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・腹黒宰相は異世界転移のモブを溺愛する
49)呪術師
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王宮から戻り、屋敷にはいるとクラークがにこにこと満面の笑みでいた。なんでそんなに笑顔なんだ。屋敷の使用人たちもいつもよりにこやかな気がする。
「王宮ではユリシーズに追いかけまわされて仕事にならんのでな、いくつか仕事を持ち帰った」
「それは大変でございましたね。団長殿も久しぶりにユキに会えて喜んでおいででしたでしょうに」
「まあな。来るなと言った反動かもしれぬ。今後は先ぶれを寄こすなら来ても良いぞと言っておいた」
「さようでございますね。それで?補佐が出来たのですからお仕事はもちろんイブ様と一緒になさるのでしょう?まさか補佐就任は名前だけの飾りだなんて、イブ様を傷つける事はおっしゃらないでしょうね?」
「……わかっている!」
「ピィ」
「どうしたの?今度はこれが気になるのかな?」
「ピィ―ピピ」
毛玉は両手に乗るくらいの大きさで成長が止まっているようだ。相変わらずふわふわの見た目で俺には毛玉にしか見えない。だが、飛ぶ時は毛玉の中から左右に白い羽が広がる。羽だけが成鳥のようになっているのか?
今はイブキの目の前で同じように書類を見聞きしている。ひょっとして自分を人間だと思っているのか?だから俺の言葉にも反応するのか?
「ピィピ」
「なるほど。これは誇張しすぎているんだね」
「そんな事もわかるのか?」
「ん~。なんかそう言ってるみたいに聞こえるんです。この書類は数字を拡張しすぎているみたいですよ。実際に計算してみますね」
イブキが手元にある魔道具を叩き始めた。これは魔道卓という名にしたらしい。イブキの世界の電卓というのをマネてクラークに作らせたモノらしい。
「これは本当に便利なものだな」
魔道卓を叩きながら俺も作業をしてみる。計算があっという間に出来るのは時間短縮になってよい。
「でもまだ足し算と引き算しかできないんです」
「それだけあれば十分だ」
「総務と会計にわければもっと効率よくなると思います」
「良い案だ。それは諸部署に申し渡しておこう」
クラークの言った通り、イブキは頭の回転が早かった。あの図書室の原書を読み解いていたというのも納得がいく。
「シド。浄化はもうほとんど進んでいるのでしょ?」
「ああ。団長からはそう聞いている」
「もう一度、皇子に会ってみたいんですが」
「そうか。気になるんだな」
「はい。なんか今会わないといけない気がするんです」
「ピィ」
「ユキもそう言っています」
「毛玉も?」
「ピピ!」
毛玉が急にイブキの傍で羽を広げる。威嚇?しているのか?
「ユキ?どうしたの?」
「警戒しなくても大丈夫だ。俺の影のタフォスだ」
「エルシド様」
俺がイブキの前で名を告げたためか、部屋の隅に黒装束の男が現れた。俺以外がいたので様子見をしていたのだろう。次の指示を待っているようだ。
「この者達は俺の仲間だ。発言してくれてかまわない」
「おそれいります。この間のお言いつけどうり、お調べしましたがモーガンという魔導士は存在いたしませんでした」
「なんだと?存在しない?」
「はい。そのかわり呪術師ならおりました」
「呪術師だと?」
「はい。おそらく浄化に使われているのは魔道具ではなく呪術具かと思われます」
「皇子が使っているって?呪術具は魔道具と何が違うの?」
「はい。魔道具は魔法を元に。呪術具は呪いを元に作られております」
「呪いだなんて……」
「報告書には皇子は浄化後に毎回意識を失うと書いてあった」
「毎回?それって人体に影響はないのですか?」
「わかりません」
「危険な事に巻き込まれているんじゃないのかな?シド。皇子をこちらに引き抜くことは出来ないの?」
「取り急ぎハロルドと連絡を取ってくれないか?できればこっそりと会えるように手配してもらいたい」
「かしこまりました」
「シド。何が起こっているのですか?」
「まだはっきりと言える段階じゃないんだ」
「でも誰かが皇子を使って何かをしようとしているんですね?」
イブキが何かを考えるそぶりをしだす。これはひとこと言っておかないとまた突っ走りかねない。
「イブ、約束してくれるか?俺に黙って危ないことはしないと」
「はい。約束します」
「何かあれば、いやなくても、行動を起こす前に俺に考えてる事を先に言ってくれ」
「はい。浄化に呪い、と来るなら瘴気を使ってくるということでしょうか?」
「……おそらくは」
「では皇子のチカラは安定しないのではなくて安定できないのではないでしょうか?」
イブキも気づいているのか。意識を失う程、チカラを奪われるということを。
「俺は当初は本当にチカラがあるのはイブだけかと思っていた」
「そんなはずないじゃないですか。僕はモブなんですから」
「イブキはイブキだ。お前には他の者にないチカラを保有している。自分を卑下する必要はないんだ」
「……シド。ありがとう」
「ピィ!」
「ふふ、ユキもありがとう」
「皇子に会うのは苦手なのだがなあ。喚かれると面倒だ」
「もしも、泉を浄化する前の不安定な状態が。あれがひょっとしたらなんらかの作用が元となっていたら?皇子も僕と同じで異世界からきました。こちらの世界の者と違い作用の効き方にむらがあるとしたら?」
「こちらに来た時点で何かされていたということか?考えられるな」
「ハロルドさんは神聖力が高いのですね?」
「そうだ。魔法陣が描けるほどにな」
「では、そのハロルドさんが傍に居るから自制心が保っているのかもしれません」
「否定はできない」
「助けに行かないと」
「待てイブ。相手の出方がわからない今、やみくもに動くのは危ない」
「でもシド。僕だったのかもしれないんです」
「……え?」
「たまたま僕はシドが見つけてくれた。でも落ちた場所が神殿だったら、僕があの子の代わりになっていたも知れないのです」
イブが皇子のかわりに?そんな事あってたまるか!
「わかった。助け出そう。だが一筋縄ではいかないだろう」
「はい。話しを聞く限り、そのモーガンという者は用意周到な人物だと思います」
「俺もそう思う。まるで皇子が来ることがわかっていたような」
「……瘴気が出始めたのはいつ頃ですか?」
「それは、第一王子が戦争を敗退してから一年後くらいからだな?」
「瘴気がおこるのは憎悪や嫉妬や人々の負の気などからでしたよね?」
「そ……うだ。まさか……」
嘘だろ。まさか。イブキ、お前は何を言おうとしているのだ。
「すべてが仕組まれた事だとしたら?」
「王宮ではユリシーズに追いかけまわされて仕事にならんのでな、いくつか仕事を持ち帰った」
「それは大変でございましたね。団長殿も久しぶりにユキに会えて喜んでおいででしたでしょうに」
「まあな。来るなと言った反動かもしれぬ。今後は先ぶれを寄こすなら来ても良いぞと言っておいた」
「さようでございますね。それで?補佐が出来たのですからお仕事はもちろんイブ様と一緒になさるのでしょう?まさか補佐就任は名前だけの飾りだなんて、イブ様を傷つける事はおっしゃらないでしょうね?」
「……わかっている!」
「ピィ」
「どうしたの?今度はこれが気になるのかな?」
「ピィ―ピピ」
毛玉は両手に乗るくらいの大きさで成長が止まっているようだ。相変わらずふわふわの見た目で俺には毛玉にしか見えない。だが、飛ぶ時は毛玉の中から左右に白い羽が広がる。羽だけが成鳥のようになっているのか?
今はイブキの目の前で同じように書類を見聞きしている。ひょっとして自分を人間だと思っているのか?だから俺の言葉にも反応するのか?
「ピィピ」
「なるほど。これは誇張しすぎているんだね」
「そんな事もわかるのか?」
「ん~。なんかそう言ってるみたいに聞こえるんです。この書類は数字を拡張しすぎているみたいですよ。実際に計算してみますね」
イブキが手元にある魔道具を叩き始めた。これは魔道卓という名にしたらしい。イブキの世界の電卓というのをマネてクラークに作らせたモノらしい。
「これは本当に便利なものだな」
魔道卓を叩きながら俺も作業をしてみる。計算があっという間に出来るのは時間短縮になってよい。
「でもまだ足し算と引き算しかできないんです」
「それだけあれば十分だ」
「総務と会計にわければもっと効率よくなると思います」
「良い案だ。それは諸部署に申し渡しておこう」
クラークの言った通り、イブキは頭の回転が早かった。あの図書室の原書を読み解いていたというのも納得がいく。
「シド。浄化はもうほとんど進んでいるのでしょ?」
「ああ。団長からはそう聞いている」
「もう一度、皇子に会ってみたいんですが」
「そうか。気になるんだな」
「はい。なんか今会わないといけない気がするんです」
「ピィ」
「ユキもそう言っています」
「毛玉も?」
「ピピ!」
毛玉が急にイブキの傍で羽を広げる。威嚇?しているのか?
「ユキ?どうしたの?」
「警戒しなくても大丈夫だ。俺の影のタフォスだ」
「エルシド様」
俺がイブキの前で名を告げたためか、部屋の隅に黒装束の男が現れた。俺以外がいたので様子見をしていたのだろう。次の指示を待っているようだ。
「この者達は俺の仲間だ。発言してくれてかまわない」
「おそれいります。この間のお言いつけどうり、お調べしましたがモーガンという魔導士は存在いたしませんでした」
「なんだと?存在しない?」
「はい。そのかわり呪術師ならおりました」
「呪術師だと?」
「はい。おそらく浄化に使われているのは魔道具ではなく呪術具かと思われます」
「皇子が使っているって?呪術具は魔道具と何が違うの?」
「はい。魔道具は魔法を元に。呪術具は呪いを元に作られております」
「呪いだなんて……」
「報告書には皇子は浄化後に毎回意識を失うと書いてあった」
「毎回?それって人体に影響はないのですか?」
「わかりません」
「危険な事に巻き込まれているんじゃないのかな?シド。皇子をこちらに引き抜くことは出来ないの?」
「取り急ぎハロルドと連絡を取ってくれないか?できればこっそりと会えるように手配してもらいたい」
「かしこまりました」
「シド。何が起こっているのですか?」
「まだはっきりと言える段階じゃないんだ」
「でも誰かが皇子を使って何かをしようとしているんですね?」
イブキが何かを考えるそぶりをしだす。これはひとこと言っておかないとまた突っ走りかねない。
「イブ、約束してくれるか?俺に黙って危ないことはしないと」
「はい。約束します」
「何かあれば、いやなくても、行動を起こす前に俺に考えてる事を先に言ってくれ」
「はい。浄化に呪い、と来るなら瘴気を使ってくるということでしょうか?」
「……おそらくは」
「では皇子のチカラは安定しないのではなくて安定できないのではないでしょうか?」
イブキも気づいているのか。意識を失う程、チカラを奪われるということを。
「俺は当初は本当にチカラがあるのはイブだけかと思っていた」
「そんなはずないじゃないですか。僕はモブなんですから」
「イブキはイブキだ。お前には他の者にないチカラを保有している。自分を卑下する必要はないんだ」
「……シド。ありがとう」
「ピィ!」
「ふふ、ユキもありがとう」
「皇子に会うのは苦手なのだがなあ。喚かれると面倒だ」
「もしも、泉を浄化する前の不安定な状態が。あれがひょっとしたらなんらかの作用が元となっていたら?皇子も僕と同じで異世界からきました。こちらの世界の者と違い作用の効き方にむらがあるとしたら?」
「こちらに来た時点で何かされていたということか?考えられるな」
「ハロルドさんは神聖力が高いのですね?」
「そうだ。魔法陣が描けるほどにな」
「では、そのハロルドさんが傍に居るから自制心が保っているのかもしれません」
「否定はできない」
「助けに行かないと」
「待てイブ。相手の出方がわからない今、やみくもに動くのは危ない」
「でもシド。僕だったのかもしれないんです」
「……え?」
「たまたま僕はシドが見つけてくれた。でも落ちた場所が神殿だったら、僕があの子の代わりになっていたも知れないのです」
イブが皇子のかわりに?そんな事あってたまるか!
「わかった。助け出そう。だが一筋縄ではいかないだろう」
「はい。話しを聞く限り、そのモーガンという者は用意周到な人物だと思います」
「俺もそう思う。まるで皇子が来ることがわかっていたような」
「……瘴気が出始めたのはいつ頃ですか?」
「それは、第一王子が戦争を敗退してから一年後くらいからだな?」
「瘴気がおこるのは憎悪や嫉妬や人々の負の気などからでしたよね?」
「そ……うだ。まさか……」
嘘だろ。まさか。イブキ、お前は何を言おうとしているのだ。
「すべてが仕組まれた事だとしたら?」
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