったと思う。それでも瘴気の影響で一部の田畑は枯れ、魔人が歩いた後は点々と水たまりのような池ができてしまった。
「土で埋め立てるには重い土砂を運び込む手間がかかるな。重力系の魔導士を呼ぶか。だが王宮の方を先に急がせないと」
「ではしばらくため池にしておいてはどうでしょう?」
「ため池?」
「ええ。昔僕が住んでいた田舎では家畜の水飲み場や農業用水として使われたり、火事などのときの防火用水としても活用していました」
「ほう。なるほど、一時的にならかまわないだろう」
俺はイブキの言葉に新鮮な驚きを感じ、思考の霧が晴れるようだった。異世界人だからだけじゃない。イブキには発想の転換や物事を大きな視野で見て考えることができるひらめきが備わっている。そういうところにも惹かれてしまう。
「では池には睡蓮とか植えたら水面に映る淡い色彩が趣があっていいですよ」
「睡蓮?」
「こちらではどういう名前なのかわかりませんが、池の上に浮かぶようにして葉を広げる植物があって、根は食べられたり、薬にできる種類もあるんです。綺麗な花が咲きますし薬師さん達が知っていると思います」
「綺麗な花か。観光名所にもできるというわけか?」
「ん~?そうかも」
「……さすがは補佐様ですね」
「びっくりした。そんな提案ができるんだ」
存在を忘れていたが、隣で目をぱちくりさせているのはエバンとフランシスだ。時間がない上にやる事が山積みで急遽人員要請をし他部署から手伝いを借りてきた貴族子息たちだ。
「なんだお前ら。イブの能力を疑っていたのか?」
「い、いえ、動物と話せる能力の子って言うのは知っていましたが」
「エバン。不敬だぞ。失礼しました。疑っていたのではないですが、この目でみて彼の言葉が現実となる可能性を実感いたしました」
躾が行き届いているような丁寧口調がフランシスで中流貴族の次男。エバンは下級貴族の三男だったか。二人の間には、まだ若さゆえの青臭さが漂っている。
「そんな僕、たいした事言ってませんよ。ただの田舎者です。はは」
イブキは、照れたように笑い、さらさらとした髪を掻き上げた。その謙虚さが、かえって周囲の好奇心を刺激するとは思っても居ないのだろう。まったくイブキは自分の価値がわかっていない。この世界の常識とイブキの世界とは違う。俺達はなんでも魔法で解決しようという考えが先に立つが、所詮一過性のものだ。継続的な事を考えるとイブキの地に足の着いた意見の方が役にたつことが多くて驚かされる。
「謙遜されるところも奥ゆかしいですね」
フランシスが前のめりになり、熱を帯びた視線でイブキに近寄る。なんだ?興味を持ってしまったのか?
「えっと。イブキ様は何歳なんですか?ひょっとして同じ歳くらいだったりします?」
エバンもかよ!ちょっと待て。俺のイブキにこれ以上近寄るな。
「仕事をしろ!時間がないからお前達を係につけたんだぞ」
「「はい!すみません」」
仕事はできると言うから引き抜いてきたのに。これじゃあ先が思いやられるな。
「ピィ」
ぱたぱたとユキが窓から入って来た。白くふわふわとした体は、まるで小さな雪玉のようだ。ちょこんとイブキの肩に軽い重みをかけて乗る。
「そうだね。じゃあチカラを貸してもらえそうかな?」
「ピィピ」
なんとなくだがユキが誇らしげに胸を張っているように見える。褒めてもらいたいのか?俺は鳥の気持ちがわかるようになったのか?
「どうした?何かをする気か?」
「はい。王宮内の瓦礫を動かすのに動物たちの手を借りようと思いまして」
「そんなことができるのか?」
それなら経費の節約になるかもしれない。魔導士を雇うだけでもかなりの費用だったのだ。
「ユキを通じて呼んできてもらいました」
「よくやったぞ。ユキ!」
「ピィ」
なんだか毛玉が得意げに見える。こうしていると可愛く見えてくるから不思議なもんだ。
王室にあいた穴はとりあえず埋めることにしてこの際内部は後回しにし、外観を先に修復する計画をたてた。その際瓦礫の撤去や材料を運ぶ役目を動物たちがしてくれると、修復魔法の担い手たちや設計士たちを建築に専念するように振り分けることができる。
「なんとか時間短縮できそうだ」
「宰相はいるか?」
突然執務室にアーベルが勢いよく現れた。この忙しい時に。なんだって言うんだ。
「王太子殿下は公務の途中ではございませんか?」
「それが、いろいろと気になって集中できなくてな」
そわそわとイブキの方に視線を送る。何がしたいんだ?
「僕に何か御用でしょうか?」
「そうなのだ。王室まで来てくれないか?」
王の部屋か?まだ建設中のはずだが?イブキを連れて行ってどうする気だ?
「イブはまだ補佐の身です。俺も同行します」
「いや、エルシドは忙しいだろ?イブキだけでいいんだけどな」
この野郎。ため口に戻っているという事は私的な内容だな。イブキに何をさせるつもりだ?
「ダメです。何かさせる気でしょう?」
王室前は瓦礫の撤去に大型の動物たちが集まっていた。ユリシーズが筋肉隆々の腕を組み、鋭い眼光でウォルフと共に指揮をとっている。なんだお前いつから猛獣使いになったんだ?
「ユキから動物たちに団長さんの言う事を聞くように説得してもらったんです」
ユキがぱたぱたとユリシーズの肩にのる。めろめろになった顔でユキになにやら話しかけている。見ているこっちが恥ずかしくなるような顔だ。
「ユキ以外の動物も人の言葉がわかるのか?」
「団長さんはウォルフを通じて話せるみたいですよ」
おそるべきは守護獣。ということは俺もユキを通じたら話せるのか?
「イブキ。あれだ。あれに乗ってみたいんだ。小さいころからの夢でな」
好奇心を抑えきれないようにアーベルが指さしたのはエレファンという名の大型動物だ。
「ゾウですね。大きいですもんね。気持ちはわかります」
エレファンは、長い鼻を器用に使って、重い材木をゆっくりと運んでいる。イブキのところではゾウという名らしい。異世界の言葉が、新鮮な響きを持って俺の耳に届く。アーベルのこういうところは王族なんだなと感じる。地位や権力を持ちながらも子供じみたところが残っている。
イブキが近づくと動物たちが寄ってくる。押しつぶされないかと心配だ。
「キミのその素晴らしい体格に是非とも乗ってみたいという人間がいるんだ。どうか乗せてくれないだろうか?」
イブキの言葉が通じたのはエレファンは膝を曲げて乗りやすいように腰を落としてくれた。
「いいのか!ではイブキも一緒に乗ろう!」
アーベルがイブキの手を掴もうとするのを反射的にパシンと叩いてしまった。まずい、私的な場所ではないのに王太子に手をあげてしまった。不敬となり、牢獄行きだ。
「私が乗りましょう」
すかさずヘルマンが現れ王太子と共にエレファンに乗っかった。俺がアーベルを叩いたのはヘルマンの影で皆にはわからなかったようだ。
助けてもらったか。後でヘルマンに礼を言っておかないと。
なんだかイブキに触れたくなって手をつないでみる。
「シド?どうしたのですか?」
「俺以外の奴に誘われてもついて行かないでくれ。イブが他の奴と一緒に居るのは嫌なのだ。俺のことだけ考えて居てくれないか」
「わ、わかりました」
イブキの顔が真っ赤に染まる。……俺は今何を口走った?
これは独占欲か。俺はこんなに嫉妬深かったのか。とにかくイブキを俺以外の奴に触らせたくないのだ。
「延期には出来ないのですか?」
イブキが書類を片手にやってきた。しばらく休めと言ったのに、俺と一緒に居る方が落ち着くと言って王宮についてきている。落ち着くなんて言いながらもこうやって仕事をしているのだ。
「先延ばしには出来ればしたくない。すでに2年をかけてきた。これ以上遅らせると対外的にもよくないんだ」
「間に合うんでしょうか?」
「間に合わせるんだ」
被害の状況を確認すると比較的早くに避難させた王都近辺は最小限に押さえることが出来たようだ。市井にまで影響が出なかったのが幸いだったと思う。それでも瘴気の影響で一部の田畑は枯れ、魔人が歩いた後は点々と水たまりのような池ができてしまった。
「土で埋め立てるには重い土砂を運び込む手間がかかるな。重力系の魔導士を呼ぶか。だが王宮の方を先に急がせないと」
「ではしばらくため池にしておいてはどうでしょう?」
「ため池?」
「ええ。昔僕が住んでいた田舎では家畜の水飲み場や農業用水として使われたり、火事などのときの防火用水としても活用していました」
「ほう。なるほど、一時的にならかまわないだろう」
俺はイブキの言葉に新鮮な驚きを感じ、思考の霧が晴れるようだった。異世界人だからだけじゃない。イブキには発想の転換や物事を大きな視野で見て考えることができるひらめきが備わっている。そういうところにも惹かれてしまう。
「では池には睡蓮とか植えたら水面に映る淡い色彩が趣があっていいですよ」
「睡蓮?」
「こちらではどういう名前なのかわかりませんが、池の上に浮かぶようにして葉を広げる植物があって、根は食べられたり、薬にできる種類もあるんです。綺麗な花が咲きますし薬師さん達が知っていると思います」
「綺麗な花か。観光名所にもできるというわけか?」
「ん~?そうかも」
「……さすがは補佐様ですね」
「びっくりした。そんな提案ができるんだ」
存在を忘れていたが、隣で目をぱちくりさせているのはエバンとフランシスだ。時間がない上にやる事が山積みで急遽人員要請をし他部署から手伝いを借りてきた貴族子息たちだ。
「なんだお前ら。イブの能力を疑っていたのか?」
「い、いえ、動物と話せる能力の子って言うのは知っていましたが」
「エバン。不敬だぞ。失礼しました。疑っていたのではないですが、この目でみて彼の言葉が現実となる可能性を実感いたしました」
躾が行き届いているような丁寧口調がフランシスで中流貴族の次男。エバンは下級貴族の三男だったか。二人の間には、まだ若さゆえの青臭さが漂っている。
「そんな僕、たいした事言ってませんよ。ただの田舎者です。はは」
イブキは、照れたように笑い、さらさらとした髪を掻き上げた。その謙虚さが、かえって周囲の好奇心を刺激するとは思っても居ないのだろう。まったくイブキは自分の価値がわかっていない。この世界の常識とイブキの世界とは違う。俺達はなんでも魔法で解決しようという考えが先に立つが、所詮一過性のものだ。継続的な事を考えるとイブキの地に足の着いた意見の方が役にたつことが多くて驚かされる。
「謙遜されるところも奥ゆかしいですね」
フランシスが前のめりになり、熱を帯びた視線でイブキに近寄る。なんだ?興味を持ってしまったのか?
「えっと。イブキ様は何歳なんですか?ひょっとして同じ歳くらいだったりします?」
エバンもかよ!ちょっと待て。俺のイブキにこれ以上近寄るな。
「仕事をしろ!時間がないからお前達を係につけたんだぞ」
「「はい!すみません」」
仕事はできると言うから引き抜いてきたのに。これじゃあ先が思いやられるな。
「ピィ」
ぱたぱたとユキが窓から入って来た。白くふわふわとした体は、まるで小さな雪玉のようだ。ちょこんとイブキの肩に軽い重みをかけて乗る。
「そうだね。じゃあチカラを貸してもらえそうかな?」
「ピィピ」
なんとなくだがユキが誇らしげに胸を張っているように見える。褒めてもらいたいのか?俺は鳥の気持ちがわかるようになったのか?
「どうした?何かをする気か?」
「はい。王宮内の瓦礫を動かすのに動物たちの手を借りようと思いまして」
「そんなことができるのか?」
それなら経費の節約になるかもしれない。魔導士を雇うだけでもかなりの費用だったのだ。
「ユキを通じて呼んできてもらいました」
「よくやったぞ。ユキ!」
「ピィ」
なんだか毛玉が得意げに見える。こうしていると可愛く見えてくるから不思議なもんだ。
王室にあいた穴はとりあえず埋めることにしてこの際内部は後回しにし、外観を先に修復する計画をたてた。その際瓦礫の撤去や材料を運ぶ役目を動物たちがしてくれると、修復魔法の担い手たちや設計士たちを建築に専念するように振り分けることができる。
「なんとか時間短縮できそうだ」
「宰相はいるか?」
突然執務室にアーベルが勢いよく現れた。この忙しい時に。なんだって言うんだ。
「王太子殿下は公務の途中ではございませんか?」
「それが、いろいろと気になって集中できなくてな」
そわそわとイブキの方に視線を送る。何がしたいんだ?
「僕に何か御用でしょうか?」
「そうなのだ。王室まで来てくれないか?」
王の部屋か?まだ建設中のはずだが?イブキを連れて行ってどうする気だ?
「イブはまだ補佐の身です。俺も同行します」
「いや、エルシドは忙しいだろ?イブキだけでいいんだけどな」
この野郎。ため口に戻っているという事は私的な内容だな。イブキに何をさせるつもりだ?
「ダメです。何かさせる気でしょう?」
王室前は瓦礫の撤去に大型の動物たちが集まっていた。ユリシーズが筋肉隆々の腕を組み、鋭い眼光でウォルフと共に指揮をとっている。なんだお前いつから猛獣使いになったんだ?
「ユキから動物たちに団長さんの言う事を聞くように説得してもらったんです」
ユキがぱたぱたとユリシーズの肩にのる。めろめろになった顔でユキになにやら話しかけている。見ているこっちが恥ずかしくなるような顔だ。
「ユキ以外の動物も人の言葉がわかるのか?」
「団長さんはウォルフを通じて話せるみたいですよ」
おそるべきは守護獣。ということは俺もユキを通じたら話せるのか?
「イブキ。あれだ。あれに乗ってみたいんだ。小さいころからの夢でな」
好奇心を抑えきれないようにアーベルが指さしたのはエレファンという名の大型動物だ。
「ゾウですね。大きいですもんね。気持ちはわかります」
エレファンは、長い鼻を器用に使って、重い材木をゆっくりと運んでいる。イブキのところではゾウという名らしい。異世界の言葉が、新鮮な響きを持って俺の耳に届く。アーベルのこういうところは王族なんだなと感じる。地位や権力を持ちながらも子供じみたところが残っている。
イブキが近づくと動物たちが寄ってくる。押しつぶされないかと心配だ。
「キミのその素晴らしい体格に是非とも乗ってみたいという人間がいるんだ。どうか乗せてくれないだろうか?」
イブキの言葉が通じたのはエレファンは膝を曲げて乗りやすいように腰を落としてくれた。
「いいのか!ではイブキも一緒に乗ろう!」
アーベルがイブキの手を掴もうとするのを反射的にパシンと叩いてしまった。まずい、私的な場所ではないのに王太子に手をあげてしまった。不敬となり、牢獄行きだ。
「私が乗りましょう」
すかさずヘルマンが現れ王太子と共にエレファンに乗っかった。俺がアーベルを叩いたのはヘルマンの影で皆にはわからなかったようだ。
助けてもらったか。後でヘルマンに礼を言っておかないと。
なんだかイブキに触れたくなって手をつないでみる。
「シド?どうしたのですか?」
「俺以外の奴に誘われてもついて行かないでくれ。イブが他の奴と一緒に居るのは嫌なのだ。俺のことだけ考えて居てくれないか」
「わ、わかりました」
イブキの顔が真っ赤に染まる。……俺は今何を口走った?
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