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第1章 アルストロメリア編
第26話 オーダーメイドの採寸とデザイン相談
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(アルが怖いです。どうにかなりませんか?)
あまりの怖さにレイがどこかに消えた。
おそらく、第一王子であり次期国王のアルに気を使ったのだろう。
(ですが、こういう時は消えないでほしかったです。というかアル、私をお姫様抱っこしてどこに連れていくのですか。あのお姫様抱っこは恥ずかしいのですが――いえ、逆らいません。だから、睨まないでください)
アルに連れていかれると、そこにはたくさんの女性がいた。
巻き尺や裁縫道具などがたくさん準備され端の方には布の山がある。
「あのアル、ここは?」
「服飾職人やデザイナーを集めたんだ。
アリスの服はお下がりしかないからな」
「それはしょうがないじゃないですか」
「下着もお下がりしかないしな」
「な……あなたにデリカシーはないのですか?」
「あぁ、すまんな」
アリスは異世界に来て2日目であるため、
下着からドレスまで様々な衣装が足りないのである。
そのため今まで、第一王女なんかのお下がりを着ていたが、
それでは次期女王として示しがつかないのだ。
だがアリスは顔を引きつらせる。
その第一王女がニコニコと手を振りながらいるのだ。
アリスはこの第一王女が苦手である。
それはアリスの扱い方に問題があるのだ。
「アリスちゃん、相変わらず可愛いねぇ」
第一王女ミリア・アルストロメリアは、
アリスの頬に自らの頬を擦りつけ、
アリスの頭を撫でまくる。
これにはアリスも諦めの表情である。
ミリアから逃げようとしても、
足運びだけでアリスを逃がさないようにしているのだ。
ミリアは暗殺術、短剣術、操糸術、身体操作を持っていて、
暗殺者としては一流である。
そんなミリアの歩法からは、
素人であるアリスは逃げられないのだ。
「あの、そろそろ止めろミリア」
アルはぶっきらぼうに妹であるミリアを止める。
しかし、これに対してミリアは反論をする。
「そんなんだから、レイに先をこされるのではないのですか。お兄様?」
(ミリアは何を言っているのでしょうか。もしかしてディープキスのことでしょうか。それはアルに、話してはいけないのですよ。それを聞くと、アルの嫉妬が再燃してしまうかもしれないのですから)
あれから人形のように体中を計測されアリスはくたくたになっていた。
細かいデザインなどはミリアが楽しそうに決めていたので、アリスは甘えさせてもらい全てお願いをした。
(それに、世の中には便利な言葉がありますからね。お任せでお願いしますと言えばオーダーメイドならば良き感じに作ってくれるのです。前世ではオーダーメイドなんて作ったことがないから、よくわからないですが、この世界のオーダーメイド技術は凄く高い気がします)
「アリス、どうだった?」
頃合いを見て、アルが部屋に入ってくる。
「はい、問題ないですよ」
「そうか、それならお前に罰を与えねばな」
(やっぱり、アルの前ではアルが一番というルールを破ったのは許されませんか?)
どうやらアルの前でレイとマニアックなキスをしたのが許せないアルであった。
だが、ここでミリアが横やりを入れる。
「まぁまぁ、夕方からお盛んなことで」
「違う!」
「違います!」
アルとアリスは否定したが、ミリアはニヤリと笑い部屋から出ていってしまった。
あまりの怖さにレイがどこかに消えた。
おそらく、第一王子であり次期国王のアルに気を使ったのだろう。
(ですが、こういう時は消えないでほしかったです。というかアル、私をお姫様抱っこしてどこに連れていくのですか。あのお姫様抱っこは恥ずかしいのですが――いえ、逆らいません。だから、睨まないでください)
アルに連れていかれると、そこにはたくさんの女性がいた。
巻き尺や裁縫道具などがたくさん準備され端の方には布の山がある。
「あのアル、ここは?」
「服飾職人やデザイナーを集めたんだ。
アリスの服はお下がりしかないからな」
「それはしょうがないじゃないですか」
「下着もお下がりしかないしな」
「な……あなたにデリカシーはないのですか?」
「あぁ、すまんな」
アリスは異世界に来て2日目であるため、
下着からドレスまで様々な衣装が足りないのである。
そのため今まで、第一王女なんかのお下がりを着ていたが、
それでは次期女王として示しがつかないのだ。
だがアリスは顔を引きつらせる。
その第一王女がニコニコと手を振りながらいるのだ。
アリスはこの第一王女が苦手である。
それはアリスの扱い方に問題があるのだ。
「アリスちゃん、相変わらず可愛いねぇ」
第一王女ミリア・アルストロメリアは、
アリスの頬に自らの頬を擦りつけ、
アリスの頭を撫でまくる。
これにはアリスも諦めの表情である。
ミリアから逃げようとしても、
足運びだけでアリスを逃がさないようにしているのだ。
ミリアは暗殺術、短剣術、操糸術、身体操作を持っていて、
暗殺者としては一流である。
そんなミリアの歩法からは、
素人であるアリスは逃げられないのだ。
「あの、そろそろ止めろミリア」
アルはぶっきらぼうに妹であるミリアを止める。
しかし、これに対してミリアは反論をする。
「そんなんだから、レイに先をこされるのではないのですか。お兄様?」
(ミリアは何を言っているのでしょうか。もしかしてディープキスのことでしょうか。それはアルに、話してはいけないのですよ。それを聞くと、アルの嫉妬が再燃してしまうかもしれないのですから)
あれから人形のように体中を計測されアリスはくたくたになっていた。
細かいデザインなどはミリアが楽しそうに決めていたので、アリスは甘えさせてもらい全てお願いをした。
(それに、世の中には便利な言葉がありますからね。お任せでお願いしますと言えばオーダーメイドならば良き感じに作ってくれるのです。前世ではオーダーメイドなんて作ったことがないから、よくわからないですが、この世界のオーダーメイド技術は凄く高い気がします)
「アリス、どうだった?」
頃合いを見て、アルが部屋に入ってくる。
「はい、問題ないですよ」
「そうか、それならお前に罰を与えねばな」
(やっぱり、アルの前ではアルが一番というルールを破ったのは許されませんか?)
どうやらアルの前でレイとマニアックなキスをしたのが許せないアルであった。
だが、ここでミリアが横やりを入れる。
「まぁまぁ、夕方からお盛んなことで」
「違う!」
「違います!」
アルとアリスは否定したが、ミリアはニヤリと笑い部屋から出ていってしまった。
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