44 / 45
本編
39話 二人のその後
しおりを挟む
リスター侯爵領。
王都からケヴィンとセレナが来てから、一月ほどが経った。
二人は、あれからも勉強やマナーについてを学んでいた。
「リスター卿、二人のどうですかな?」
「ケヴィンとセレナはよくやっていますよ。二人とも境遇に恵まれなかっただけで、しっかりと教育をしてあげれば、まともに育ったことでしょうね」
リスター卿ととある貴族が会話をしていた。
「それはそれは、今後が楽しみですな」
「そうですね......」
二人は、そんなやり取りをしながら会話を続けて行った。
◇
リスター侯爵領にある屋敷。
「セレナお嬢様、お出かけですか?」
「ええ。久しぶりにケヴィン様とお出かけをすることになったのですわ」
「それは良かったですね。楽しんで来てください」
セレナは、ケヴィンと二人で領内を出歩くことを許されていた。
来た当初は、しっかりとした監視体制の元で自由に出歩くことさえ許されてはいなかった。
それが、セレナのこれまでの行いによって、監視は継続はされるが出歩くことは許されていた。
セレナは屋敷から出ると、領内にある噴水広場まで歩いて行った。
そこで少し待っていると、一人の男性がやって来る。
「あっ、ケヴィン様っ!」
「やぁセレナ。久しぶりだな......」
やって来たのは、セレナの婚約者であるケヴィンだった。
以前までの豊満な体形は打って変わって、引き締まった肉体に日焼けをした好青年になっている。
二人は、リスター侯爵領に来てからまともに会話をするのは、これが初めてだった。
今日はセレナがお願いをして、侯爵から会うことを許可されたのだ。
「待たせて悪かったな......」
「私も先程来たばかりですわ」
ケヴィンは、セレナ服装を見た。
以前とは違い、装飾は最低限しか施されてはおらず、量産品のドレスを着ている。
格好だけを見ると、王妃となるはずだった女性とはとても思えないだろう。
「セレナ、こんなことになってしまってすまなかった」
ケヴィンは、頭を下げてあやまる。
王太子時代の彼であれば、絶対にすることはない行為にセレナは微笑んだ。
「ケヴィン様、そんな顔をしないでください。今日は楽しみましょう」
「あ、ああ」
セレナは、ケヴィンの腕を取ると引っ張って歩き始める。
◇
時間はお昼に近付いて来た。
二人は、街中を歩き回っては会話をしながら楽しんでいた。
「セレナ、そろそろご飯にしないか?」
「いいですわね。ちょうど私もお腹がすいて来てましたの」
セレナは、「あっ」と言う。
「でも私、街中のことは詳しくありませんわ......」
「俺に任せてくれ。美味しい焼き鳥がある屋台を知っているんだ」
ケヴィンは、「こっちだ」と言ってセレナを案内し始める。
屋台の前まで来ると、懐から財布を取り出した。
「今日は俺のおごりだ!」
と言って、財布をゴソゴソとしている。
「ん? あれ?」
ケヴィンは、焦ったような表情になりあわあわとしている。
「どうしたのですかケヴィン様?」
「いや、その......」
ケヴィンは、10Cしか入っていない財布を見ながらゴニョゴニョと小さく言う。
ここの屋台の焼き鳥は、一本10Cなので今の手持ちでは二人分は購入することは出来ない。
「いや、なんでもない。おばちゃん焼き鳥を一本頼む」
「はいよ」
屋台のおばちゃんは、焼き鳥を焼きながらチラリと見て来る。
「あれ、一本だと一人分ですわよ?」
「俺、ご飯を食べて来たのを忘れてしまってたよ」
ケヴィンは、小さくグゥっとなるお腹を抑えながら言った。
「はいよ、焼き鳥4本だよ。熱いから気をつけな」
屋台のおばちゃんは、やれやれと言った様子で焼き鳥を差し出す。
「え? でも焼き鳥一本だけじゃ......?」
「あたしからのおまけだよ。ケヴィンが可愛い子を連れて来たんだ、それくらいはしなくちゃね」
「お、おばちゃん!」
ケヴィンは、目をうるうるとしながら言う。
この屋台は、仕事帰りの行きつけの店でもあり、当然おばちゃんとは顔見知りだった。
おばちゃんは情けないケヴィンを見て、あきれながらおまけをしてくれたのだ。
セレナを先にベンチまで行かせて、小さな声で言った。
「後で返しに来ます」
「いいよ、あんたの安月給じゃ大変だろう。そのかわり、二人でまた食べに来な」
「分かった!」
ケヴィンは、おばちゃんとそれだけ会話するとセレナの待つベンチへと走った。
「さぁ、食べようか」
「あ、私お茶を持って来ましたの」
セレナは、カバンからお茶を取り出して二人分用意する。
そしてベンチに座りながら、二人は外の様子を見ながら焼き鳥を口にした。
「おいしいですわ」
「ああ、お気に入りの味なんだ」
ケヴィンは、涙を流した。
「俺のせいで、こんな生活をさせてしまってすまない......いつか必ず、前のように宝石を買えるようにしてみせるから」
セレナは、そんなケヴィンを見て首を横に振る。
そして彼の手を取りながら言う。
「いいんですわ。私、宝石なんてほしくないって気が付きましたの。ケヴィン様がとなりにいてくれる、それだけで幸せですわ」
「セレナ......」
セレナとケヴィンは、二人で見つめ合った——。
王都からケヴィンとセレナが来てから、一月ほどが経った。
二人は、あれからも勉強やマナーについてを学んでいた。
「リスター卿、二人のどうですかな?」
「ケヴィンとセレナはよくやっていますよ。二人とも境遇に恵まれなかっただけで、しっかりと教育をしてあげれば、まともに育ったことでしょうね」
リスター卿ととある貴族が会話をしていた。
「それはそれは、今後が楽しみですな」
「そうですね......」
二人は、そんなやり取りをしながら会話を続けて行った。
◇
リスター侯爵領にある屋敷。
「セレナお嬢様、お出かけですか?」
「ええ。久しぶりにケヴィン様とお出かけをすることになったのですわ」
「それは良かったですね。楽しんで来てください」
セレナは、ケヴィンと二人で領内を出歩くことを許されていた。
来た当初は、しっかりとした監視体制の元で自由に出歩くことさえ許されてはいなかった。
それが、セレナのこれまでの行いによって、監視は継続はされるが出歩くことは許されていた。
セレナは屋敷から出ると、領内にある噴水広場まで歩いて行った。
そこで少し待っていると、一人の男性がやって来る。
「あっ、ケヴィン様っ!」
「やぁセレナ。久しぶりだな......」
やって来たのは、セレナの婚約者であるケヴィンだった。
以前までの豊満な体形は打って変わって、引き締まった肉体に日焼けをした好青年になっている。
二人は、リスター侯爵領に来てからまともに会話をするのは、これが初めてだった。
今日はセレナがお願いをして、侯爵から会うことを許可されたのだ。
「待たせて悪かったな......」
「私も先程来たばかりですわ」
ケヴィンは、セレナ服装を見た。
以前とは違い、装飾は最低限しか施されてはおらず、量産品のドレスを着ている。
格好だけを見ると、王妃となるはずだった女性とはとても思えないだろう。
「セレナ、こんなことになってしまってすまなかった」
ケヴィンは、頭を下げてあやまる。
王太子時代の彼であれば、絶対にすることはない行為にセレナは微笑んだ。
「ケヴィン様、そんな顔をしないでください。今日は楽しみましょう」
「あ、ああ」
セレナは、ケヴィンの腕を取ると引っ張って歩き始める。
◇
時間はお昼に近付いて来た。
二人は、街中を歩き回っては会話をしながら楽しんでいた。
「セレナ、そろそろご飯にしないか?」
「いいですわね。ちょうど私もお腹がすいて来てましたの」
セレナは、「あっ」と言う。
「でも私、街中のことは詳しくありませんわ......」
「俺に任せてくれ。美味しい焼き鳥がある屋台を知っているんだ」
ケヴィンは、「こっちだ」と言ってセレナを案内し始める。
屋台の前まで来ると、懐から財布を取り出した。
「今日は俺のおごりだ!」
と言って、財布をゴソゴソとしている。
「ん? あれ?」
ケヴィンは、焦ったような表情になりあわあわとしている。
「どうしたのですかケヴィン様?」
「いや、その......」
ケヴィンは、10Cしか入っていない財布を見ながらゴニョゴニョと小さく言う。
ここの屋台の焼き鳥は、一本10Cなので今の手持ちでは二人分は購入することは出来ない。
「いや、なんでもない。おばちゃん焼き鳥を一本頼む」
「はいよ」
屋台のおばちゃんは、焼き鳥を焼きながらチラリと見て来る。
「あれ、一本だと一人分ですわよ?」
「俺、ご飯を食べて来たのを忘れてしまってたよ」
ケヴィンは、小さくグゥっとなるお腹を抑えながら言った。
「はいよ、焼き鳥4本だよ。熱いから気をつけな」
屋台のおばちゃんは、やれやれと言った様子で焼き鳥を差し出す。
「え? でも焼き鳥一本だけじゃ......?」
「あたしからのおまけだよ。ケヴィンが可愛い子を連れて来たんだ、それくらいはしなくちゃね」
「お、おばちゃん!」
ケヴィンは、目をうるうるとしながら言う。
この屋台は、仕事帰りの行きつけの店でもあり、当然おばちゃんとは顔見知りだった。
おばちゃんは情けないケヴィンを見て、あきれながらおまけをしてくれたのだ。
セレナを先にベンチまで行かせて、小さな声で言った。
「後で返しに来ます」
「いいよ、あんたの安月給じゃ大変だろう。そのかわり、二人でまた食べに来な」
「分かった!」
ケヴィンは、おばちゃんとそれだけ会話するとセレナの待つベンチへと走った。
「さぁ、食べようか」
「あ、私お茶を持って来ましたの」
セレナは、カバンからお茶を取り出して二人分用意する。
そしてベンチに座りながら、二人は外の様子を見ながら焼き鳥を口にした。
「おいしいですわ」
「ああ、お気に入りの味なんだ」
ケヴィンは、涙を流した。
「俺のせいで、こんな生活をさせてしまってすまない......いつか必ず、前のように宝石を買えるようにしてみせるから」
セレナは、そんなケヴィンを見て首を横に振る。
そして彼の手を取りながら言う。
「いいんですわ。私、宝石なんてほしくないって気が付きましたの。ケヴィン様がとなりにいてくれる、それだけで幸せですわ」
「セレナ......」
セレナとケヴィンは、二人で見つめ合った——。
0
あなたにおすすめの小説
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
捨てられ侯爵令嬢ですが、逃亡先で息子と幸せに過ごしていますので、邪魔しないでください。
蒼月柚希
恋愛
公爵様の呪いは解かれました。
これで、貴方も私も自由です。
……だから、もういいですよね?
私も、自由にして……。
5年後。
私は、ある事情から生まれ育った祖国を離れ、
親切な冒険者パーティーと、その地を治める辺境伯様のご家族に守られながら、
今日も幸せに子育てをしています。
だから貴方も勝手に、お幸せになってくださいね。
私のことは忘れて……。
これは、お互いの思いがこじれ、離れ離れになってしまった一組の夫婦の物語。
はたして、夫婦は無事に、離婚を回避することができるのか?
死に物狂いで支えた公爵家から捨てられたので、回帰後は全財産を盗んで消えてあげます 〜今さら「戻れ」と言われても、私は隣国の皇太子妃ですので〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能、我が公爵家の恥だ!」
公爵家の長女エルゼは、放蕩者の父や無能な弟に代わり、寝る間も惜しんで領地経営と外交を支えてきた。しかし家族は彼女の功績を奪った挙句、政治犯の濡れ衣を着せて彼女を処刑した。
死の間際、エルゼは誓う。 「もし次があるのなら――二度と、あいつらのために働かない」
目覚めると、そこは処刑の二年前。 再び「仕事」を押し付けようとする厚顔無恥な家族に対し、エルゼは優雅に微笑んだ。
「ええ、承知いたしました。ただし、これからは**『代金』**をいただきますわ」
隠し金庫の鍵、領地の権利書、優秀な人材、そして莫大な隠し資産――。 エルゼは公爵家のすべてを自分名義に書き換え、着々と「もぬけの殻」にしていく。
そんな彼女の前に、隣国の冷徹な皇太子シオンが現れ、驚くべき提案を持ちかけてきて……?
「君のような恐ろしい女性を、独り占めしたくなった」
資産を奪い尽くして亡命した令嬢と、彼女を溺愛する皇太子。 一方、すべてを失った公爵家が泣きついてくるが、もう遅い。 あなたの家の金庫も、土地も、働く人間も――すべて私のものですから。
ヤンキー、悪役令嬢になる
山口三
恋愛
岸田和華(きしだわか)は異世界に飛ばされた。自分が読んでいた小説の悪役令嬢ジュリエットに憑依してしまったのだ。だが和華は短気でガサツで、中学高校と番を張ってたヤンキーだ。高貴な身分の貴族令嬢なんてガラじゃない。「舞踏会でダンス? 踊りなんて盆踊りしか知らないからっ」
一方、リアル世界に残された和華の中にはジュリエットが入っていて・・。
役立たずと捨てられた万能建築士、隣国で「聖域」を造って無双する。今さら復興のために戻れ? ご自分たちで瓦礫でも積んでいればよろしいのでは?
しょくぱん
恋愛
「お前の魔法は石を積むだけの土木作業だ」と婚約破棄されたので、城を支えていた『構造維持結界』をすべて解除して出て行きますね。今さら「城が崩れる!」と泣きつかれても、私は隣国で氷結の皇帝陛下と「世界最高の聖域」を造っていますので、一切知りません。
王国唯一の建築魔導師アニエスは、その地味な見た目と能力を理由に、王太子シグムンドから婚約破棄と国外追放を言い渡される。 彼の隣には、派手な光魔法を使う自称聖女の姿があった。
「お前の代わりなどいくらでもいる。さっさと出て行け!」 「……分かりました。では、城にかけていた『自動修復』『耐震』『空調』の全術式を解約しますね」
アニエスが去った直後、王城は音を立てて傾き、噴水は泥水に変わり、王都のインフラは崩壊した。 一方、アニエスは隣国の荒野で、呪われた皇帝レオンハルトと出会う。彼女が何気なく造った一夜の宿は、呪いを浄化するほどの「聖域」だった。
「君は女神か? どうか私の国を救ってほしい」 「喜んで。ついでに世界一快適な住居も造っていいですか?」
隣国がアニエスの力で黄金の国へと発展する一方、瓦礫の山となった母国からは「戻ってきてくれ」と悲痛な手紙が届く。 だが、アニエスは冷ややかに言い放つ。 「お断りします。契約外ですので、ご自分で支えていればよろしいのでは?」
これは、捨てられた万能建築士が隣国で溺愛され、幸せを掴む物語。 そして、彼女を捨てた者たちが、物理的にも社会的にも「崩壊」し、最後には彼女が架ける橋の『礎石』として永遠に踏まれ続けるまでの、壮絶な因果応報の記録。
王太子妃専属侍女の結婚事情
蒼あかり
恋愛
伯爵家の令嬢シンシアは、ラドフォード王国 王太子妃の専属侍女だ。
未だ婚約者のいない彼女のために、王太子と王太子妃の命で見合いをすることに。
相手は王太子の側近セドリック。
ところが、幼い見た目とは裏腹に令嬢らしからぬはっきりとした物言いのキツイ性格のシンシアは、それが元でお見合いをこじらせてしまうことに。
そんな二人の行く末は......。
☆恋愛色は薄めです。
☆完結、予約投稿済み。
新年一作目は頑張ってハッピーエンドにしてみました。
ふたりの喧嘩のような言い合いを楽しんでいただければと思います。
そこまで激しくはないですが、そういうのが苦手な方はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる